初夏の庭
▪️朝、出勤前に短時間ではありますが、庭の植物を眺めたれ少し世話をすることは、私にとって癒しになります。「咲いてくれてありがとう」という気持ちになります。
▪️1段目。アメリカアジサイ、正式名称はアメリカノリノキ(Hydrangea arborescens)。別名は、アナベルです。私はのこの別名の方で覚えています。まだ咲き始めです。ということで、淡い緑がかったライムグリーン色なのですが、最盛期になると真っ白になります。そして秋になると薄いベージュっぽい色に変化します。花が枯れても色の変化を楽しめます。そのアナベルの左側、ピンク色の花を咲かせているのはキョウカノコです。ふわっとしたかたまりに見えますが、非常に小さな、しかも可愛らしいピンク色の花が集まって咲いているのです。
▪️2段目の左側ですが、これはアカンサスです。春の終わり頃から花茎を上に伸ばして花を咲かせます。花が終わると大きな種ができます。その種子が落ちて、少しずつアカンサスの株が増えてきました。とても大きく成長するので、増えすぎるのは困りますが。右側は、ホタルブクロです。これは植えたものではなくて、勝手に生えてきたものです。ホタルブクロは庭のあちこちに生えてきます。庭の法面の一部には、このホタルブクロがちょっと密集しています。わざとそうさせてきました。他の雑草は抜いてもホタルブクロはそのままにしておいたのです。これから、たくさんの花をさかせてくれるはずです。地下茎による繁殖のはずです。増えすぎるのも困るので、花が終わったら少し面積を小さくしようかと思っています。
▪️3段目と4段目ですが、いずれもホームセンターで買ったペチュニアです。小さな苗から育ててきました。いま、たくさんのはなを咲かせくれています。梅雨に入る前に切り戻しをする必要があります。そうすることで、蒸れずに、夏場にこんもりとした感じで花を咲かせてくれるはずです。うまくいくかな。
街路樹のタイサンボク
▪️研究室のある聞思館は、深草キャンパスの南エリアの道路沿いにあります。写真は、その道路沿いに植えられている街路樹です。特に気にしていなかったのですが、昨日の帰宅時、この街路樹の大きな葉っぱが突然上から落ちてきてちょっとびっくりしました。よくみると、これまた大きな花が咲いています。「ああ、この花、以前にも調べたことがあったな」と思い出しました。タイサンボクという名前です。このブログにも投稿していました。3枚目の写真は、2年前、自宅近くの直売所で購入して自宅に飾ったタイサンボクです。この時はよい香がしたのですが、街路樹の方の花は、高いところに咲いているので香りが届きません。臭覚が鈍感なだけかもしれませんが。
香る花
▪️帰宅時、すでに暗くなった時間帯、自宅近くで甘い素敵な香りが漂ってきました。花の香りのようなのですが、暗くて何の花なのかよくわかりません。だったら、朝に確認すれば良いのですが、通勤とその日1日の仕事のことが気になり、甘い香りに気がつきません。気にしている余裕がないのですね。昨日は明るいうちに帰宅することにができたので、やっと確認することができました。なんの香りかわかりました。甘い素敵な香りを漂わせていたのは、ブンタンの白い花でした。もう散り始めていましたが、まだ良い香りがします。ブンタンとは柑橘の仲間で大きな実が成ります。別名はザボン。九州ではボンタンとも呼ばれます。そういえば、「ボンタン飴」ってありましたね。
▪️おそらく元の地主さんが住宅地として造成された宅地を、農地として利用されているのだと思います。基本は、いわゆる資産的保有、そして節税対策かと思いますが、このブンタンの花が咲いている農地は、高齢の農家の方が、丁寧に世話をされています。ブンタンの他にも、レモンや種類はわかりませんが、他の柑橘類も植えておられます。あと、花卉や野菜も栽培されています。60数坪の農地ですが、丁寧に栽培されています。素敵だなといつも思っています。こうやって丁寧に世話をされ収穫されたたくさんの果実は、どうされているのでしょうか。いつも気になっています。購入させていただくんですけどね。
