今日の出来事

▪️今日の1限は、2回生の「基礎ゼミナール」。今日も2人の方に発表していただき、全員でディスカッションをしました。

▪️ 1人目の学生さんは、高校生の時に、特別養護老人ホームでアルバイトをしていた時の経験をもとに、介護現場が抱える問題について発表してくださいました。とても興味深い発表でした。個人的には、ずっと質問をしていたいくらいでした。特養でアルバイトを始めた背景、職場で勤務されている外国人の介護士さんのこと、ストレスが溜まりがちな職場の人間関係の問題、認知症で入所されている方ばかりの中で発生する日々の出来事、認知症の方への接し方、そして認知症の入所者の方の立場に立って考えることの大切さ…。とても勉強になりました。ぜひ、このテーマで3回生・4回生のゼミでご自身の研究を進めていただきたいなと思いました。

▪️ 2人目の方は、地方の自治体の首長や議員の成り手がいなくなっているという問題を取り上げておられました。事前の準備が少し足らない様子でしたが、これも大切な社会問題だなと思いました。介護士の現場の問題もそうなんですが、その背景には、すでに日本の社会が人口減少社会に突入しているという現実があります。そういう意味では、今日の授業にいた学生の皆さんの多くは、これから生きていかざるを得ない日本の社会の重い現実を感じ取ってくれたように思います。ただ、全員ではない…というのがちょっとね。残念ではありますが。まあ、仕方ありませんか。

▪️午後から、京都の深草キャンパスに移動して、留学生対象の「日本の社会・文化B」の授業でした。私は、教室でパソコンをプロジェクターに繋いで授業をするので、早めに教室に入ってその準備をします。留学生の皆さんは、その後に教室に入ってくるのですが、ほぼ全員「先生、こんにちは〜」と明るく挨拶をしてくれます。出身の国々を問わずです。そのあたりは、日本人の学生と、ちょっと違うところかなと思うのです。やはり、明るく「先生、こんにちは〜」と言ってもらった方が、私としては気分は良いわけです。ただし、日本人の学生と違うと書きましたが、これは私だけのこと、私が原因かもしれませんね。その辺りはどうなんでしょうね。

▪️授業が終わった後は、京都駅に向かいました。すると、偶然にも大学の職員さんと出会うことになりました。久しぶりでした。、私の方は気がついていなかったのですが、職員さんの方から笑顔で声をかけてくださいました。嬉しかったですね。Hさんという方です。元々、陸上競技で投擲をされていた方で、立派な体格の方です。ここまで書くと、大学の関係者はどなたかわかりますね。まあ、そのことはともかく、しばらく立ち話をしていましたが、それもなんだかな〜という感じなので、近くの呑み屋さん入って、いろいろお話を伺いました。ありがたかったです。呑み屋さんって、「へんこつ」というお店なんですよ。長居するお店ではなく、30分程度でしたが、楽しかったです。嬉しかったな。「アフター5」のこういう交流って、大切だと思うんですよね〜。

▪️ということで、このような投稿、最後までお読みいただいた皆様には申し訳ないのですが、まったくなんの役に立たないわけなんです…。申し訳ありません。最近、少しアクセス数が増えているので、このようなブログをどういう思いでご覧になっているのかなと…心配しています。私は、自分の日々の記録を残しているだけなんです(でもないのですが…)。どうか、がっかりなさらないでください。このブログは、そういうブログなんです。

朝寝坊

20231114university_co-op_restaurant.jpg▪️今日は寝坊をしてしまいました。目覚ましをかけ忘れていたのです。ということで、朝、弁当を作る時間も食事を摂る時間もありませんでした。駅までも家族に車で送ってもらいました。火曜日は1限から授業があるのです。

▪️というわけで、いつもは研究室で弁当を食べるのですが、今日は大学生協の食堂です。野菜を多めに、カロリーと糖質を控えめに…となると、生協の食堂だとこんな感じになってしまいます。揚げ物がありますが、鶏の胸肉です。これで、たしか180kcalかな。ご飯は、「小」よりも少ない、一番小さなミニ。この後、一仕事をしてから、深草キャンパスに移動します。

