社会人基礎力

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■金曜日2講次は「地域エンパワねっと」(社会共生実習)。今日が最後の授業になりますが、彼らの活動は来月まで続きます。

■ 1枚目は、小学校の体育館をお借りして、牛乳パックを再利用したランタンで、地域の子どもたちをメインの対象としたイベントを開催しようと準備を進めているチームです。ミーティングをしています。小学校との交渉、地域社会との交渉、このようなことも全て実習です。今日も、地域方とLINEで連絡を取り合っていました。予想外のことが、これからも起こると思いますが、頑張ってやり遂げて欲しいと思います。

■ 2枚目。3人のチームなんですが、1人しかいません。小さい声で、1人でブツブツ言っています。2人が体調を悪くしたということで自宅に待機。ということで、zoomを使ってミーティングをしているのです。こちらは、レンズ付きフィルム「写ルンです」を使って、高齢者を対象とした写真展を開催しようとしています。

■通常、大学も含めて「学校」という制度の中では、それぞれ個々人が努力をして、その努力の結果が評価されます。しかし、この「地域エンパワねっと」では、個人が努力するだけではうまくいきません。チームの仲間はもちろんのこと、地域の関係者の皆さんと様々な調整を行いながら、地域の課題解決(緩和)に向けて、自分たちが企画した活動に取り組むからです。しかし、そのことが、結果として、学生の皆さん個々人の眠っている力を引き出すことになります。

■こういうことは、もともと意図はしていませんが、結果として「社会人基礎力」を養うことにもつながっているのかなと思います。

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