春の祭典
![]()
■週末、Twitterの広告に釣られてApple Musicをクリックしてしまいました。料金を払ってはいるのですが、これまであまりきちんと利用できていなかったのです。加えて、【本日発売・配信開始です!】という文句に惹かれてしまいました。聴いたのは、パーヴォ・ヤルヴィ指揮、NHK交響楽団の最新録音『ストラヴィンスキー:春の祭典』です。これをBluetoothで20数年前の古い古いステレオに飛ばして聴きました。もちろん、20数年前のステレオにBluetoothの機能はついていません。当時は、そんなものは存在していませんでした。電化製品の量販店でBluetoothのレシーバーを買って、ステレオに取り付けたのです。
■しかし、「もっとApple Musicを使わないといかんな〜…」と思ってしまっている時点で、もうApple社の思う壺なのかもしれません。Apple社だけではなく、私のライフスタイルはGAFA(Google,Amazon,facebook,Apple)に完全に従属してしまっています。加えて、日々実感することはないのですが、お金を払ってサービスを購入し、様々な情報を「無料」で提供しているわけです。今日も、Amazonで注文リスト増やしたし、Googleドライブを仕事で使ったし、facebookはヘビーユーザーですし、この投稿をしているのもMacですし…。
■これまでApple Musicをあまり利用していないこともありわかっていなかったのですが、「春の祭典」が終わったら、自動的に「あなたのお好みかも」というのを配信してきました。これって、BGMみたいな感じなのかな。次はカラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニー交響楽団のベートーベンの交響曲7番でした。
面白いTシャツ
■真夏、自宅では普段着としてTシャツを着ています。出かける時も、ちょっとお洒落なTシャツを着ることとがあります。今年は、新しいTシャツを3枚ほど書いました。2枚の普段着Tシャツと、1枚のお洒落なTシャツです。私はよくわからないのですが、Tシャツっていうのは、毎年買い換えるものなのですかね。知り合いに、一夏でちょっと首や裾のあたりが伸びてくるので、ワンシーズンでおしまいにする…という人がいました。私からすれば、もったいない…という感じです。
■それはともかく、お洒落なTシャツは、様々な古墳をデザインしたものです。普段着の方にTシャツは、縄文時代の土偶が描かれています。何も、そんな変わったTシャツを着なくても…とお思いでしょうが、変わったTシャツをきたかったのです。もう1枚は、これ。なにやら鳥羽僧正の鳥獣戯画を思い出しますね。実際、鳥獣戯画をもとにデザインされています。よく見ると、跳ぼうとしているカエルの足を、ウサギがしっかり捕まえて邪魔をしているように見えます。違います。これ、組体操です。カエルとウサギが、力を合わせて「サボテン」の型の組体操をしているところなのです。カエルの口の開き具合がいいですね〜。
『いつでも君のそばにある 小さなちいさな優しい世界』(リト)
![]()
![]()
■素敵です〜。童話を題材に、心の中に浮かぶ物語が、葉っぱの切り絵として表現されています。新聞で作者・リトさんのことを知り、早速、この本を買い求めました。Twitterにも投稿されています。この本の「おわりに」には、「あの時『ADHD』という言葉に出会っていなかったら、きっとこんな人生の転換には巡り会わなかった」と。私は、このリトさんの気づきがとても大切なことだと思います。詳しくは、以下の動画をご覧ください。
[シブ5時] 発達障害 個性を生かした “葉っぱの切り絵アート” | NHK
「奈良博三昧」
![]()
![]()
![]()
■先日の日曜日に、吹奏楽コンクール関西大会が、奈良文化会館で開催されました。コンクール当日、朝が速いので、前日から宿泊することにしました。そして、せっかく奈良に行くのだからと、奈良国立博物館の特別展「奈良博三昧」を観覧することにしました。展示品の中に、鬼をやっつける神々が描かれていました。平安末期から鎌倉初期にかけての作品のようです。