▪️そうそう、これで612円です。昔は、このレシートに、総カロリーとか、栄養のバランスとかも印刷されていたんですけど、レジが新しくなってそのような仕掛けがなくなったとのこと。残念です。

【追記】▪️この投稿と同じ文章をfacebookに投稿したところ、fbの友達でもある生協の関係者の方から、「仰る通りですね。全国の大学生協でこのような形になり私も心苦しく思います。個人のマイページで栄養価は確認できるようにはなっていますが、やはりすぐ確認できるに越した事はありません。役員にはすぐ伝えておきました」とのコメントをいただきました。「ぼやき」のようなことに丁寧に対応していただき、ありがとうございました。ところで、この「個人のマイページ」って何なのでしょうね。

ツワブキ(石蕗)の開花

20231031tsuwabuki.jpg▪️庭のツワブキ(石蕗)が開花し始めました。毎年、ツワブキは肌寒くなってくると花を咲かせます。そして毎年、ススメガがやってきて、ホバリングしながら蜜を吸います。なんていう名前かな。調べてみました。ホシホウジャクというようです。そのほかにも、花アブの仲間がたくさんやってきますし、小さな蝶もやってきます。我が家の庭には、数えてみたら10株もツワブキが植えてあります。実際に人の手で植えたのはもっと少ないのですが、勝手に増えていったのです。ツワブキの花は枯れるとタンポポのような種子ができます。風に飛ばされていくのです。我が家の庭には、そのような風に飛ばされた種から生まれたツワブキの株もあるのです。10株のうちの2株は確実に、種から生まれてきたものです。

▪️増えすぎては困ることにもなるので、昆虫に蜜を提供するだけでなく、ツワブキを食べてみようかなと思います。ツワブキの茎はあく抜きをしっかりすれば、佃煮みたいに甘辛く炊いたキャラブキに調理できます。以下は、その作り方。

第9回「びわ100」の反省会(2023年びわ100 その5)

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▪️昨晩は、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」で、「びわ湖チャリティー100km歩行大会」=「びわ100」の反省会を行いました。参加されたのは、滋賀県庁の職員で、今回の「びわ100」参加された4名の皆さんのうち、都合がついた3名の皆さんです。最後は酒飲みのアホな話になりましたが、最初はガチで反省会になりました。

▪️4人のうち優れた記録を残されたお2人は、休憩は、なんと5分しか取らないのだそうです。昨年の大会(第8回)から得られた教訓なのだそうです。長く休むと動けなくなるからです。私のように30分も休憩してしまうと、逆効果のようです。あと、最初から最後まで、だいたい12分/kmでほぼ同じスピードで歩かれていました。そのほかにも、いろいろ教えていただきましたが、なんといっても練習量については驚きました。4名の中のお1人は、午後から休暇をとって勤務先から自宅に向かって歩こうとしたところ、雨が降ることがわかり、自宅までとほぼ同じ距離を逆方向に、雨の降っていない京都まで電車で移動し、そこから勤務先まで歩かれたのだそうです。写真は、スマホのアプリに残された記録です。やはり、相当、努力されています。練習量が違います。

▪️自分の場合だと、JR瀬田駅と瀬田キャンパスの間は、いつも歩いて、時々自宅まで歩いて帰る(20km)…そんな感じでしょうか。あるいは、瀬田キャンパスから大津駅前の「利やん」まで歩く(10km)とか。なかなかできることではありません。でも、やってみる価値はあります。チャレンジしてみます。

