メジロの夫婦の朝食
■今日は4時過ぎに目が覚めまてしまいました。仕方がないので、まずはいろいろメールを送りました。こんな早朝にメールを送ると、びっくりされたかもしれませんね。いずれも、来年度の大学内の仕事のこと、そして理事長をしているNPOの事業に関わることでした。メールを送りながら、今、とても大切なポイントに立っているのだなと改めて自覚しました。もう歳をとってきたので、いろんな事を同時にこなせるのか少々心配です。
■メールのあとは、授業の準備をし、そして資源ゴミ(大量のビールの空き)を出しました。この資源ゴミは発生源は全て私なので、自己責任ということで。それから、庭のミカンも取り替えました。すると、早速、メジロの夫婦(⁈たぶん)が朝食を摂りにやってきました。啄んでいる様子を観察していると、果汁が滴り落ちています。美味しそうです。
2021年度の面談
■2021年度の面談記録を表にしてみました。当然のことですが、卒業論文を執筆せねばならない4回生が一番多く、102人。次が3回生でぐっと減って10人。ゼミ生以外(大学院生、留年生、1・2回生)が10人になっています。合計で132人です。まだ、面談は入るとは思いますが、それほど増えることはないと思います。また、これまでの期間で、記録し忘れて埋もれている面談もあるのではないかと思いますが、それを入れてもほぼこの132人に近いのではないかと思います。
■短い面談だと15分、しかし多くは30分〜1時間、長い場合は1時間半を超えることも度々ありました。時間が長くなるのは、ゼミ生のフィールドワークの結果や成果をしっかり聞き、私から質問をしながら指導することに時間がかかるからです。zoomが面談に使えるようになったので、学生の皆さんとの面談が大学ではなく、自宅にいながらできるようになったので、一つひとつ面談の時間が長くなっていることもあります。まあ、そのことは構わないのですが、問題はプライベートな時間帯に学生の指導が入ってくることでしょうか。でも、コロナ感染拡大のこともありますし、仕方がありませんね。これは私が仕方ないと受け入れれば良いわけです。問題はもっと別にあります。
■4回生の相談数が増えるのは10月からになっていますが、できれば8月から面談希望者が増えて欲しいと思います。あと、春の段階での面談希望者が少ないので、この季節でも進捗状況を報告するなど、私と面談をするようにして欲しいと思います。私の方から面談を強いるのではなく、学生の皆さんの方から面談を希望してほしい…本音を言えばそうあって欲しいのですが、現実はそうではありません。というわけで、今後は、状況を見ながら、集中的に面談をしてみようかなと思っています。今年度10月に30人となっているのは、4回生を対象に集中的に全員の面談を行ったからです。
■もうひとつ問題があります。研究が進捗している人ほど面談の回数が増え、進捗していない人は面談を先送りにする傾向です。学生の皆さんが取り組む活動については、勉強だけでなく、課外活動やボランティアなども重要だと思います。私自身、吹奏楽部の部長をしてますので、そのことはよくわかっています。そのほかにも、アルバイトに時間を取られる人も多いでしょうか。経済的に余裕があれば問題ないのですが、多くの大学生はアルバイトをしないと「今時の大学生としての生活」を維持することができないと思います。持てる時間を、卒業論文に一番集中させることのは困難な状況があります。そのことはよくわかっているのですが、それでも、できるだけ卒業論文の優先順位をあげていただきたいと思います。卒業論文は、大学での学修での最後の「キャップストーン」なのですから。私が、ゼミの目標を、「『ここまでやり遂げた!』と、納得のいく卒論を書いて、自信を持って卒業していく」ことにおいているのは、卒論をそのような大学生活の総仕上げとして重視しているからです。
■現在の3回生の皆さん、そして4月から私のゼミに配属になる学生の皆さん。頑張ってください。
2021年度の卒業論文
■2021年度の卒業論文提出の締め切りは、1月13日(水)でした。私が担当するゼミでは、無事、全員が論文を提出することができました。もちろん、まだ口述試問がありますので、4回生の皆さんには最後までしっかり頑張って欲しいと思います。まだ、卒業が確定したわけではありません。教授会での卒業判定を経て、卒業が決まるからです。とはいえ、一応、「卒業予定」ということで、今年度の4回生が提出した卒業論文の題目を追加しました。
2022年度の時間割の再掲
■私の時間割については、昨年の12月の段階ですでにこのブログでお知らせしてありますが、最終的に決定いたしましたので、修正を加えて再掲させて頂こうと思います。
■昨年度と今年度は、退職された方の授業「環境社会学」や、長期研究員で研究に専念されている方の授業「現場主義入門」を、「代打」で担当したので担当コマ数が多かったのですが、来年度はそれらの授業が無くなります。大学院の授業の履修者がいると、前期は6コマ、後期は8コマになります。木曜日は、前期は短期学部の講義を1回だけ担当します。木曜日の後期は、留学生別科の授業を担当します。オフィスアワーは、金曜日の2限。場所は、6号館の社会共生実習支援室です。よろしくお願いいたします。
