イベントのお知らせ

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◾︎日曜日に滋賀県立琵琶湖博物館で仕事があり、その際、博物館の中に置かれていたチラシを手に取りました。「鳥の道を超えて」というドキュメンタリー映画の上映会と、この映画の監督である今井友樹さんと滋賀県立琵琶湖博物館の篠原徹館長とのディスカッションが、1月27日に開催されるという案内のチラシです。以下は、以前のエントリー「記録映画『鳥の道を越えて』」からの引用と、この記録映画の予告編です。引用の最後に書きましたが、どこかで観ることができれば…と思っていたのですが、そのチャンスが巡ってきした。残念ながら、今月に開催される「琵琶湖地域の水田生物研究会」の方は、社会調査実習で東京に学生を引率しなくてはいけないので、参加することができません。

▪︎朝日新聞には「ひと」という欄があります。15日は、「ふるさとの鳥猟文化を記録する映画を撮った」今井友樹さんが紹介されていました。今井さんの故郷は、岐阜県の東白川村です。東白川村のある東濃地域(岐阜県の東の地域)では、鳥の群れをおとりで呼び寄せる「カスミ網猟」が古くから伝わっています。もちろん、現在では違法です。今井さんは、消えてしまった「カスミ網猟」に関する記録映画「鳥の道を超えて」を撮りました。その作品が、昨年のキネマ旬報ベストテンの文化映画作品賞に選ばれたようです。

▪︎私も、年に数回、岐阜県の東濃地方に行きます。私のばあいは、中津川市です。この土地の人たちからは、しばしば鳥猟の事を聞いてきました。そういうこともあって、今日の「ひと」の記事を読んでちょっと興奮しました。記事のなかに、「風土に根付いた庶民の生活文化を記録することが、日本の未来につながると確信した」とありました。その通りだとおもいます。この記録映画「鳥の道を超えて」、どこかで観ることができればいいなと思います。


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◾︎2つめは、龍谷ミュージアムのチラシです。11月25日まで開催されていた「水木しげる魂の漫画展」は大変好評だったわけですが、次の特別展示になります。「仏教美術のいきものがたり」です。これが「仏教美術における動物たち」だとイマイチになると思いますが、「いきものがたり」です。なかなかセンスがあります。でも、「いきものがかり」ではないですよ。ちょっと掛け合わせているところに何か面白いことがありそうだと期待させます。こういうネーミングってとても大切ですよね。
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◾︎こちらは、社会企業家を生み出し、社会を変える社会起業家の登竜門!「第15回 ビジネスプランコンペ edge」のチラシです。特定非営利活動法人edgeのイベントです。なかなか面白そうです。詳しいことは、こちらをご覧ください
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◾︎最後は、私が審査員をしている「夏原グラント」の募集のチラシです。公益財団法人平和堂財団による助成で、「滋賀県内または京都府内で実施される「琵琶湖およびその流域の自然環境の保全活動」で、水質保全、森林・ 里山保全、水源の森保全、河川環境保全、湖岸(葦原)保全、生物多様性保全等、内容が先進的で他の団体のモデル」となる事業に助成します。学生の皆さんも応募できます。詳しくは、こちらをご覧ください

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