多文化共生


▪️この本を購入しました。手元に届いています。夏期休暇中に読みたいと思います。以下の記事では、この本の著者である岡崎広樹さんが、多文化共生のためのポイントなついて語っておられます。

「ヘイトスピーチもあった埼玉の団地で外国人と共生。大切なのは世代間交流でした」

草ぼうぼうの土地から考える

▪️私が暮らしているところは、もともと丘陵地(地元の農村地域の里山)だったところを戸建住宅団地として造成した、よくある住宅地になります。里山が住宅地になったところは、「〜ヶ丘」、「〜平」、「〜台」という地名が付けられていることが多いように思います。燃料革命や化学肥料の登場で資源採取の場としての里山が必要で亡くなったことに加えて、高度経済成長期以降、都市の人口増加に伴いその周辺地域に住宅地を求める需要が生まれたことで、結果として都市郊外の鉄道駅の周囲の里山は住宅地として売却され住宅地が造成されていきました。地域によって時間差はありますが、ほぼそのような理由で都市郊外に住宅地が生まれていきました。もちろん、農村の市街地化とともに農地が売却されて住宅地になっていったところも多数あります。

▪️ところが、最近は、新規の住宅地の造成はあまり行われていないのではないかと思います。それどころか、高度経済成長期が終わった後に造成された住宅地であっても、子どもが成長し、老夫婦2人だけになった世帯、そして高齢者の独居世代が増えてきました。さらには、独居されていた方が高齢者施設に入ったり無くなったりすると、空き家が生まれてきます。人口減少、都心回帰の傾向の中で、子どもの世代は、もう実家には戻ってきません。私が暮らしている地域は、まだまだ小学生よりも小さな子どもたちが暮らしていますが、開発が1980年代に始まった隣接する住宅地では、少しずつ厳しい状況が生まれていると聞いています。

▪️私が暮らしている地域の話に戻りましょう。たくさんの戸建て住宅が立ち並んでいる中に、たまに住宅がまだ建設されていな土地があります。おそらくは、造成後、元々の地主さんに配分された土地なのではないかと推測しています。農地として使っておられる場合もあります。柑橘類や梅などの樹木を植えておられる場合もあります。草はぼうぼうですが一応農地として使っておられるような土地もあります。しかし、何もせずに草がぼうぼうを通り越して大変なことになっている土地もあるのです。

▪️これも私も想像ですが、資産的保有をされていても面倒なので土地の管理ができていないのではないでしょうか。現金が必要になった時、子ども世代が住宅地として利用する時のために、配分された土地を農地として活用しながら保有しているのではないかと推測しています。あくまで私の想像です。ある土地は、年に1回か2回、軽トラックでやってこられた地主さんらしき方が草刈機で草を刈り取っていおられます。しかし、全く何もされていない土地がありました。ところが昨日、そこの横を通りかかった時に、複数の高齢者の方達が生い茂った草の刈り取りをされていました。5人くらいだったかな。刈り取った草を大きな立方体の袋に詰め込んでおられました。その袋には、「シルバー人材センター」と書かれていました。地主さんは自分ではもうできないので、「シルバー人材センター」に依頼されたのかなと、これもまた勝手に想像しています。

▪️どのような事情があるかは別にして、「シルバー人材センター」にご依頼されるのもひとつの方法でしょうね。これまでは、なんとか自助努力して欲しいよなと、心の中では思っていました。そういう土地の横にお住まいの方は、いろいろ辛い思いをされているではないかと思ったからです。公道沿いの並木の剪定、その下にある低木の管理等については行政がされているのでしょうが、剪定や管理の回数が限られているので、ここからはすぐにススキの類が生えてくるのです。これも困ったことだなと思っています。勝手に刈っても良いものやら…。どうなんでしょう。できれば、自治会の活動である公園の草刈りと同じように、こういうところも手をつけたいなと思うのですが、どうでしょうか。社会全体として高齢化と人口減少が進み、財政難で行政サービスが低下していくことは必至な状況で、コミュニティとしてそのような社会状況にどう対応して世代交代や新陳代謝をはかっていくことが大切だと思うのです。個々の世帯が、住民同士がバラバラのままだと、いわゆる限界ニュータウンに向かっていくスピードは速くなってしまいます。

