一人ひとりの「良さ」がにじみ合うことが大事。
▪️金曜日の3限は社会共生実習「地域エンパワねっと・大津中央」です。今日は、zoomを使って、特定非営利活動法人「BRAH=art.(ブラフアート)」の理事長をされている岩原勇気さんにご講演をいただきました。ありがとうございました。ご講演では、バワーポイントをお使いになりましたが、そのうちの1枚のスライドには、こう書かれていました。「良さ」がにじみ合うという点にグッときました。素敵です。
ソーシャルワークであること。
みんなが社会を成す、当事者であること。
それぞれの凹凸が重なり合い社会ができている。
みんなそれぞれの幸せを目指す。
願わくば、その幸せが、他者の幸せにもつながってほしい。
そのためには、一人ひとりの「良さ」がにじみ合うことが大事。
そこには、それぞれの個性とフレキシブルにつながる
「コネクター」が必要=ソーシャルワーク
▪️もう1枚のスライドです。
本質を見る。
本質を見て、それに基づいて行動する。
自分が見た本質に基づいて動けば、誰のせいにもできない。
する必要ない。
考え抜いた本質からずれるものは、
今、やるべきことではないのだろうと諦める。
そして、社会問題から考えないこと。
大きい視野は必要だが、まず目の前を直視すること。
そこからすべてがはじまり、だから継続する力になる。
いそがばまわれ。
▪️ディスプレイの前にある装置は、「EMEET Meeting Capsule Pro Room Kit」です。これはとても優秀な装置です。社会学部の関係者に限定されますが、ぜひご利用ください。
「叡智を結集」するために。
▪️今日は、政策学研究科長が研究室に来られました。いろいろ今後の展望に関して意見交換しました。
▪️今年度から社会学部が深草キャンパスに移転しました。このことを契機に、深草キャンパスを「社会科学を軸に叡智を結集することにより生み出される新たな『知』で、社会課題の解決や共通価値の創造を実現するキャンパス」にしていくことを大学としては目指しています。
▪️問題は、まずは、どうやって「叡智を結集」していくのか、実現していくのかということになります。そこからスタートということになります。同じキャンパスにいるだけでは、そのような「叡智を結集」するような取り組みは自然に発生はしません。教員は、それぞれ自分の世界(ディシプリン)をもっており、その世界の殻のなかに閉じこもる傾向があります。そのような傾向があるなかで、「叡智を結集」していくためには、時間やアイデアが必要ですし、とても手間がかかります。
▪️今日は短時間でしたが、そのための意見交換のようなことができたのではないかと思います。定年退職が目の前にせまってきていますし、若い教職員の皆さんのお邪魔になってはいけないので、静かにしているべきなんですが、今日のように意見を求められればお話しはします。本当は、一緒に汗もかけたらよいのですが、残念ながらそのような時間は私にはもうありません。
「推し」の書籍3冊!!
▪️火曜日の4限は、「社会学演習IA」3回生のゼミです。私のゼミに所属するのは22名。2026年度末で定年退職するので、大学教員として最後に受け持つゼミ生の皆さんになります(来年度、私はゼミ生の募集を行いません)。先週はGW中で授業がありませんでした。ということで、学生さんたちには課題を出させてもらいました。
①自分が関心をもつ分野やテーマの書籍を図書館で3冊借りてください。
②その3冊の書籍がそれぞれどのような内容のものなのか確認してください。
③内容を簡単にゼミの仲間に紹介できるように、メモを用意してください。字数は問いませんが、ゼミの仲間が閲覧しても理解できるものにしておいてください。
④そのメモをこのmanabakの「レポート」の機能を使って、通常のレポートのように投稿してください。「コースメンバー全員(グループ指定がある場合は対象者全員)が閲覧・コメント可」に設定しています。
⑤このメモを活用して、グループワークを行います。
▪️写真は、自分の「推し」の書籍を「熱く」紹介しているところです。まだ名前を覚えきっていないゼミの仲間との会話を楽しみながら、グループワークに取り組んでくれました。最後の写真は、ゼミの仲間がどのような書籍を選んでいるのかを、お互いに確認しているところです。こういうグループワークをやってみると、自分と似たような問題関心を持つ人がゼミのなかにいることがわかります。切磋琢磨して研究を進めてほしいと思います。
▪️来週は、さらに3冊書籍を選んで、同様のグループワークを行います。真剣に書籍を選ぶことで、自分の内面と向き合うことになります。このようなグループワークを行いながら、「推し」の書籍の中からさらに2冊選んで、その書評を書いてもらう予定にしています。
ちょっとびっくりしたこと。そして、龍谷大学第104回創立記念降誕会 提灯行列。
▪️水曜日2限は「地域再生の社会学」です。今日は6回目。授業が終わったあと、履修している1人の男子学生さんが笑顔でやってこられました。4回生の方です。なにかなと思ったら、授業のときに配布した資料の内容が「就職活動でとても役立ち、面接でも非常に評価してもらえました。結果として内定をいただけました。ありがとうございました」とのことでした。ちょっとびっくりしましたが、そういうこともあるんですね。その方は、卒業に必要な単位はすてに取得されているけれども、授業の内容に関心があったので履修されたようです。嬉しいお話です。それはともかく、来年の4月からは自信を持って働いていただきたいです。
