地域エンパワねっとの進捗状況

20221217empower-net1.jpg20221217empower-net2.jpg
■金曜日の2限は、「地域エンパワねっと・大津中央」(社会学部・社会共生実習)です。このfacebookで以前にも報告したように、私が担当しているプロジェクトでは、2チームが活動しています。ランタンのイベントを開催するチームと、写真展を開催するチームです。

■前者のチームでは、小学校の体育館をお借りしてランタンのイベントを開催しますが、準備が進んでいます。1リットルの牛乳パックを400個集めます。まだ100個ぐらい。写真ですが、表面のシートを剥がして、底をカットしているところです。あとは、イベント開催時に、参加する小学生や地域の皆様が、部分的にカットしたり(窓のような穴をカットする)、絵を描いていたり、カラーパラフィンを貼り付けて、自分のランタンにしていきます。そこにそれぞれの「願い事」を書いて、最後は内側に小さなLEDキャンドルを置きます。コロナ禍でいろんな行事が中止になってきた状況で、地域の皆さんにとって素敵な「思い出」作りができればといいなと思っています。

■ もう一つのグループは、写真展の準備をしています。地域の高齢者の皆さんに、「写ルンです」というレンズ付きのフィルムを使って、自分にとっての思い出の場所(大切な場所)の写真を撮っていただき、加えて、どうして思い出の場所なのかを丁寧にヒアリングして、その写真とヒアリングのデータを使って写真展を開催します。自宅に閉じこもりがちな高齢者の皆さんが、かつて慣れ親しんだ街中で交流できる場をつくろうというのが狙いです。

■ 2つのグループは、それぞれの取り組みの準備に加えて、来月に開催される社会共生実習の報告会に向けて、取り組みの内容を紹介するポスターを作ったり、プレゼンテーションの内容も相談して詰めていかなければなりません。パソコンに向かっているグループは、写真展のグループですが、ポスターの中身を相談しているところです。プレゼンテーションは、1人の教員が担当するプロジェクトごとに5分と決められています。私のところは2チームなので、それぞれ2分半ほどの時間になります。短い時間で、自分達の取り組みのポイントをきちんと伝えられるかな。頑張ってください。

■ちなみに、学生の皆さんのそばに立っている男性、もちろん私ではありません。私と同じように「課題発見×課題解決」型のプロジェクトを指導されている川中大輔先生です。現代福祉学科の教員をされています。私よりも一世代ほど下の若い方ですが、いろいろ話ができる仲間という感じの方です。まあ、老人に合わせてくれているんだとは思いますけどね。

管理者用