もうじき全国吹奏楽コンクール

20231022ryusui1.jpg▪️金曜日の夕方、授業が終わった後、18時半から始まる龍谷大学吹奏楽部の練習を見学させていただきました。今日は、外部講師として、ユーフォニアム奏者の外囿 祥一郎先生がご指導に来てくださっていました。外囿先生は、龍谷大学吹奏楽部の監督補佐もお勤めいただいています。ということで、練習後、若林義人監督と外囿先生と私の三人で、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」で食事をしました。今日は、新しい芋焼酎李のボトルが入りました。知り合いの方に教えていただき、ご推薦いただいた芋焼酎、大石酒造の「蔵 純粋」です。ありがとうございました。美味しくいただきました。以下は、蔵元の説明です。

芋焼酎「蔵 純粋」は、蒸留後に濾過や割水による度数調整がされていない、「蔵で出来たそのままの純粋な味わい」が楽しめる芋焼酎原酒です。蒸留後のアルコール度数が約40度となるように末垂を通常より早めにカットした贅沢な造りで、一切調整されておらず蒸留ごとに40~42度位で若干変化します。そのままの旨味が生きた重厚感のある味わいで、高い度数にもかかわらず大変口当たりの良いしっかりとした存在感のある芋焼酎です。まずは、ロックでどうぞ。

▪️普通の芋焼酎は25度ですから、かなり度数は高いですね。ですから、いつものような感じて呑むはすぐに酔ってしまいます。気をつけないと。監督と外囿先生はロックで召し上がっていましたが、私は蔵元のおすすめ通りではなく、最初からソーダ割りでいただきました。それでも、とても美味しい芋焼酎です。

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▪️翌日の土曜日(つまり昨日)は、入試の業務がありました。もともと担当だった教員がインフルエンザに罹患されたため、金曜日、私がピンチヒッターに指名されたのでした。午後は時間ができたので、昨日に引き続き今日も吹奏楽部の練習を見学させてもらいました。というのも、宇都宮で開催される全日本吹奏楽コンクール・大学の部は28日で目前に迫ってきているからです。私、ちょっとそわそわして気持ちが落ち着きません。とはいえ、部長の私は「そこにいるだけの人」なんですが…。それでも頑張っている部員の皆さんを、すぐそばで見学させていただいています。コンクールのメンバーは、若林義人監督や、学外の指導者の皆さんのもとで、大変細かなところまで微調整されていました。いつもそうなんですが、すごいなあと感心しています。

▪️コンクール以外のメンバーは、明日、校友会(同窓会)岐阜支部が開催されるコンサートで演奏を披露します。今日は、児玉コーチ指導のもとで仕上げの練習に取り組みました。コンクールの後も、小学校での演奏。びわ湖フェスタ。龍谷祭での演奏。本番が続きます。部員の皆さん、頑張ってください。コンクールですが、以下の通りです。全国の15校が課題曲と自由曲を演奏します。龍谷大学は、14番目。18:05からになります。監督や指導者の皆さんとコンクールに出場する部員の皆さんは木曜日からコンクールが開催される栃木県に移動します。私は、金曜日に合流する予定です。
全日本吹奏楽コンクール大学の部

京都の「プリプリ中華炒め」について


▪️「プリプリ中華炒め」っていう給食の献立について、学生さんから教えてもらいました。京都では小学生に大人気なんだそうです。こちらは、そのレシピです。自分でもできますね。

いつもの「利やん」で懇親会、世界農業遺産/びわ100

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▪️昨日は、博士課程の院生の中間発表会でした。全員が、中国からの留学生。1人は、来年度、学位請求論文を提出するようです。じっくり時間をかけて分厚い博士論文を提出するようです。来年の春は、副査としてそれを読まなくてはいけません。「満州における日本人経営中国語新聞と関東軍との関係に関する研究―『盛京時報』の経営を中心に」という研究です。歴史的な資料が相当量入っているので、気合を入れないと読めません。これから、懇談会(お疲れさん会)。

