春のウォーキング

20230405walking1.jpg ■昨日のことです。午前中は、深草キャンパスの研究部へ行きました。人事異動で研究部の事務部長が新しい方に変わったので、世界仏教文化研究センターの運営に関して、意見交換をさせていただきました。その後、深草キャンパスのREC(龍谷大学エクテンションセンター)の職員さんに、魚のゆりかご水田や世界農業遺産に関連する「大人の体験学習」のことで相談を行いました。すると、大学執行部に予算がカットされたとのことで、今年度の「大人の体験学習」の実件は厳しくなりました。辛いな〜。まあ、仕方がないですかね。私自身は、とやかく言える立場にありませんし…。気持ちを切り替えます。でも、何らかの形で実現させようと思っています。臥薪嘗胆です。

■この「大人の体験学習」、どのような企画かといいますと、世界農業遺産や、昨年、世界農業遺産に認定された「琵琶湖システム」について学びながら、「琵琶湖システム」の中核にある「魚のゆりかご水田」で、田植えや稲刈りの作業に参加し、水田に琵琶湖の魚が遡上していることを観察します。そして「魚のゆりかご水田」で収穫された米で醸された日本酒に関しても学び、そして「琵琶湖システム」が生み出した様々な美味しい「幸」と共に、日本酒を味わう…そのような企画です。どうでしょうか。「世界農業遺産」の「琵琶湖システム」を、頭と心と胃袋で味わう企画です。

■その後のことです。深草キャンパスから京都駅までは重いリュックを背負ってウォーキングを行いました。最近、スマホにウォーキング/ランニングのためのアプリをインストールしました。そのアプリでは、消費カロリーが188kcal消費でした。でも、思いリュックを背負っていたのでもうちょっと消費しているかな。汗もかきました。とはいえ、ひたすらトレーニング的にウォーキングをしていたわけではありません。歩きながらも、京都の街中の春を探索しました。たとえば、アスファルトの隙間から、野生のスミレが咲いていたりするんですよね。私、スミレが大好きなんです。こういう「春の発見」のたびに(そして信号でストップするたびに)、スマホのアプリを止めるというのは、ちょっと面倒くさかっのたですが…。

■深草キャンバスから京都駅に向かう途中で、鴨川を渡ります。鴨川の岸辺には桜が植えてあります。かなり大きく成長した桜が花を咲かせています。素敵です。写真を拡大してご覧いただくとわかりますが、桜の花の下で、お弁当を召し上がっている方がおられます。いいですね〜。自転車に乗ってこの桜のところまでやってこられているようです。昼休みの昼食を、お花見をしながら楽しんでおられるのでしょうか。素敵ですね。こんな感じでウォーキングをしながら、京都駅に到着しました。そのあとは、JR琵琶湖線で瀬田キャンパスに向かいました。

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■JR京都駅から瀬田駅まで電車で移動しながら、「さて、瀬田駅からキャンパスまで歩こうか、それともバスにしようか」と若干思案しましたが、結局、「歩こう!!」と決めました。瀬田駅からキャンパスまでは、ずっと坂道の登りなので(最後は少しだけ降りますが…)、負荷がかかってウォーキングとしては良いですしね。距離は2.95km、163kcal消費しました。深草キャンパスから京都駅までの分も合わせると、6.14km、351kcal、1時間15分ほどのウォーキングでした。

■瀬田駅からは、春を楽しみながらゆっくり歩きました。特に、キャンパスのある瀬田丘陵の春を楽しみました。瀬田キャンパスでは、おそらくミツバツツジだと思いますが、ピンクの花をあちこちに咲かせていました。森林に囲まれたキャンパス、素敵です。でも若い学生さんたちには評判がよくないのです。周りに何もないし、街中から離れているからでしょう。私のようなおじいさんにとっては、四季折々の自然の移り変わりを楽しむことができるので、素敵なキャンパスなんです。ただ、私が勤務する社会学部は、2025年には京都の深草キャンパスに移転します。実は個人的には少し残念な気持ちもあります。まあ、大学の発展のためにはそんなことは言っておられないのですが。
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■ところで、このウォーキングのゴールは、吹奏楽部の部員の皆さんが新歓の活動をされているブースでした。頑張って勧誘されていました。ひょっとすると、部員が一時的には200人を超えるかもしれません。
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桜の盆栽

