2016祇園祭 宵宵山
■10日ぶりに更新します。心身ともに、なかなか更新できる状況になりませんでした。毎日、チェックしていただいてる皆様、申し訳ありませんでした。とはいえ、体調を崩しているわけではありません。なかなか、微妙なんですよ〜。ということで、復活した最初のエントリーは、「祇園祭」です。私は、学生時代に部活動としてオーケストラをやっていました。関西学院交響楽団です。15日(金)の晩は、所属していたこの学生オーケストラの後輩諸君と一緒に、「祇園祭」の「宵宵山」を楽しむことになりました。
■後輩たちとは、学年に随分ひらきがあります。8歳から9歳ぐらいのひらきがあるでしょうか。しかし、私の場合は、大学院時代に、現役の学生メンバーに混じってエキストラとして弾いていた時代があること、そしてfacebookで後輩諸君と日常的に交流しており、たまたまこの後輩の中に祇園のお茶屋さんのお嬢さんがおられて、今回の企画が実現することになりました。facebookを通して声をかけてくれたのです。ありがたいことですね。
■あまり人には言えないことなのですが、私は「祇園祭」に行った経験がありません(多分…)。暑い季節に、人混みの中を歩くことが嫌だったのです。今回は、お誘いを受けて初めて行ってみました。後輩諸君と一緒に人混みの中を歩きながら、鉾や山を見学して回りましたが、キョロキョロしているうちに逸れてしまいました。とはいえ、今は、スマホですぐに連絡できるので、なんとか再合流。このような感じで、初めて「祇園祭」の「宵宵山」を楽しむことができました。
■「宵宵山」を楽しんだ後は、今回の企画をたててくれた後輩Tさんのご実家である祇園のお茶屋さんに向かいました。「小柄なTさんは、祇園にある実家から西宮にある大学まで阪急電車で通学していたのか…。ヴィオラの入ったあの大きなスクエアのケースを背中に背負って…」と、学生時代の彼女のことを思い出しながら、お茶屋さん「辻糸」にお邪魔しました。Tさんのことで頭に浮かんでくるのは、オーケストラの練習が終わった後、大学のある西宮から自宅のある京都の祇園まで帰宅しなくてはならないので、大学ある丘の上から最寄りの阪急の駅まで、ヴィオラの入った大きな四角いケースを背負いながら、必死になって(半分走りながら…)歩いていたシーンだからです。そんなTさんとは、おそらく、30年ぶりにきちんとお会いすることになったのではないかと思います。普段、facebookで交流している際にはそんなことは考えないのですが、あっという間の30年でした。他の後輩諸君とも似たようなものでしょうか。さて、「辻糸」さんではお寿司をとってもらい、その寿司をつまみながらビールや焼酎を楽しみました。そして、オーケストラ時代の思い出話しに花を咲かせました。また、こんな機会がまたあったら良いなあと思います。お互いに歳を取ったなあと思いつつ、気持ちの良いノスタルージーに浸ることができました。