家族の意味


■先月、NHKで放映された「3人の親 子育てをめぐる喜びや葛藤の日々 カラフルファミリー」という番組です。以下は、番組の概要です。この概要では「家族の意味」と表現していますが、自分も含めてですが、「あたりまえ」と思い込んでいる家族観のようなものが相対化されることになります。

かつて女子高生だったトランスジェンダーの男性と、彼を愛し子どもを産んだパートナー、そして、2人に精子を提供したゲイの親友が、一緒に子育てを始めた。3人の子育てをめぐる喜びや葛藤の日々を通して、家族の意味を見つめる。

2018年秋、ひとりの赤ちゃんが元気な産声をあげた。この子には3人の親がいる。1人目は、女性のカラダで生まれ、今は男性として生きているトランスジェンダーの“パパ”。2人目は、彼のパートナーで、子どもを産んだ“ママ”。そして3人目は、ふたりに精子を提供したゲイの親友。
3人は一緒に子育てすることを決めた。

初めて味わう子育ての喜び。
LGBTというだけで、どれほどかけがえのない体験をあきらめていたか。一方で、法的な親子関係を認められないなど、いくつものハードルも。さらに、どのように子育てに関わればよいのか? そもそも自分はこの子にとってどんな存在なのか? 自分たちらしい家族のカタチをめぐって3人は揺れる。3人の子育ての日々を通して、“家族”の意味を見つめる。

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