▪️我が家の庭でも、新たに白い花が咲き始めました。総状花序というのだそうですが、小さな花が房のように連なり咲いています。コバノズイナといいます。こちらもブンタンほどではありませんが、ほのかに柑橘系の甘い香りがします。
今朝の庭、そしてコロナ。
▪️出勤前の癒し。咲いている花を眺めて癒されました。今、2箇所でシランがよく咲いてくれています。コデマリも可愛らしい白い花をさかせてくれています。今年も、黄色いニッコウキスゲの花が咲きました。もうじき、ジャーマンアイリスも花を咲かせてくれそうです。蕾が大きくなってきました。春は本当に庭に癒されます。
▪️ただし、ギョッとしたこともありました。今年もユリが伸びてきているのですが、さっそく害虫がついていました。一見すると、鳥の糞のように見えるのですが、これはカモフラージュです。ユリクビナガハムシという虫が自分の糞をまとっているのです。去年は、このユリクビナガハムシに食べられてしまって花が少ししか咲きませんでした。さっそく駆除しました。割り箸でひとつひとつの糞のような害虫をつまみとりました。そうそう、シバザクラが咲き終えました。ということで、一株ごとに刈り込みをします。週末のどこかでその作業を行いたいのですが、どうやら雨が降るようですね。困りました。
▪️心を癒されたわけですが、通勤途中で怖い事実を知りました。免疫学の研究者で医師の宮坂さんのFacebookへの投稿です。コロナウイルスに関する内容です。
このようなデータを見ると、今後新たな人獣感染症によるパンデミックがいつ出てきてもおかしくない、ということがわかっていただけるかと思います。決して新型コロナで話が終わったのではなくて、同じようなことがいつでも起きる可能性があるのです。
新型コロナのパンデミックでは世界で1千万人近い死者が出ました。日本だけでも十数万人が亡くなっています。いまだに「新型コロナは単なる風邪程度だった」などとおバカなことを言っている人たちが居ますが、われわれは今回新型コロナで習ったことをきちんと整理して、それを教訓として次の世代に残していく責任があります。
小さな花
▪️ 我が家の庭の、小さな花たち。意図して植えてあるものも、我が家の庭に外からやってきて花を咲かせているものもあります。中段右と下段が、勝手に咲いてくれている花たち。世話をする者(私)の偏見でしかありませんが、こういう可愛らしい花については雑草とは思わず、抜かずに残してあります。上段左:サラサドウダン、上段右:アマドコロ、中段左:コデマリ、中段右:タツナミソウ、下段:マツバウンラン。
▪️さて今日は、研究のための書籍や雑誌を借りるために、滋賀県立図書館に行きました。いろいろ資料を「発掘」するような気分になりました。自宅の車で来ていたので、帰りは大きなホームセンターによって、料理に使うハーブ、ラベンダー、名前は忘れましたが夏に咲く黄色の花を買いました。まあ、衝動買いですね。
シャクナゲと体調
▪️我が家の庭の、セイヨウシャクナゲが咲きました。蕾の中に、これだけの数の花が用意されていることにいつも驚いています。写真は、同時に撮った物ですが、開花したもの、開花直前のもの、まだ蕾のもの、それぞれ撮りました。昨年に行った私の剪定の仕方が悪かったのか、今年は蕾が少ないです。瀬田キャンバスの4号館の前にも、大きなシャクナゲがあったと思いますが、今年も立派に花を咲かせていますかね。気になっています。
▪️話は変わりますが、体調のことも。寒くなってきたら身体の調整ができず、喉が痛くなったり、熱が出たり、そんなふうにして風邪をひくということはあるのですが、逆に、急に暑くなり喉が痛くなり…ってことはあるんでしょうかね。今回は、熱こそ出ませんでしたが、喉が痛くなり、やばいな〜と思っていました。また、平熱なのに、微熱が出ているような感覚もありました。今はおさまりましたが、咳が出だすと止まらなくなったり、時々、鼻水も大変です。鼻水は、花粉症かもしれませんが。
