王寺駅について

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■私は鉄道が好きです。でも鉄道のことが気になり始めたのは、50歳前後からだと思います。ですから、子どもの頃からずっと鉄道のことが好きで、専門的な詳しい知識や教養を持っておられる真っ当な鉄道ファンの皆さんとはレベルが違い過ぎます。そのような相撲で言えば序の口レベルの私なのですが、facebookではどういうわけか鉄道好きの方達が集まるグループに入れていただき、いろいろ楽しみながら勉強させてもらっています。

■このグループをリードされている方達は、もちろん鉄道ファンなのですが、ファンであると同時に、鉄道に関わることを職業にされているプロの皆さんです。そのプロのお一人が、時々、グループを盛り上げるためにクイズを出されます。特徴のある駅のGoogleアースの画像を貼り付けて、それがどこの駅なのかを当てるクイズです。グループでは、「ここどこクイズ」と呼んでいます。グループ内には、真っ当な鉄道ファンの皆さんが多いわけですが、私のような者でも参加できる配慮がきちんとなされています。いわゆる「秒殺」で正解する方達もおられるのですが、そのういう方達は、すぐに解答をコメント欄に書かずに、笑いを取れるような「ボケ」をかましながら?!、ヒントを出していくことがルールになっています。

■つい最近のことですが、この「ここどこクイズ」に、僭越ながら出題させていただきました。私のような者でも出題させていただけるところが、このグループの懐の深さといいますか、良いとこなのかなと思っています。いろいろ調べてみて出題しようと思ったのは、奈良県にある王子駅でした。ここは、JR関西本線・和歌山線の王寺駅、近鉄生駒線の王寺駅、そして近鉄田原本線の新王寺駅が隣接しています。この王寺駅ですが、若い頃、アルバイトに行く際に利用していた駅です。しかし、その当時は鉄道には全く関心がなく、大和川やその支流に囲まれている地域だとはわかっていませんでした。今回、出題させていただくにあたりGoogleアースの画像を見て驚きました。トップがその画像です。

こちらの国交省のサイトの中にある流域図をご覧ください。奈良盆地を流れるたくさんの河川が、最後は大和川に合流していることがわかります。その大和川が奈良県から大阪府に向かうその県境近くに、今回のクイズの駅、王寺駅があることがわかります。このような河川に囲まれたような場所にあることから、大和川やその支流が氾濫すると大変なことになります。1982年(昭和57年)の台風では、支流の葛下川が氾濫して大きな被害が発生しました。こちらのブログの投稿によりますと、「国鉄・関西本線王寺駅も駅構内が水没し、電留線に留置していた車輌が床上浸水した。その泥水は、電気系統に著しいダメージを与え一度に101系車輌が60輌が被災し、内54輌が廃車となった」のだそうです。大変なことですね。王寺駅って、Googleアースの画像を見てもわかりますが、留置線というのでしょうか、たくさんの線路が並行しています。そこにたくさんの車両が停車していたのでしょうね。そこに葛下川から溢れた水が流れ込んだのでしょう。

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■大和川は、鉄道ができる前までは、奈良と大阪の間をつなぐ物流の大動脈でした。奈良で生産される米だけでなく、綿や菜種などの商品作物が大和川を下り、肥料や塩が奈良に運ばれていました。かなり上流の地域まで舟運のための小さな港が整備され、問屋の蔵が並び、各港には陸運のための人と馬が配置されていたようです。しかし、そのような舟運は、1892年(明治25年)に大阪鉄道が開通したことで衰退していくことになりました。

■ただし、鉄道を開通させるにしても、トンネルを掘らない限り、この大和川が流れている「隙間」を通さざるを得ません(王寺駅から和歌山線に乗ると、途中、やはり同じように「隙間」を通ります)。「スーパー地形」というアプリの画像を貼り付けます。「+35.34m」とあるあたりが王寺駅の場所です。ちなみに、王寺駅のある王寺町は、奈良県内でも一番海抜が低いところになります。当たり前のことなのでしょうが、今はバワーのある電気機関車が当たり前ですが、以前、蒸気機関車が主役だった頃は、傾斜のあるところは避けて、地理的な「隙間」をぬって線路が敷設されていたのでしょうね。どうして傾斜のあるところを通る場合は、スイッチバックさせて運行するように、或いは私など子どもの頃にとても人気がありましたが、D51等の蒸気機関車が3台で貨物を引っ張る三重連なども傾斜を乗り越えるための工夫なのでしょうね。そう考えると、山がちな日本列島で鉄道を走られることは、なかなか大変なことです。

■さて、鉄道が開通することで、王子町は鉄道の町として発展することになりました。詳しくは、この王寺町の広報誌をご覧ください。私のような者には、とてもわかりやすい説明になっています。昨年の12月に発行されたものです。近鉄やD51の話題も出てきます。鉄道に加えて、さまざまな歴史や地形のレイヤー(層)を重ね合わせると、とても興味深いですね。今回は、出題させていただいた後からも、いろいろ勉強することになりました。鉄道ファンの方達のヒントを通していろいろ学ぶこともできました。鉄道は楽しいです!!

