小鳥たちがやってくる。
▪️大雨です。大変ですね。湖西線も止まりそうなので、大学に行く予定をキャンセルしました。キャンセルといっても、授業とか会議ではなく、自分の裁量でなんとでもなる予定なので、特に問題はありません。明日は高島市で仕事があるので、雨は今日のうちに通り過ぎてくれると、個人的には大変ありがたいです。とはいえ京都の鴨川はけっこう水位が上昇しているような気がします。お近くの皆様、お気をつけください。
▪️さて、大雨なんですが、ところがです。我が家のジューンベリーには、たくさんの鳥達がやってくるのです。どこかで雨宿りしておいて欲しいのですが、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、スズメ、メジロたちがやってきます。赤い実を食べていくんですよね〜。スズメもジューンベリー食べるんですね。追っ払っても、離れたところで観察していて、すぐにまたやってきてお食事を継続されています。追い払うこと、キリがないので、諦めました。雨が止んだら、自分たちが食べて楽しめる分だけ、少しネットを被せて守っておこうと思います。
▪️写真ですが、おそらくイソヒヨドリです。右の写真には、2匹いますね。つがいかな。たくさん栄養を摂って、卵を産んで子育てに励んでください。
ホタルブクロ
▪️我が家の庭、庭師さんに大改修していただき、庭のデザインをしていただきました。いろんな草本を植栽していただきました。もちろん、自分で植えたものも少しあります。その上で、勝手に生えてくる草本もあります。ここからが依怙贔屓なんですが、気に入らないものは、目につき次第、引っこ抜いていきます。でも、勝手に生えてくるものでも、気に入っているものがあります。ミズヒキ、スミレ、いろいろあるんですが、中でも一番気に入っているのは写真のホタルブクロです。
▪️このホタルブクロ、庭のあちこちに生えてくるのです。勝手に。いつもは、エリアを限定して、そのエリア以外は全部引っこ抜いていたのですが、今年は自由にしてあります。このような「放置」が、来年以降、吉と出るのか凶と出るのかそのあたりはよくわかりませんが、今年については、あちこちで花を咲かせてもらおうと思っていたのです。そして、花を咲かせてくれました。開花第一号。嬉しいです。可愛く咲いてくれました。
ヒヨドリとジューンベリー
▪️朝から、庭が騒がしいのです。ヒヨドリが庭のジューンベリーの実を食べにきているのです。しかも、時々、例のキーキー声で鳴きながら。シジュウカラには言語があることを、鈴木俊貴さんが科学的に明らかにされています。ヒヨドリは鈴木さんの研究対象からは外れますが、いろんな鳴き方をしているので、それぞれに意味があるのかもしれません。例えば、「おーいみんな、ここに美味しい食料があるよ、集まっておいで」(集まれ、餌を発見)みたいな。
▪️私は、今年も、実が熟したら収穫しようと思っているのですが、ヒヨドリも含めて鳥達がどんどん食べていきます。まだまだ、たくさん実っているので、半分ぐらいは鳥にあげても良いかなと思うようになりました。以前は収穫した実をジャムにしていましたが、ジャムは砂糖の塊のようなものですし、今の私が食べるわけにはいきません。収穫したものはどうやって食べましょうかね。フレッシュな実をヨーグルトに乗せて食べようかな。毎朝、結構な量のヨーグルト(無脂肪)を食べていますので、トッピングにして食べてみましょうかね。
▪️ところで、昨日、庭に植えてある木本と草本の種類をチェックしてみました。全部で104種類植えてありました。庭の大改修をした時には、もっと種類が多かったのですが、私の世話がよくなかったものは枯れてしまいましたし、他の種類の勢いに負けて姿を消してしまったものもあります。カウントには入っていませんが、スミレなんかは勝手に花を咲かせています。
