ファラレル・ウィリアムスがパリのノートルダム大聖堂で歌う「Happy」。


▪️ファラレル・ウィリアムスがパリのノートルダム大聖堂で歌う「Happy」。この曲はよく耳にしていましたが、歌手の名前も、曲名も知りませんでした。ということで、Googleの音声検索で調べてやっと「Happy」という曲であることがわかりました。ノートルダム大聖堂が再開したことをお祝いしているようですね。ノートルダム大聖堂は、5年前の大規模火災で屋根が焼け落ちるなど、大きな被害が出ました。そこから再建の工事が始まり、8日には再建後初めてのミサが開かれたようです。とてもおめでたいわけです。だからでしょうね、「Happy」が歌われたのは。ファラレル・ウィリアムスのバックには、70人のゴスペルの合唱団が並んで歌っています。これも素敵です。

20241209notre-dame.jpg▪️ところで、前述のようにこの歌が「Happy」であることを今日知ったのですが、メロディーだけは記憶に残っていました。テレビCMでBGMに流されたことで、私ような洋楽にあまり関心の無い者の記憶に残ることになったのでしょう。調べてみると、ホンダの自動車とアサヒビールのCMで使われていました。

▪️我が家の玄関には、このノートルダム大聖堂の水彩画が飾ってあります。写真がそうです。今は、もっとちゃんとした額に入れて飾ってありますが、これはちょっとがたついていますね。子どもの頃、絵画教室に通っていて、教室の先生が描かれたものです。

吹奏楽部の練習を見学しました。

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20241206ryusui4.jpg▪️昨日は、昨年度まで部長を務めていた龍谷大学吹奏楽部の練習を見学させていただきました。以前は、ふらりと練習場に行って、時間をかけて素晴らしい演奏に仕上げていくプロセスを拝見していたのですが、今は部長ではないのでそういうわけにもいきません。昨日は音楽監督常任指揮者である若林義人先生や副部長にお許しをいただき、練習を見学させていただきました。どうして見学したかっかというと、それには理由がありしまた。定期演奏会の後半第2部のメインがチャイコフスキーの交響曲第4番第4楽章なんですが、その曲を定期演奏会のために編曲(オーケストラ→吹奏楽)していただい日景貴文先生がご指導に来られていたからです。あくまで素人の感想ですが、日景先生は作曲家ならではのアドバイス、作品の構造や仕組みや仕掛けを部員の皆さんに論理的にきちんと説明された上でアドバイスされていいたように思います。そのようなアドバイスに部員の皆さんも、大きく頷いておられたのが印象的でした。

▪️学生時代にオーケストラに所属していた私としては、オーケストラの弦楽器の演奏部分が吹奏楽ではどうなるのか、非常に関心がありました。あとで学生指揮者の部員の方から教えていただきましたが、日景先生の編曲は、原曲にかなり忠実に編曲されているのだそうです。元々の作品の骨格部分を大切にされているのでしょう。吹奏楽では、オーケストラでバイオリン、ビオラ、チェロが演奏している弦楽器の部分を、管楽器が演奏します。原曲でバイオリンが演奏する部分は、吹奏楽ではクラリネットが演奏します。そして、このような弦楽器の部分を担当するクラリネットに加えて、原曲のオーケストラで演奏されるクラリネットの部分をクラリネットで演奏する人たちもおられます。ああ…、うまく説明できていませんね。すみません。というわけで、原曲では管楽器と弦楽器のかけあいの部分がたくさんあるのですが、それが吹奏楽ではどのように聞こえるのかにとても関心があったのです。また、弦楽器で粒立ちして聞こえてくる音が、吹奏楽で演奏しようとすると大変だろうなと思っていたのですが、実際のところはどうなのかにも関心がありました。練習を拝見すると、とても大変そうでした。でも定期演奏会までまだ20日あります。きっと本番はさらに素晴らしい演奏を聴かせてくださると思っています。頑張ってくだい。

