ヨシ群落保全審議会

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20190307suisen.jpg◾️今日は、滋賀県庁でヨシ群落保全審議会が開催されました。審議会というと堅苦しい印象がありますが、この審議会はまったくそのような雰囲気がありません。開催される回数は少ないのですが、毎回生産的な議論を行っています。

◾️刈り取ったヨシのカーボン量を算定して、ヨシ群落の科学的な評価につなげていこうというアイデアが審議会から生まれ、それが実現しそうな雰囲気になってきました。審議会委員のお一人であるコクヨ滋賀の太田俊浩さんと琵琶湖博物館の学芸員をされている林竜馬さんとの連携から生まれた科学的な調査研究の成果を、滋賀県庁の琵琶湖政策課の職員の皆さんが制度的にサポートすることで実現しそうな感じになってきたのです。ヨシ群落の評価を科学的に行うと同時に、保全活動を励ましていく努力の「見える化」につながることも期待されます。素晴らしいことだと思います。

◾️審議会では、従来のヨシ群落の造成事業を中心とした取り組みだけでなく、ヨシ群落の保全に関する社会的な取り組みも必要だと判断しています。行政による公共事業だけでは、ヨシ群落は保全することができません。そのようなこともあり、私たちは地域社会の中でヨシ群落の保全に取り組む様々な団体の活動にも注目しています。確認できただけでも、琵琶湖の周囲で45ほどの団体が活動をされています。確認されていないだけで、実際には活動している団体がまだあるのではないかと思っています。これだけの団体が活動している事実を、私自身はとても凄いことだと思っています。各団体が相互に連携していくためには、どのような仕組みが必要なのか。このような各団体の活動を、どのように情報発信していけばよいのか。このような団体をどのように社会的に支援していくのか。審議会では、このあたりの社会的な取り組みを、「つながる」「しらせる」「ささえる」という風に表現しています。

◾️来年度は丁寧に各地域でヒアリングを行って、できれば各地域ごとのヨシ群落のカルテのようなものを、地域の皆さんと一緒に作っていければなあと個人的には思っています。あくまで、個人的な意見です。ヨシ群落の中にあるヤナギが巨木化しつつあるという情報もあり(実際に森林化していることが確認できている場所もあります)、ヨシ群落が面積は戻りつつあるものの、具体的にはどのような状況になってきているのか、大変気になるところです。昨年の台風による倒木もまだ数多く残っているようです。そのような倒木のために、ヨシ群落の保全活動が十分にできないという指摘もありました。たくさんの課題がありますが、少しずつ頑張って取り組んでいかなければなりません。まあ、このような感じでして、審議会の活発な様子をご理解いただければと思います。

◾️写真は、琵琶湖のヨシ群落とはまったく関係ありません。審議会の後、自宅に戻って庭の世話をしているときに撮ったものです。クリスマスローズがきちんと開花しました。嬉しいです。黄色いラッパスイセンも蕾が膨らみ、他にもいろいろ花が咲きそうな状況になってきました。明日から東北に出張しますが、帰宅すると咲いているのではないかと思います。春到来間近です。

吹奏楽の魅力


◾️一昨日の晩、YouTubeにアップされている動画で、吹奏楽の演奏をあれこれ聞いてみました。もちろん、我が龍谷大学吹奏楽部の演奏を含めて、です。いろんな吹奏楽団の演奏を聞いて、だんだん耳が慣れてくると、私のようなものでもそれぞれの演奏の実力の差が多少はわかるようになってきました。私は、子どもの頃から弦楽器を習わされ(けして親しんできた…わけではありません、親の強制)、大学時代は学生オーケストラに所属してバイオリンを弾いていました。そのようなこともあり、いわゆるクラシックというジャンルの曲を聴くことが多く、これまで吹奏楽の演奏や曲を自ら進んで聴こうとすることは、ほとんどありませんでした。

◾️一昨日の晩は、クラシックの曲を吹奏楽用に編曲した演奏も聴きました。クラシックの中でも、ロマン派後期よりも前の曲は、特にモーッアルトやベートーベンのような古典派の曲は吹奏楽ではなかなか難しいと思います。向いていません。オーケストラの、例えば微弱な弦楽器の音から受ける感覚を吹奏楽の演奏では感じにくいと思います。ブラームスの「大学祝典序曲」を聴きましたが、曲の最後に近づいたあたり、大音量の中、1stバイオリンが非常に高い音域で演奏する部分があるのですが、そこではこの1stバイオリンの音楽的効果のようなものを感じます。そのようなことも、吹奏楽には難しいと感じました。もちろん、編曲の巧みさの問題もありますが…。そのあたりは、私ごときではよくわかりません。