▪️逆に、どこからかやってきて、庭に定着したものもあります。タツナミソウ、ドクダミ、ホタルブクロ、ホトトギス、ミソハギなんかがそうです。タツナミソウは可愛らしいので大体残しています。ドクダミとホトトギスはどんどん増えるので、私もどんどん引っこ抜いて適当な広さに抑えています。ホタルブクロは、花が大好きなのであちこちに生えてきたらそのままにしてあります。エコ贔屓しています。
▪️今後は、1年を通しての世話をカレンダーにしてみたり、データベースみたいなのを作ってみようかなと思っています。というわけで、昨日は、リストだけ作成してみました。木の仲間(木本類)と草の仲間(草本類)に分けてあります。
【追記】▪️大切なことを書き忘れていました。こういう庭をデザインしてくださったのは、お世話になっている庭師さんです。どこに何を植えるのか、そうすると四季を通して庭がどのように変化していくのか、また年数を経ながら庭がどのように変化していくのか…そういうことも考えながらデザインされているのかなと思っています。
▪️香りのする花が咲いて欲しいと庭師さんにお伝えしたところ、ジンチョウゲやクチナシを植えてくださったのですが、今かありません。。ジンチョウゲは、根っこがとてもデリケートな木なものですから、枯れてしまいました。また、クチナシは、オオスカシバというスズメガの幼虫に葉を全部食べられてしまい、枯れてしまいました。これらの木ついては、自分で再挑戦するつもりです。今度は、鉢植えにするかな。
【木本類】41種類(数字は、植えてある場所の数、あるいは植えてある場所になります。個人的なメモです。)
- ナナミノキ2
- ナンテン3
- ドウダンツツジ
- ヤマモミジ 2
- ヤマボウシ
- セイヨウイワナンテン2
- ヒメウツギ3
- ブルーベリー
- オリーブ(鉢)
- ツリバナ
- カンツバキ白王
- ツツジの仲間⁇名前不明
- ジューンベリー
- ツゲ
- カラタネオガタマ
- ヤマツツジ
- ユキヤナギ
- コムラサキ2
- ハギ
- フレンチラベンダー
- シマトネリコ
- 琉球アセビ
- 椿エリナ
- キンカン
- コデマリ
- 名前不明??
- 常緑ガマズミ2
- ツツジの仲間⁇名前不明
- ハイノキ
- セイヨウシャクナゲ
- アオキ
- コバノズイナ
- 斑入り姫トペラ
- ギンバイカ
- オタフクナンテン
- ヒイラギナンテン2 法面1
- サラサドウダン
- オトコヨウゾメ
- ウエストリンギア
- ツツジの仲間(黄色)⁇名前不明
- オオエゾムラサキ
【草本類】63種類
- ツワブキ 道路沿い2 石垣下 3 石垣上 1 階段横 2 池横1 花壇1
- ヒメツルニチニチソウ
- ヤブランの仲間
- フイリツワブキ 1
- ハナニラ
- ヒメツルソバ
- ヒマラヤユキノシタ
- フイリフッキソウ
- ヤブランあちこち
- シラン2
- ヒペリカム
- ワイヤープランツ
- ヒガンバナ4
- タイム
- シバザクラ
- タマスダレ
- スイセン 石垣3 シマトネリコ下1
- ラッパスイセン 4
- ニッコウキスゲ2
- ギボウシ4
- モッコウバラ(鉢)
- ガクアジサイ2
- 大型ヤブラン
- ジャーマンアイリス
- シャガ
- ハラン
- アカンサス
- ミョウガ花壇とプランター
- シュウメイギク2石垣上、池の横
- イカリソウ2
- クリスマスローズ3
- エビネ2
- キョウカノコ
- ハツユキカヅラ
- アマドコロ
- アナベル
- 白い三角錐の形の花名前不明
- カラー
- チェリーセージ
- ミント2種類(鉢)
- サクラ(盆栽)
- ローズマリー(鉢)
- オレガノ(鉢)
- スイートバジル
- イタリアンパセリ
- スーパーアリッサム
- オダマキ2 (鉢)
- 宿根スミレ紫式部(鉢)
- ヒューケラ(鉢)
- 白い小菊のような花??
