芝桜の植栽
■昨日は、お世話になっている庭師さんに、朝からお仕事をしていただきました。以前、庭の法面に面したところに植えていたブラシノキが大きくなりすぎたので抜いていただいたのですが、今日はそのかわりに新しくツリバナを植えていただきました。ブラシノキはオセアニアの植物ですが、ツリバナは日本の里山に見かける低木です。派手さはありませんが、落ち着いた感じで気に入っています。そして、引き続きシバザクラの苗を植えていただいています。来月末には、きっと満開になってくれと思っています。とっても楽しみです。
■少し庭の様子についても…。六波羅蜜寺の空也上人立像。空也の開いた口から木造の小さな阿弥陀立像が六体現れ出てくるあの像といえば、おわかりいただけると思います。ちょっと妄想が過ぎると思われるかもしませんが、この季節、我が家の庭に植えてあるジューンベリーを見ると、あの空也上人立像を思い出すのです。このジューンベリーの芽が、空也の開いた口から現れた小さな阿弥陀仏のように見えるのです。阿弥陀仏が空に向かって乱舞しているようなイメージが心の中に湧いてきます。以前にも似たような投稿したかもしれません。だから、来年も似たような投稿をするかも。そのうちに、「そんな投稿していたっけ?」となるような気がします。
■そばに寄ってみると、小さな花の芽が縦に連なっています。それが広がるのです。白い花が咲きます。そして名前の通り、6月になると赤い実が成るのです。去年もたくさん収穫し、我が家の冷凍庫に眠っています。大学に持っていき、学生さんたちと一緒にジャムにする予定だったのですが、そのチャンスを逸してしまいました。今年もたくさん収穫できそうです。
■ジューンベリーの芽が阿弥陀如来に見える私には、オトコヨウゾメの若葉と蕾が天使に見えます。クリオネってありましたよね。形はクリオネに似ているな。流氷の天使の別名がありますものね。ということで、天使の乱舞です。でも、コウモリに見えないこともありません…。となるとドラキュラなんかを連想してしまいます。いやいや、やはり天使ということにしておきましょう。天使の乱舞です。オトコヨウゾメですが、普通に雑木林にみかける低木のようです。小さな白い花が咲き、秋には赤い身がなります。紅葉した後、葉は黒くなって落葉します。庭師さんの話では繊細な低木のようで、西陽が強いとうまく育たないようです。我が家の庭は、西陽は隣の家で遮られるので、なんとか元気よく育ってくれているようです。