1000年を超える樹齢の御神木が…

■NHKのニュースをTwitterでリツーイトしました。

一日地球研

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■24日(月)は終日、京都市の上賀茂にある「総合地球環境学研究所」で仕事でした。午前中は、研究プロジェクト「オープンサイエンスと社会協働の融合に基づく琵琶湖流域圏水草資源活用コミュニティーの形成」(三井物産環境基金研究助成)の会議に初めて出席しました。このプロジェクトの代表である近藤康久さんは、現在、地球研で「知の接合:社会―環境相互作用の共同研究における問題認識のずれを乗り越える方法論」という予備研究(FS)の責任者もされています。

■ところで、なぜこのプロジェクトの会議に出席したのかといえば、参加している地球研の研究プロジェクトがこの外部資金による研究プロジェクトと連携しているためです。初参加ではありましたが、いろいろ意見を言わせていただきました。厚かましくてすみません…。また、この会議に参加している方たちから、朽木の針畑のこともお聞きすることができました。地球研の別の研究プロジェクトの研究員をされている関係から、この朽木の地域にお詳しいのです。針畑にルーツを持つゼミの卒業生、坂本昂弘くんのご一家にお話しをお聞かせいただく予定にしていることから、何か偶然以上のタイミングの良さを感じました。ありがたいことです。

■午後からは、プロジェクトの研究員の皆さんと一緒に、草津市の平湖・柳平湖の調査に関する引き継ぎとディスカッション。非常に面白かったです。丁寧な引き継ぎの説明を受けながら、いろいろ頭の中に閃めくことがありました。示唆的でもありました。いよいよ、平湖・柳平湖での調査が本格化して行くわけですが、その準備も、着々と…とはいえないのですが少しずつ進んでいます。写真の表彰状ですが、プロジェクトの研究員である石田卓也くんの地域での活動が表彰されていました。知りませんでした。おめでとう、石田くん。外に出ると、プロジェクトの調査地の田んぼから採集してきたタイコウチがプラスチックの水槽の中にいました。調査地の農村では農作業が本格化して行くわけですが、それとともに農家との共同調査もうまく行くと良いなと思っています。

李広志先生(寧波大学外語学院日本語学科)のブログ

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■先月、中国浙江省寧波市にある寧波大学外語学院日本語学科を訪問しました。その時のことは、「寧波大学外語学院(中国・浙江省・寧波市」(3月27日)として投稿しました。そのエントリーにも書きましたが、急遽、日本語学科の教員で友人でもある李広志先生の授業で講演をすることになりました。その時のことを、李先生ご自身も中国のミニブログに投稿されており、先日、メールでお知らせくださいました。李先生が使っておられるのは、中国最大のSNSであるWeibo(微博)です。

■私は中国語ができませんが、ネットの翻訳機能を使って理解すると、およそ次のような内容のようです。

龍谷大学の脇田健一教授が来訪されました。そして、学生達のために一回だけですが、すばらしい講義をしてくれました。彼自身は社会学の教授です。高齢社会、老人の貧困の問題、子供、医療、女性、精神の幸福などの問題を講座の中で取り上げました。10年前に、私たちは、脇田教授と力を合わせて東アジアと寧波地区の葬儀と埋葬の風習に関して研究したことがあります。彼は学生に対して、言語を一つの道具であり、その道具を活かして専門性を身につけてはどうかと勧めました。言い換えれば、言語は包丁であり、専門性は食材です。

■やはりネットの翻訳機能だとわかりにくいですね。最後のところですが、日本語を勉強している学生たちに、その語学力を活かして、日本に留学して語学とは別の専門性を身につけるようにしてはどうか…ということを勧めたのです。その際、語学=道具=包丁と、専門性=食材という比喩を使ったので、その時のことを説明されているのだと思います。よく切れる包丁を持つことを最終的な目標にするのではなくて、そのよく切れる包丁を使って食材を切ったり刻んだりする事ができるようになることが大切なのでは…ということでしょうか。

列車運行情報プッシュ通知アプリ

20151229jr.png ■JR湖西線の最終電車に乗ったものの、強風のため途中で動かなくなった…。前回のエントリーでは、そのことを書きました。湖西線が風に弱いってことを知っていましたが、これまで住んでいた奈良ではそのような経験をすることがありませんでした。まあ、そんなわけでfacebookに投稿したところ、やはり湖西線沿いにお住いの知り合いのMさんが、「JR西日本 列車運行情報ブッシュ通知アプリ」というものを教えてくださいました。

「JR西日本 列車運行情報 プッシュ通知アプリ」は、JR西日本管内の在来線(特急列車を含みます)および新幹線の列車の運行に関する情報を提供するアプリです。ご希望の路線を登録していただくと、登録した路線で列車の遅れなどが発生した際に、お客様の端末に運行情報がプッシュ通知されます。プッシュ通知では、路線・時刻・運転状況のほかに、状況が確認できれば、影響区間や原因、運転見合わせ時の再開見込み時間や振替輸送の実施についてもお知らせします