- ユリの仲間3
- グラジオラス
- キキョウ
- アルストロメリア
- アッツ桜
- ローダンセマムマラケッシュ
- タツナミソウ
- ドクダミ
- ホタルブクロ
- ホトトギス
- オキザリス
- ムラサキカタバ
- ミソハギ
キキョウとコパノズイナ
▪️キキョウが咲きました。昨年、園芸品種ですが、苗を植えたように記憶しています。キキョウは多年そうなので、今年も花を咲かせてくれました。それから、コバノズイナは、白く小さい花をたくさん咲かせてくれています。円柱状の総状花序になります。まだ全ての蕾が咲ききってはいませんので、花と蕾を比べることもできますね。
▪️キキョウは、東アジアに分布しているようですね。こちらのサイトでは、以下のように説明されています。
キキョウは東アジアに広く分布する多年草です。日当たりのよい草原に見られますが、国内ではそのような場所が激減したため絶滅危惧種になっています。茎はまっすぐに伸びて高さ10~120cm、先端近くに直径5~7cmの花を1~10数輪咲かせます。根は太くまっすぐに伸びて、ニンジンを小ぶりにしたような形です。この太い根は漢方薬にも利用されます。
古来より美しい花が人々に愛され、万葉の時代から観賞されていました。かなり早くから園芸品種が成立していたらしく、貝原益軒の『花譜』(1694年)に「紫白二色あり。(中略)八重もあり」と紹介されています。また、1年後に刊行された『花壇地錦抄』(1695年)には絞り咲きや各種の八重咲き、「扇子桔梗(おうぎききょう)」と名づけられた帯化茎(たいかけい)のものなどがあげられています。
前田利保の命で編纂され、1853年(嘉永6年)に序文が書かれた植物図譜『本草通串証図(ほんぞうつうかんしょうず)』には、現在は見ることのできない緑色の八重咲きや濃い黄色、花弁が基部深くまで切れ込んでそれぞれが外側に丸まってウサギの耳のような形になる「兎耳桔梗」、花弁が平皿のような形になる「紋桔梗」などのほか、現在も見られる桃色やウズキキョウ、早咲きのものが彩色図で収録されています。
残念ながら、これらの多様なキキョウの園芸品種は、その多くが明治の中ごろまでに絶えてしまいました。現在はアポイギキョウ、ウズキキョウ、早生の「五月雨」、‘小町’のほか、八重咲きや二重咲き、またいくつかの色変わりがあるにすぎません。
▪️ところで、キキョウというと、NHKの大河ドラマ「光る君へ」の清少納言のことを連想してしまいます。こちらは「ききょう」。ファーストサマーウイカさんが演じています。毎週欠かさず楽しんでいます。この大河ドラマにはまっていますね、たぶん。
ジャーマンアイリスとツリバナ
▪️我が家の裏庭で、今年もジャーマンアイリスが咲き始めました。嬉しいな〜。今年は、30以上蕾を作ってくれています。そのうち、まずは4つの蕾を咲かせてくれました。ありがとう。毎年、毎年、同じことの繰り返しかもしれませんが、花を咲かせてくれることに感謝です。
▪️庭の法面には、以前、ブラシノキが植えてありました。ブラシノキは、オセアニアの樹です。それでも、我が家の庭で見事に花を咲かせてくれていました。ただ、ブラシノキから他の植物によくない影響が出ることがわかり、お世話になっている庭師さんにお願いをして、日本の里山にみられるツリバナに植え替えていただきました。ブラシノキは、確か信楽のお店に「養子」に出されました。しっかり育っていると、思っていたのですが、お世話になっている庭師さんから連絡があり、「養子」に出されたブラシノキ、昨年の酷暑の中で枯れてしまったのだそうです。残念ですね。
▪️さて、写真はツリバナです。ブラシノキの派手さとは違い、ツリバナはとても地味です。でも、こんなに可愛らしい花を咲かせます。老眼ではよく見えませんけど。昨年植えてもらったばかりで、まだ少しひ弱な感じですが、これからしっかり成長してくれると思います。
庭の世話ができないと…
▪️今週は仕事で忙しくしていたので、庭の世話がなかなかできませんでした。この季節、シマトネリコの古い葉が黄色になって大量に落ちてくるので、2日掃除をしないと、結構大変なことになってしまいます。今日は、箒で履けないところは手で落ち葉を拾いながら、雑草を抜き、亀の飼育箱の水を換え、庭全体に水をやりました。