■上から順番に、「神虫」、「鍾馗」、「天刑星」です。いずれの神様も迫力があります。「神虫」の強さは半端ないですね。「鍾馗」は少しメキシコっぽいな〜。「天刑星」は鬼を酢につけてボリボリ食べています。こういう作品をみると、新型コロナ(=現代の鬼)をやっつけてくれる神様に登場してほしいという気持ちになります。平安時代の人々の気持ちがよく理解できます。今回の展覧会は、写真OKなので撮影させてもらいました。
■吹奏楽コンクールで奈良に行くついででしたが、良かったです。皆さんもぜひ…とお勧めしたいところですが、簡単に出かけるわけにいきませんね。残念だけど、不要不急と思います。
奈良博三昧
特別展「奈良博三昧―至高の仏教美術コレクション―」では写真撮影が可能です
Paul McCartney en Pub Philharmonics - VideoLyric
■こういうことが起きたら、素敵だな〜。ポール・マッカートニーは79歳。こういう年代を超えて人びとを夢中にさせるアーティストって、日本だと誰になるのでしょうね。
北陸演奏旅行で舳倉島へ
![]()
![]()
![]()
■あれから40年ちょっと過ぎてしまいました。叔父の葬儀を一昨日終えたばかりだし、時の移ろいの早さに「もののあわれ」のようなものを感じるな。
■先日、フランスで俳優として頑張っている同級生の島岡現くんが、学生時代に所属していた関西学院交響楽団の頃の写真をドサッと送ってきてくれました。「自分が持っていても役立てられないので…」という理由で送ってきてくれたのです。送ってくれた写真は、国内の演奏旅行とソビエト演奏旅行の時のものです。アップしたものは、北陸演奏旅行の時のものです。石川県のずっと沖合いにある舳倉島(へぐらじま)まで行って、島の分校で演奏してきた時のものです。地図を見ていただきたいのですが、舳倉島は、輪島の沖合にある岩礁のような複数の島々のさらに沖合いにあります。陸地からは50kmほど離れているようです。この島にオーケストラ(プロではなく学生オケですが…)がやってきたのは、おそらくこの時が初めてではなかったでしょうか。
■舳倉島へは、石川県の輪島から船に乗って行くことになります。今は高速フェリーで80分ほどで行けるようですが、昔はゆっくりした連絡船が就航しているだけでした。かなり揺れて、行きは一部の人たち(私を含む)は、かなりひどい船酔いになりました。島に到着するとフラフラだったように記憶しています。集合写真は、私のいた学年のものです。左端にいるのが、島岡現くん。当時のジーンズは「ベルボトム」という裾広がりのデザインですね。時代を感じます。
「サマーコンサート2021」、無事に終演いたしました。ありがとうございました。
![]()
■皆さん、龍谷大学吹奏楽部の「サマーコンサート2021」をYouTubeでご視聴いただき、ありがとうございました。
■コロナのため長らく合奏ができませんでしたし、合奏が許可されてからサマーコンサートまではたった3週間しかありませんでした。午前中のリハーサルが終わった後も、演奏が困難なところについては、最後まで調整が行われました。最後のところで、グッと集中力を高めていったことで、本版では素敵な演奏を聞かせてくれました。これからは、コンクール、夕照コンサート、定期演奏会に向けて練習を積み重ねてまいります。どうか引き続き応援をよろしくお願いいたします。
たくさんのコメントありがとうございます!
1部のステージはいかがでしたでしょうか。
引き続き2部のポップスステージもお楽しみください(*^^*) pic.twitter.com/UwXPyAeNJZ— 龍谷大学吹奏楽部 (@ryu_windmusic) July 11, 2021
先ほど、サマーコンサート2021が終演いたしました。
ご視聴いただいた皆さま、ありがとうございました!#龍谷大学吹奏楽部#龍吹サマコン2021 pic.twitter.com/am2poZve8H
— 龍谷大学吹奏楽部 (@ryu_windmusic) July 11, 2021
いよいよサマーコンサート
こんにちは☀️
現在、びわ湖ホールにて明日のサマーコンサートに向けてのリハーサル中です!