■ということで、JR西日本の「湖西線」、「琵琶湖線」、「京都線」、「神戸線」、「草津線」の5つを登録してみました。いずれも通勤や仕事で使う頻度の高い路線です。このアプリをインストールしていれば安心というわけにはいきませんが、突然、びっくりするようなことはなくなります。早めに、別のルートで移動することも考えることもできますからね。ところでMさんは高島市の農村部にお住まいですが、防災無線があり、区長さん経由で様々な情報が流れてくるのだそうです。その中には、JRの運行情報もあり「JR近江今津駅からのお知らせです。」という感じで地域に情報が共有されているそうです。

家族だけのSNS「wellnote」

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▪︎今年、84歳になった義父が、iPadに挑戦中です。妻が「iPhone6」をみて、義父が関心をもったということが事の始まりです。妻に、「それ、いくらかかるねん?」と尋ねたのです。ということで、妻は「これは、欲しいのだな」と考え、義父に「iPad air」にプレゼントしました。これを使って、脳みそを使ってもらおうということのようです。ということで、この「iPad air」に、うちの子どもたち(=孫たち)や義妹の子どもたち(=孫であり、私にとっては甥たち)と、日常的に交流してもらうために「wellnote」という「家族限定のSNS」をインストールしてみました。

▪︎この「wellnote」という「家族限定のSNS」のことを、初孫にデレデレになっている年上の同僚 H先生から教えていただきました。これを使って、東京にいる息子さん夫婦&孫娘の赤ちゃんと交流されているようです。「wellnote」は、簡単でとても使い易いです。「facebook」や「LINE」はややこしくて無理でも、これだと義父にも使えそうです。義父は、昨日、さっそく「iPad air」で写真を撮って「wellnote」にアップし、孫たちと交流していました。ちょっとした「親孝行」なのかもしれませんね。「家族限定のSNS」だけでなく、インターネットを楽しんでもらいたいと思います。

#‎FacebookIs10

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私のfacebookムーピー
■動画をみてみました。キーワード的にひろあいげていけば、「北船路米づくり研究会」(ゼミの活動)、「利やん」(ホームグラウンドの居酒屋)、「大津エンパワねっと」(学部の地域連携教育プログラム)、「家族」、「学生」、「甲子園」、「ビール」、「餃子」、「マラソン」…。自分でも思いますが、なんだか、とってもわかりやすい人生ですね〜w !!

2013年の「自分新聞」

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■facebookに「自分新聞」というアプリがあります。このアプリ、2013年に投稿しした記事のなかで、facebookの「友達」から「いいね!」をいただいた数が一番多かったものがトップ記事になります。あとは、月ごとの「いいね!」が多い記事をリストアップしたり、どの「友達」からの「いいね!」が多かったかを示すランキングや、投稿数や「いいね!」の数を折れ線グラフとして表示したり、さらには投稿した記事のなかで一番使用頻度の闘った単語を流行語としてランキングしたり・・・そんなこんなを、新聞風の一枚の画像にしてくれます。記事のなかには、某大学の先生や、先輩、元上司、職場の仲間…いろんな方たちが登場されます。記事は、自動的に、面白おかしいものに仕上げられています。お名前が登場した方たちには、失礼な感じになるかもしれませんが、「お遊び」と思ってご容赦ください。

■トップ記事は、「卒業式」でした。また、流行語大賞も1位が「大津エンパワ」、2位が「北船路米づくり」、3位が「龍谷大学社会学部」。あれ~、みんな仕事がらみのものばかりです。facebookは、個人的なものではありますが、大学で取り組んでいる仕事のことをよく投稿するものですから、このようなランキングになってしまいました。なんだか、少し寂しいものがありますね。

■とはいえ、いろんな皆さんに「いいね!」をいただきました。ありがとうございました!!

龍大facebookページのカバー写真

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■龍谷大学のfacebookのカバー写真、更新され、新緑の瀬田キャンパスになりました。
龍谷大学facebookページ

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■私も、緑が美しい瀬田キャンパスを撮ってみました。学生交流会館から外周道路の街路樹を写したものです。

自分新聞2012

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■facebookのお遊びアプリで作成した「自分新聞」。今年の投稿や、投稿に対する「いいね!」から自動的に製作されるようです。なんだか、ひどい文章もありますが、まあ、お遊び、冗談で年末を笑いと飛ばす…という趣旨でしょうかね。

■一応、トップの写真は、10月末の「びわ湖高島栗マラソン」(ハーフ)を力走しているときの写真です。マラソンへの挑戦は、54歳の今年の夏から始めましたから、そういう意味ではトップの写真に相応しいかも…ですね。ちなみに、今年一番「いいね!」をいただいたfacebookのお友達は、理工学部の塩見先生でした。ありがとうございます。

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