BS11 フランス人がときめいた日本の美術館「第23回 仏教と美術に思いを巡らす『龍谷ミュージアム』(京都・下京区)」

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◾️今週の金曜日、3月8日(金)(夜8:00〜8:58)に、BS11の「フランス人がときめいた日本の美術館」というBSの番組で、龍子大学の博物館「龍谷ミュージアム」が取り上げられます。以下は、番組紹介です。

日本にはバラエティに富んだ魅力的な美術館があります。それを気付かせてくれるのは、フランス人の美術史家・ソフィー・リチャードさん。10年かけて日本の美術館を巡り、その魅力をまとめた書籍『フランス人がときめいた日本の美術館』が話題となっています。

そんな彼女のメッセージをヒントに、「トキメキ」の旅に出掛けるのは、女優の野村麻純。

今回、ソフィーさんがオススメするのは、京都から歩いて10分、世界遺産・西本願寺の真向かいに建つ「龍谷ミュージアム」が今回の舞台です。ここは、2011年にオープンした新しい美術館、仏教の誕生と広がりをわかりやすく紹介しています。案内してくれたのは、元館長で、龍谷大学・学長の入澤先生。人類発の仏教像が制作されたというガンダーラで発掘調査を行ってきた仏教の研究者で、僧侶です。「仏教とは?」という壮大なテーマを、1900年前に制作された貴重な仏像などを見ならがら、解説いただきます。興味深いお釈迦様の誕生の物語や、月とウサギとお釈迦様の関係などを表した動物の彫刻も登場。さらに龍谷ミュージアムには、明治時代に、仏教復興の糸口を探るため中央アジア・シルクロードの学術調査に向かった「大谷探検隊」が発掘した貴重な品々が展示されています。中でも圧巻が、シルクロードの仏教を伝えるベゼクリク石窟という洞窟寺院の回廊を原寸大で復元したもの。壁画にはお釈迦様の前世の物語が描かれています。「龍谷ミュージアム」は、2500年の時を経て、人から人へ繋げられた人類の大いなる知恵を学べる、そんな場所でした。

紹介作品:「仏立像」、「菩薩立像」、「仏伝浮彫:誕生」、「託胎霊夢」、「ベゼクリク石窟大回廊復元展示」ほか

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