▪️写真についても少し説明しておきます。トップの写真で、机の前で姿勢良く座っておられる方が日景先生です。まだ34歳のとてもお若い方です。中段右は、私が持参したオーケストラのスコアです。昨日は、時々、このスコアを拝見しながら聴かせていただきました。第51回の定期演奏会、いつものようにザ・シンフォニーホールで、12月27日に開催されます。チケットですが、全席完売になったようです。とても人気があります。チケットがお手元になくても、以下のYouTubeで無料ライブ配信されますのでお楽しみいただけます。

北中綾子ピアノ・リサイタル

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▪️昨日は、社会学部の同僚である五十嵐海理先生の奥様、北中綾子さんのピアノ・リサイタルでした。初秋の頃、五十嵐先生からお誘いがありました。奥様はポーランドに留学されていたということからでしょうか、この日のリサイタルのサブタイトルは「ポーランドの作曲家によるプレリュードの世界」でした。会場は、ザ・フェニックスホールでした。

▪️第一部の作品は、パヴェウ・ミキエティン (1971-)、カロル・マチェイ・シマノフスキ(1882年 - 1937年)、カジミェシュ・セロツキ(1922年 - 1981年)の作品です。3人の活躍した時代は違っています。現代の作品は、ミキエンティンとセロツキの作品は、現代か現代に近い時代の作品で私には難解な作品に聞こえましたが、シマノフスキの作品は楽しめました。

▪️もちろん、第2部のショパンの「24の前奏曲(プレリュード)」はとても有名な作品ですから、普段クラシックをお聞きにならない方も、太田胃酸のCMのバックで流れている曲といえばすぐにメロディーが頭の中に浮かび上がってくるのではないかと思います。あれは、7番になります。そして15番も「雨だれの前奏曲」で有名です。「24の前奏曲」を全て最初から最後まで通して聴いたのは初めてのことかと思います。充実した時間でした。

▪️ひさしぶりの大阪でした。人の多さと賑やかさに、少し心が戸惑いました。戸惑ったというよりも、疲れたという感じでしょうかね。滋賀の大津でのんびり暮らしているので、刺激の強い都会は疲れるようになりました。疲れるのは、暮らしているところに加えて、加齢のせいかもしれませんね。

移住する若者

20241126iiiju1.jpg ▪️大好きな番組があります。NHKの「いいいじゅー!!」です。毎回録画して楽しんでいます。今日、観た録画は、鹿児島県の沖永良部島に移住した青年の話でした。この番組です。青年の名前は、波多野雅也さん。静岡県出身です。高校卒業後は関西の専門学校で学びます。その時に沖永良部民謡と出逢います。そこで仕事をしながら民謡の修行を積んでこられました。そこでふと思うわけです。沖永良部民謡をやっていて、住んだことがないってのは…どうなん?…って。そして、とうとう沖永良部島に移住されました。

▪️沖永良部島の若い世代の中では、方言も途絶えたようです。みんな表準備を話します。祖父母の話がよくわからないようです。そのような方言は祖父母の世代の会話か、民謡の中にしか残っていないのです。そのようなこともあり、移住後、離島専門の引越し会社に勤務しながら、すぐに民謡教室を開いて、島の人に沖永良部民謡を教え始めます。そのあたりのことは、この記事にも詳しく書かれています。記事の中で、以下のように語っておられます。キーワードは「中継ぎ」。素敵です。

「沖永良部民謡は本来はえらぶの人がやるもの」「なので僕は中継ぎになるつもり」と話す波多野さん。最後に、これを読む、とくにえらぶの人に対して言いたいことがあれば教えてほしいと尋ねると、このように話してくれました。

「えらぶって、奄美と沖縄の間にあって、民謡だったり方言だったりとめちゃくちゃいい文化がたくさんある。そうした文化に対して、島の子どもたちや若い世代の人が目を向けてほしいなと思うし、彼らが興味を持つよう僕自身も頑張りたいと思います。」

