映画「ブルーボーイ事件」特別試写会とスペシャルトーク
▪️11月6日(木)15:30から龍谷大学で映画「ブルーボーイ事件」特別試写会とスペシャルトークが行われます。一般の方も参加できます。無料です。詳しくは、リンク先をご覧ください。
50年ぶり、49年ぶりの母校
▪️研究室から社会学教務課まで歩いていく途中(わりに距離があるのですが…)、おふたりの高齢の男性が、研究室のある聞思館に掲示してあるキャンパスマップの前で悩んでおられました。「どこかお探しですか?」とお尋ねすると、生協を探しておられていました。生協の購買部です。昔の生協の場所のあたりを探しておられたのかもしれません。
▪️こちらのおふたり、龍大の卒業生でした。卒業以来、はじめて母校を訪問されたのだそうです。卒業後は、神戸と大阪で高校の教員を務められてきました。卒業して50年と49年とおっしゃっていたので、現在は、72歳と71歳ということでしょうか。ということは、67歳の私とあまりかわらないですね。「おふたりの高齢の男性が」と書きましたが、私も第三者からみたら「高齢の男性」なんです。同じ前期高齢者というカテゴリーです。はい、自覚しています。それはともかく、学生として在籍されていた頃、「むかしは『深草砂漠』と呼ばれてなにもなかったんですよ。当時は、学部も少なかったですしね」と話してくださいました。すっかり母校が変わっていることを実感して、ちょっと浦島太郎状態だっのかもしれませんね。
「お店のブラ調査 2025」
▪️京都の老舗の環境NPOに「環境市民」という団体があります。そこに勤務されている堀孝弘さんは、長年にわたりプラスチックの問題に取り組まれています。その堀さんから、調査の依頼がありました。できるだけたくさんの方達に参加してほしいそうです。下記の説明をお読みいただき、賛同できる方は、ぜひご協力ください。
「お店のブラ調査 2025」ご参加・ご協⼒ください 転送・シェア歓迎
◆おしえて、あなたが感じる店頭プラ包装︕多い︖ちょうどよい︖
京都の認定 NPO 法⼈環境市⺠からのご案内とお願いです。
今秋「お店のプラスチック調査 2025」を実施中です。ぜひご参加・ご協⼒ください。
グーグルフォームを活⽤し、簡単に回答していただけます。調査票は以下のサイト(またはコメント欄の QR コードす)からアクセスしていただけます(紙版の調査票も⽤意しています)。
お店のプラ調査 2025 全国調査票
https://forms.gle/pM7htVvRnp3DUziS7
◆おしえて、あなたが感じる店頭プラ包装
昨年、全国のスーパーマーケットを調査し、1,180 店の⻘果物売り場での野菜・果物のはだか売り率として、12.5%という平均値を得ました(詳しい報告はこちら https://wp.me/s7SsLU-a )。
ほとんどプラ包装されている実態を具体的なデータで表しましたが、今年は、「おしえて、あなたが感じる店頭プラ包装」をテーマに、「プラ包装を減らした⽅がよい」と思う⼈が多いか、「これでよい」と思う⼈の⽅が多いか、消費者・学⽣の「思い」を集めています。環境問題やプラ問題への関⼼の有無に関係なく、多くの⼈に参加していただきたいと願っています。
昨年の調査結果と消費者の思いを合わせて、プラ包装を(できるところから)減らす⼒にしたいと思います。
◆こんな調査です。お買い物のついでに⾏ってください。
対象店舗はスーパーマーケットです。いつも⾏く店、たまたま⽴ち寄った店、どの店でも結構です。他の⼈と調査店が重複してもオーライです。期間は 12 ⽉ 15 ⽇までです。
⻘果物売り場を⾒渡して、無包装で売られている(はだか売り)野菜や果物が棚⾯積全体の何%を占めるか、「0%」から「91%以上」まで7つの選択肢のうち、「近い」と思ったものを選んでください。店頭で調べてもらうのは1項⽬だけ。⽬視調査ですので、商品を数えてもらう必要はありません。
そのほか、調査に参加してどう感じたか、3問お尋ねします。プラ包装が多い、ちょうどよい、減らした⽅がよい、減らす必要はないなど、これも選択肢から最も近いものを選んでいただきます。
調査の内容について、以下のサイトで紹介しています。
お店のプラ調査 2025「おしえて、あなたが感じる店頭プラ包装」
(紙版の調査票はこのサイトからダウンロードしていただけます)
https://horitakahiro.sakura.ne.jp/2025/09/15/b/
問い合わせ先
