鹿児島の路面電車
▪️昨日から龍谷大学吹奏楽部の演奏旅行後半に同行するために鹿児島にきています。ところで、昨日、新幹線を降りて鹿児島中央駅から外に出て街を眺めた時にまず目に入ってきたもの、それがこの「ぼんたんあめあ」の大きな広告でした。このお菓子の会社=セイカ食品株式会社は、鹿児島に本社があります。個人的にはとても懐かしいです。少年の頃、遠足の時によく持って行ってました。少年時代は九州にいましたから、思い出深いお菓子です。
▪️「ボンタンアメ」の次に目に飛び込んできたのは、路面電車でした。路面電車のある街って素敵でよすね。少し前のことになりますが、保護者懇談会で岡山と広島に出張しました。この両市とも路面電車が走っていました。道が広いことと路面電車は関係しているのでしょうか。また、道が広いことと戦災とは、なんらかの関係があるのでしょうか。
▪️ところで、鹿児島中央駅の停車駅に行って路線図を眺めてみました。ありました、ありました「脇田」という停車駅が。ただし、「わきた」ではなくて「わきだ」と読むようです。ちなみに私と同じ苗字の脇田って方、鹿児島には多いのですが、こちらも「わきだ」とお読みするのかもしれませんね。ちなみに、私の脇田の脇の字は、戸籍上は月に刀が3つです。
▪️この路面電車、少し変わった形をしています。3両編成のようですが、両橋の運転席のある部分はとても短いです。Facebookにどうしてこのような形をしているのかなと投稿したところ、鉄道関連の企業にお勤めのBさんがきちんと解説してくださいました。珍しい電車を拝見できて、65歳のおじいさんですが、喜んでいます。
低床部分を少しでも多くとるために、台車を運転席直下に置いたものです。台車間隔が大きくなるとカーブやポイントが曲がれなくなるため、客室(低床)部分をフローティング車体として関節構造になっています。意欲的な車両ですが、構造が特殊すぎデッドスペースも大きいため鹿児島市電だけの採用となりました。
中間車体は両端を台車付き運転席部分に引っ掛けてぶら下がっている形ですね。
隠れ念仏と涙石
▪️校友会鹿児島県支部が結成40周年を迎えられたということで、本日は、西本願寺龍鹿児島別院で記念イベントが開催されます。前半は、入澤崇学長による記念講演会「自省利他と仏教SDGs」、後半は谷大学吹奏楽部による演奏です。
▪️昨日は、イベント会場である別院でリハーサルが行われました。私が別院に到着した時、まだリハーサルまでに時間があったので境内にある「涙石」を拝見させていただきました。かつて薩摩藩は300年にわたって真宗を禁じていました。そして300年間にわたって弾圧してきました。密かに信仰する人びとを捉えて割木の上に座らせ、この石を抱かせて自白を迫りました。「隠れ念仏」です。この石には殉教した方達の苦しみの涙が染み込んでいます。ということで、今回の鹿児島までの新幹線のお供は五木寛之さんの『隠れ念仏と隠し念仏』でした。隠し念仏の方は鹿児島県ではなくて岩手県です。私は岩手県にもご縁をいただいているので、とても気になっていますが、今回はまずはこの「涙石」を拝見して深く感じるものがありました。
龍谷大学吹奏楽部の鹿児島演奏旅行(2)
▪️龍谷大学吹奏楽部のツイート(今は「X」のポスト)です。コロナ禍のため、ずっと大学生らしい課外活動もできなかったのですが、やっと思う存分演奏旅行にも行けるようになりました。素敵な笑顔がいっぱいですね〜。昨年の演奏旅行は、岐阜でしたが、部内に陽性者が出たため、一般公演が中止になりました。今年は、今のところそのようなこともなく、皆さん元気に演奏をして鹿児島の皆さんと交流をされています。今日から、部員の半分の皆さんは関西に戻りますが、残りの半分の皆さんは明日の鹿児島別院本堂での演奏会のために鹿児島で頑張っています。夕方からリハーサルです。私もそこに合流します。
▪️以下をクリックすると、龍谷大学吹奏楽部のツイート(今は「X」のポスト)をご覧いただけます(いただけるはずです…)。
「唐湊幼稚園」
「鹿児島情報高校」
「原良小学校」
龍谷大学吹奏楽部の鹿児島演奏旅行(1)
dth]▪️今日から鹿児島に出張です。龍谷大学吹奏楽部の演奏旅行に合流します。明日、鹿児島にある西本願寺鹿児島別院本堂で、龍谷大学校友会(同窓会組織のことです)鹿児島支部結成40周年記念行事が開催され、入澤崇学長の記念講演会の後、吹奏楽部が演奏会を行います。参加費無料、事前申込不要だそうです。鹿児島の皆様、九州の皆様、よろしければご参加ください。