◾️その一方で、ロマン派後期から現代に近づいてくると、ホルスト、ヴォーンウイリアムス、ショスタコーヴィッチ、ストラヴィンスキー…、クラシックから吹奏楽に編曲してももぴったりの曲がたくさんあります。このように、ついついこれまでの習慣からオーケストラでの音楽を前提に聴こうとしてしまうのですが、その前提を外して自由になると、吹奏楽のために作曲された素敵な曲がたくさんあることに気がつきます。私が知らないだけなのです。ということで、昨晩はいろいろ聴いてみました。吹奏楽の音の魅力。自分では言葉がみつからなかったのですが、弦楽器の無いすべて管楽器による音(コントラバスやハープは除きますが)、管楽器だけによる独特の音の響き、それも大きな音量での合奏による音の響き。それをオルガンサウンドというらしいですね。その魅力も、吹奏楽の演奏を繰り返し聴いていると、次第にわかるようになってきました(わかるように思っているだけかもしれませんが)。あとは、吹奏楽の魅力は、様々なジャンルの音楽を演奏すること、聴衆も一緒にそこに参加するように楽しむこと。そのようなことも吹奏楽の魅力なのだと思います。

◾️トップの動画、龍谷大学吹奏楽部の演奏です。映画「スターウォーズ」のテーマ曲です(2015年、第42回定期演奏会、大阪特別公演)。

【追記1】
◾️音楽とは全く関係ないことなのですが…。「スターウォーズ」の演奏の動画て、ハープの方が演奏開始後20秒前後、不思議な手の動作をされます。これはどういうことなんだろう。手汗を拭っているのかな?大変細かくて、どうでも良いことなのですが。気になってしまいました…。関係者の皆さん、すみません。失礼しました。

【追記2】
◾️日本の吹奏楽の世界で気になっていることがあります。全国の中学と高校に吹奏楽部があります。地域ごとにコンクールがあり、それが全国大会までつながっています。そのようなコンクールを束ねているのは、都道府県と全国の吹奏楽連盟です。ガッチリ組織化・制度化された世界があり、日本の吹奏楽の世界を支えています。大変裾野が広いと思います。その裾野の広さで楽器を愛好する方達がたくさん生まれていることになります。さらにもうひとつに気なること。大学の吹奏楽部は減少傾向にあり、中心は高校にあるという話も小耳に挟みました。正確な表現ではないかもしれないけれど。ここには、ひょっとすると最近の学生気質の変化があるのかもしれません。高校までの吹奏楽部で完全燃焼して、大学ではもうやるエネルギーが残っていないのでしょうか。例えば、高校までスポーツにずっと取り組んできたけれど、大学ではもうやりたくない…そのような話を聞くことがあります。それと構造的には似ているのかな、と思ったりもします。

◾️facebookにこのブログの投稿とほぼ同じ内容を投稿したところ、学生オーケストラ時代の後輩のみなさん、かつてのゼミの学生だったからも、「熱い」コメントをいただきました。みなさん、いかに吹奏楽を愛しているのかが伝わってきました。すごいなあと思います。

【追記4】
◾️面白い記事を見つけました。
日本人と吹奏楽

3月 庭の変化

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◾️しばらく、朝早く出かける日が多く、庭の世話ができていませんでした。今日は夕方からの仕事なので、庭の仕事をすることにしました。冬ですから、雑草がこれでもかと生えてくるわけでありませんが、庭の芝に隠れている小さな雑草を抜いたり、落ちてきたシマトネリコの葉など掃除していました。すると、あちこちで花が咲き始めていることに気がつきました。毎日、庭の世話をしている、微妙な変化を楽しめるんですけどね。仕事でそのチャンスを逸してしまいました。

◾️それはともかく、まずクリスマスローズ。7分咲きという感じでしょうか。こうやって恥ずかしそうに下を向いて花が咲きます。別のクリスマスローズの株も花が咲きそうです。こちらは、少し赤みがかっています。それから、ヒマラヤユキノシタ。名前の通りヒマラヤ山脈周辺が原産だそうです。ピンクの花が、庭を明るくしてくれています。ツツジは蕾が膨らみ、植木鉢は球根が芽を伸ばしています。小さな庭ですが、これからの季節が楽しみです。
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先端理工学部の新設