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■桜の投稿ばかりで申し訳ないです。まあ、桜の季節だからしょうがいないなと思っていただければ。滋賀の桜もピークを過ぎたように思いますが、我が家の桜はこれからが満開です。そう、桜の盆栽です。以前の投稿にも書きましたが、娘が「母の日」のプレゼントに送ってくれたものです。届いた時は、綺麗に咲いていたのですが、その後、花が咲かなくなりました。今年は、ちょっとこまめに手入れをして、肥料も与えました。すると、たくさんの蕾をつけて花を咲かせてくれたのです。素人考えですが、肥料がうまく効いたのかなと思っています。来年は、少し大きめの鉢に移そうと思っています。盆栽の桜も、盆栽なりに成長してくれるようです。

2023年度の時間割を一部修正いたしました。

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■留学生別科の授業である「日本の文化と社会B」につきましては、当初、「前期・火曜日の4講次(深草キャンパス)」としていましたが、「後期・火曜日の4講次(深草キャンパス)」であることが昨日明らかになりました。私の不注意です。従いまして、時間割を修正することにしました。よろしくお願いいたします。
■火曜・前期 社会学入門演習10組  2-113
■水曜・前期 地域再生の社会学 3-106
■木曜・前期 社会学入門演習1組 2-109
■金曜・前期 地域エンパワねっと・大津中央 6-101第1GW
社会学入門演習IIA 2-112

JR大津駅の桜

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20230402ohtsu_sakura2.jpg■今日は入学式でした。仕事が終わった後は、大津駅行きのバスに乗り、JR大津駅から帰ることにしました。毎年楽しみにしているのですが、駅に隣接したところにある桜の巨木が見事に花を咲かせていました。さて、今日の素敵な(私にとって)出来事について書いておこうと思います。

■帰宅時に、バス停に向かって歩いていると、入学の記念写真を親子で撮っておられるその横を通ることになりました。近づくと、その学生さん、そしてお母様も笑顔で会釈してくれました。入学したての学生さんなので、私が担当している1回生の入門ゼミの人かなと思って聞いたら違っていました。昨年の秋に実施された推薦入試の面接でお会いしていたのだそうです。女子ソフトボールの選手です。頑張ってください‼︎

■帰りは、繰り返しになりますが、大津駅行きのバスに乗りました。大津駅に着くと、同じバスに乗っていた今度は男子学生さんが挨拶してくれました。やはり1回生のゼミの方かなと思いお聞きしたところ、違っていました。やはり推薦入試の面接でお会いした方でした。私の方は、お2人とも記憶にないのですが、それでもわざわざ挨拶をしてくださると、嬉しくなりますね。ありがとうございました。

瀬田キャンパスでのパレード

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■先端理工学部と社会学部の入学式の合間に、学友会宗教局主催のパレードで、吹奏楽部が演奏をさせていただきました。

2023年度の入学式

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■朝、少しだけ庭の世話をし、弁当を作り、出勤しました。今日は入学式です。社会学部の入学式は14時から。早く到着したので、某自治体との地域連携のことなど、社会学部教務課の課長さんに少し相談をした後、樹心館の前で、今度は宗教部の課長さんからLGBT関連の取り組みについてお話を伺いました。今日は、13時半から吹奏楽部のパレードもあります。いよいよ新年度が始まった(始まってしまった…)という感じですね。でも、気持ちの切り替えができなかったな〜。大きな赤ちゃんですが、生まれたばかりのお釈迦さまです。

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■新年度になりました。あまり気持ちの切り替えがうまくできません。春期休暇でしっかりとリフレッシュできれば良かったのですが、そういうわけにもいかず、ずっと仕事をしながら、気持ち的にはずるずると新年度に突入してしまいます。まあ、仕方がありません。とはいえ、時々、近所の植物を鑑賞したり、自宅の庭でガーデニングをすることで自分を癒しています。特に、自宅のガーデニングは気軽にできるので、庭があって良かったと思っています。またまた、そのような内容の投稿です。