▪️高齢になりご自身ではできない庭の剪定を地域のボランティアグループが代わりにされているコミュニティを知っています。そういうコミュニティが草津市にあります。そのボランティアグループは、高齢者の住宅の庭の剪定だけでなく、コミュニティ内部の公共空間にシバザクラを植栽されるなど、コミュニティ全体の景観の維持にも努めておられました。そうやってコミュニティの整備をしていくことが、結果として空き家にならずに不動産の売買にもつながっていく可能性が高まると考えておられるようです。荒れ放題の庭だらけ、あるいは不快な場所が散見されるコミュニティの住宅は不動産として売れないからです。こういうことに危機意識を持つことはなかなか大変です。長い時間の中でじわじわっと進んでいくからです。このような景観の維持に限らず、子どもや高齢者にも優しいコミュニティづくりの活動をされているところもあります。そのような様々なコミュニティづくりの活動が、生活のQOLを高めるとともに、持続可能性を高めていくことにもなるように思います。コミュニティの評価につながっていけばとも思います。仮に「ここは地域活動があまりなくて楽ですよ」というような状況だと、短期的にはそう感じられても、中長期的には困ったことになるのではないかと思います。

吹奏楽コンクール京都府大会

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20230808concours2.jpg▪️ 今日は京都コンサートホールで、京都府吹奏楽コンクール大学の部が開催されました。龍谷大学吹奏楽部は特別演奏で、審査を受けず、次の関西大会に進出します(正しい説明かどうか自信がありませんが…)。贔屓目でしょうが、若林義人監督の指揮での演奏、圧倒的でした。すごいな〜。

▪️写真は、演奏の後の写真撮影の様子です。2枚目は、トランペットパートの指導してくださっている早坂宏明先生(元京都市交響楽団)ですね。トランペットパートの皆さん、とても素敵な笑顔ですね。先生からの丁寧なご指導で、納得のいく演奏ができたのかな。

▪️明後日は、関西大会前のホールを借りての練習。15日から18日までは合宿で、19日は関西大会当日になります。今年から関西代表は1校から2校になりました。龍谷大学はきっと全国大会に行くと信じていますが、いつものように隙のない磨き上げた圧倒的な演奏で会場を感動させて欲しいです。関西代表になると、次は、10月28日に宇都宮で開催される全国大会になります。

審議会・NPO

20230807insect_cage ▪️今日の午前中は滋賀県環境審議会自然環境部会に出席しました。私は、この審議会の委員ではないのですが、今回の議題が「(仮称)次期生物多様性しが戦略について」ということで、専門委員として出席しました。これまで滋賀県の「滋賀生物多様性地域戦略策定に係る専門家会議」や「生物多様性しが戦略推進専門家会議」で一緒にいろいろ議論をしてきた滋賀県立大学の上田洋平さんや琵琶湖ホテルの菊地玲奈さんも一緒です。

▪️ただ、いろいろ思うところもありました。戦略策定がまとめられたとして、その戦略を展開していく戦術や作戦にあたる取り組みが具体的にはどういうものなのか。今あるさまざまな施策とどう関連づけていくのか、その辺りのことがとても気になりました。策定はこれからです。期間が短い中で大変な作業だなと思いますが、事務局の皆さんに頑張って取り組んでいただきたいと思います。この点に関して付け加えれば、次期の「生物多様性しが戦略」が、すでに動き始めているMLGs(マザーレイクゴールズ)とどう連関していくのか、その具体的な姿も知りたいなと思いました。もうひとつ、地域の金融機関にも関心を持っていただき、生物多様性に取り組む民間企業を応援するような事業に取り組んでいただきたいとも思っています。

▪️午後からは、特定非営利活動法人「琵琶故知新」の仕事でした。以前から、NTT西日本滋賀支店さんと、地域の課題解決に関してご相談を積み重ねてきたのですが、支店長さんが交代されたということで、ご挨拶と意見交換の場を作っていただきました。お会いできて良かったです。

▪️そのあとは、引き続き特定非営利活動法人「琵琶故知新」の用事でした。事務局長さんのと藤澤栄一さんと一緒に法務局に行き、法人登記に関して提出すべき書類の指導をしていただきました。こういった一連の事務作業を全て藤澤さんにやっていただいていたのですが、結構、複雑で煩雑であることに驚きました。NPOの実務に長けておられる方からすれば、どうってことのないことなのかもしれませんが、私には複雑で煩雑に感じられてしまいました。慣れないといけませんね。

▪️ 写真は、この投稿の中身と全く関係がありません。中心市街地を移動している時に、丸屋町商店街の花屋さんの前を通りかかった時、虫の鳴き声が聞こえてきたのです。虫籠がぶら下げてありました。中にいるのは、キリギリスかな。まだ真夏ですけど。秋がもうじきやってきますかね。