◾️龍谷大学理工学部は、2020年に以下は、リンク先記事からのものです。2020年設置構想中です。私は社会学部の教員ですが、この理工学部の取り組みから学ぶべきことがたくさんあるように思います。いつまでも過去の教育モデルにこだわっている、あるいは安住している時代ではないのです。アンダーラインは、私がつけました。教える側の論理ではなく、これから未来を担っていく若者の側、学ぶ側の論理でカリキュラムを再構築されている点が非常に魅力的です。似たようの主張を、自分が所属する組織の会議でも言ってはいますが…。教員が「教える」ことを自明の前提としたカリュラムではなく、学生が「学ぶ」ことを支援するカリュラムが必要なのです。

新しい大学の在り方
~ 多様な学習ニーズに対応した 「分野横断型の専門教育」とは PROMOTION
龍谷大学理工学部長(先端理工学部長就任予定) 松木平淳太氏に伺う
NEW 2019.03.01 16:00 テクノロジー
受験の先にあるものとはなんだろう。

小学校受験をくぐり抜けて国立や私立に通った人もいるだろう。中学か高校のいずれか、もしくはどちらも受験するために学校と塾の勉強を両立した人もいるだろう。そしてそのさらに先には大学受験という人生の大きな分岐点が待ち受けている。

現代社会の情報化に伴い、わたしたちは自ら歩むべき道を主体的に選び取ることができるようになった。自分らしく生きていくために、また自分の能力を最大限に引き出すために、受験という大きな難関を乗り越えてでもわたしたちは大学をめざす。

一生をかけて取り組みたいライフワーク。それをサポートしてくれる熱い教師陣。社会に出る一歩手前のところで希望や不安を分かち合い、互いに学んだことを強化し合える仲間たち。受験の先にあるものとはそれらとの出会いにほかならない。

さらに大学の先にあるもの、それは社会だ。10年後、50年後、100年後の未来に理想的な社会は実現しているだろうか。そして、その未来に到達できるように今しておくべきこととはなんだろうか?

そのような「バックキャスティング」とも呼ばれる未来逆算思考を積極的に取り入れようとしているのが龍谷大学だ。

2020年4月には新しく先端理工学部の新設が予定される。その革新的な取り組みについて、現理工学部長で同学部の学部長に就任予定の松木平淳太氏にお話を伺った。

◆「未来逆算志向型」の革新
――龍谷大学に先端理工学部の新設が予定されます。新しい学部に変わる意図とは?

社会の情勢は常に激しく変化しています。特に日本は課題先進国と言われ、少子高齢化や環境など、いろいろな問題があります。

今まで理工学部として教育研究をおこなってきたのですが、情報化社会の進展、グローバル社会の進展など、いろいろと考えなくてはならない課題が多い中で、従来の大学の在り方ではなかなか対応できないと考えました。今までの大学はまず先生方の研究分野があり、そこからスタートしてカリキュラムを構築していくという形でした

教育プログラムの在り方をゼロから考え直す必要がある。我々はそう考え、社会的課題から出発してそれに対応する教育プログラムを設定し、その教育プログラムを構成するにはどの専門分野と繋がるのかという視点でカリキュラムを考え直したのです。

具体的には25のプログラムを用意しました。「プログラム」というのは特定のテーマに関連する科目を20単位程度でパッケージ化したものです。

人工知能、IoT、データサイエンス、航空宇宙など、現代の様々な先端技術に関するプログラムを設定し、学生さんはそれぞれ興味があるプログラムを自由に選べます。また、25のプログラムを支えるために、数理科学、情報科学、化学、電子工学、環境工学、機械工学等を学ぶ6つの「課程」があり、ここで理工学のベースをしっかり身につけます。

プログラムは履修した先にどのような職業が想定されるかを意識して設計されていますので、学生さんが学んでいく中で将来の進路のイメージが自然に形成されることも期待されます。

また、プログラムは異なる分野の学生も学ぶことができるよう横断的な学びを促進するカリキュラムとなっており、これが先端理工学部の大きなポイントの一つです。

大学に入る時点ではどの分野を選ぶか迷ってしまうという学生さんもいらっしゃいますが、プログラムを通じて異なる分野を勉強できるのは非常に魅力的ではないかと思いますし、社会でも能力が発揮できると考えています。