▪️少しずつタイミングをずらしながら、いろんな種類の花が咲いています。シバザクラはもう終わりですね。完全に終わったら、1株ごとに剪定をする予定です。シャガも終わりが見えてきたかな。写真ですが、1段目左はラベンダーです。今年は昨年以上にたくさんの花が咲きました。少し背丈が大きくなってきたので、剪定もしなくてはいけません。1段目右、ヒューケラです。ヒューケラは葉を楽しむ品種ですが、このような細い茎を伸ばして、小さな花が咲きます。2段目左、コデマリです。漢字で書くと小手毬。小さな円形の花が10~20輪ほど集まって手鞠状になるからのこの名前なのでしょう。2段目右、スズランです。親戚の家の庭にたくさん咲いているのを一ついただいてきて、昨年移植してみました。今年も無事に咲いてくれました。3段目左、家族が作った寄せ植えです。勢いが出てきました。3段目右、最後の白い花はヒメウツギ。たくさんの昆虫達が蜜を求めて集まってきます。他の鉢植えは、少し摘心(ピンチ)して夏場にたくさんの花をつけてしっかり咲いてくれるように世話をしました。写真はありませんが、シランも咲いています。また、ジャーマンアイリスが蕾を作り始めました。
▪️ このように次々に花が咲いてくれる庭を私自身が作ったわけではありません。こういうふうに花が順番に咲く庭に、お世話になっている庭師さんが設計し造ってくださったのです。私は、その設計がうまく実現するように世話をしているだけなのかもしれません。
「庭椿雑貨店 - 庭と絵画と手仕事のマルシェ」
▪️通勤前に、「庭椿雑貨店 - 庭と絵画と手仕事のマルシェ」に行ってきました。自宅から車で10分程度の、伊香立という農村地域の中にある古民家が会場です。このイベントは、いつもお世話になっている庭師・椿野大輔さんの息子さんで、やはり造園業を営んでおられる椿野晋平さんのご自宅を会場に年に1回開催されます。晋平さんの伯父様(大輔さんのお兄様)カメリアーノ水木充さんの絵画や、晋平さんの育てた植物、その他クラフト作家の皆さんの作品が展示即売されています。主催者は、晋平さんの妹さん(大輔さんの娘さん)で菓子職人をされている椿野うららさん。このイベントでは、彼女のお菓子いただくことができます。カメリアーノさんは以前から存じ上げていることもあり、たくさんの作品について、ゆっくりお話をお聞かせいただくことができました。楽しい時間でした。また、晋平さんとも初対面でしたが、いろいろお話をすることができました。彼は、有名な大原のベニシア・スタンリー・スミスさんの庭の手入れをされてきた方です。
▪️トップの写真は、カメリアーノさんの作品です。アクリル絵具とダートマグラフで描かれています。タイトルは、「the Garden」。カメリアーノさんが理想とする庭なんだそうです。まず一番に大切なのは、ロバがいること。ツリーハウス、カヌーもあります。焚き火もできます。こういう場所を探しておられるのです。素晴らしいですね。で、ひさしぶりにお会いしたので、記念写真を撮りました。カメリアーノさんの作品を拝見していると、とっても元気が出てきますね。
▪️カメリアーノさんのご自宅からは琵琶湖の北湖が見えます。ご自宅の窓から、いろんな季節、そして天気の琵琶湖を描いた作品群です。これは、連作というのでしょうね。
▪️会場の別の部屋に移動しました。こちらは、晋平さんのお宅ではリビングにあたる部屋だそうです。この部屋の目立つところに飾ってあった作品に目が止まりました。以前、カメリアーノさんのfacebookでも拝見していた作品です。昨年、学生さんたちと見学させていただいた「haruya guest house (はるやゲストハウス)」で描いた作品です。このゲストハウス、高島市𣏓木小入谷にあります。カメリアーノさんは、このゲストハウスに咲いたダリアが描くために訪問されたのです。ペットの(家族の?)犬のリリー、鳩のラトナさん、鴨トラちゃんもきちんと描かれています。
▪️「庭椿雑貨店ー庭と絵画と手仕事のマルシェー」の開催期間は、本日3月26日から28日までの3日間、時間は10時から16時までです。出品者は以下の皆さんです。
カメリアーノ水木充(色鉛筆画、アクリル画)
山内鈴花(鉄照明)
辻典子(野草リース)
さんやそう おおた(山野草)
椿野晋平(植物、庭雑貨)
椿野うらら(焼き菓子、和菓子)
▪️お庭にはカメリアーノさんが似顔絵、いや肖像画を描いてくださるコーナーがありました。カメリアーノさんが衝動的に描く肖像画だから、「しょうどうが」なのだそうです。面白い。カップル、家族、ペットと一緒に描いてくださるようです。今日は時間がなく、描いていただけませんでした。心残りでした。明日、また行くかもです。当日お持ち帰り可だそうです。ただし、各日5名様まで。料金は、おひとり5000円(追加1名ごとに+2000円)です。場所ですが、「庭椿」( 滋賀県大津市伊香立生津町431、tel :077-598-3988 / 090-5656-2161)です。