〒604-0934 京都市中京区麩屋町通⼆条下る 第⼆ふや町ビル 206 号室
特定⾮営利活動法⼈環境市⺠ 電話: 075-211-3521 FAX: 075-211-3531
お店のプラスチック調査プロジェクトリーダー 堀 孝弘 thori0420@gmail.com
【ハイライト】関西学院大学vs.関西大学|2025年10月13日【関西学生第5節】
▪️昨日はスポーツの日(国民の祝日)でしたが、龍谷大学は授業実施日でした。とはいえ、全国的には祝日なので、強い関心をもっている関西学生アメリカンフットボールリーグの試合も行われました。動画のハイライトは、関西学院大学ファイターズvs.関西大学カイザースの試合です。第5節(総当たり戦の5試合目)です。試合結果ですが、引き分けになりました。母校である関西学院大学は、第4クォーターの最後は17対10でリードしていたのですが、最後の3秒で関西大学のタッチダウンパスを許し、トライフォーポイントも成功で同点となりました。同点なんですが、関学側のがっかりした様子がよく理解できました。
▪️スポーツ新聞のネット記事「スポニチアネックス」では、以下のように書かれています。残念なプレーミスが続いていたわけです。ある知人は、「このレベルの試合でQBがファンブルやインターセプトで相手にボールあげてたら勝ち目は無いですね。むしろ引き分けでよかったかもです。まあ、今のうちでよかったとも言えますけどね」と意見を聞かせてくれました。なるほど。記事のなかでも、「この段階で、課題が出て良かった」と語っている部員さんがおられますね。
「(最後の)状況の準備が足りてなかった。オフェンスはターンオーバーが…。こういう展開になるべく、こっちがミスをしている」
大村和輝監督はラストシーンより、そこに至る過程を引き分けの要因に挙げた。第3QにQB星野太吾(2年)がファンブル、秀太(4年)がインターセプトと兄弟が自滅。ただ、DB東田隆太郎(4年)は「この段階で、課題が出て良かった」とプラス思考でとらえていた。
▪️関学と関大が引き分けたことで、それぞれの勝ち点は13になりました。ライバル校の立命館大学は全勝で勝ち点は単独で15です。残り2試合、神戸大学と立命館大学との対戦になります。勝ち抜いてほしいです。
▪️龍谷大学シーフォースのことについても。こちらは、ネット上では動画が見当たりません。関西大学アメリカンフットボールリーグの公式サイトの星取表では、大阪大、桃山学院大学、京都産業大学と並んで勝ち点9で並んでいます。この塊から抜け出して、Div.1(1部リーグ)との入れ替え戦に出場してほしいです。頑張ってください。残りの試合ですが、10月19日が追手門学院大学、11月2日が大阪大学、11月15日が桃山学院大学、11月29日が京都産業大学との対戦になります。12月13日に行われるDiv.1とDiv.2の入れ替え戦には、Div.1の7位と8位(最下位)とDiv.2の1位と2位とが対戦します。
聞思館のハギ
▪️私の研究室がある「聞思館」という建物です。変わった形をしていますね。1階は、バスの操車場です。バスが入るので、1階の天井はかなり高いです。この「聞思館」の入り口と、この建物の後ろにある体育館はつながっていて、入り口も共通しています。「聞思館」の2階は、「大阪王将」と「スガキヤ」の店舗が入るフードコートです。昼食時は学生さんたちで賑わっています。でも、昼食時だけ。もうかっているのかな、少し心配です。糖尿病の私には、関係がないというか、食べられるものが少なく、だいたいスルーしています。
3階はスポーツサイエンスコースで学ぶ学生さんたちの利用が中心になる教室がならんでいます。そして4階と5階は研究室が並んでいてます。私の研究室は4階です。また、4階には社会学部のプロジェクトワークルームが、5階には会議室があります。
▪️このような建物なのですが、1階と2階のあいだの壁面は、土が入れられており、そこにさまざまな植物が植栽されています。ここが、設計上のひとつの「うり」のようですね。今目立っているのは、ハギ(萩)です。落葉低木。秋の七草のひとつです。我が家の庭にもハギが植えてあるのですが、花のシーズンがおわり落葉する前に、株元から切り戻します。お世話になっている庭師さんに、「ハギはそうやって毎年剪定する」ということを教わりました。そうしないと、大きくなりすぎてしまいます。古い枝には花芽がつかないので、剪定しないでいると花つきが悪くなるかも…ということのようです。この建物のハギの剪定はどうするんでしょうね。気にしています。