▪️この「いいいじゅー!!」に登場する皆さん、自分だけの生活や人生の満足ではなく、どこかに自分の使命を感じて、そして損得からではなくその前に身体が動いてしまっているような方が多いように思います。というか、そういう人が移住するのだろうし、番組の取材対象になるのでしょうね。

20241126iiiju2.jpg ▪️今日は、連続して「いいいじゅー!!」の番組の録画をみました。次は、都内の大手鉄道会社(地下鉄)から、千葉県いすみ市地域おこし協力隊として「いすみ鉄道」の活性化に取り組んだ後、経営ピンチの「い鉄」に再就職して運転士になった玉尾和也さんです。この番組です

▪️でも、ローカル鉄道は、運転以外にも1人で何役もこなさなければなりません。沿線の魅力を伝えるイベントを開催するために、頑張っておられました。イベントの添乗員も。「いすみ鉄道」の公式SNSも管理されているとのこと。ということで、私もフォローさせていただきました。沿線の人口は減ってきているようですが、イベントにやって来た子どもたちの「い鉄」愛・沿線愛・地域愛を醸成できたらということなのかな。素敵な青年ですね。それにしても、キハ、人気ありますね〜。

「龍谷ミュージアム」と「京都国立博物館」

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20241124museum2.jpg ▪️今日は、龍谷ミュージアムの秋季特別展「眷属」を観覧しました。会期は今日までだったんです。なんとか間に合いました。ちなみに「眷属(けんぞく)とは、仏菩薩など信仰の対象となる主尊に付き従う尊格のこと」です。普段、仏教美術を鑑賞する際も、あまり気にしていない「眷属」の役割や意味がよくわかりました。もちろん、図録も購入しました。今回は、仏教等を知らない私のような者にも、よく理解できる展示でした。

▪️ところで、龍谷ミュージアムに来た時に、毎回思うことがあります。私は、必ず音声解説のレシーバーを借りて(有料)展示を観覧するようにしています。知識がない私には、解説してもらわないとよく鑑賞できないからです。でも、そのような音声解説を使わなくても、スコープ(単眼教)で丁寧に詳細を確認されている方がいらっしゃいます。また、一生懸命メモを取っている方達もいます。年齢も、まだお若い方だったりします。ひょっとして、仏教に関する研究をされているのかもしれません。

▪️龍谷ミュージアムのあとは、七条通りを東に向かって歩き、京都国立博物館に向かいました。その途中、偶然なんですが、龍谷大学社会学部コミュニティマネジメント学科におられた加藤剛先生にお会いすることができました。嬉しかったです。また、「呑み会」をすることをお約束して、京博に向かいました。京都国立博物館では「法然と極楽浄土」が開催されています。国宝も含めてたくさんの仏教美術を堪能しました。
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20241124museum4.jpg▪️強く印象に残っているのは、臨終の際の来迎図。法然の臨終の際、浄土から阿弥陀様を中心にたくさんの菩薩様たちが雲に乗って降りてくる様子を描いているのですが、阿弥陀如来から法然に向かって強い光、ビームが放たれているのですね。前期高齢者ですが、昭和の少年だった時があるので、これはビームと言いたいです。自分が死ぬ時も、お迎えに来ていただけるかな。知り合いの歴史学者が、「映画『ゴースト』の最後の方で、天国からの光に導かれて昇天するシーンがありますが、あれ来迎図のビームと同じなんですよね〜」と言っておられました。法然も、「あっ、阿弥陀様がお浄土へ導いてくださる」と思ったのでしょうね。

▪️ところで、こういう来迎図がたくさん描かれたのは、当時の人びとが死を迎える瞬間に強い関心を持っていたからでしょうか。末法の世、厭離穢土欣求浄土。今、世界の状況を見ていると、かつての人びとの気持ちが理解できるような気がします。

