第6回「龍谷大学餃子研究会」

20170109gyouza.jpg■少し前のことになりますが、会長をしている「龍谷大学餃子研究会」の第6回研究会が、四条烏丸にある「タイガー餃子」で開催されました。この研究会、2014年10月に始まりましたが、今回でやっと6回目になりました。幸いなことに、メンバーも増えてきました。きちんと研究会が継続していることに、会長として安堵しています。

■ところで、餃子という食品は完全栄養食品だといわれています。あの一包みの餃子に、人間が生きていく上で必要な様々な栄養素が入っているというのです。細かな栄養学的なことはわかりませんが、いろんな食材からできています。それが美味しいハーモニーを奏でているわけです。餡の中の、豚肉の旨味、野菜の甘み、そしてそれらの味を引き立てるニラ、そして香辛料のニンニクやショウガ。その餡を包む皮は小麦粉から作られていますが、この皮が、餡の美味しさを包み込んでくれます。どれかひとつでも欠けてしまうと、餃子の美味しさは消えてしまいます。

■会長として簡単な挨拶をしました。「私たちの職場も、餃子のように様々な能力を持った人の持ち味が生かされて、最高の味にまとまっていくといいな〜!」、まあそのような内容の挨拶です。そうすると、研究会のO会員が「私は、皮を閉じる時の片栗粉がええです」とおっしゃったのです。おお!!、皮を閉じる時に糊の役目を果たす、あの片栗粉ですか!! これはすごい発言ですね。片栗粉は餃子を食べる時に気にしません。自らの存在感を完全に消してしまっています。しかし、片栗粉がなければ、餃子を焼いている間に、餡の複雑な美味しさは全て外に流れていってしまいます。徹底した「黒子」の役割を果たしています。豚肉や野菜、そして皮のように存在感はありませんが、片栗粉があってこその餃子なのです。いい話しを聞かせてもらいました。

■さてさて、第6回研究会ですが、メニューに掲載されている全ての餃子を注文しました。私は、卒論の指導等があり、少し遅れての到着となりましたが、N副会長が気を利かせて注文をしてくださっていました。ありがとうございます。ぷっくり餃子、ジャンジャン餃子、黒スパイシー餃子、青菜水餃子、香菜餃子、エビ餃子、ベジタブル餃子、やぶれかぶれ餃子、茹で焼き餃子、チーズグラタン餃子、坦々黒胡麻だれ餃子、豆トラ餃子、島唐辛子餃子、柚子ポン葱餃子、チリマヨ揚げ餃子。お腹一杯になりました。もちろん、餃子を食べるだけではなく、いつも研究会では、わが職場の課題や将来の展望について語り合うわけです。部署を超えたこういったつながりの中から、次の職場の展望、そのきっかけとなる出来事が生まれてきたらいいなと思っています。例えば、縦割りの組織の中で、もっと部署間連携を強化していくこと。その連携が機動力を持てるような制度的保障をしていくこと…いろんなことを考えています。が、今の所は、話しのレベルで終わっています。まあ、いつか!!…ですね。といっているうちに、定年退職かな。

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