ラグビー・W杯イングランド大会第2日の「日本と南アフリカ」戦
South Africa vs Japan - 2015 Rugby World Cup Highlights
【ラグビーワールドカップ】南アフリカ vs 日本 ハイライト(9/19)
▪︎ラグビーW杯初戦で日本は、優勝候補の南アフリカに勝ちました。多くの皆さんが、この試合をテレビで観戦して感動されたことかと思います。私自身は、ライブではなく、録画されたものを視ました。すでに試合の結果は知ってはいたのですが、その試合内容にものすごく感動しました。日本のラグビーって、こんな試合をするチームだったかな…まずそう思いました。次々に選手が集まりモールをつくってボールをキープしていることに驚きました。相対的にですが、優勝候補で体格的にも勝っている南アフリカに負けていません。たまにテレビで試合を観戦する程度の私なので、この印象は的外れかもしれませんが。大変力強さを感じました。
▪︎それから、一番感動したこと。それは、29対32の後半最後のあたり、相手ゴール前の場面です。相手チームが反則をして、日本チームはキック・スクラム・ラインアウトの選択肢があったのですが、チームはスクラムを選びます。キックでペナルティゴールを成功させれば3点。南アフリカと同点になります。しかし、日本チームはスクラムを選択しました。このとき、スタジアムにはものすごい歓声がスタジアムに響き渡りました。報道によると、ヘッドコーチのエディー・ジョーンズさんは、勝ち点を獲得することを大切にして当然キックと考えていたようですが、チームの意思はそうではありませんでした。キックで同点か、負け覚悟で攻めるか。チームは、あくまでスクラムからトライして5点を獲得し、34対32で「勝つ」ことを前提にスクラムを選んだのでした。
▪︎日本チームのなかには、たくさんの外国人選手がいます。サッカーとは違いますね。それぞれの国の代表に選ばれるためには、(1)その国の国籍があるか…ということ以外にも、(2)父母または祖父母がその国の国籍、あるいは(3)3年以上その国に継続して居住していることでOKなのだそうです。1つでも条件をみたせば良いのです。今回の試合で、日本チームのフルバックとして出場し、キックで得点を稼いだ五郎丸歩さんが、次のようにtwitterでtweetしています。素敵じゃないですか。
ラグビーが注目されてる今だからこそ日本代表にいる外国人選手にもスポットを。彼らは母国の代表より日本を選び日本のために戦っている最高の仲間だ。国籍は違うが日本を背負っている。これがラグビーだ。
【追記】▪︎試合に関する記事、動画をたくさん拝見しました。そのなかに、海外の人たちが、特に、イギリスの人たちが、「南アフリカ対日本」の試合をどのようなみていたのか気になっていたのですが、なんだか日本贔屓なのです。圧倒的に大きな存在であるラグビー界の巨人に勝ったのですからね。その辺りの様子、以下の記事が詳しいです。素敵な記事です。ぜひ、お読みください。