小さな庭の「生きもの のドラマ」

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◾️酷暑です。庭に植えた草木、焼けないように、枯れないように気を配っています。草木だけではなく、カメやメダカも暑さにやられないように注意しています。そうやって庭の世話をしていると、小さな庭なんですが、コオロギやバッタやカマキリの姿を見かけるようになりした。そのような昆虫を餌にしているのか、トカゲもあちこちでうろちょろしています。庭にはクチナシを植えているのですが、その柔らかい若葉が、次々とボロボロになっていきます。近づいて細かく見てみると、何かの幼虫が何匹もいるではありませんか!「こいつらか!俺のクチナシを台無しにしているのは!」。このような幼虫を、カマキリやトカゲは食べてくれないんですかね。あとで調べてみると、スズメガの仲間の幼虫であることがわかりました。

◾️この暑さの中でも紅葉の枝がまた伸びてきたので、その枝を剪定していると、枝の間に蜘蛛の巣が張っていることに気がつきました。蜘蛛はあちこちに巣を貼るので、気がついたらすぐに取り除いていますが、今回はしばらく眺めてしまいました。小さな蜘蛛が中央の左下に。中央の右上にはこの蜘蛛に食われてしまったトンボが。羽だけが取り残されていました。羽は食べ甲斐がないのかな。
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◾️庭にはトネリコの樹があるのですが、そこにキジハトのつがいがやってきました。うちのトネリコの樹に巣を作るかどうか、夫婦で相談をしているかのようです。どうも、うちのトネリコは、この「ご夫婦」のお気に召す「物件」ではなかったようで、残念だな…と思っていたところ、翌日もやってきてくれました。そして、静かになくのです。キジバトの鳴き声って、かなり低いですね。ちょっとフクロウのようでもあります。うちのトネリコの樹に巣を作ってくれないかな…と期待しながら撮影すると、大きなシャッター音に驚いて逃げて行ってしまいました。キジバトは、幸せを運んでくれると言われていますが、何だか残念なことをしてしまいました。小さな庭ではありますが、それでも、そこには生きもの の様々なドラマがあります。

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