■写真ですが、昨日、撮った自宅近くの桜です。SNSでは、たくさんの方達が桜の風景や桜の花をアップされているのをお見かけします。ということで、私も投稿いたします。写真には映っていませんが、桜の向こうには琵琶湖の北湖や伊吹山を見ることができます。もっとも、この季節はその景色も霞んでいますけどね。ところで、我が家には桜の樹はありませんが、桜の盆栽はあります。娘が母の日にプレゼントしてくれたものです。今年はたくさんの蕾を膨らませています。昨日の午後、ひとつ、開花しました。嬉しいです。心の中で桜の盆栽に「咲いてくれてありがとう」と感謝します。

■今日は、深草キャンパスの入学式で、明日は私が勤務する社会学部のある瀬田キャンパスの入学式になります。瀬田キャンパスにもたくさんの桜が植えてありますが、明日はまだ散らずに桜の花が残っているかな。残っていたらいいのですが。

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■先日の投稿で、お世話になっている庭師さんに、庭の法面に芝桜を植えていただいたことを書きました。芝桜が満開になることを期待しています。でも、芝桜のように「派手」な花だけでなく、庭の片隅で静かに花を咲かせているものもきちんと気遣っています。写真はハナニラです。嬉しいな。毎年、咲いてくれます。日陰の場所なんですが、「頑張ってね」と応援しています。

■そのすぐ近くに咲いているのは、タチツボスミレです。どこにでもある、ごくごく普通の野生のスミレなんですが、他のいわゆる雑草は抜き取ってしまうのに、このタチツボスミレについてはそのままにしています。依怙贔屓しています。すると、このタチツボスミレが少しずつ増えてきました。小さい小さいスミレなんですが、とっても嬉しいです。あとホタルブクロもそのままにしています。花が咲くのは夏ですが、葉っぱを見ただけで「これは、ホタルブクロだな」とわかるようになりました。だから、抜かずに残してあります。夏になったら、たくさん咲いてくれるかな。

「無理なく、楽しく、続けられる」やり方で

■最近注文している若者のお一人、土肥潤也さん。大変面白い活動をされています。その土肥さんのfacebookへの投稿です。「無理なく、楽しく、続けられる」やり方で、「自分たちが住みたいまちは自分たちでつくっていく、自分たちの生活圏を自分たちで豊かにしていくことが必要」、その通りだと思います。

■土肥さんは、ご自身のfacebookへのご投稿を公開されています。といことで、このブログに「埋め込み」しようと思ったのですが、うまくいきません。以下は、転載させていただきます。

無理なく、楽しく、続けられる。
思うに、コミュニティスペースはできる限り民間資金をベースにしながらやった方が良いんじゃないかと。
というのも、行政資金などに依存してしまうと、どうしても行政の事情に合わせないといけないし、何より予算が切れたらそこで終了になってしまいます。
首長が変わったり、行政の方針が変わったりで、運営していたコミュニティスペースを泣く泣く手放すことも経験してきました。あのときは、なんとも無念でした。
(自分は若くして行政事情で事業がスパッと切られた経験が、いまの考え方のベースになっている気がします。つまりは依存度高すぎるとやばいぞと。だからと言って完全に行政と関わらないわけではないけれど)
もちろん子どもや若者の居場所など、収益化しづらい領域もあるので、そこは社会保障として取り組んでもらうのが良いとは考えています。
だけど、全体的な流れとしては、行政予算はどんどん縮小するし、自活する方法をなんらか考えないといけません。
つまりは自分たちが住みたいまちは自分たちでつくっていく、自分たちの生活圏を自分たちで豊かにしていくことが必要です。
一方で、完全市民活動的にコミュニティスペースをつくって、運営に疲弊して無くなっていく場もいくつか目にしてきました。
運営が大変な割に儲からないし、どんどん利用者からは求められることが多くなる。それに葛藤する運営者の皆さんともたくさん出会ってきました。
さんかくをはじめて3年。
さんかくの経験をもとにいろんなコミュニティスペースづくりに伴走させてもらってきました。
めちゃくちゃ儲からないけど、ちゃんと黒字でまわる。そして、地域を豊かにしていく。そんな市民主体の場をもっと全国あちこちに増やしていきたいのです。
そこではじめるのが、「コミュニティスペースの学校」です。
https://cs-school.jp/
キャッチコピーは、無理なく、楽しく、続けられる。そんな場が今の時代だから必要です。
ちなみに、、、
行政主体の場でももちろん大歓迎です。一緒に持続可能な形を考えましょう!