二つめのポイントは、そのようにカリキュラムを整えたうえで、学生さんが主体的に学び、その学びを社会に応用できるように3年次に主体的活動期間を設定したところです。

学びが学内に留まるだけでなく、例えば海外留学であったり、企業でのインターンシップであったり、地域でのボランティア活動であったり…と様々なところで学生さんが学んできたことを活かせる仕組みを整えました。

従来の理工学部系の大学ですと実験や演習等の必修科目がたくさんあってなかなかそういった活動をしづらかったのですが、必修科目を3年生の特定期間に配置しないという形をとり、約3ヶ月の間、自由な活動ができるようにました。

主体的活動期間に教室だけでは学べない様々な体験をしてもらうことで、本学の「建学の精神」を出発点とした倫理観を持つ技術者、また社会課題の解決にあたる人材を育成したいと思っています。

――学部のカリキュラムを一新するのはなかなか難しいと思いますが、なぜそこに着目したのでしょうか?

新しいカリキュラムを作るにあたって、大学生や卒業生の方々にアンケートを取りました。すると、やはり専門領域はある程度身についたものの、もっと勉強しておけばよかったと後悔する声もありました。例えば、工学系の学生であっても情報系のことをもっと勉強しておけばよかったというような声もあったので、その調査結果がベースにあって変えようと。

もちろん、今まで理工学部として30年間続いてきた考え方を逆転するというのは非常に大きな変化なので、色々な議論がありました。

今まで培ったものが失われる危険性も懸念され、1年半以上の時間をかけて綿密に議論しました。その結果、やはり今後の社会の変化を考えると「変えよう」という決意が先立って、今回新しい学部を作ることになったのです。

◆一人ひとりの可能性をフルに発揮
――学部の名前が先端理工学部に変わりましたが、そこに込められた思いは?

理工学部から先端理工学部へと名前が変わったのには先端技術にフォーカスしていこうという思いがあります。

先端理工学部という名前を決める際にも色々な議論がありました。トップの人だけを育てて他の人は置き去りにされてしまうような印象もあり、それが本学に馴染むのかという指摘もありました。

我々が言う「先端」には、むしろ一人ひとりが一歩前に出てそれぞれが問題解決の先端に立つという意味合いがあります。そういう意味で、全員が先端なのです。

SDGs(持続可能な開発目標)の中に「誰一人として取り残さない」という言葉がありますが我々も同感です。同じ物差しで比べるのではなく、色々な分野において先端であり、それぞれの先端の人たちがお互いに共同して社会問題の解決にあたるいう意味での先端だと考えています。

――時代が目まぐるしく変わっていくなかで、今後どのような分野が伸びていくのでしょうか。

例えば航空宇宙プログラムは今後伸びていく分野ですし、人工知能、環境問題、自動運転なども発展していくと期待されています。

各プログラムを作るにあたって新しい先生をお呼びしたり、いままで個別に研究を行ってきた先生方同士の連携を強化したりしています。たとえば、環境問題にはデータサイエンスという視点を組み合わせて社会課題の解決方法を考えたり、自動運転は単に機械工学だけでなく、電気電子系、情報系、応用科学系の先生方が一緒になって一つの課題に取り組むといった点が魅力です。

◆主体的な学びの場
――学生には他にもどういったところを魅力に感じてほしいですか?

まず先生方の研究レベルが世界的にも非常に高いことは学生さんに魅力を感じていただけるポイントです。

例えば、環境問題を考えるうえで現場に行くことは大切ですが、アフリカの湖に潜って生き物の生態を調べている行動派の先生もおられます。ノーベル賞を受賞した化学者と共同研究をされている先生もいらっしゃいますし、企業との共同開発に携わるなかで実際製品の実用化に貢献されている先生や、特許を持っている先生も。多才で多様な先生方がいらっしゃるので、学生さんにとって楽しい学部なのではないかと思っています。

学生さんが自分で主体的に学ぶ活動の場を学内に整備したのも大きな魅力かなと思います。

従来、設備や施設はどちらかというと先生が管理しており、学生は決められた時間内でしか使用できませんでしたが、学生さんが自由に使えるような施設を構想中です。

具体的にはセミナーやグループワークなどに適した「フリーエリア」と、簡単な作業などに適した「Fabエリア」を設置し、初心者でも扱いやすい3Dプリンター、レーザー加工機などの簡易な工作機械を設置するほか、ものづくりの協同作業スペースを併設することを検討しています。