中央学区夏祭

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20230807summer_festival3.jpg▪️昨日は、「地域エンパワねっと・大津中央」(龍谷大学社会学部・社会共生実習)で学生さんたちと一緒に、中央学区(大津市)で開催された「中央学区夏祭」に参加しました。場所は、中央小学校の校庭です。以前にも夏祭に参加した経験がありますが、以前にも増して、若いご家族の皆さんの参加が多いことに驚きました。素晴らしいですね。マンションがどんどん建設されて、マンションに転居されてくる家族が増えたからです。今は、教室が足らないくらい。知らない間に建物が増築されていました。

▪️たくさんの屋台というかテントが並んでいました。子ども向けのテントには、長蛇の列ができていました。私はというと、生ビールや缶のハイボールを購入して、校庭の真ん中のテントの下で、地元の古老の皆さんといろいろお話をさせていただきました。たくさんのテントでゲームや飲食のサービスを提供しているのは、体育振興会の皆さんです。頑張っておられます。素晴らしいですね。でも、こういう地域活動の担い手不足には困っておられるようです。もっと正確にいうと、これまで頑張ってこられた方達が高齢化しているのに、後継者が現れない…ということのようです。

▪️私が校庭の真ん中にある休憩用のテントで地元の古老の皆さんと地域の現場についていろいろお考えをお聞きしている時、学生さんたちは会場で子ども会育成連絡協議会で開催している「キッズクラブ」の活動について、アンケート形式でお話を伺っているようでした。この活動も後継者の問題を抱えています。で、ようでしたというのは、人が多すぎて学生さんたちを見つけられなかったからです。見つける前に、知り合いの方と話を始めてしまったのです(飲み始めてしまったのです)。

▪️すると、後ろから2名の学生さんに声をかけてもらいました。思っていたのと違って、大変そうでしたが、「自分たちが思っていた仮説みたいなんが違ってたとわかって、修正をかけることができて、むしろ良かったや〜ん、君らもビール飲んでええよ〜」と気分が良くなっていたおじいさん(私は)は言ったのですが、飲んでいるような余裕はなかったようです。

▪️夏祭が終わったあと、テントでお世話をされていた若いお父さんにも少しお話を伺うことができました。やはりマンションに転居されてきた方でした。こういった地域活動に参加されて、大変だけど充実感があるとお話ししてくださいました。「大変さ」と「充実感」を天秤にかけてみると若いお父さんの心の中では、「充実感」の方が重かったのかなと思います。いろいろな考えがあるのでしょうが、個人的には、大変だけど充実感がある…と感じる方が増えていけばと思いますし、そのような気づきが生まれる何か仕組みや仕掛けって、どのようなものなのかなと思っています。

オープンキャンパスで社会共生実習の紹介をしました。

20230807open_campus1.jpg ▪️ この前の日曜日は、龍谷大学はオープンキャンパスの日でした。たくさんの高校生と保護者の皆さんがお越しくださいました。ありがとうございました。私もこのオープンキャンパスで、ちょっと仕事をさせていただきました。社会学部の地域連携型プロジェクトである社会共生実習のプロジェクトのなかの、私が担当している「地域エンパワねっと・大津中央」の紹介をさせていただきました。

▪️教員が紹介をしても面白くないと思い、過去に「地域エンパワねっと」を履修した学生さんたちにご自身の経験を語っていただきました。今日は、KさんとYさんが報告してくれるはずだったのですが、Yさんが体調を急に悪くして、私がYさんのかわりに報告をすることになりました。もちろん、ずっと指導してきたことなので代役を無事に務めることもできました。Kさんは、事前にしっかり練習をしてきてもらったようで、とても自然でなめらかなプレゼンでした。この実習を修了しKさん、これまでのプロセスも含めて、とっても成長されたなあ〜と思います。

▪️Kさんのプレゼンをご覧いただいた高校生の保護者の方からは、「しっかりしたプレゼンでした」との感想をいただきました。ある意味で、Kさんは高校生の皆さんのロールモデルになれたのかもしれませんね。良かったと思います。今後、龍大社会学部に入学される皆さんには、ぜひこの社会共生実習を履修していただきたい思います。

▪️Kさんが取り組んだプロジェクトは「中央の記憶 レトロ写真展」(2022年度)、Yさんが取り組んだプロジェクトは「あつまれ!みんなで作る絵本館」(2021年度)です。活動内容については、以下の報告書からご覧いただけます。