▪️上左は庭椿さんの全景です。古民家を改装リノベーションしてお住まいになっておられます。とても素敵なお宅です。周りの自然の雰囲気と家の中がつながっているような気がしました。上右は、家を囲む防風林。さすが庭師さんですね。防風林を壁のようにきちんと剪定されています。東北のイグネを思い出しました。
庭仕事と風呂掃除
▪️またまた庭の話ですみません。今、自分の人生の中てガーデニングは大きな存在なんですよ。退職したら、どうなるのかな。でもね、ガーデニングって、精神に良い作用をもたらすのです。これは、『庭仕事の真髄―老い・病・トラウマ・孤独を癒す庭』(スー・スチュアート・スミス (著), 和田 佐規子 (翻訳))という全英でベストセラーになった書籍です。このブログをお読みの皆さんの中で、ガーデニングに関心のある方がおられましたら、ぜひお読みください。ちなみに、龍大瀬田図書館にはあります。「瀬田.本館2F開架 494.78/ススニ」です。この投稿を読んで、どなたか借りてくださったら嬉しいな。
▪️1段目の写真、レンガで囲まれた花壇。花壇なんですが、我が家の庭を大改修してくださった庭師さんの設計では、ここは家庭菜園の場所でした。ところが、ここにミョウガの根っこを植えてくださったようで、そのミョウガが花壇中に根を張り巡らすようになり、この花壇、春から初秋にかけては「茗荷畑」になっていました。たくさんのミョウガを収穫できるのは嬉しいのですが、他の野菜を植えることができません。これまで、そのような野菜はプランターで植えていたんです。
▪️そのような様子を庭師さんがご覧になって、「ミョウガは裏庭に植え替えてはどうですか」とのご助言をくださいました。というわけで、張り巡らされたミョウガの根っこを取り除き、その一部を、大きな3つのプランターに植え替えることにしました。今までようなミョウガの収穫は量的に無理かもしれませんが、プランターでもミョウガが芽を伸ばし始めているので、今年もなんとか収穫はできそうです。たくさんのミョウガが収穫できるように世話をしていこうと思います。ミョウガの根っこを取り除いた花壇には、トマトとキュウリなどの夏野菜の苗を植えることになりました。この場所以外になりますが、パセリとスイートバジルも植えました。今年はミョウガの根っこを取り除くだけで精一杯だったのですが、秋からは、1年を通して計画的に野菜を育てたいと思います。まあ、こんなに小さな面積なので、あくまで楽しみ程度の収穫になりますけど。で、よーく写真を見ると、手前のレンガの近くに、細い芽が出ているのがおわかりでしょうか。これ、取り除けなかったミョウガの残りの根から新しい芽が伸びてきているのです。野菜とミョウガのアンサンブル、そういった畑になるのかな。
▪️2段目の写真。シバザクラ、ヒメウツギ、タイムが小さな可愛らしい花を咲かせて、庭の法面がとても賑やかになっています。ちょっと残念なのは、シバザクラが一部枯れてしまったことです。今は「空き地」になっています。今年度の冬には「空き地」にシバザクラの苗を再度植えようと思います。まあ、ちょっとはげて(「空き地」)はいるのですが、春らしいとても華やかな雰囲気になったので、とても満足しています(自己満足ですけど)。
▪️3段目左は、タツナミソウです。波が重なっているような花です。大変小さな白い花なんです。写真では大きく写っていますが。これは種を蒔いたり、苗を植えたりしたわけではないのです。勝手に生えてきました。お隣の庭の隅っこにも咲いています。おそらくは、そこから我が家の庭にも種が落ちて、こうやって咲いているのだと思います。最後の右側のヤマツツジ、これも勝手に生えてきました。こういうのも予想外の出来事ですが、楽しいですね。手前には、スイセンの葉が繁っていて少し邪魔ですね。スイセンの花のシーズンはとっくに終わっていますが、今はこうやって春の光を浴びて光合成を行い、球根に栄養を溜めています。花を咲かせてくれたお礼に、少し肥料もあげておきたいと思います。初夏になると葉が枯れるので、その時になったら鎌で刈り取ります。
