「昭和の日」は授業実施日

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20160429seta2.jpg■今日は「昭和の日」ですが、大学は授業実施日でした。1989年(昭和64年)1月7日に昭和天皇が崩御された後、「天皇誕生日」は1989年(平成元年)から「みどりの日」となったわけですが、それがいつから「昭和の日」になったのかな…と思い出そうとしても思い出せません。調べてみると、2007年(平成19年)からでした。では、前期・後期、それぞれ15回ずつ授業をきちんとするために祝日でも授業を実施するようになったのはいつ頃なのか…。これも思い出せません。調べてみると、これは2009年でした。今年度でまだ8年目のなんですね。

■思い出してみると、私が学生の頃は、今とは全然違っていました。某国立大学の場合だと、連休明けからやっと本格的に授業が始まり、7月に入るともう休講。10月から始まる後期は、12月までは講義をするけれど、1月に入ると休講…。それが当たり前だと聞いていました。私の母校の場合は、そこまでひどくはありませんが、結構な割合で休講はあったように記憶しています。しかし、そのような中で、アメリカの大学に留学した先生の講義では、最初に「シラバス」が配布されました。私はもちろんのこと、当時の多くの学生たちは、「シラバス」という言葉を知りませんでした。その先生は、アメリカでこの「シラバス」について学んで、日本の大学にも必要だとお考えになったのでしょう。もちろん、計画通りに授業は実施されました。当時は、講義計画など何も立てずに、その場で頭に浮かんだことを元に講義される先生がおられました。そういう時代です。もっともそういう講義をされる先生の方が、私などは強い印象が残っていたりしています。今は、もう、そのようなスタイルの講義はできなくなりましたが。

■さて、「昭和の日」、瀬田キャンパスは新緑に溢れていました。こんなに天気が良いのに、学生の皆さんは、大学よりもどこかに出かけたいところでしょうね〜。本音を言えば、私だってそうですから。そんなことを思いながら、ふと1号館のガラスの扉を見ると、硬式野球のポスターが貼ってありました。「関西六大学野球 龍産戦 5/4(水)・5(木) 17:30試合開始 わかさスタジアム」と書いてあります。龍谷大学と京都産業大学の硬式野球部の試合のポスターです。そして、よくよく見ると、こうも書いてあります。「龍谷?もともと眼中にあらへん」「強いのはラグビーだけやろ? 京産さん」。火花を散らしていますね。

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