▪️今日は、教授会と研究科委員会が開催されました。予想より早めに終わったので、研究室で仕事をしてから、四条河原町に出かけることにしました。今晩は、龍谷大学の創立記念を祝う「龍谷大学第104回創立記念降誕会提灯行列」がおこなわれるのです。提灯行列では吹奏楽部が演奏して提灯行列を盛り上げます。パレードです。私は、どういうわけかパレードが大好きなものですから、今年も見学だけはしたいのです。昨年は、コロナ禍でずっとできなかったこの提灯行列がやっと開催されました。動画は、昨年の提灯行列の様子です。赤いパレードコスチューム、かっこいいですね~。
月1のクリニックと糖質制限
▪️昨日は、月1回のクリニックの日でした。HbA1cの数値は「5.3」。先月は「5.1」でしたから、ほんの少しだけ数値があがっているわけですが、余裕で基準値内(5.5以下)です。糖質の摂取をできるだけカットして暮らしています。このまま数値を維持できたらと思っています。写真は昨日の昼食です。ラーメンですが、麺の原料は小麦ではなく豆です。いつもは、パスタとして食べているのですが、こうやってラーメン風にしても美味しくいただくことができました。今回は醤油ラーメンですが、この麺には塩ラーメンの方があうように思いました。もちろん、加えて野菜もいただきました。本当は小麦の麺の方が美味しいに決まっているのでしょうが、そういう経験は遠い彼方に行ってしまいましたね〜。そうそう、昨日は午後からは歯科医院へ。こちらは3〜4ヶ月ごとのクリーニングです。歯茎の状況を確認し、歯石を取り除き、コーヒーやお茶に起因する汚れを磨いて落として、デンタルフロスで歯の隙間もゴシゴシときれいにしていただき、最後はフッ素を塗って終了です。こちらも異常なしでした。
大津シンフォニックバンド「第86回 定期演奏会」
▪️今日は、昼から、龍谷大学吹奏楽部音楽監督常任指揮者の若林敬人先生が主席客演指揮者として指揮をされる、大津シンフォニックバンド「第86回 定期演奏会」に伺いました。ポスターをご覧ください。汽船の写真ですね。おそらくですが、第3部に若林先生が指揮される最後の曲が、「マードックからの最後の手紙」だからだと思います。吹奏楽に励んでおられる若い中高生に人気のある作品なのだそうです。この曲は、樽屋雅徳さんにより作曲されました。1912年に流氷にぶつかり沈没したタイタニック号の事故を、そしてそのタイタニック号に乗船していた一等航海士ウィリアム・マクスター・マードックをモチーフに作曲されたのだそうです。
▪️この吹奏楽のための作品には少し思い入れがあります。私は、2019年から2023年まで龍谷大学吹奏楽部の部長をしていましたが、部長をするなど思いもしていないずっと前の時期、研究室で夕方に仕事をしていると、外から吹奏楽部の部員の皆さんが練習している音が聞こえてきたのです。そこで、ふとYouTubeで龍谷大学吹奏楽部の演奏を検索してみたのです。その時に、聴いた曲が「マードックからの最後の手紙」でした。2012年12月24日に、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで開催された第39回定期演奏会の際の演奏です。YouTubeで聴いた時、この作品に心が強く惹かれたことをしっかり記憶しています。
▪️私が部長をしている間に、この作品が演奏されることはなかったように記憶していますが、今回は若林先生が大津シンフォニックハンドで指揮をされるとしり、是非とも聴かせていただきたいと思い、会場のびわ湖ホールに伺いました。素敵な演奏、ありがとうございました。ということで、「マードックからの最後の手紙」のことばかり書いてきましたが、その他にも素敵な演奏をたくさんお聞かせくださいました。アンコールも「てんこ盛り」でした。大津シンフォニックバンドの皆様に感謝いたします。
「未来ファンドおうみ 2024年度助成事業 成果報告会」
▪️今日は、公益財団法人 淡海文化振興財団「淡海ネットワークセンター」の「未来ファンドおうみ 2024年度助成事業 成果報告会」がピアザ淡海で開催されました。私ども特定非営利活動法人「琵琶故知新」も、「未来ファンドおうみ」(のなかの「びわこ市民活動応援基金」)より30万円助成していただきました。事業名は、「地理情報システムを活用した琵琶湖環境保全活動の見える化」です。ありがとうございました。
▪️ということで、最後の方で報告をさせていただきました。実際の報告は、事務局長の藤沢 栄一さんが報告されました。理事長の私は会場にいるだけでした。一応、質疑応答でなにかあれば対応する予定したが。写真の右側のチラシは、私たちが開発した「琵琶湖デジタルマップ」を紹介する物です。このチラシ、私どもで用意しました。滋賀県で流通しているデジタル地域通貨「まちのコイン」や様々な団体が情報を発信している「滋賀咲くブログ」とも連携しています。以下が、「琵琶湖デジタルマップ」です。まだまだ使い勝手を改善していく必要があると思っています。「琵琶故知新」として頑張りますので、どうかご期待ください。