キャプション:STEM版コモンズ(仮称)

異分野の学生がディスカッションをしながら共同で新しいものをつくっていくスタイルを在学中に経験しておくと、社会に出た時により活躍していただけると我々としては期待しています。異分野、多分野間の交流は、今後企業でも必要とされる考え方ですし、多様化している現代においては、社会も変化が求められています。学生さんがいわば先端となって社会を変えていくことが大事だと思います。

◆異分野間の学び合い
――異分野を組み合わせて考えることが社会に求められていると思いますが、そこに対応していくということでしょうか?

例えばAI技術というのはそれ自体が専門分野として高い価値を持っていますが、さらに色々な分野で応用できるのではないかと言われていますし、それが社会課題の解決にも繋がるとも言われています。

社会課題には色々な問題が複雑に絡みあっています。全体を見渡してそれぞれの専門領域を発揮できる人が関わっていくのが重要ですが、やはり他分野への理解がないとお互いうまくやっていけません。例えば化学系の学生であっても人工知能のことを知っておいたほうが仕事をしやすくなるでしょう。

――先端理工学部の学生はどのような教育やサポートを期待できますか?
そうですね、やはり初年次は基礎的なことをしっかり教えていきます。例えば今回のカリキュラムでまず身につけてもらうのは表現力ですね。自分の考えていることをうまく表現することは大事ですので、そこはしっかりと準備します。

「理工学のすすめ」という科目も用意しているのですが、そこでは先生方の専門を社会課題に関連づけて紹介したり、企業の方をお招きして実際の現場でどういった課題があり、それを解決するために理工系の学問分野はどのように期待されているかをお話ししていただきます。初年次でまずきっちりと問題意識を持つところからスタートします。

また、合わせて技術者としてしっかりとした倫理観も身につけます。

2年次には、所属する「課程」で各分野の基礎的な学びを深めます。他の分野に興味を持ち学ぶことは重要ですが、まずは自分自身の専門性を身につけ、深めることが前提です。また、先端理工学部独自の海外研修として、ベトナム・シンガポールで10日間学ぶ「ASEANプログラム」を用意しています。約40人の学生が、現地大学生との共同PBLや工場視察、ビジネスパーソンとの交流などを体験しますので、色々な気づきがあることでしょう。

3年次でそろそろ自分のやりたいことが芽生え、学生さんが「自分はこういったことがやりたいんだけど、どうでしょうか?」と相談を持ち掛けてくるようになると嬉しく思います。4年生になる頃にはもう社会人一歩手前ということで、先生と対等に自分の意見をしっかりと言えるまでに成長しています。

1年次、2年次、3年次、4年次の成長の課程に合わせて我々教員も関わり方を変えています。従来と違い、今回の新しいカリキュラムにおいては一律に成長してくださいということはありません。それぞれの個性に合わせて得意なところは先に延ばして、一人ひとりの成長度合いに合わせてサポートしていくことが重要です。また、少人数制の教育で学生との接点を増やすことも考えています。

――最後に、龍谷大学で学ぶ上での倫理観とは?
本学は仏教系大学ですので、やはり「命を大事にする」というのが根本にあると思います。

先端技術は色々な使い道がありますが、ただ単に技術を突き詰めるところまで突き詰めて社会的影響を考えない、ということではなく、やはり社会的影響を考えながら技術を考えてほしいと思います。

高度成長期の競争社会においては皆が同じ物差しで測られて、一番二番を競ってきたわけですが、そういうことではなくて、人それぞれ違って構わないし、それぞれの人が先端になるということを教えていきたいと考えています。そして、一人ひとりがバラバラに頑張るのではなく、やはり一緒に共同して色々なことにチャレンジしていくということが大事なんだと伝えたいですね。

