2019初夏の庭(1)

20190530mygarden1.jpg
20190530mygarden3.jpg
20190530mygarden4.jpg20190530mygarden2.jpg
20190530mygarden5.jpg
■昨年の庭の大改修の際に、実の成る木が欲しいということで、ジューンベリーを庭師さんに植えていただきました。昨年はまだ木も小さく、実はあまりとれませでしたが、今年は高さも昨年の1.5倍ほどになり、実もたくさん成りました。このまま熟していくと、すべて鳥の餌になってしまうので、ネットを被せてみました。うまくいけば、小さなステンレスのボウル1杯ぐらいは収穫できるのではと思っています。お隣のお家の男の子に、ちょっとプレゼントしようと思っています。その近くには、ブラシノキが花を咲かせています。不思議な花なのですが、名前の通り、赤いブラシのようです。細く伸びているのは、花糸(かし)というのだそうです。調べてみると、おしべの糸状の部分とのこと。最初は美しい…というよりも、奇妙な…という印象の方が強かったのですが、だいぶこの花に慣れてきました。この季節、我が家の庭ではあまり花は咲いていないので、この赤い不思議な花が庭にアクセントを与えてくれているかのようです。

■そのすぐ近く、足元に目をやると、ハナショウブが咲いています。なんでこんな場所に…と思わないでもないのですが、おそらく庭師さんが、改修前から我が家にあったものを移植してくださったのではと思っています。もっと株が増えていくといいのですが、うまくいくかな。ハナショウブはアヤメの仲間です。アヤメ科、アヤメ属。ショウブではないんですね。ショウブはサトイモの仲間。まったく違う形の花が咲きます。また、よく「いずれがアヤメかカキツバタ」といいますね。どう違うのか。花はよく似ていていますが、パターンが違うようです。また、生える場所も違う。アヤメは、乾いた土地。湿地や水中に生えるのがカキツバタ。ハナショウブは、やや湿った場所らしい。なんだが、微妙。玄関に置いた鉢のユリは、開花の準備が進んでいます。7輪ほど花が咲きそうです。種類の異なるユリが、もうひと鉢あります。こちらも蕾が大きくなってきました。

■最後は、少し気持ち悪いかも……ですね。ヒメダカを飼っている池で増えすぎた藻(アオミドロ)を引き上げて乾燥させていると、無数のダンゴムシがムシャムシャ食べていました。ダンゴムシは、枯葉などを食べて土に還していくらしいのですが、こんなに藻が好きだとは知りませんでした。庭の物質循環を担う大切な役割をしているのですね。

管理者用