今朝の庭、そしてコロナ。
▪️出勤前の癒し。咲いている花を眺めて癒されました。今、2箇所でシランがよく咲いてくれています。コデマリも可愛らしい白い花をさかせてくれています。今年も、黄色いニッコウキスゲの花が咲きました。もうじき、ジャーマンアイリスも花を咲かせてくれそうです。蕾が大きくなってきました。春は本当に庭に癒されます。
▪️ただし、ギョッとしたこともありました。今年もユリが伸びてきているのですが、さっそく害虫がついていました。一見すると、鳥の糞のように見えるのですが、これはカモフラージュです。ユリクビナガハムシという虫が自分の糞をまとっているのです。去年は、このユリクビナガハムシに食べられてしまって花が少ししか咲きませんでした。さっそく駆除しました。割り箸でひとつひとつの糞のような害虫をつまみとりました。そうそう、シバザクラが咲き終えました。ということで、一株ごとに刈り込みをします。週末のどこかでその作業を行いたいのですが、どうやら雨が降るようですね。困りました。
▪️心を癒されたわけですが、通勤途中で怖い事実を知りました。免疫学の研究者で医師の宮坂さんのFacebookへの投稿です。コロナウイルスに関する内容です。
このようなデータを見ると、今後新たな人獣感染症によるパンデミックがいつ出てきてもおかしくない、ということがわかっていただけるかと思います。決して新型コロナで話が終わったのではなくて、同じようなことがいつでも起きる可能性があるのです。
新型コロナのパンデミックでは世界で1千万人近い死者が出ました。日本だけでも十数万人が亡くなっています。いまだに「新型コロナは単なる風邪程度だった」などとおバカなことを言っている人たちが居ますが、われわれは今回新型コロナで習ったことをきちんと整理して、それを教訓として次の世代に残していく責任があります。
マーラーの「復活」
▪️ 今日は滋賀県のアマチュアオーケストラの演奏会に行きました。セタフィルハーモニックオーケストラの演奏会です。場所はびわ湖ホールです。演奏されたのは、グスタフ・マーラーの交響曲第3番「復活」です。
▪️コロナ禍のためずっと演奏ができてこなかったようですが、やっと7年ぶりに演奏会を開催することができたそうです。まさに「復活」ですね。今日の演奏には、学生時代に所属していた学生オーケストラの後輩が2人、チェロとセカンドヴァイオリンで出演していました。評論家ではないので、演奏の中身についてどうのこうのと言う能力はないのですが、最後の第5楽章は作曲者であるマーラーの意図通り、大変盛り上がり感動しました。ちょっとウルウルとしました。今日の演奏会は、この「復活」のみです。大変長い交響曲で、しかも途中に休憩を取ることがないので、トイレが少し心配でした。大丈夫でしたけど。
▪️今回出演していた後輩たち、てっきりエキストラでの出演かと思っていましたが、そうではありませんでした。コアメンバーは決まっているようですが、普通のアマチュアオーケストラのように毎週決まった場所で練習をする…という感じではないのだそうです。演奏会が決まったら遡って練習日を決めるみたいな感じとのことです。どうも、このオーケストラはマーラーの交響曲を演奏することが多いようです。今日は名古屋など東海地方から来られた出演者も沢山おられたようでした。このオーケストラの指揮者は、滋賀医大の学生オーケストラを組織し、ずっと指導してきた方なので、滋賀医大出身の医師の方もけっこう多いのではないかと想像しました。はたして、どうでしょう。
拙ブログの「検索機能」
▪️拙ブログのタイトルの右下、アクセス数を示すカウンターのさらに下の辺りに、四角い枠があります。ここに言葉を入れて検索すると、その言葉を含む投稿がヒットするようになっています。ところが、昨年のことかと思いますが、この検索機能がうまく作動しなくなりました。最近の投稿しかヒットしないのです。拙ブログでは、2012年以降、自分の生活の出来事や記録をデジタルデータとして記録しています。言い換えれば、ライフログとして役立てています。たびたび過去の記録を検索することがあるのですが、それができなくなってしまったのです。
▪️今日は、明日の「地域再生の社会学」で話す話題のひとつとして「ビワマス」で検索したのですが、最近の3つの投稿しかヒットしません。これまでは、そこで諦めていたのですが、一番下に「再検索」というのがあって、それをクリックすると詳細の検索ができるようになっていました。いままで、よくわかっていませんでした。ここで「ビワマス」を検索してみると、過去の投稿もヒットすることがわかりました。ただし、「タイトルのみを検索」にしておかないと、うまく検索できまれん。まあ、仕方がありません。
▪️ということで、この検索を使われる方はまずいらっしゃらないと思いますが、もしも検索したいということであれば、上記のようなやり方でお願いしたいと思います。ちなみに、写真は本文とは特に関係ありません。大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」で、吹奏楽部の部長をしていた時に、音楽監督の若林義人先生や、副部長の皆さんと楽しんだビワマスの刺身です。琵琶湖のルビーと呼ばれています。