コミュニティに関する番組
明日をまもるナビ(172)能登半島地震 それでもふるさとで生きる
▪️NHKの「明日をまもるナビ」という番組を毎回録画して視聴しています。今日は、能登半島の話しでした。いつもとは少し違って、ドキュメンタリーのような番組構成でした。学生さんにも視聴してもらいたいなと思いました。以下は、私のXへの投稿です。
「能登半島地震 それでもふるさとで生きる」。被災後も残り続ける人びと。外に出たけれど今もつながり続けようとする人。ボランティアを契機として移住してきた若者たち。地域コミュニティの新たな展開。コミュニティの再建への動き。住み続けること、関わり続けることのそれぞれの意味。
「Dear にっぽん」「“わやな町”に生きて〜広島 若き自治会長の奮闘記〜」
▪️広島市にある市営住宅「基町アパート」のドュメンタリー。この「Dear にっぽん」も毎週録画して、すべてではないけれど視聴しています。今回は、こんな内容。学生さんたちにコミュニティについて考えてもらう上で、役立つ放送だと思いました。以下は、番組の概要です。
被爆地・広島の戦後を映す基町アパート。復興の象徴として半世紀前に建てられ、被爆者や大陸からの引き揚げ者など様々なルーツを持つ人が暮らしてきた。この団地の若き自治会長、板井三那子さん(30)。アーティストでもある彼女は、基町の歴史にひかれてやってきた。混沌とした団地で、面倒なことにもたくましく向き合ってきた板井さん、この夏、取り組んだのは長年放置されてきた地下倉庫の整理。そこで見つけたものとは。
実が割れたツリバナと復活したタマスダレ
▪️庭の法面に植えてあるツリバナの実が割れました。中から、赤い可愛らしい種がのぞいています。うちのツリバナは、こんな感じで育っています。ツリバナは、日本の里山に普通にみられる低木です。庭に植える時は、自然な形に剪定するようなのですが、初冬に、いつもお世話になっている庭師さんに、他の庭木も含めて剪定をお願いする予定です。私じしん、剪定が下手くそなのです。1枚目の写真は、このツリバナを室内に生けたモノです。自己満足かもしれまんが、良い感じです。ちなみに、生けたのは家族です。
▪️雨で傷んでいたタマスダレですが、また勢いが増してきました。次から次へと花が咲いてくれています。我が家のお向かいにお住まいの方が、ご自宅から我が家の法面のタマスダレやヒガンバンがよく見えると喜んでおられました。ヒガンバナはすでにシーズンが終わり、ほとんどが枯れてしまいましたので、刈り取りました。こうやってお褒めいただくと、庭の世話をしている者ととしては嬉しくなります。ありがとうございます。枯れたヒガンバナを刈り取ると、すでに葉が出始めていました。ヒガンバナは葉がないといわれますが、花が枯れた後、地面から葉を伸ばして地面に広がるのです。晩秋から来年の春にかけて、葉を広げて光合成で球根に栄養を溜めていくのです。冬の間は、ほとんどの植物は枯れるか休眠しているので、競争する相手がいなくなり、葉を広げることができるのです。あと、シュウメイギクがピンクの花を咲かせてくれています。毎年、定番の花たちですが、こうやって花を咲かせてくれることで、気持ちが落ち着きます。
▪️昨日は、少し時間をとって庭の世話をしましたが、枯れたものや落ち葉を取り除くとゴミ袋(大)が3袋になりました。本当は、自宅の敷地が広ければコンポストで堆肥化するんですけどね。我が家、ちっちゃいですから、それは無理。
西村豊さんのこと、龍谷大学餃子研究会のこと。
▪️体調を崩され、龍谷大学を休職され、自宅で療養されている友人の西村豊さんに、昨日、会いにいってきました。今年の春、研究室に来られた時はずいぶん細くなっておられましたが、今日は、以前ほどではないものの、太さが戻ってきておられました。筋肉がまた復活しつつあるということですね。普段は、SNSつながりなので、実際にお会いして安心しました。
▪️西村さんとは、龍大の事務職員の皆さんと一緒に「龍谷大学餃子研究会」を立ち上げました。私が会長で、西村さんが副会長です。西村さんとのつながりは、西村さんが龍大の研究事務部長で、私が社会学部の研究主任だった時からになります。その時、西村さんには、仕事上の困りごとの相談に乗っていただきました。そのようなつながりがあった上で、ひょんなことからお互いに餃子が大好きということがわかり、研究会を作ることになったのです。西村さんは大変研究熱心で、私が「西村リスト」と呼んでいる京都を中心とした餃子店のリストを整備されています。研究会では、その「西村リスト」から選ばれた餃子店で真面目に餃子を味わい(もちろん呑みながら)、餃子について語り合い、その勢いで「龍大がこんな大学になったらいいね〜」と放談してきました。