明日の本番は14時30分からYouTubeにて配信予定です。14時からは過去の演奏会映像を観ることができますので、ぜひそちらもご視聴ください😊#龍谷大学吹奏楽部#龍吹サマコン2021 pic.twitter.com/eTfA0JMhXM— 龍谷大学吹奏楽部 (@ryu_windmusic) July 10, 2021
■いよいよ明日は龍谷大学吹奏楽部の「サマーコンサート」が、明日、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで開催されます。今日は前日ということで、びわ湖ホールでリハーサルが行われていま。本来であれば、部長を務めている私もリハーサルにいなくてはいけないのですが、大変残念なことに、今日はzoomを使ってこれから出版する環境社会学関係の本の編集会議が開かれており、仕事優先ということで参加することができません。明日は、朝一番でホールに向かおうと思っています。「サマーコンサート」がYouTubeで配信されます。14時半からです(配信開始は14時から)。
「ボレロ・イン・ポップス」
![]()
![]()
![]()
![]()
■7月11日、滋賀県立琵琶湖芸術劇場びわ湖ホール大ホールで、龍谷大学吹奏楽部のサマーコンサートが開催されます。今回は、コロナ感染のこともあり、YouTubeチャンネルにて無料・生配信をいたします。本番までは、あと2日になりました。新年度になり緊急事態宣言が出て以降は、個人練習以外行うことができませんでした。合奏ができない期間が長かったにも関わらず、部員の皆さんはよくここまで頑張ってこられたなあと思います。
■火曜日に、2限と4限と5限に授業がありましたが、仕事が終わった後、瀬田キャンパスの青朋館にある吹奏楽部の練習場に向かいました。この日の練習は、「ボレロ・イン・ポップス」でした。「イン・ポップス」とタイトルに入っていることからもわかるように、ラヴェルの「ボレロ」をポップス調(少しラテンっぽく?!)に編曲した作品です。今日も、部員の皆さんの演奏を楽しむことができました。誤解を招く言い方かもしれませんが、このように編曲された作品だと、もう少し「妖艶」にというか、ちょっと色気を出して極端に演奏しても良いのではないかと思うのですが、それは私のようなおじいさんの感覚でしょうかね。本番までに、どう仕上げていかれるのか、楽しみです。
地域とアート
![]()
■滋賀県立近代美術館がリニューアルし、6月27日に「滋賀県立美術館」として再開館しました。詳しくは、こちらをご覧ください。
■滋賀県立美術館は、龍谷大学瀬田キャンパスの近くにあります。ともに、文化ゾーンの中にありますが、私自身はたまに訪れるだけで、積極的に足を運ぶことはありませんでした。今日は、その美術館の副館長をされている木村元彦さんを訪問しました。大津市内のとある地域で、アートによる地域活性化に取り組もうという話があるのですが、そのことに関して、少しアドバイスをいただくためです。2018年12月のことになりますが、facebookの鉄道好きのつながりの中で親しくしていただいている芦田繁樹さんを通して、木村さんとご縁をいただくことになりました。場所は、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」です。人の出会いやつながりは大切だな〜と、今日も改めて思いました(そして、「利やん」についても、ありがたいな〜と、とっても思っています)。
■今回、木村さんには、いろいろ貴重なアドバイスをいただくことができました。また、館内で開催中の展覧会をご案内いただきました。木村さんに、ひとつひとつ解説していただきながら展示を楽しむことができました。とても贅沢な時間を過ごすことができました。観覧している最中に、お一人の学芸員の方ともお知り合いになることができました。これからご相談に乗っていただけそうです。ありがたいです。
■美術館は、建物自体は大きく変わっていませんが、館内の雰囲気は大きく変わりました。来館する人びとの「リビングルーム」を目指しているそうです(以前は、「県民の応接室」)。日常生活とシームレスにアートの世界がつながるって、素敵じゃないですか。今日は、年間パスポートも入手しました。職場に近いわけですから、これからは頻繁にこの美術館に通うことにします。現在、開催されている展覧会については、別に投稿しようと思います。