▪️もうひとつ。「七箇条制誡」(しちかじょうせいかい)の実物を拝見しました。法然が門弟たちに自戒をうながすため、阿弥陀如来異界の仏・菩薩を謗ることなど、やめなければならないこと7ケ条を描いたものです。最後には門弟たちが署名をしています。法然の弟子であった若い頃の親鸞=綽空(しゃくくう)の名前もありました。ふと思いました。浄土宗の中で親鸞はどのように語られてきているのでしょうか。またどのように位置付けられているのでしょうか。仏教の専門家にお尋ねしてみたいです。
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龍谷大学吹奏楽部 第51回定期演奏会


▪️龍谷大学吹奏楽部の定期演奏会のお知らせをシェアします。12月27日、ザ・シンフォニーホールで18:30(開演)からです。今回は、息子と息子のパートナーにも来てもらいたいと思い、必死になって「チケットぴあ」チケットを購入しました。「チケットぴあ」、慣れません。たぶん、これからもずっと…。

▪️今回も、クラシックの名曲が演奏されます。チャイコフスキーの交響曲第4番の4楽章です。編曲は、いつもお世話になっている日影貴文先生です。これまでも、ワーグナーの歌劇「さまよえるオランダ人」序曲 や、同じくワーグナーの歌劇「リエンツィ」序曲等を龍谷大学吹奏楽部のために編曲してくださいました。今回も、ものすごく楽しみにしています。

▪️以下は、龍谷大学吹奏楽部による歌劇「さまよえるオランダ人」序曲 と歌劇「リエンツィ」序曲の演奏です。

大津シンフォニックバンド第85回定期演奏会

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▪️昨年度まで、長年にわたり龍谷大学吹奏楽部の音楽監督をされていた若林義人先生がfaceookに大津シンフォニックバンドのことを投稿されていました。第85回定期演奏会で、客演として「スターウォーズ」関連の作品を指揮されるようです。楽しみですね。以下は、龍谷大学吹奏楽部で指揮された時の動画です。Star Wars Main Title / John Williams 映画「スターウォーズ」メイン・タイトル。素晴らしい演奏です。皆さんもお楽しみください。

北中綾子ピアノ・リサイタル

20240922kitanaka_ayako.jpg▪️ピアニストの北中綾子さんは、同僚の奥様です。先日、その同僚の方から、連絡が届きました。奥様が12月1日(日)午後3時より、大阪・梅田のザ・フェニックスホールにてピアノリサイタルを行うので聴きにきませんかというお誘いでした。「関西ではまず聴けないミキエティンの前奏曲をはじめ、ポーランドの現代作曲家による前奏曲と、ショパンの有名な「24の前奏曲」全曲を演奏致します」。北中さんは、ポーランドにピアノの留学をされていた方なので、ポーランドの現代作曲家のことについてもお詳しいのでしょう。

▪️調べてみると、パヴェウ・ミキエティン (1971-)、カロル・マチェイ・シマノフスキ(1882年 - 1937年)、カジミェシュ・セロツキ(1922年 - 1981年)の3人の活躍した時代は違っていますが、外国からの侵略に翻弄されてきたポーランドの作曲家という点に関心があり、聴きに行かせていただくことにしました。ショパンの「24の前奏曲」は有名ですね。

▪️以下は、シマノフスキの「9つの前奏曲」です。このシマノフスキの動画を見つけることができました。演奏しているのは、クリスティアン・ツィマーマンさん。ポーランドのピアニストです。

NHK交響楽団の村上淳一郎さん(ヴィオラ)

▪️NHK交響楽団の村上淳一郎さん(ヴィオラ)の記事と動画です。記事は、「ぶらあぼ『村上淳一郎(ヴィオラ)』」

「ヨーロッパで常に感じていたのは、“音楽は文化である”ということです。音楽家も聴衆も皆、作曲家と同時代の文学や絵画に深く精通し、音楽・美術・文学・政治、人々のメンタリティ、風習や習慣など文化全般を、横のつながりで驚くほど把握している。ときにその根拠の上に『だからここはUp bowで弾く』と具体的な奏法アイディアにまでたどり着く。ヨーロッパではこどもの頃から音楽史に世界史を絡めて勉強するし、多言語を習得するので、それらは言わば標準装備です。文化として総合的に理解を深めて、次世代に繋げていく、という意思がとても強くあります。僕たちも、これらの要素を学んで、自らに取り込める機会があれば、演奏家も聴衆も一緒になって、この素晴らしい文化をさらに味わい楽しめると思います。このシリーズは今後、ヴィオラという楽器を中心に、こういう試みを考えています。ぜひ楽しみにしてください!」

