阪堺電車に乗りました。

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20240707hakai7.jpg ▪️昨日は初めて阪堺電車に乗りました。大昔に少し乗ったことがあるのかもしれませんが…。昨日乗車した区間は、天王寺駅前から堺市の宿院まで。昼間に乗りましたが、たくさんの方達が日常の足として利用されているように思いました。経営的には厳しい状況にあるようですが、具体的にはよくわかっていません。こちらの大学紀要論文に説明されていますので、ご参考になさってください

▪️昨日は、広重の展覧会を観覧し、昼食を摂った後、天王寺駅前を出発しました。出発してしばらくすると、線路を横断しようとする車が右側から現れてきました。ところが車が少し渋滞していて線路を渡りきれず…「あっ、衝突する」と、ひやっとする場面も起こりました。路面電車は、こういうことがたまにあるのかもしれません。とはいえ、路面電車は楽しいです。街にも元気を与えます。路面電車のある街には、「ゆとり」と「豊かさ」があるように思います。これからの時代の都市においては、誰しもが気軽に移動できるように、こういった公共交通機関がもっと整備されるべきだと思います。

▪️令和2年(2020年)に発行されたこの堺市「堺市阪堺線沿線地区交通戦」という報告書では、「今後めざすべき方向性について」として以下のように書かれています。

超高齢社会や働き手不足が進行する一方、外国人旅行客の増加などを背景に、自動運転技術の進展、MaaS などの ICTを活用した移動サービスの展開など、社会環境や交通のとらえ方が大きく変革する時代を迎えている。
そのような中、堺市では、大阪府内初の百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録(2019.07)、大阪・関西万博(2025)を契機に、恵美須町沿線のホテル立地や外国人旅行客のインバウンド需要の増加、大和川自転車道の整備など、ハード・ソフトともに、大きな動きが想定されている。
支援完了後も阪堺線堺市内区間の存続を図っていくためには、このような背景を踏まえなが ら、停留場間隔も短く乗り降りもしやすい路面電車として、人々に愛されてきた堺の歴史的資源であるという特徴も活かし、鉄道、軌道、バス、さらには自転車など、多様な都市交通シス テムやまちづくりと連携しながら、以下の戦略を講じていく必要がある。

I さらなる安全性の向上及びバリアフリーの推進
II 結節機能の向上(他の交通機関との連携強化)
III 沿線資源との連携強化
IV 多様な主体の参加・協働の機会拡大

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