平和堂財団設立35周年記念ガラコンサート2024
▪️今日は、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで開催された「平和堂財団設立35周年記念ガラコンサート2024」を楽しんできました。ガラコンサートとは、なにかを記念して行なわれる特別な演奏会のことをいいます。今回は「平和堂財団設立35周年記念」の演奏会です。ステージで演奏される方たちも、通常のクラシックのコンサートとは異なり、女性はとても華やかなドレスを着ておられました。そしてステージの上で演奏された多くの皆さんは、公益財団法人平和堂財団から助成を受け音楽家として活躍されてきた皆さんなんです。
▪️今日のプログラムですが、I部は、チャイコフスキーの「花のワルツ」。冒頭、ハープのカデンツァがあります。演奏されたのは、龍谷大学吹奏楽部のハープを指導してくださっている大西 伶奈先生でした。大西先生も、かつて海外に留学する際に助成を受けておられます。
▪️「花のワルツ」のあとは、サラサーテのチゴイネルワイゼン(バイオリン)、グノーの歌劇「ファウスト」より”トゥーレの王~なんと美しいこの姿”(ソプラノ)、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の第3楽章と続きました。ガラコンサートは、通常のクラシックのコンサートとは異なり、よく知られた有名な作品の一部をソリストが演奏することが多いようです。II部は、まずはシューベルトのピアノ五重奏「ます」の第4・5楽章、そしてムソルグスキー作曲、ラベル編曲の組曲「展覧会の絵」。最後、とても盛り上がりました。アンコールは、ワーグナー歌劇「タンホイザー」の大行進曲でした。
▪️ガラコンサートの司会は、平和堂財団芸術奨励賞選考委員の稲垣聡さんでした。このガラコンサートは、聴きたいという方達が応募し抽選で選ばれるようなのですが、稲垣さんによれば過去最大の応募があったようです。私は、平和堂財団の仕事をしている関係で招待していただいたのですが、自分で応募していたとしても、きっと当選はしていなかったと思います。こういうのは、まったく運がないからです。
▪️トップの写真、びわ湖ホールから撮った琵琶湖です。ずっと向こうに琵琶湖大橋が見えます。ですから、写真に写っているのは琵琶湖の南湖です。
【追記】▪️このガラコンサートの最後、パーンという大きな音と共に大量の金色のテープが大ホールの空中を舞いました。コンサートを盛り上げる演出なんでしょうね。テレビやネットの動画では何度も見てきたのですが、自分自身が経験するのは初めてでした。大きな音にびっくりしました。調べてみると、テープを飛ばす装置はキャノン砲あるいはエアーショットと呼ぶそうです。ガスの力で飛ばすわけですね。