大津市協働提案事業審査委員会
■昨日の午前中は大学の常任理事会でした。うちの大学では部局長会と呼ばれています。その部局長会で、担当している研究部から提案と報告を行いました。昨日は2つ提案を行いましたが、そのうちの1つは、昨年度から継続してきた案件でした。研究部内や各学部の研究主任との間で議論を繰り返し、学部教授会からの意見聴取を行ってまとめた案を、やっと昨日の常任理事会で承認していただくことができました。この間、事務職員の方たちの奮闘ぶりをみてきているので、研究部長としては少し気持ちが楽になりました。もうひとつの提案では、書類の形式や手続きに関して、ちょっとした問題が発生したのですが、他部署の事務部長さんから丁寧にご指摘をいただき、短時間で軌道修正をして最終的にはなんとかなりました。一昨日から、ちょっとバタバタしましたが、多くの皆さんのお力添えでなんとかクリアできました。こういう組織内の「助け合い」、大切ですね。
■午前の常任理事会を終えたあと、午後からは大津市役所へ移動しました。「大津市協働提案事業審査委員会」が開催されたからです。この「協働提案事業」とは、市民団体や事業者の皆さんから、地域の課題や諸問題の解決に向けた事業のアイデアを募集し、市の担当課と一緒に施策を作り上げながら事業実施を目指す取り組みです。面白い試みですよね。昨日は、市があらかじめテーマを設定し、これをもとに市民活動団体や事業者が企画立案する「指定テーマ型提案事業」と、市民活動団体等が自ら企画立案する「自由テーマ型提案事業」の2つのタイプの事業の審査が行われました。私は審査をさせていただく側ですが、いろいろ勉強になります。また、様々な活動を書類で拝見しているとわくわくしてきます。うちの大学や学生たちも、もっとこういうところにチャレンジできるようになったらいいのになあ。
■午前、午後と会議が続づき、昨日からのドタバタもあったので、少し息抜きにいつもの大津駅前の居酒屋「利やん」に寄り道して帰ることにしました。「利やん」にしばらくいると、突然、琵琶湖で観光船会社を経営されている社長の皆さんが入ってこられました。琵琶湖の観光といえば、琵琶湖汽船…ということになりますが、観光船の会社は琵琶湖汽船だけではありません!大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」に、観光船会社の社長さん達がずらりと並ばれました。すご〜〜い‼︎ 琵琶湖汽船の川戸社長とは、この「利やん」で親しくさせていただいていることもあり、他の会社の社長さんたちとも、すぐに楽しい写真のような打ち解けた雰囲気になりました~。 滋賀県の魅力は、琵琶湖を中心とした「山・里・湖」全てを味わってこそ…のところがあります。そのような魅力を味わい尽くすためには、異業種間交流、異業種間連携がもっと必要です。そして、「山」や「里」の関係者の皆さんが、「湖」とつながる「ストーリー」=「物語」をともに創造していくことが必要です。社長さんたちとの「ご縁」大切にしてまいります。滋賀県を盛り上げてまいりましょう!