大著「命の嘆願書」が伝えるもの ジャーナリスト 井手裕彦氏講演会4/18

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▪️『命の嘆願書』の著者であるジャーナリスト・元読売新聞大阪本社論説委員・編集委員の井出裕彦さんの講演会です。『命の嘆願書』は、以下のような書籍です。

新聞記者生活の最後の年 著者はモンゴルへ向かった。「命」の呼称がある文書と言えば、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツ の迫害から逃れようした多くのユダヤ人にリトアニアの日本領事館領事代理だった 杉原千畝が発給した「命のビザ」が知られる。一方、私が見つけた「命の嘆願書」 はモンゴルやロシアの公文書館の奥深くに「外交文書」や抑留の「公的記録」とし て厳重に保管され、誰の目にも触れず、歴史の中に埋もれようとしていた。 こんな抑留者やその妻、母、子がいた真実を置き去りにしたまま、出会った記録を 墓場まで持っていっていいものだろうか。新聞社を後にして筆を執ってから脱稿ま で三年を要したが、私は伝えずにはおれなかったのである。

▪️井出さんの講演会は、4月18日にギャラリー読売で開催されます。会場参加:700円、オンデマンド受講:500円 です。詳しくは、こちらをご覧ください

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