▪️楽しい研究会だったのですが、「西村リスト」の西村さんが体調を崩されてからは、研究会の活動が中断していました。しかし、体調を徐々に復活させておられるようで、いよいよ研究会復活の時期が近づいてきたように思っています。今日、西村さんとお話をしていて驚いたことは、あれだけお好きだったお酒をやめられたということでした。驚いたというか、私は安心しました。今日、西村さんからは退職後の夢を聞かせていただきました。若い頃にやっていたことの続きをやり遂げたい。素敵ですね。そのためには、体力と健康を維持しなければなりません。これからも、西村さんを応援していきます。夢を実現していただきたいです。
この投稿、西村さんに「写真、SNSにアップしてもよいですか」とお尋ねして確認をとっています。安心してください、確認していますよ(「とにかく明るい安村」風)。
社会学基礎ゼミナールとクラウド型教育サービスmanaba
▪️金曜日1限は、2回生の「社会学基礎ゼミナール」です。このクラスの皆さんは、1年生の前期、1セメスターのときに「社会学入門演習」のときに同じクラスだった皆さんです。でも、お互いに名前さえも知らない状況でした。忘れているというよりも、もともときちんと覚えていないような感じでした。しかも、自分はこれから何を研究するのかはっきりしていない状況でした。火曜日1限に開講されている、もうひとつの「社会学基礎ゼミナール」も同じような状況でした。ということで、グループワークを軸に、少しずつ自分自身の問題意識をクリアにしていくことを目指しました。そのようなワークのなかで、3回生になったとき、どの教員の「社会学演習」に所属して、どのようなテーマで指導を受け自分自身の研究を深めていくのかに、自覚的であってほしかったのです。
▪️1回目は自己紹介。2回目はうまく言語化できないけれど気になるキーワードを複数あげてもらいました。グループワークでは、うまく言語化できないモヤモヤをグループのなかで語ってもらいました。だいたい4名か5名のグループです。もちろん、グループワークを始めるときは、お互いの名前を言う極々簡単な自己紹介から始めてもらいました。3回目は、ひとつのキーワードに関して、自分の問題意識を400字程度の文章にしてもらいました。2回目のキーワード、3回目の短い文章、いずれもクラウド型教育サービスのmanabaのレポート機能を使っています。レポートとして提出してもらいます。ただし、全員がお互いに閲覧できるように最初から設定してあります。
▪️前述したように、3回目では、グループワークのなかで400字をもとに語ってもらいました。そして同時に、コメントや質問をしてもらいました。過去の投稿でも書きましたが、学生の皆さんは、このような経験をしたことがないので(学生同士で研究に関して語りあったことがないので)、新鮮な経験になっているようでした。今日は4回目です。自分の問題関心に関連する論文や書籍を選んで、その内容をグループワークで説明してもらいました。コメントや質問もしてもらいましたが、コメントに関しては、クラウド型教育サービスのmanabaの掲示板を使って短いコメント(なおかつポジティブな)を書き込んでもらいました。そうすると、同じような問題関心をもっている人の存在もわかってきました。そろそろ、お互いの名前を覚えてくれたかな…という感じです。
▪️次は5回目です。少しずつ、ハードルの高さをあげていきます。グループワークとmanbaの活用がうまく噛み合っているように思っています。ちょっと教師の自己満足なのかもしれませんが…(^^;;。最後につけ加えることになりますが、写真では学生の皆さん、下を向いて自分のスマホを見ているわけですが、これはmanabaに投稿されたものを読んでいるのです。学生の皆さんには、manabaに投稿した文章をそのまま読み上げるのではなくて、その文章をもとして、自分の言葉で話してくださいと伝えています。まあ、まだ不十分ですけど。それから、聴く側の学生さんたちにも、スマホばかり見ていないで、笑顔で相手の目を見て頷きながら話を聞いてくださいねと、伝えてあります。
【追記】▪️大切なことを書き忘れていました。1コマの演習の中で、グループを2回か3回、シャッフルします。グループ替えします。これも大切なことです。