京阪・深草駅の工事
▪︎本日は、大学の一斉休暇が明けた初日でした。午後から、深草キャンパスの研究部に出勤しました。一斉休暇前から、複数の懸案事項がありました。研究部のこと、地域連携のこと、個人的なこと…。3つの部署の関係者と調整や相談をさせていただきました。授業は来月からですが、事務部門の業務はすでに再開しています。とはいえ、交代勤務のようですし、学生もあまりいないので、キャンパスにはのんびりした夏休みの雰囲気が漂っていました。
▪︎事務的な作業を終えて、夕方には帰宅しました。今日は、大学に向かうときには気が付きませんでしたが、京阪の深草駅、新しい駅舎の鉄骨が組み上がりつつあります。ここに新しい駅舎と自由通路ができます。今までは、自転車を押して上り下りできるような、緩やかな階段がついていました。自転車はいいのですが、車椅子だと無理です。ということで、エレベーターが設置されるようです。バリアフリー化工事ですね。駅舎の方は京阪電鉄が、自由通路の方は京都市が担当して工事を進めています。
▪︎新しい駅舎には、エレベーターが2基、幅広改札口、点字案内板、多機能トイレが整備されます。また、すでに工事は進んでいますが、ホームも拡幅延長され、列車接近表示器も整備されるようです。深草キャンパスに、今年の4月から新しい国際学部ができたことにより、深草駅での学生の乗降数が増えたため、安全確保のためにもこのようなホームの拡幅は必要だったと、うちの大学の関係者からは聞いています。
▪︎この界隈、たしかにバリアフリーが必要です。東西に移動するためには、京阪や琵琶湖疎水を横断しないといけません。歩道もあまり整備されていません。車椅子等でもスムースに移動できるようにするためには、バリアフリー化工事が必要なのでしょう。深草駅のバリアフリー化工事は、2004年3月に「深草地区バリアフリー移動等円滑化基本構想」の策定により決定しました。その基本構想では、JR稲荷駅のバリアフリー化工事や、道路の段差・勾配の改善、歩行空間の明確化といった道路のバリアフリー化も含まれています。深草界隈も変化しつつあります。いつか、「あの頃は、そうだったね〜」と思い出すときに、役立つかも…と思い、撮っておくことにしました。