大竹茂夫さんのリスボンでの個展


▪️大竹茂夫さんの作品は、独特の雰囲気があります。大好きです。一度、神戸で開催された大竹さんの個展で実際にお会いしたことがあります。その時、少しお話をさせていただきました。私は、大竹さんの高校の後輩(兵庫県立兵庫高等学校)になるのです。画家でありながら、キノコ等の菌類にも大変お詳しい方です。そのことが、作品に強く反映しているように思います。この地球の根底を支えているのは菌類です。菌類との共生。大竹さんの作品では、冬虫夏草のように人間に菌類が寄生しているように見えます。冬虫夏草に寄生されるとその生物はキノコの栄養になって死んでいくわけです。普通は恐ろしいと思うのですが…。でも、大竹さんの作品では、「怖い×可愛い」雰囲気に加えて、なにか独特の静かな穏やかな雰囲気が漂っています。幸せな…というと言い過ぎかもしれませんが、この雰囲気がすごく好きなのです。

▪️このブログでも、2014年12月27日に大竹茂夫さんの個展のことを投稿しています。そこには、次のように書いていました。もう10年ほど前のことに何るのですね。

大竹さんの作品には、たくさんのキノコが登場します。また、大竹さんの想像力がつくりだした奇妙な生き物たちが登場します。大竹さんが描く作品は、そのようなキノコや奇妙な生き物たちに人間の世界が支配された、あるいは、キノコや奇妙な生き物たちが棲む世界に人間が迷いこんでしまった…そのような世界を描いておられます。私の拙い説明ではなかなか理解しがたいとは思いますが…。キノコの菌が人間に取り憑く…なんとも恐ろしいことのように思いますが、恐ろしいことでありながら、そこには静かな平和と安寧の世界がひろがっています。私の個人的なしかも拙い表現でしかありませんが、なにか「宙ぶらりん」のままにされたような不安定な気持ちになります。しかし同時に、静かに心が揺さぶられます。そして、通常の生活では経験できない、もっと別種の奇妙な感情が心のなかに浮かび上がってきます。それが、心地よい(?!)のです。

▪️大竹さんの公式サイトで、作品を拝見することができます

▪️現在、大竹さんの個展がポルトガルのリスボンで開催されているようです。少し前のことになりますが、北京でも個展が開催されいました。そのことを大竹さんのfacebookへの投稿で知りました。その投稿にあるリンク先で、そのリスボンでの個展の様子を拝見させていただきました。こちらのサイトでは、大竹さんのことが紹介されています

リスボンのADZギャラリーは、何十年にもわたって観客を魅了してきた著名な日本人アーティスト、大竹茂雄の最新展覧会を開催できることを大変嬉しく思います。 1955年に神戸で生まれた大竹の芸術の旅は、京都市立芸術大学で始まりました。そこで山添康二の指導の下、油絵と壁画の技術を磨きました。初期イタリア ルネサンスに深く影響を受けた大竹は、形成期の 2 年間をヨーロッパ各地を旅して過ごし、その経験が彼の芸術的ビジョンを深く形作りました。

大竹の作品は、伝統と現代の影響をユニークに融合させたもので、ハイブリッドな生物と冬虫夏草の神秘的な世界に魅了されます。彼の絵画では、これらの生き物が日常生活にシームレスに溶け込んでいる様子が描かれており、驚きと好奇心を呼び起こします。

40年以上のキャリアを持つ大竹にとって、本展覧会はアジア以外では初の個展となり、彼の独特で緻密な作品を体験できる貴重な機会となる。

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