「龍谷大学社会学部 2022年度社会共生実習活動報告書」
「龍谷大学社会学部 2021年度社会共生実習活動報告書」

【追記】▪️オープンキャンパスということで、キャンパス内は高校生の皆さんや保護者の皆さんがおられて普段とは違った雰囲気でした。赤いTシャツを着た「龍谷大学アドミッション・サポーター」の学生の皆さんが張り切って笑顔で活動されていました。普段は深草キャンパスの入試部に勤務されている知り合いの職員さんにも出会うことができました。瀬田キャンパスのオープンキャンパスの運営にあたっておられました。とても良い顔をされていました。働きがい、やりがいを感じている人の顔でした。素敵ですね。

▪️オープンキャンパスでの仕事を終えた後、大津の中心市街地に向かいました。今年度「地域エンパワねっと・大津中央」を履修している学生さんたちのチームと一緒に、中央学区自治連合会顧問のAさんに、これからの活動に関してご相談をするためです。Aさん、いつも学生の皆さんを応援してくださいます。ありがとうございます。「失敗してもええやないですか」という一言で、学生さんたちの気持ちもかなり楽になったのではないかと思います。「地域エンパワねっと」では、これまで地域(中央学区)の皆さんに様々なアドバイスやご支援をいただいてきました。「社会共生実習」の前身である「大津エンパワねっと」の時代からですから、もう17年になります。ということは、最初にこの実習を履修した人たちは、もう40歳近くになっているのかな。ずいぶん長く、この実習に関わってきました。とはいえ、私が退職すると同時に、この「地域エンパワねっと・大津中央」は終了することになります。退職後は、1人のおじいさんとして、何らかの形で、この地域と関わらせていただくのではないかなと思っています。

酷暑の夏

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▪️庭の草木が暑さで弱ってきました。枯れたり、萎れたり…。気を揉んでいます。一昨日の夕方のことになりますが、庭に水を撒き始めたら、私が暮らしている琵琶湖の南湖の西側ではなく、東側に黒い雲が広がっていました。そうこうしているうちに、雷の音がし始めました。ひょっとして、雨が降ってくれるのかな…と期待しましたが、ゴロゴロと雷の音がするだけで、ちっとも雨は降ってくれません。たまに、夕立があっても良いと思うですが。ところが、その時、滋賀県からのメールで「土砂災害降雨危険度情報」が届きました。そのメールには、大石という大津の南部の地域で激しい雨が降っているとのことでした。局所的に雨は降ってはいるのですね。

▪️昨日の大津の最高気温は38℃を超えました。一日、エアコンを効かせた自宅で仕事をしていたので、暑さを感じることはありませんでしたが、庭は暑さで相当ダメージを受けています。シバは一部葉が茶色になってきました。心配。毎日しっかり水を撒いているのですが…。昨日は夕方から庭に水を撒きながら、枯れてしまった葉を取り除きました。ひょっとすると、朝と夕方、2回水を撒かないとダメなのかなとも思っています。でも、この暑さの中でも平気なのが、雑草のメヒシバですね。強いですよ。昨日は徹底して取り除いたので、少しはましになったかな。

▪️昨日、ヒメダカを飼っている池の水が蒸発してきたので、貯め置きしているバケツの水を入れようとしたんですが、お湯になっていて…。ぬるま湯。これはあかんと、今朝、水温が下がっているのを確かめて池に流し込みました。通常、夕方に水遣りをしているのですが、強い日差しで毎日萎れてしまうツワブキとクリスマスローズにも水をやっておきました。毎日萎れて、夕方にしっかり水をやると朝には復活。そういうのをここしばらく、繰り返しています。負担がかかっているのではと心配しています。

▪️写真は、庭の隅に咲いていたアカンサスモリスです。アカンサスモリスは、大型の宿根草で、初夏に花穂を伸ばして花を咲かせます。背丈は、私よりも高くなります。我が家では2mを超えます。古い建物では建築のデザインにこの植物が取り込まれているようです。写真は茶色くなっています。花びらも散っています。先月、花が終わりました。いつもであれば、花が終わったら花穂を切り取ってしまうのですが、今年はそのまま放置しておきました。すると、種ができていました。葉の方も強い日差しで日焼けして弱っているような。色が変わってきました。いつもお世話になっている庭師さんからは、「アカンサスモリス、夏は休眠期となるので葉も地際から切って大丈夫です」との連絡が入りました。そのうちに切ろうと思います。写真は、アカンサスモリスの種です。

ミッドナイト・ウォーキング

20230804midnight_walking.jpg▪️一昨日、いやいや昨日の夜中ですね。夜中であるにもかかわらず、ウォーキングしました。ミッドナイト・ウォーキング。距離にして5kmほど。最後は少し疲れてしまって、タクシーを見つけたのでそれで帰宅しました。