▪️今日は夕方から別院本堂でリハーサルが行われます。ということで、JR京都駅から鹿児島中央駅まで新幹線で移動します。京都駅のみどりの窓口で、乗り換えが楽だし運賃も安いからと勧められて、新神戸駅で「のぞみ」から「さくら」に乗り換えました。新神戸駅で「さくら」がやってくるのを待っていると、よくある電子音ではなくジャズの演奏が流れてきました。曲はあのチャップリンの「スマイル」。へ〜っと思いました。素敵じゃないですか。ジャズの街をアピールしているのですね。ネットで調べると、こんな記事が見つかりました。神戸は生まれ故郷なんですが、神戸にいたのは、0歳から4歳まで、そして16歳から25歳まですし、震災もあってか街の雰囲気がすっかり変わってしまったので、なんだか今では他所の街のような感じではあります。でも、そのうちに遊びに行きますから。
第30回夕照コンサート
▪️昨日、「第30回夕照コンサート」が、瀬田キャンパスの瀬田ドームて開催されました。近隣の中学や高校の吹奏楽部の皆さんが演奏をしてくださいました。ありがとうございました。会場は満員でした。ご来場くださった近隣の地域の皆様、ありがとうございました。最後は、龍谷大学吹奏楽部の演奏でした。
▪️今回嬉しかったことは、まずは、3回生の学生指揮者が「壁」を乗り越えて、立派に指揮をされていたことでしょうか。ここ数週間でものすごい進歩があったと思います。それは、指導者の先生方や周りの部員の皆さんも同様のご意見でした。部員のみなさんからの信頼を糧に、学生指揮者としてさらに成長していただきたいと思います。また、カラーガードの知り合いの部員さん、以前よりも格段に上手に踊っておられました。みなさん、成長されていますね。立派です。部長としては、普段の練習の積み重ねで、個々の部員の皆さんがどのように成長されているのか、もっと知りたいと思っています。
▪️トップは、龍谷大学吹奏楽部の演奏がスタートした時のものです。水色のTシャツを着ていますね。水色は演奏する人たちです。それに対して薄い緑Tシャツはこの夕照コンサートをサポートするスタッフの皆さんです。中高の吹奏楽部の皆さんも水色のTシャツを着ておられます。ちなみに、今回は、近江高校と近江兄弟社高校が出演できませんでした。近江高校は、27日(つまり本日)に開催される関西吹奏楽コンクールに滋賀県代表として出場するため、近江兄弟社高校は諸般の事情で今回残念ながら出演を辞退されました。
▪️写真、もう少し説明しておきます。2段目右側。大門副学長が指揮をされています。夕照コンサートの最後に、主催者側を代表して挨拶をされた後、会場の皆さんと一緒に「ふるさと」を歌う際、指揮棒を振られました。事前に、吹奏楽部の練習場で練習もきちんとされた結果、無事に指揮を終えることができて安心されていました。3段目。最後のアンコールの様子です。右側は「マツケンサンバ」を演奏しているところです。
▪️昨日は、集中講義の「びわ湖・滋賀学」が無事にスタートを切れましたし、夕照コンサートでの演奏にも感動し、加えて部員の皆さんの成長も嬉しかったこともあり、吹奏楽部の幹部の方たちと瀬田駅前の居酒屋「きこ」で打ち上げをしました。
集中講義「びわ湖・滋賀学」と「夕照コンサート」
▪️本日26日、そして明日の27日、1日おいて29日、それから31日と9月1日、集中講義「びわ湖・滋賀学」が開講されます。滋賀県立琵琶湖博物館の学芸員の先生方にほとんど講義をしていただきますが、授業では、先端理工学部の横田岳人先生にも1コマ授業を担当していただきます。私はコーディネーターとして、講義全体のサポートをしつつ、イントロのオリエンテーションや若干の展示解説を担当します。最初の最初の3日間はオンライン、残りの2日は対面式での授業になります。こういったハイブリッド型の授業の開催、今年で3回目になりますが、社会教育機関である琵琶湖博物館との連携をさらに深め、龍谷大学瀬田キャンパスならではの教養科目に発展していけばなあと考えています。
▪️1日目の「びわ湖・滋賀学」が終了したのち、15時半から瀬田キャンパスの瀬田ドームで「夕照コンサート」が開催されます。うまい具合に、集中講義の1日目が終了した後です。例年のように午前中のリハーサルから見学することはできませんが、本番は間に合います。楽しみにしています。今日も、夕照コンサートに出演する龍谷大学吹奏楽部部員の皆さん、リハーサルに取り組んでおられました。
▪️夕照コンサート、以下の学校や団体が参加されます。
瀬田北中学校吹奏楽部、東大津高等学校吹奏楽部、玉川高等学校吹奏楽部、草津東高等学校吹奏楽部、石山高等学校吹奏楽部、近江兄弟社高等学校吹奏楽部、近江高等学校吹奏楽部、比叡山高等学校吹奏楽委員会、
