夏の庭

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20190627annabelle1.jpg◼︎我が家の小さな庭が夏らしくなってきました。写真は、アジサイの仲間ですが、北アメリカ東部に自生するアメリカノリノキの変種を品種化したものです。アナベルといいます。写真では、白い花を咲かせていますが、蕾の頃は淡い緑でした。淡い緑から、花が咲くと純白へ、そして咲き進んでいくと再び緑に変化して、最後は乾燥して茶色になります。そういった花の変化も楽しめます。

◼︎かなり大きく成長して花を咲かせてくれていますが、花のように見えるのはガクが大きく発達した「装飾花」と呼ばれる部分なのだそうです。ふんわりとした大きな球状に咲いていますが、その内側はどうなっているのかなと思い、写真を撮ってみました。なるほど、という感じです。例えがよくありませんが、何やら張りぼてのようですね。

◼︎下の写真は、そのアナベルが咲いているすぐそばの雰囲気を撮ったものです。夏らしいですね。緑が溢れている感じです。写っている植物の名前を挙げていくこと、ギボウシ、リュウキュウアシビ、クリスマスローズ、ヤブラン、ツワブキ…。たくさんの植物が元気よく育っています。ただ、緑ばかりだと少し寂しいので、余っている鉢に寄せ植えをして置いてみることにしました。庭が大変賑やかになってきました。寄せ植えが庭のアクセントのような働きをして、雰囲気がずいぶん良くなりました。
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20190627mygarden1.jpg◼︎小さな庭なんですが、とても賑やかになってきました。一番奥にあるのはナンテンです。アジサイも植えてあります。その横にある背の高い植物、アカンサスです。私の背よりも高くなりました。180cmはあろうかと思います。ぐっと伸びているのは花茎と呼ばれる部分です。そこにたくさんの花が咲いています。かなり大型ですね。このアカンサスを植えたあたりは花壇になっていますが、その花壇の中に鉢置き台を作ってあります。そこに寄せ植えの鉢を2つ置きました。この寄せ植えの鉢の左に生えている細長く葉を伸ばした植物、これはミョウガです。どうしてここにミョウガが生えてきているのか。よくわかっていません。庭を大改修したのですが、その際に工事を請け負ってくださった庭師さんがミョウガの根っこを植えてくださったのではないかと思っていますが、庭師さんにお尋ねしても記憶がないとのことです。

◼︎その反対側には、背は高くありませんがクチナシが若葉を茂らせています。このクチナシ、昨年、オオスカシバの幼虫に丸坊主にされたました。せっかく成長していましたが、短く刈り込むことになりました。そのようなこともあり背が高くないのです。背は高くありませんが、今年も、また新しい若葉を出して成長してくれています。しかし、すでにオオスカシバの成虫が庭に飛んできています。箒で追いかけ回しました。これから毎日、幼虫がいないか細かく観察しなければなりません。

◼︎玄関のヒメダカを飼育している睡蓮鉢の横には、鉢植えのユリが咲いています。白いテッポウユリです。その周囲に寄せ植えの鉢を置いてみました。玄関のあたりが明るくなりました。庭は手入れをすればするほど、良い庭になってくれるように思います。やり甲斐があります。
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