▪️そのあとは、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」で滋賀県庁で世界農業遺産に関わった職員の皆さんと懇親会でした。写真は、最後の集合写真。この日、県庁の皆さんは、南湖一周40kmを歩かれました。本当は、皆さんと一緒に歩きたかったのですが、博士課程の中間発表会があったものですから、その代わりに私は1週間前、南郷洗堰で折り返す南湖1周55kmを1人で歩きました。私も含めて、この写真の中の5人が「びわ100」(びわ湖チャリティー100km歩行大会)に挑戦します。私は、今回5回目の挑戦になります。過去4回、なんとか完歩しているので、今回もうまく行くように、努力します。最後は、痛みや苦しみに耐える精神力の問題になってきます。

世界農業遺産
世界農業遺産(GIAHS:Globally Important Agricultural Heritage Systems)とは、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化、ランドスケープ及びシースケープ、農業生物多様性などが相互に関連して一体となった、世界的に重要な伝統的農林水産業を営む地域(農林水産業システム)であり、国際連合食糧農業機関(FAO)により認定されます。

▪️そもそものことの始まりは、私がこの写真の中のメンバー2人、藤江学さんと伊崎直人さんに声をかけて、「『びわ湖システム』が『日本農業遺産』そして『世界農業遺産』に認定されるように、『びわ100』では横断幕を持って歩こう、アピールしよう‼︎」と提案したことに始まります。そのような提案をしたのは、facebookの友達である永田咲雄さんが、ご自身で経営されている会社の社員さんたちとの団結を高めるために、会社で「びわ100」に出場されることをfacebookの投稿で知ったからです。世界農業遺産を目指すチームも、「頭を捏ね繰り返してばかりではなく、まずは琵琶湖を体感しつつ、チームとしての団結力を高めよう」と昭和のおじさんのノリで提案したのです。ひとつ失敗したのは、チームのリーダーであった青田 朋恵さんにも「歩こう!!」と声をかけなかったことですか。我々と一緒に歩かれるとは思っていなかったもので…。

▪️さて、このことを知った、当時農政水産部長であった高橋滝治郎さんは、部の職員全体に声をかけて参加者を募るようにと指示を出されました。その結果、大勢の方々が参加されることになったのです。さすがに、今は「世界農業遺産」に認定されたので、あの苦しみに耐える「びわ100」に出場される方は私も含めて5人に減りましたが、「びわ100」に出場しなくても、当時のことを懐かしみ、今もこうやって南湖1周に挑戦される方たちが集まられたわけです。素晴らしいです‼︎

▪️「びわ100」、10月の14日・15日です。14日10時過ぎに長浜をスタートして、彦根、東近江、近江八幡、野洲、守山、栗東、草津、瀬田、南郷洗堰と歩き、最後はゴールの雄琴を目指します。徹夜で歩きます。制限時間は28時間です。15日の14時までにゴールする必要があります。

まだ真夏の琵琶湖

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20230918lakebiwa4.jpg▪️今日は午後から、東京で開催されるある研究会にオンラインで参加する予定でしたが、発表者の関係者がインフルエンザに罹患されたらしく、研究会は基本対面式なので(私のようなオンライン参加の人を除いて)、リスク回避のために急遽延期ということになりました。ちょっと肩透かしの感じなわけですが、仕方ありませんね。ひょっとすると別の用事を入れることができたかもしれませんが、それも諦めました。残念。

▪️ということで、近くのレストランに出かけて遅めのランチをいただきました。琵琶湖畔にあるレストランです。食事のあとは、外に出てみました。木岡らすると、琵琶湖はまだ真夏の感じですね。でも、空は若干秋らしさも感じられますかね。昨日は、義父の葬儀で、ひさしぶりに眺めた若草山や生駒山など奈良の景色が心に沁みましたが、今日は琵琶湖の景色です。琵琶湖のブルーが心に沁みました。