我が家の庭が、さらに賑やかになりました。
・左はドウダンツツジです。春は、このような小さな可愛らしい白い花を咲かせます。そして秋になると真っ赤に紅葉します。右はタイムです。あのハーブのタイムと同じです。葉をとって指で擦るとあの香りがします。でも食用ではないようです。正式名称は、クリーピングタイム。ガーデニングの際にグランドカバーとして植えられることが多いようです。
・左はイカリソウ。花が、昔の船の碇のような形をしているからでしょうね。今年は咲かないかなと思っていたところ、どんどん花芽が伸びてきて花を咲かせてくれました。右は、シバザクラ。庭の法面に植えてあります。庭師さんに苗を植えていただきました。残念ながら、全ての苗が活着しなかったので、少し隙間があります。そこについては、来年、追加で苗を植えることにしています。
・左がチューリップ。オレンジのものは、少しかわった花びらになっていますね。八重咲きという種類でしょうね。右はローゼンセマム。年を追うごとに広がってきて、たくさんの花を咲かせてくれています。
・左は野生のスミレです。鉢の中に勝手に生えてきました。スミレの種子にはアリが好むエライオソームという物質が付いています。アリはそれを食べるために種子を巣に持ち帰るのですが、種そのものは邪魔になるので、巣の外に捨てられます。スミレはそうやて拡散していくのです。いわゆる雑草は容赦なく抜いていくのですが、このスミレだけは残しています。このスミレは白い花ですが、我が家の大方のスミレは紫の可愛らしい花を咲かせています。右は低木であるオトコヨウゾメの花。
・左はシャガ。根を伸ばしてどんどん増えていきます。裏庭の土捨て場は、今はシャガの花壇になってしまいました。増えすぎないように注意しなければなりません。右はスノーフレイク。妖精が住んでいそうな可憐な花です。
・左はオダマキ。右はブルーベリーです。庭師さんが、よく実がなるように、特殊な剪定をしてくださいました。今年もたくさんの花が咲いてくれています。ということは、たくさんの実がとれるということですね。
・左はハナニラです。食用「花ニラ」とは、別のものです。「花ニラ」は野菜のニラの花ですが、「ハナニラ」は観賞用の園芸品種です。こちらも可愛らしい花を咲かせます。うちのハナニラの開花は、日景のせいか少し遅れました。今年は咲かないのかなと心配していましたが、きちんと咲いてくれました。右はエリカ。
・左はスーパーアリッサム。施肥をしていないので、花の咲き方がイマイチです。右はサクラの盆栽。娘が我が家にプレゼントしてくれたものです。最初は、成長が不安定でなかなか花を咲かせませんでしたが、今は、毎年、咲いてくれています。下は、リュウキュウアセビ。
▪️我が家の庭、とても賑やかになってきました。冬の間にきちんと手入れをしていると、もっと素敵に咲いてくれたとは思いますが、今となっては仕方がありません。社会学部の移転の準備や、自分の仕事等でなかなか庭に気持ちが回りませんでした。4月からは、最低でも週4日、でもだいたい5日は大学に行っているので、庭と向き合う時間がさらに少なくなりました。こんなにたくさんの花が咲いていることに気がついて、我が家の庭ながらちょっと驚きました。適切な施肥を行なっていたら、もっとしっかり咲いてくれたかもしれません。私が冬の間に行ったことは、枯れた葉を刈り取ったり、落ち葉を取り除いたりといったことでしょうか。枯れた葉をそのままにしておくて、新しい緑の葉に茶色の昨年の葉が混じって美しくないのです。本当は、お世話になっている庭師さんのご指導通り、施肥をしてバーク堆肥でカバーしておきたかったのですが、できませんでした。残念。
