雪のこと

▪️日本海側の雪が大変なようですね。滋賀県も湖北の長浜市余呉町等の中山間地域は福井県のすぐそばですから、けっこうな積雪があるのでないかと思います。どうかお気をつけください。私の暮らしているところは、湖西の南部ですので、そのような降雪は今のところ起きていません。こちらの解説によれば、湖北の上空1500mあたりの気温が-3℃以下なら山地で降雪、-6℃以下なら平地で降雪、-10℃以下なら大雪になるのだそうです。加えて、以前にも投稿しましたが、1500mが西風になっていると長浜など北部の雪となり、北西の風になるとなると大津など南部の雪になります。これから風向きはどうなりますね。天気図からすると西から吹いているように思います。

▪️私の暮らしているような地域でも、車のタイヤはスタッドレスにしています。ただ、雪国のように庭の樹木の雪対策をしていません。ということで、何年か前の大雪の時には、庭に植えてあったラベンダーが成長して低木のように木質化していたのですが、雪の重みでダメになってしまいました。今日の午前中は晴れていたのですが、午後からは晴れたり曇ったり、時々雪がちらついたりしています。そしてまた雪が降り始めました。対岸の守山市がしばらく全く見えませんでした。猫の目のように天候が変化していきます。この辺り、滋賀らしいなと思います。

20250205shiga_mountin1.jpg
20250205shiga_mountin3.jpg20250205shiga_mountin2.jpg
▪️写真は、今日は午前中、近くにある丘の上の公園に行って撮ったものです。いつもの公園です。湖北の山々や伊吹山の頂が白くなっていました。それから、山の形から名前がよわかれば良いのですが、おそらく霊仙山の頂が、それから御在所岳の頂が白くなっていました。明日あたりは、それ以外の山の頂も白くなっているのではないかと思います。

▪️最近、大雪の原因 としてJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)のことがよく言われます。いまさらなんですが、きちんとNHKの説明を読んでみました。記事によれば、「等圧線が何本も『くの字』のようにくぼんでいる」と、「こうした状況ではJPCZが形成され、平地にも大雪が降りやすくなります」とのことです。確かに、今日の12時の天気図では「くの字」のようにくぼんでいます。引き続き注目することにします。このJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)についてさらに検索してみると、温暖化との関係についても解説している記事がありました。

2022年末に発生し大きな被害をもたらした大雪もJPCZによるものでした。大きく関係しているのが、2022年夏の猛暑と考えられています。記録的な暑さで海水が温まってしまったため、12月になっても平年より海水温が高い状態が続いていました。このため海面から上昇する水蒸気の量も例年より多く、発生したJPCZの影響もあり記録的な大雪が降ったものと思われます。

▪️温暖化は、海水を温めて、夏には「ゲリラ豪雨」や「線状降水帯」を発生されますが、やはり冬になっても水温が高いと、「JPCZ」と重なって大雪を降らせるわけなんですね。ところで、気象庁のサイトには、「今後の雪」というのがあるんですね。これは便利です。

カテゴリ

管理者用