龍谷大学吹奏楽部、龍谷大学バトン・チアSPIRITS
『聴かずぎらいのための吹奏楽入門 』と有吉佐和子『複合汚染』
▪️今日、リュックの中に弁当や水筒と一緒に入れてきた本です。ただいるだけの部長だけど、もっと深く吹奏楽を楽しめたらとの思いから購入しました。『聴かずぎらいのための吹奏楽入門 』。おそらくコンクールで多くの学校が演奏してきた50曲の解説が、漆畑奈月さんと小室敬さちさんのお二人の対談の形式で、丁寧に行われています。今は、YouTubeでいろんな演奏を簡単に知ることができるので、重ねて読むとわかりやすいのかもしれませんね。本の情報は、こちらからどうぞ。漆原奈月さんの情報は、こちらです。
▪️もう一冊は、有吉佐和子さんの(1931年- 1984年)『複合汚染』。有吉さんは、1984年に53歳で亡くなっておられるのですね。この本は、1975年に出版されました。私の年代以上、あるいは近い人は、この『複合汚染』について、それなりにご存じなのではないでしょうか。これから来年度にかけて取り組む仕事に必要かなと判断し再読しています。この本が出版された頃の社会状況も含めて理解したいからです。時代の文脈のようなものを再確認したいのです。さまざまな公害や環境問題に関係する市民運動にも影響を与えたのではないかと思います。
▪️この有吉佐和子さんについては、朝日新聞で環境社会学者の友澤悠季さんが解説を書いておられました。たまたま彼女とは、学会に関わることでオンラインで会議をすることがあったのですが、その会議の後に、解説を書いておられることに気がつきました。私が手元に持っているこの『複合汚染』は新潮文庫ですが、1995年に出版されたものです。この段階で四十刷。もう、紙は茶色くなっています。字が小さい…。
関西吹奏楽コンクール金賞、全国大会へ。
本日、第73回関西吹奏楽コンクールにおいて、当部は金賞を受賞し、関西代表として全日本吹奏楽コンクールへの推薦をいただきました。
ご声援をくださった皆さま、本当にありがとうございました。
全国大会に向け精進して参りますので、今度とも龍谷大学吹奏楽部の応援をよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/1R2W1vb1Gx— 龍谷大学吹奏楽部 (@ryu_windmusic) August 19, 2023
▪️昨日、守山市の守山市民ホールで開催された「関西吹奏楽コンクール・大学の部」で、龍谷大学吹奏楽部は金賞を受賞するとともに、関西代表として宇都宮で開催される全日本吹奏楽コンクールに推薦をいただき出場することになりました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。全日本吹奏楽コンクールは、10月28日(土)に宇都宮市文化会館で開催されます。
2019年の関西吹奏楽コンクール
▪️龍谷大学吹奏楽部の部長に就任した年の関西吹奏楽コンクールで金賞を受賞した時の写真です。2019年です。
▪️吹奏楽のことについて何も知らない私は、若い頃からずっと吹奏楽に関わってきた知人から、いろいろ話を聞かせてもらっていました。そして、「もし、関西代表に選ばれなかったら、部員の中に全国大会を経験した人がいなくなるわけで、これは大変なことになるな」、そう思って心配していました。結果、この年、青森で開催された全国大会に3年ぶりに出場することができました。審査結果を会場で聞きましたが、その時の感動を今でもありありと思い出すことができます。私の横では、副部長が涙を流して喜んでおられました。
▪️2020年度の全国大会はコロナ禍により中止になりましたが、2021年度(高松)、2022年度(北九州)と、連続して全国大会に出場し金賞を受賞することができました。学生の皆さんの日々の懸命な努力、監督とコーチそして学外の先生方の丁寧で的確な指導、大学からの支援、この3つがうまく噛みあっているからなのかなと思っています。
▪️昨年度まで関西の代表枠は1校だけでしたが、今年度からは2校になりました。もちろん、代表枠が2校になったからといって、油断できるはずもありません。ライバル校の吹奏楽部の皆さんも、「今年こそは全国大会に行くぞ!!」と相当頑張ってこられていると思います。龍谷大学吹奏楽部は、明日も大学の練習場で最後の練習に取り組み、夕方から開催されるコンクールに出場します。大学の部に出場するのは、龍谷大学、立命館大学、関西大学、滋賀県立大学、近畿大学、京都産業大学、関西学院大学、神戸学院大学の8大学です。龍谷大学は一番最初に演奏します。圧倒的な演奏で、全国大会に進んでもらいたいと思います。