「信楽高原鐵道」再開

OLYMPUS DIGITAL CAMERA         ■昨日は、大津駅から京都駅まで、緑色の普通電車に乗りました。草津線から琵琶湖線に入り京都に向かう普通電車です。いつもと違うのは、ヘッドマークがついていることです。「信楽高原鐵道 H26.11.29 運行再開」とあります。昨年9月の台風18号の影響で、鉄橋が流されるなどの被害が出たために、全面運休が続いていた「信楽高原鉄道」が、本日からいよいよ再開するのです。おめでとうございます!!

■「信楽高原鐵道」は、1987年、甲賀市や滋賀県などの出資による第三セクター方式により設立されました。JR西日本の信楽線を第三セクター鉄道に転換したのです。地方のローカル線では、しばしば見られたやり方ですね。第三セクター鉄道になったあと、1991年には、JR西日本から乗り入れた臨時快速列車と「信楽高原鐵道」の列車が正面衝突事故するという大きな事故がありました。私が滋賀県庁に入った年でしょうか(たぶん…)。2013年からは、「上下文理方式」を取り入れ、鉄道の運行だけを「信楽高原鐵道」が行うことになり、電車、線路、駅などの鉄道施設は甲賀市に譲渡されました。そして、その年の9月15日、台風18号の被害を受けて、全面運休に突入したのです。一時は、廃線という意見もあったようですが、なんとか再開できて、本当によかったと思います。

■ヘッドマークについてですが、SKR(SHIGARAKI KOHGEN RAILWAY)の左右は、信楽焼のタヌキですね。写真を撮っているときは、よくわかりませんでした。さて、なかなかチャンスはないのですが、再開したことですし、「信楽高原鐵道」に乗ってみたいと思っています。
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