■月曜日、そして前期の木曜日は、大学教員生活も残り少なくなってきましたので、自分の研究に時間を充させていただこうと思います。まあ、現実には、なかなかそんなわけにはいかないと思いますし、すでにそのような雰囲気が漂ってきました。また、集中講義サマーセッション では、今年度に引き続き、来年度も「びわ湖・滋賀学」のコーディネーター務めます。コーディネーターは、基本的にボランティアになるので授業コマ数にはカウントされません。ただし、全ての授業のサポートに入ります。
■来年の担当授業は以上の通りです。
2021年度 社会共生実習活動報告会
■金曜日2限は「社会共生実習」。普段は、担当している「地域エンパワねっと・大津中央」の指導をしているのですが、今日は、この「社会共生実習」で開講されているすべてのプロジェクトチームの学生たちが集まり、活動報告会を開催しました。全部で10チームの報告を聞かせていただきました。
■昨年から新型コロナの感染拡大の波が続き、社会共生実習のどのプロジェクトチームも思うように活動できませんでした。サーファーは大きな波を求めていきますが、私たちは逆に大きなコロナの波を避け、大きな波の隙間でなんとか活動を行ってきました。困難な状況のなかで、学生の皆さんは、よく頑張ってこられたなと思います。なんとか無事に今年度の「社会共生実習」を終えることができて、教員としてもほっとしました。
■ところで、大学の教育の場では、しばしば「きちんと単位を取っているか」という言い方を耳にします。まるで、単位を取ること自体が目的かのようです。大学が定めたカリキュラムの枠組みのなかで、単位の取りやすさという「コスパ」の物差しだけで単位を積み上げているかのようです。もちろん単位という考え方やカリキュラムの存在を否定するわけではありませんが、学びの主体性が伴わなければ、まるで「工場のオートメーションでどんどん製造されていく商品」のようになってしまいます。それでよいのでしょうか。
■おそらく、社会共生実習を履修している学生の皆さんは、このようなイメージの中に自分が吸い込まれていくことを拒否し、吸い込まれることがないように頑張っている方たちだと思います。そして、与えられたカリキュラムのなかに、自分の学びを立ち上げようとされている方たちだと思います。頑張ってください。応援します。
■今日の報告は、どちらかといえば、活動のプロセスや活動で生み出された成果を中心としたものでした。しかし、そのような成果を生み出す活動に取り組むことのなかで、自分自身に、プロジェクトの他のメンバー、そして学外の地域の皆さんとの関係に、さらには社会と自分との関係に、なにか素敵な変化が生まれてきてはいないでしょうか。この1年の活動を振り返りながら、そのことを改めて考えてみてほしいと思います。
■3段目右の写真は、中日新聞の記者さんが取材されているところ。最後の写真は、指導した「あつまれ!みんなで作る絵本館」のチームです。
「現場主義入門」の授業でのグループ発表
■木曜日の3限は「現場主義入門」の授業です。後期は全体で15回授業がありますが、最後の13回ー15回は、小さなグループに別れて、グループワークに取り組みました。
■ 第13回(12月17日)は、まずグループで調べる「地域課題」を選び、その課題を解決するための「具体的地域(活動事例)」を調べ、その分担を決めることを行いました。第14回(1月7日)は、各自で調べてきた、実際に取り組んでいる「具体的な地域活動事例」を報告しあい、各自の報告を1つのプレゼンにまとめる作業に取り組みました。そして本日の第15回は、3教室に別れて、どの教室も10数グループが発表を行いました。
■それぞれの発表に対して、他の学生の皆さんは評価を行いました。配布されたコメントシートに、「テーマ設定の適切さ」、「説明・資料のわかりすさ」、「考察の深さ」、以上の3つのポイントに関して点数(4点満点)をつけて、加えて短いコメントを書き込んでもらいました。最後はGoogleの機能を使って投票を行い、最優秀グループを決定しました。提出されたコメントシートのコメントもそのうちに学生の皆さんの公開されると思います。
■グループ数が多いので、なかなか難しいなあと思っていましたが、どのグループも1回生が中心であるにもかかわらず、上手にプレゼンテーションすることに驚きました。なかなかやりますね。いわゆる「情報の編集能力」は優れているのかな…と思いました。しかしながら、大切なことは、自分自身にとっての「問題」は何なのか、そして自分にとっての学びの「現場」を見つけられるのか…ということなのだと思います。自分の「学びの軸」が定まってまくれば、「情報の編集能力」も活かされてくると思います。
第27回KOBE国際音楽コンクール