▪️今日は少し時間をとって、庭の世話をしました。なんだか、庭に対する罪滅ぼしという感じですかね。でも、庭はスッキリしました。安心しました。
67歳になりました。
▪️今日は、自分の誕生日です。67歳になりました。子どもの時のように、素直に喜べないのですが、朝からたくさんのお祝いのメッセージをFacebookを通していただき、少しだけ喜びを感じられるようになってきています。ありがとうございます。例年であれば、facebookでお一人ごとにお返事をさせていただくのですが、今年はそのような余裕がありません。どうかご容赦ください。
▪️4月15日、私と同じ日に生まれた方。フランスの社会学者エミール・デュルケームは、1858年4月15日に生まれています。私が生まれたのは1958年4月15日ですから、デュルケームの100年後に生まれたことになります。ジャーナリストの田原総一郎は1934年の4月15日のお生まれです。まあ、誕生日が同じというだけで、「だからどうしたの」と言われてしまうかもしれませんが。
▪️写真は、娘から誕生日のプレゼントとして贈られた盆栽です。フジです。写真のように花を咲かせられるかどうか。それはこれからの私の世話にかかっていますかね。
春の賑わい
▪️昨晩は、けっこう雨が降りました。庭が少しずつ次々に咲き始めた花で賑やかになってきたのに…。雨が降ると、花が散るので悲しいですね。でも、仕方ありません。
▪️上段左ジューンベリーです。今年も花を咲かせてくれました。名前の通り、6月頃に小さな赤い果実が実ります。甘いです。毎年、鳥に食べられないように半分はネットが覆いますが、半分は鳥たちにあげています。今から、楽しみにしています。上段右はオオエゾムラサキです。ツツジの仲間ですね。今年は、たくさん花が咲きました。中段左もツツジの仲間なんですが、名前がわかりません。中段右は、イカリソウです。先月、昨年の枯れた葉を取り除いたとき、すでにできている花芽も一緒に取り除いてしまった気がして、今年は花が少ないのかなと思っていたのですが、暖かくなると次々と花を咲かせてくれました。イカリソウは、葉も美しいので大好きです。 下段は、以前、娘がプレゼントしてくれた桜の盆栽です。今年も蕾が膨らみ花を咲かせてくれました。こういった小さな盆栽、うまく育てられず、いくつか枯らしたことがあったのですが、この桜は元気です。
▪️今朝も、庭の花たちに癒してもらいました。
滋賀県立図書館とホームセンター
▪️今日は、車で滋賀県立図書館に出かけました。琵琶湖の環境政策や環境問題に関連する様々な資料が揃っていて、今の仕事を進める上で重宝しています。お目当ての資料と、たまたま見つけた図書を借りました。以前は、瀬田キャンパスに勤務していたので、滋賀県立図書館はお隣のような感じでしたが、今は深草キャンパスに勤務先の社会学部が移転したので、ちょっと不便な感じになりました。まあ、そんなことは言ってられないので。
▪️帰りは、ちょっと道草して、ホームセンターで、庭の芝生の雑草対策の除草剤を購入しました。自宅の庭で除草剤等は使いたくないのですが、芝生の雑草を人力で抜き取るやり方だととても管理ができないので、昨年から除草剤に頼っています。芝は枯れずに、雑草だけ枯れるって、どういうふうになっているんだろう。
▪️それはともかく、もともと除草剤だけを購入するはずだったのですが、観葉植物のコーナーが目に入り、近寄ってしまいました。で、このかわいいチャセンシダの仲間を見つけました。チャセンシダ科のアスプレニウム属のシダのようです。原産地は南アフリカとのこと。熱帯や亜熱帯の地域の地面や樹木の上に生えるらしいです。シダの仲間ですので、育てる環境は半日陰の場所です。深草キャンパスの新しい研究室は、北向きで、研究室に「潤い」を与えるのにちょうど良いなと思って、衝動買いしました。北向きの窓に置こうと思います。