佐倉さん、並木さん夫妻と「利やん」

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▪️龍谷大学の研究機関である「LORC」(地域公共人材・政策開発リサーチセンター)に、かつて研究員として勤務されていた佐倉弘祐さんから、昨日の昼過ぎ、突然連絡がありました。佐倉さんは現在は信州大学に勤務されていて、建築学が専門です。で、連絡の内容なのですが、かつて佐倉さんと同僚であった並木州太朗さん(龍谷大学 地域公共人材・政策開発リサーチ・センター客員研究員 · 京都大学 京都ものづくりバレー構想の研究と推進(JOHNAN)講座研究員)と、並木さんの奥様で、ダンサー(一般社団法人ダンストーク)の千代その子さんのご夫婦と、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」で呑むので来ないかというお誘いでした。当然、行くでしょ‼️

▪️佐倉さんたちとお会いするのは、7年ぶりかなと思います。並木さんたちのお子さん、けいた君も一緒でした。いろいろ話しをすることができました。ハッピーな時間を過ごすことができました。佐倉さんが信州大学に就職されたのを、この「利やん」でお祝いしました。懐かしいですね。佐倉さん、並木さん、この若いお2人には、いろいろ力を貸していただきたい案件もあります。また、連絡をとってご相談させて頂こうと思います。

鮒寿司断面レプリカの思い出

20230903funazushi.jpg▪️現在、滋賀県立琵琶湖博物館の企画展示室では「おこめ展~おこめがつなぐ私たちの暮らしと自然~」が開催されています。写真は、その企画展で展示されているフナズシの断面レプリカです。今から約30年前に、私が琵琶湖博物館の学芸員として勤務しているときに展示業者さんに製作してもらいました。鮒寿司を漬けた樽を凍らせて、半分にカットして型取りをしました。今は、企画展示室に展示されていますが、通常は、C展示室の水族展示のあるコーナーに置かれています。

▪️この鮒寿司のレプリカに関しては、忘れたくても忘られない思い出?!があります。このレプリカを作るために、実際に鮒寿司を漬けたのです。博物館が建設される以前ですから、琵琶湖博物館開設準備室の時代です。安土の漁師さんからニゴロブナの塩漬けを購入し、沖島の漁師さんに大津までお越しいただき、直接、鮒寿司の付け方を指導していただいたのです。当時、琵琶湖博物館開設準備室は大津土木事務所のあった建物にありました。膳所の「Oh! Me OTSU TERRACE」の横にあるハローワークのあたりです。

▪️その建物の1階で、鮒寿司を2樽漬けました。ひとつは展示用、もうひとつは自分たちで楽しむためのものです。自分たちが楽しむものは、当時の職員の皆さんで資金を出し合って作りました。「鮒寿司講」ですね。今は、ビニール袋に入れて漬ける方法も開発されていますが、当時は、伝統的なやり方で漬けていました。樽の上には水を入れて空気を遮断するのですが、その水を時々入れ替えなければなりませんでした。まあ、水道の水をホースで足すだけなのですが。そうやって鮒寿司の世話をしながら、正月が明けたらいよいよ食べられるかなと思っていたのですが…。

▪️正月休みが明けて開設準備室に行くと、樽に漬けてあった鮒寿司がごっそり盗まれていたのです。びっくりです。誰か、私が樽の世話をしているのをじっと待っていたのでしょうね。今、思い出しても悔しいのですが。しかし、少しだけ鮒寿司が残されていました。盗人にも情けがあったんでしょうかね。その残った鮒寿司を使って、このレプリカが製作されたのです。本当によかったです。でも、悔しい…。この鮒寿司が盗まれた件ですが、京都新聞の小さな記事にもなりました。当時、よく準備室のメンバーと行っていたスナックが長等の柴屋町にありました。「俺の店」というスナックです。ちょっとかわったマスターでした。そこにやって来られた京都新聞の記者さんに、「鮒寿司漬けてたんですけど、盗まれたんですよ」と愚痴ったら、なんと新聞記事になっていました。記事の最後は、確か…、「鮒寿司を返してほしいと学芸員は言っている」だったかな。

▪️このレプリカを見るたびに、この出来事を思い出します。

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