大学ジョイントコンサート2019 奈良公演

20190304jointconcert.jpg ◾️ひさしぶりに奈良に行きました。奈良で「大学ジョイントコンサート2019」が開催されたからです。7つの大学の吹奏楽部が参加しています。大阪工業大学文化会ウインドアンサンブル、関西大学応援団吹奏楽部、関西学院大学応援団総部吹奏楽部、京都橘大学吹奏楽部、近畿大学吹奏楽部、明星大学学友会吹奏楽団、龍谷大学吹奏楽部の計7つの大学の吹奏楽部です。関東圏から明星大学が参加されています。逆に、関東で開催される「大学ジョイントコンサート」には、立命館大学吹奏楽部が参加しています。吹奏楽の世界にはコンクールがあり、お互いの存在をよく知っていると思いますが、さらにこういったジョイントコンサートがあると、良い刺激を与えう会うことができますね。

◾️コンサートは7大学がそれぞれ単独演奏をされた後、合同演奏が行われました。私は、次の用事があったため、合同演奏を聴くことはできませんでしたが、最後の龍谷大学の単独演奏の最後まで、部長の村井龍治先生の横の席で聴かせていただくことができました。ありがとうございました。龍谷大学の単独ステージですが、1曲目は、ゲストである外囿祥一郎さんが「ハーレクイン」を演奏されました。外囿祥一郎さんは、しばしば龍谷大学吹奏楽部のステージに登場されます。この曲はユーフォニアムの為の独奏曲です。ユーフォニアムらしい柔らかな包み込むようなサウンドにうっとりとしながらも、曲の後半では猛烈な超絶技巧に驚くことになります。2曲目は、「ルイ・ブルジョアの讃美歌による変奏曲」でした。この曲は、讃美歌を基にした曲。冒頭のファンファーレの後のコラール部分からは、そのことがよくわかります。曲のタイトルにある、ルイ・ブルジョワ(Loys Bourgeois)は、16世紀フランス・ルネサンス音楽の作曲家。また、タイトルの讃美歌とは、礼拝の際に栄唱としてよく用いられる「詩編旧100番」のことだそうです。この曲は、吹奏楽コンクールでよく演奏されるらしいのですが、同時に難易度の高い曲でもあるとのこと。このような曲です。

◾️まだ、当日の演奏の動画は公開されていないようですが、合同演奏のリハーサルで、外囿さんが「ダニーボーイ」を演奏されている様子はご覧いただくことができます。

◾️その日は、晩に大津であった別用を済ませてから帰宅しました。その翌日の晩、YouTubeにアップされている龍谷大学吹奏楽部の過去の演奏を拝見していました。かなりたくさんの動画がアップされています。その中で、貴重に歴史的?!資料を見つけました。龍谷大学が全国コンクールに出場するようになった1986年の動画です。指揮は、あの佐渡裕さんです。佐渡さんは、この頃、あちこちのアマチュアの吹奏楽団やオーケストラで指揮をされていたのではないでしょうか。私がいた関西学院交響楽団でも1987年に指揮をされています。この後に、国際コンクールで認められて、レナード・バーンスタインのアシスタントをお勤めになるようになりました。当時は、新進気鋭の若手指揮者だったと思います。この頃、指揮をしてもらった吹奏楽部の皆さん(今は、おじさんとおばさん)は、その時の経験を大切にしていると思います。私の後輩である関西学院交響楽団の皆さんも、そうですから。

◾️ところでこの動画を見てハッとしました。ひょっとして現在の龍谷大学吹奏楽部の副部長をされているMさんがこの動画の中でクラリネットを吹いておられるのではと思い、ご本人に確認したところ、そうだとのことでした。副部長さんによれば、故・上埜孝先生や、現在、音楽監督をしていただいている若林義人先生が指導されるようになり、徐々に演奏のレベルが変わっていったとのことでした。全日本吹奏楽コンクールの常連になるのは、佐渡裕さんが指揮をされた後、もう少し経ってからかなとのことです。

BS11 フランス人がときめいた日本の美術館「第23回 仏教と美術に思いを巡らす『龍谷ミュージアム』(京都・下京区)」

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◾️今週の金曜日、3月8日(金)(夜8:00〜8:58)に、BS11の「フランス人がときめいた日本の美術館」というBSの番組で、龍子大学の博物館「龍谷ミュージアム」が取り上げられます。以下は、番組紹介です。

日本にはバラエティに富んだ魅力的な美術館があります。それを気付かせてくれるのは、フランス人の美術史家・ソフィー・リチャードさん。10年かけて日本の美術館を巡り、その魅力をまとめた書籍『フランス人がときめいた日本の美術館』が話題となっています。