▪️もっと正確にいうと、終電で寝過ごしてしまったのです。駅3つ分。慌てて降りた駅でタクシー会社に電話しても、1時間以上かかりますとのことだったので、「だったらと歩くか」と歩き始めたのでした。もちろん、自宅に電話をしてみましたが、家族はもう寝ていますよね。覚悟を決めて、2駅分歩きました。この日は、社会学部教職員の懇親会「おうみ会」でした。4年ぶりです。場所は、「フォーチュンガーデン京都」。暑い日が続いているのですが、コロナ感染を気にする方がおられて、屋上での開催になりました。また、風が吹いていたので、なんとかなりましたが…。その京都で懇親会を終えた後、たまたま帰りの電車で一緒だった同僚お2人と山科で二次会。気がつくと大変な時間。なんとか最終電車には乗れました。しかし安心したせいでしょうか、寝過ごしてしまったのです。呑んだ後のウォーキングはしんどいです。

▪️大津市に転居して、JR湖西線を利用して通勤するようになりました。これまで寝過ごしたことはないのか…。あります。1駅乗り越したことは、覚えていないくらいあります。1駅だとまだなんとかなります。ところが、一度、6駅乗り越したことがありました。まわりは田園風景が広がる場所ですので、タクシーは無理です。仕方がないので、その時は、家族に電話をしてなんとか迎えにきてらいました。

▪️同僚や親しい事務職員の方達との会話の中で、眠って乗り越してしまった話は武勇伝のようにお聞きすることがあります。例えば大阪から通勤されている方の場合であれば、最寄り駅で降りず寝過ごしてしまい、気がついたら西明石、姫路まで行ってしまっていたというような類の話ですね。お酒を召し上がらない方達は、なんてアホなんやろ…とお思いでしょうね。はい、あほです。

『ぼくらの冒険期 親子で語る前向き休学のススメ』(原俊和・原俊英)

20230804.jpg▪️原俊和さんと息子さんの共著である『ぼくらの冒険期 親子で語る前向き休学のススメ』が手元に届きました。

▪️かつてフルマラソンに取り組んでいた頃がありました。その始まりは2012年、54歳の時になります。もちろん、自分からフラマラソンに取り組もうと発心したわけではありません。その時の社会学部教務課長が原俊和さんでした。社会学部教務課で、突然、私の方に歩み寄ってこられ、「せんせー、フルマラソンを走りましょう。私が指導します」と言われたものですから、あまり深く考えずに「はい」と答えてしまったのでした。

▪️原さんのご指導で順調に身体が変化していきました。小手調べのハーフマラソンも、原さんの予想を超える時間でゴールできました。次は、フルマラソンです。フルマラソンへの初挑戦は、2012年11月23日の「福知山マラソン」でした。なんと、原さんに伴走していただきながらの初挑戦でした。原さん、優しい方です。行動力のある方だと思います。ところが、残念ながら、私は28kmあたりで、右ふらはぎの肉離れのためリタイアしてしまいました。残念。その日、リタイアしたマラソンの後、原さんのお宅にご招待いただきました。その時にお会いしたのが、原さんと共著者である長男の俊英くんでした。俊英くんはまだ中学1年生でした。坊主頭の小柄でかわいらしい少年でした。懐かしいです。

▪️この本は、俊英くんが1年間大学を休学し、日本中を旅して、いろんな方達に出会いながら成長していく冒険記です。そういう息子さんを信じて応援する父親の原さんにとっても冒険記なのだと思います。だから、タイトルは「ぼくらの」になっています。私も含めて多くの親は、もし子どもが1年間大学を休学して旅をしたいなどというと、「何をアホなこというてるねん、ちゃんと勉強して、就職しなさい」と言うのではないかと思います。原さん、そして原さんの奥様であり俊英くんのお母様でもある純子さんは、違っていました。ご夫婦は、お子さんを信じて、お子さんが本気になってやりたいこと、取り組みたいことを懸命に応援されてきました。この続き、皆さんも実際にこの本を手に取ってお読みいただければと思います。

2023夏原グラント 市民環境講座第2回目「活動を楽しく継続していくために」(2)

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▪️先日、講師をつとめた平和堂財団夏原グラント市民講座の写真、事務局のしがNPOセンターの方から送っていただきました。ありがとうございました。私が手に持っているのが、ダンボールでできた「えんたくん」です。

2023夏原グラント 市民環境講座第2回目「活動を楽しく継続していくために」(1)

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