▪️さて、午前中は庭の世話で結構時間と体力を使いました。今、一番必死になっているのは、庭のシンボルツリーのようなシマトネリコという樹の世話です。シマトネリコに限りませんが、常緑の樹は新芽との交換で古い葉が黄色くなって大量に落ちてくるのです。それを一生懸命に箒で履いて、そして中腰になって、そしてしゃがんで拾って回らなければなりません。ご自宅に常緑の樹木を植えておられる方は、結構、大変かもしれません。でも、そうやって、丁寧に掃除をしていると、いろんな気づきもあります。いつもとは違い、目線が低くなるからでしょうね。大切なことだと思います。小さな小さな自然の変化も目線が低くなると、よく理解できます。ダンゴムシや小さなトカゲも目につくようになります。こういうところにも、ガーデニングの楽しみがあるのだと思います。
▪️午後からは、「今日中に風呂掃除をしてほしい」とミッションを与えられていたので、庭の掃除の延長で風呂掃除にも取り組みました。連休が始まると娘の家族が遊びにきます。もちろん、孫のひなちゃん&ななちゃんもやってきます。ということで、風呂の大掃除です。孫のために頑張りました。風呂桶の湯アカはいつもきれいにしているのですが、入口の通気口、入口の扉のレールの溝、細かなところまで根性を出して綺麗にしました。昨日は爪楊枝と綿棒を使いました。で、その掃除の後に、この記事を読みました。掃除に便利な道具があるんですね。忘れないうちに、入手しておこうと思います。
セイヨウシャクナゲ
▪️セイヨウシャクナゲが今年も綺麗に咲いてくれました。ありがとう。以前にもこのセイヨウシャクナゲのことを投稿しましたが、ひとつの蕾の中に、これだけたくさんの花が準備されていることに、毎年のことですが「すごいな~」と思ってしまうのです。1段目左、お隣の勝手口のそばなので、ゴミ箱が写っていますが、心の中では「消して」います。小さな庭の小さな池の側に植えてあります。3段目右、3段目左、2段目右、2段目左といった順番で、蕾が開き、花が咲きます。日本のシャクナゲは、もう少し淡い色のものらしいです。このセイヨウシャクナゲは、なんだかハイビスカスみたいに豪華というか派手な感じです。加えて葉の様子も違っているようです。日本シャクナゲは、葉の両端が裏の方へ丸く反っていて、葉の後ろが茶色なんだそうです。なんだそうですというのも、日本のシャクナゲをまだきちんと観察したことがないもので…。一方、セイヨウシャクナゲの葉は平です。
▪️シャクナゲの花が散ったら、必ず花がら摘みを行うようにしなければならないようです。 作業が遅れてしまうと、腋芽が出るのが遅れて、夏までに新梢が充実せず、花芽がつきにくくなるのだそうです。今年は、13の花が咲きました。きちんと世話をすると来年は、もっと花を咲かせてくれるでしょうか。
▪️美しい花を咲かせるのですが、厚生労働省によると毒があるようです。これはシャクナゲはツツジの仲間だからだそうです。毒があるツツジはレンゲツツジのようですが、どれがレンゲツツジかわからないので、気をつけた方が良いようです。子どもの時、そんなこととも知らずに、花を摘んで根本をチューチュー吸ったりしましたよね。えっ、していない?! 昭和の子どもたちはやっていましたけど。毒があるせいでしょうか、シャクナゲの花言葉は、「警戒」「危険」「威厳」「荘厳」なんだそうです。いや、見かけと違うな〜。これは人間と同じかも。
今日の庭
▪️龍谷大学の事務職員をされている奥村康仁さんは、トレイルランニングのアスリートですが、お庭を大切にされているグリーンサムでもあります。ご自宅では、毎年、見事なモッコウバラが花を咲かせています(写真でしか見たことはありませんが)。私は、モッコウバラが好きなものですから、奥村さんにお願いをして、接木で増やせるようにした苗をいただきました。そのモッコウバラやっとここまで大きくなり、今年はたくさん花を咲かせてくれそうです。嬉しい。一応、オベリスクタワー風に仕立てていこうと思っていますが、まだそこまでは成長していません。来年かな。
▪️エビネも花を咲かせてくれました。とても地味な雰囲気ですが、庭の片隅で静かに花を咲かせてくれています。嬉しいです。そしてアマドコロも花を咲かせています。これも地味な感じですが、両方ともとても可憐な雰囲気を漂わせているように思います。
▪️以前からこのブログをご覧いただいている皆様はご存知かもしれませんが、次々といろんな植物の花が咲いてくる庭、もちろん私が作ってわけではありません。庭師さんにお願いをしてこのような庭にしていただいたのです。おそらく季節ごとの庭の様子が、庭師さんの頭の中にはきちんとあったのだと思います。本当にすごいなと思います。私は、そのように、きちんと考えられた庭の世話をしているだけなのかもしれません。