龍谷大学滋賀県人会「淡水会-冬の陣-」

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■龍谷大学滋賀県人会「淡水会」では、次期会長に経営学部の藤田誠久教授を選出いたしました!! 赤いセーターの方です。そして今回も、新たに3名の農学部の教員の皆さんが「伝統ある儀式」を無事に終えて入会されました。事務職員のトップ総務局長をおつとめになり、昨年の春に退職された長野了法さんからは、今回の儀式について少し作法の理解が違うとの鋭いご指摘がありました。儀式の介添えに入る人たちの問題です(私もその内の一人でした。問題点をご指摘いただき、ありがとうございます。お酒が好きなものですから…以後、注意します)。しかし、そのご指摘で会場はさらに大爆笑です。なかなか伝統儀式というものは難しいものですね〜。

■滋賀県人会の中で、農学部の皆さんは一大勢力になりつつあります。ある方からは、「社会学部はどうした!」とのご指摘もいただきましたが、さあてどうでしょうか。社会学部の懇親会はホテルやレストラン等での会食が多く、学部組織の中に、滋賀県人会のように「正統派の日本の宴会」を楽しむ組織風土がありません。「正統派の日本の宴会」が好きか嫌いか…ということなのですが、私個人で言えば、大好きです〜。もっとも、こういうタイプの宴会、良い悪いは別にして、これから日本社会では消えていくかかもしれません。そのような危機感があります。でも、そんなことを心配しても仕方がありませんね。ところで、現在、私は、奈良県(住んでいた)、兵庫県(生まれた)、滋賀県(住んでいる)、3つの県人会に入っています。それぞれ個性があって面白いです。「正統派の日本の宴会」を続けている滋賀県人会は、一番やんちゃな県人会かな…と思っています。滋賀の農村の宴会文化を背景に持っているというのが、私の印象です。とても滋賀県らしい宴会です。ついこの間、広島県人会が復活するかもという話しも聞きました。私、広島にも住んでいましたけどw。復活すると嬉しいです。

■話しは変わりますが、私は岐阜県に縁があってまちづくりのお手伝いに出かけます。私が通っている岐阜の地域社会には、頼母子講をルーツに持つ「無尽」(むじん)という付き合いの仕組みがあります。現在では、毎月、みんなでお金を積み立てて、宴会や旅行をして親睦を深めるようなスタイルになっています。岐阜県では、1人で3つから4つの「無尽」に参加されていることも珍しくありません。交友関係が広がります。私にとって職場の県人会は、この「無尽」にちょっと似たところがあります。私以外にも、複数の県人会に入会されている方がおられます。次期会長の藤田先生とは、奈良県人会もご一緒しています。また、前会長の古本先生とは、兵庫県人会をご一緒しています。

■さて、滋賀県人会の司会ですが、社会学部の教務課におられた茶谷さんがされています。ちょっと名人芸の域に達しておられるように思いました。それに対して、茶谷さんと同じく社会学部教務課におられた、そして茶谷さんの後継者らしき?!吉田真士さんは、まだちょっと心もとない感じ…かな。頑張れマコちゃん。来年度の幹事さんは、竹之内さんと田中Junyaさん。よろしくお願いいいたします。次回の淡水会は、夏になります。

【追記】■「広島県人会」と書いて思い出しました。滋賀県庁に勤務している時のことです。「中国・四国地方出身者・居住経験者の集い」という、かなり大きな宴会がありました。滋賀県内の地域や学校での繋がりのない職員の皆さんが、「中国・四国地方出身者」に加えて居住経験者にまでカテゴリーを拡大して宴会を開催したわけです。滋賀県庁に勤務されている職員のうち、滋賀県出身者でない方たちが県庁内の「社会関係資本」をもっと豊にしたい、そのような思いからこのような集いを企画されたのではないか…今から考えるとそのように思うわけです。私自身は、すぐに「相談ができる」/「相談にのってあげることができる」、そういう仲間が職場に大勢いることはとても幸せなことだと思っています。しかし、相対的にかもしれませんが、特に若い世代の方達は、「仕事が終わってまで、職場の人間関係に振り回されたくない」と考える傾向が強いようです。それもわからないわけではありません。また、職場と人間関係と、プライベートの友人関係は別物だと考える方も多いかもしれません。私のばあいは、職場の中にも外にも、そういう人間関係が広がっているので、もはやあまり気にすることもありません。ただし、酒の量は気をつけないといけませんね。健康は大切です。

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