■今回も、龍谷大学吹奏楽部関連です。「ただ、いるだけの部長」なのですが、部員の皆さんの活動を心より応援しています(もちろん、裏方の運営にも関わっていますが、普通は「ただ、いるだけの部長」です)。今回も、嬉しい報告がありました。
■第27回KOBE国際音楽コンクールで、龍谷大学吹奏楽クラリネットパートの加藤大智さん(文学部2回生)が木管楽器C部門で最優秀賞を受賞しました。音大生も参加するこのコンクールで、一般大学学生による最優秀賞受賞は、とても価値があることなのではないかと思います。加藤くん、おめでとうございます。以下は、このコンクールの概要です。
KOBE国際音楽コンクールは、1996年より毎年1月に兵庫県神戸市で開催しており、2020年に第25回目を迎えました。 国際都市神戸をはじめとする被災地の復興を支援すると共に、音楽を通して大きな可能性を持った青少年の育成と感性をさらに磨き育む登竜門として、豊かな音楽性を秘めたユニークな個性の発掘を目指します。
■こちらは、KOBE国際音楽コンクールのツイートです。最優秀賞の加藤くん他、3名の方が優秀賞を受賞されていますが、この4名の皆さんが3月6日(日)に開催される入賞記念ガラ・コンサートに推薦されています。
第27回KOBE国際音楽コンクール全日程が終了しました。
木管楽器部門の結果を発表します。#kobe国際音楽コンクール pic.twitter.com/X3tGodkShp— KOBE国際音楽コンクール実行委員会 (@KobeOnkon) January 10, 2022
第54回京都府アンサンブルコンテスト
■本日、第54回京都府アンサンブルコンテストで、龍谷大学吹奏楽部のクラリネット五重奏が金賞を受賞し、加えて京都府代表になりました。関西大会に出場いたします。おめでとう。今年も全国大会まで進んでほしいと思います。このクラリネット五重奏のチームのリーダーは、昨年も全国大会まで進み、金賞を受賞されています。昨年の全国大会は宮崎県でしたが、今年は山形県です。部長の私を山形県に連れて行ってくださいね。でも、コロナ感染拡大第6波がどうなるのか心配です。
■今回、龍谷大学からは7チームが出演しました。部員の代表である幹事長からは、他のチームについても以下の報告がありました。金管8重奏 金賞、サックス四重奏曲 金賞、クラリネット四重奏 レジャルダン 金賞、クラリネット四重奏 (曲名:バードウォッチング)金賞、クラリネット四重奏(曲名:スリーラテンダンス)銀賞、サックス四重奏(曲名:プラネットナイン)銀賞。7チームのうち5チームが金賞、2チームが銀賞。部長がこんなことを言うのはどうかなと思いますが、学生バンドとして大変立派な成績なのではないかと思います。日々の精進が結果としてあらわれているように思います。
こんにちは。
本日、第54回京都府アンサンブルコンテストが行われました。当部からは、クラリネット5重奏が京都府代表として選ばれました✨
応援してくださった皆さま、ありがとうございました! pic.twitter.com/v9R3LKoh2V— 龍谷大学吹奏楽部 (@ryu_windmusic) January 9, 2022
写真の変更
■龍谷大学に勤務するようになったのは18年前の4月のことです。その時に、職員証を渡されました。そこに載っている写真は、その前の年に撮ったものです。確か、公募情報をみて、履歴書を送る際に撮ったものかと思います。年齢は、45歳です。とっても若いのです。現在に至るまでの間に、本人は相当「経年劣化」(老化)してしまっています。にもかかわらず、職員証の写真は変わることがありません。
■この職員証、大学図書館で図書を借りる時に利用します。また、大学生協の組合員証やプリペイドカードとしても利用されています。ということで、この職員証を利用すことでけっこうな頻度で若い頃の自分を見てしまうことになります。最近は「経年劣化」に相当加速度がついてきたせいか、本人と職員証との間に大きなギャップが生まれてしまっています。本人は、強く違和感を感じています。でも、退職するまでずっとこのままだと思います。
■ネット上にも自分の写真があります。例えば、SNS。最近、facebookの写真を交換しました。これまでは孫と一緒に写っている写真でしたが、気分転換もかねてその写真を交換することにしました。職員証よりは比較的最近のものになります。比良山の「びわ湖テラス」で撮ったものです。背景は、琵琶湖の北湖です。ちなみにかぶっているキャップは、「Ryukoku」と書いてあります。龍谷大学硬式野球部が練習用に使っているキャップのはずです。何代か前の監督の時に、その監督にお願いして購入させてもらったものです。これを被って硬式野球部の応援をするために購入しましたが、個人的にも使わせてもらっています。
■facebookだけでなく、このブログの写真も交換しました。「ABOUT ME(SideA)」の写真です。今は真冬ですが、真夏の写真に交換しました。