そんな彼女のメッセージをヒントに、「トキメキ」の旅に出掛けるのは、女優の野村麻純。

今回、ソフィーさんがオススメするのは、京都から歩いて10分、世界遺産・西本願寺の真向かいに建つ「龍谷ミュージアム」が今回の舞台です。ここは、2011年にオープンした新しい美術館、仏教の誕生と広がりをわかりやすく紹介しています。案内してくれたのは、元館長で、龍谷大学・学長の入澤先生。人類発の仏教像が制作されたというガンダーラで発掘調査を行ってきた仏教の研究者で、僧侶です。「仏教とは?」という壮大なテーマを、1900年前に制作された貴重な仏像などを見ならがら、解説いただきます。興味深いお釈迦様の誕生の物語や、月とウサギとお釈迦様の関係などを表した動物の彫刻も登場。さらに龍谷ミュージアムには、明治時代に、仏教復興の糸口を探るため中央アジア・シルクロードの学術調査に向かった「大谷探検隊」が発掘した貴重な品々が展示されています。中でも圧巻が、シルクロードの仏教を伝えるベゼクリク石窟という洞窟寺院の回廊を原寸大で復元したもの。壁画にはお釈迦様の前世の物語が描かれています。「龍谷ミュージアム」は、2500年の時を経て、人から人へ繋げられた人類の大いなる知恵を学べる、そんな場所でした。

紹介作品:「仏立像」、「菩薩立像」、「仏伝浮彫:誕生」、「託胎霊夢」、「ベゼクリク石窟大回廊復元展示」ほか

「おうみ会」、そしてその後

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20190304ohmikai2.jpg◾️先週の金曜日の晩に、大津市内にある琵琶湖ホテルで職場の懇親会「おうみ会」が開催されました。季節柄、歓送会でもあります。私がクジ引きで座ったテーブルでは、普段、なかなか話をできない若い職員の方達も混じったテーブルでした。こういう時でないと、なかなか交流はできません。そのような若い方がおられたので、若い女性に私の牛肉の鍋を食べていただきました。彼女は、このメニューだと2周はいけると豪語されていたので、お譲りしました。素敵な笑顔、天真爛漫…って感じだな〜。私のようなおじいさんの胃袋は小さくなってしまっています、ほんまに。

◾️その後、当然のように、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」へ。ちょっと息抜きです。すると、ご常連のSさんがおられて、すぐに、これまたご常連のTさんがやって来てと、いつもの展開になりました。で、この写真なのですが、その日のものではありません。前回、お店に来た時にお店のスタッフに撮ってもらったものです。お店にいると、近藤紀章くんと彼を慕う仲間の皆さんがやってこられました。知らん顔して帰るわけにはいかないので、挨拶程度に少しだけ合流と思っていましたが、けっこう長い時間お店にいることになりました。なんと言いますか、近藤くんが、すでにお酒で出来上がってしまっていて…。ちなみに、近藤くんのや若いお仲間の皆さんは、ちゃんとしてはりました。

◾️このグループとは、そのうちに何か面白いことができるかもしれませんね。近藤くん。今度は、素面でお願いいたします。
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第1回「いわて盛岡シティマラソン」

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◾️岩手県の県庁所在地、盛岡市を中心にマラソン大会が開催されます。盛岡では、初めてのようです。以前は、けっこう頻繁に岩手県に出張する仕事があったのですが、最近は、岩手県に行くチャンスがありません。ということで、「いわて盛岡シティマラソン」が開催されることも知らなかったのですが、私が岩手県立大学に勤務しているときに交流のあった地元紙「盛岡タイムス」の記者のIさん方から連絡が入りました。この大会を運営する実行委員会は行政と民間双方のメンバーによって組織されているそうで、I さんもこの実行委員会にメンバーなのだそうです。Iさん、ご連絡、ありがとうございました。

◾️おそらく、前日は、お隣の青森県の青森市にいることになると思います。まったくの偶然なんですけど。うまくいけば、青森での仕事を済ませた後、盛岡に移動してフルマラソンに出場できるかもしれません。エントリーは、3月16日の午前10時からです。岩手県民優先のようですが、頑張ってエントリーしてみようと思います。といいますか、その前に、またフルマラソンの出場を目指して練習を積み重ねなければなりません。

職員採用情報

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龍谷大学・専任事務職員・新卒者採用2020年4月採用の情報です。

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