「まわしよみ新聞」グループワークの後半

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20210511sociology_seminar7.jpg■今日の「社会学演習IA」(3回生ゼミ)は、陸奥賢さんの「まわしよみ新聞」。2回に分けた「まわしよみ新聞」グループワークの後半です。いつも思うけれど、参加者はみんな夢中になっていきます。ちょっとイラストも描いてデコったり、遊び心もある「まわしよみ新聞」になりました。できあがった新聞は、6号館の掲示板に貼らせてもらいました。「まわしよみ新聞」を実施した教室では、もちろん窓も扉も全開にして、各自、マスクとフェイスシールドをつけてもらっています(今日はフェイスシールドを忘れて人がいました…)。

■「まわしよみ新聞」をゼミの仲間とやってみることで、お互いの親睦を深めつつ、仲間のことをより深くできるようになります。また、改めて社会に関心を持つモードに少し頭を切り替えることができたようです。次回は、少し私の方からPDFの文献をmanabaにアップして、事前に読んできてもらうことにしようと思います。少しずつ、卒論の研究に向けて頭と心をチューニングしていきます。

■今日は、ゼミの授業が始まる前に、「コロナ感染が深刻なってきているけれど、通学が心配という人はオンラインでの参加でもかまいませんよ。遠慮なく言ってください」と伝えましたが、やはり対面式の演習(ゼミ)の方が良いようですね。大学は、「ハイブリッド型」を推奨していますが、希望者がいないのにハイブリッド型にしても意味がありませんし…。ハイブリッド型にするのならば、私の場合ですと、オンラインに切り替えてzoomを使ってグループワークをスムースにできるようにした方がずっと良いのですが。対面式とライブ配信の両方を使うハイブリッド型では、グループワークを行うことはなかなか難しいと思います。ハイブリッド型の場合でも、自宅から参加する人だけでなく、対面式の授業に参加する人も、パソコンとイヤフォンマイクを使って参加してもらうことになるのかなと思います。

■大学の方針と現場で教える側の感覚との間にズレがあるように思います。ちなみに、演習や実習以外の講義科目は、すでにオンライン授業に切り替えています。「ハイブリッド型」の演習だと、文献購読であれば問題ありませんが、グループワークを取り入れるのが難しくなります。であれば、最初から、完全にオンラインにしてzoomで演習を行いブレイクアウトルームを使った方がまだ良いのかもと思ったりもします。どこかで対面式にこだわりつつ、その一方でハイブリッドを推奨するということに何か違和感を感じてしまいます。

■これは個人的な推察でしかありませんが、このような違和感の根っこには、コロナ禍の中でも対面式授業を維持しようとしてきた文科省と、コロナ観戦拡大を抑えようとする政府や自治体とのズレがあるように思います。あくまで推察です。

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