■この引用の中にある、「コミュニティスペースの学校」についても、ぜひリンク先をご覧ください。こういう形での事業化ってありなんですね。

芝桜の植栽

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■昨日は、お世話になっている庭師さんに、朝からお仕事をしていただきました。以前、庭の法面に面したところに植えていたブラシノキが大きくなりすぎたので抜いていただいたのですが、今日はそのかわりに新しくツリバナを植えていただきました。ブラシノキはオセアニアの植物ですが、ツリバナは日本の里山に見かける低木です。派手さはありませんが、落ち着いた感じで気に入っています。そして、引き続きシバザクラの苗を植えていただいています。来月末には、きっと満開になってくれと思っています。とっても楽しみです。

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■少し庭の様子についても…。六波羅蜜寺の空也上人立像。空也の開いた口から木造の小さな阿弥陀立像が六体現れ出てくるあの像といえば、おわかりいただけると思います。ちょっと妄想が過ぎると思われるかもしませんが、この季節、我が家の庭に植えてあるジューンベリーを見ると、あの空也上人立像を思い出すのです。このジューンベリーの芽が、空也の開いた口から現れた小さな阿弥陀仏のように見えるのです。阿弥陀仏が空に向かって乱舞しているようなイメージが心の中に湧いてきます。以前にも似たような投稿したかもしれません。だから、来年も似たような投稿をするかも。そのうちに、「そんな投稿していたっけ?」となるような気がします。

■そばに寄ってみると、小さな花の芽が縦に連なっています。それが広がるのです。白い花が咲きます。そして名前の通り、6月になると赤い実が成るのです。去年もたくさん収穫し、我が家の冷凍庫に眠っています。大学に持っていき、学生さんたちと一緒にジャムにする予定だったのですが、そのチャンスを逸してしまいました。今年もたくさん収穫できそうです。

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■ジューンベリーの芽が阿弥陀如来に見える私には、オトコヨウゾメの若葉と蕾が天使に見えます。クリオネってありましたよね。形はクリオネに似ているな。流氷の天使の別名がありますものね。ということで、天使の乱舞です。でも、コウモリに見えないこともありません…。となるとドラキュラなんかを連想してしまいます。いやいや、やはり天使ということにしておきましょう。天使の乱舞です。オトコヨウゾメですが、普通に雑木林にみかける低木のようです。小さな白い花が咲き、秋には赤い身がなります。紅葉した後、葉は黒くなって落葉します。庭師さんの話では繊細な低木のようで、西陽が強いとうまく育たないようです。我が家の庭は、西陽は隣の家で遮られるので、なんとか元気よく育ってくれているようです。

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高島市役所での聞き取り調査、棚田サミットの報告書。

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■今週の火曜日、午前中は大津市役所で今年度最後の「大津市協働を進める三者委員会」でした。いったん帰宅して昼食を済ませ、午後は高島市役所へ移動しました。市役所では、総合戦略課の課長さんからお話を伺いました。まあ、聞き取り調査ですかね。高島市は、2022年の市人口が転入が転出を3人上回る「転入超過」となったことが、ニュースになりました。そのこととも関係するのですが、高島市への移住促進や関係人口の創出に関する取り組みについてお話を伺いました。また、高島市と龍谷大学との連携に関しても意見交換を行いました。楽しい聞き取り調査でした。写真は、帰りの電車の中から撮ったもの。今日は天気が良いし、気分が良いです。
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20230329tanada_summit.jpg ■高島市役所では、昨年の秋に開催された「第27回全国棚田サミット」の報告書をいただきました。事例発表、基調講演、3つの分科会、全ての記録がこの報告書の中に収められています。力が入っています。文字起こしも、業者さんに委託せず、全て市役所の職員の皆さんでされたのだそうです。そのような作業、今回の棚田サミットの成果を、改めて深く理解する上で良い経験になったとのことでした。ちなみに分科会のコーディネーターは、龍谷大学の3人の教員が担当しました。社会学部の坂本清彦先生、経済学部の西川芳昭先生、そして私です。また、この3人に加えて、社会学部の岸本文利先生、農学部の山口道利先生、金子あき子先生、田邉公一先生も一緒に、あわせて7人で高島市からの委託研究に取り組んできました。前述したように、この棚田サミットをひとつのきっかけとして、これから高島市と龍谷大学の連携がさらに深まっていけば素敵だなと思っています。

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