「地域再生の社会学」

▪️金曜日の3限目には、担当している講義があります。前期は「地域社会論」、後期は「地域再生の社会学」です。前期の「地域社会論」は、例年履修者が100人程度のところに360人を超える登録がありました。履修できるのは、社会学部の全ての学科の2年生以上の学生さんです。もちろん、私の講義に人気があるわけではありません。学生さんたちの話しによれば、、金曜日は授業が少なく履修できる授業があまりないのだそうです。加えて、できるだけ効率的に単位を取得しようと思うと、できるだけコマを詰めた時間割にしたいのだそうです。ということで、積極的な理由からではなく、そのようなある意味「少ない選択肢の中で、この授業でもとっておこうか」という人が多かったのですね。360人いても、例年通り、記述式の試験にしました。もちろん、採点は大変な作業でした。苦労しました。

▪️では、後期の「地域再生の社会学」の履修者はどうなるのだろう…と心配していましたが、大丈夫でした。履修できるのは、前期と同様に社会学部のすべての学科の3年生以上の学生さんです。履修者は、例年と同様に50人程度でした。旧カリキュラムでは「地域社会論I」と「地域社会論II」を担当していましたが、前期が100人程度、後期が50人程度の履修者でしたから、通常に戻ったという感じでしょうか。

▪️ということで、学生の皆さんに、(1)履修動機と(2)扱ってほしい内容について、小さな用紙に書いて提出してもらいました。履修動機については、前期「地域社会論」を履修したので、それにに引き続いて履修したという人が結構な人数になりました。これは、ありがたいことですね。また、授業の中で扱ってほしいことについても、具体的に書いてくれている学生さんがおられました。できるだけ、授業の内容に反映できるように努力しようと思います。

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