聞思館のハギ
▪️私の研究室がある「聞思館」という建物です。変わった形をしていますね。1階は、バスの操車場です。バスが入るので、1階の天井はかなり高いです。この「聞思館」の入り口と、この建物の後ろにある体育館はつながっていて、入り口も共通しています。「聞思館」の2階は、「大阪王将」と「スガキヤ」の店舗が入るフードコートです。昼食時は学生さんたちで賑わっています。でも、昼食時だけ。もうかっているのかな、少し心配です。糖尿病の私には、関係がないというか、食べられるものが少なく、だいたいスルーしています。
3階はスポーツサイエンスコースで学ぶ学生さんたちの利用が中心になる教室がならんでいます。そして4階と5階は研究室が並んでいてます。私の研究室は4階です。また、4階には社会学部のプロジェクトワークルームが、5階には会議室があります。
▪️このような建物なのですが、1階と2階のあいだの壁面は、土が入れられており、そこにさまざまな植物が植栽されています。ここが、設計上のひとつの「うり」のようですね。今目立っているのは、ハギ(萩)です。落葉低木。秋の七草のひとつです。我が家の庭にもハギが植えてあるのですが、花のシーズンがおわり落葉する前に、株元から切り戻します。お世話になっている庭師さんに、「ハギはそうやって毎年剪定する」ということを教わりました。そうしないと、大きくなりすぎてしまいます。古い枝には花芽がつかないので、剪定しないでいると花つきが悪くなるかも…ということのようです。この建物のハギの剪定はどうするんでしょうね。気にしています。
コミュニティに関する番組
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明日をまもるナビ(172)能登半島地震 それでもふるさとで生きる
▪️NHKの「明日をまもるナビ」という番組を毎回録画して視聴しています。今日は、能登半島の話しでした。いつもとは少し違って、ドキュメンタリーのような番組構成でした。学生さんにも視聴してもらいたいなと思いました。以下は、私のXへの投稿です。
「能登半島地震 それでもふるさとで生きる」。被災後も残り続ける人びと。外に出たけれど今もつながり続けようとする人。ボランティアを契機として移住してきた若者たち。地域コミュニティの新たな展開。コミュニティの再建への動き。住み続けること、関わり続けることのそれぞれの意味。
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「Dear にっぽん」「“わやな町”に生きて〜広島 若き自治会長の奮闘記〜」
▪️広島市にある市営住宅「基町アパート」のドュメンタリー。この「Dear にっぽん」も毎週録画して、すべてではないけれど視聴しています。今回は、こんな内容。学生さんたちにコミュニティについて考えてもらう上で、役立つ放送だと思いました。以下は、番組の概要です。
被爆地・広島の戦後を映す基町アパート。復興の象徴として半世紀前に建てられ、被爆者や大陸からの引き揚げ者など様々なルーツを持つ人が暮らしてきた。この団地の若き自治会長、板井三那子さん(30)。アーティストでもある彼女は、基町の歴史にひかれてやってきた。混沌とした団地で、面倒なことにもたくましく向き合ってきた板井さん、この夏、取り組んだのは長年放置されてきた地下倉庫の整理。そこで見つけたものとは。
実が割れたツリバナと復活したタマスダレ
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▪️庭の法面に植えてあるツリバナの実が割れました。中から、赤い可愛らしい種がのぞいています。うちのツリバナは、こんな感じで育っています。ツリバナは、日本の里山に普通にみられる低木です。庭に植える時は、自然な形に剪定するようなのですが、初冬に、いつもお世話になっている庭師さんに、他の庭木も含めて剪定をお願いする予定です。私じしん、剪定が下手くそなのです。1枚目の写真は、このツリバナを室内に生けたモノです。自己満足かもしれまんが、良い感じです。ちなみに、生けたのは家族です。
▪️雨で傷んでいたタマスダレですが、また勢いが増してきました。次から次へと花が咲いてくれています。我が家のお向かいにお住まいの方が、ご自宅から我が家の法面のタマスダレやヒガンバンがよく見えると喜んでおられました。ヒガンバナはすでにシーズンが終わり、ほとんどが枯れてしまいましたので、刈り取りました。こうやってお褒めいただくと、庭の世話をしている者ととしては嬉しくなります。ありがとうございます。枯れたヒガンバナを刈り取ると、すでに葉が出始めていました。ヒガンバナは葉がないといわれますが、花が枯れた後、地面から葉を伸ばして地面に広がるのです。晩秋から来年の春にかけて、葉を広げて光合成で球根に栄養を溜めていくのです。冬の間は、ほとんどの植物は枯れるか休眠しているので、競争する相手がいなくなり、葉を広げることができるのです。あと、シュウメイギクがピンクの花を咲かせてくれています。毎年、定番の花たちですが、こうやって花を咲かせてくれることで、気持ちが落ち着きます。
▪️昨日は、少し時間をとって庭の世話をしましたが、枯れたものや落ち葉を取り除くとゴミ袋(大)が3袋になりました。本当は、自宅の敷地が広ければコンポストで堆肥化するんですけどね。我が家、ちっちゃいですから、それは無理。
西村豊さんのこと、龍谷大学餃子研究会のこと。
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▪️体調を崩され、龍谷大学を休職され、自宅で療養されている友人の西村豊さんに、昨日、会いにいってきました。今年の春、研究室に来られた時はずいぶん細くなっておられましたが、今日は、以前ほどではないものの、太さが戻ってきておられました。筋肉がまた復活しつつあるということですね。普段は、SNSつながりなので、実際にお会いして安心しました。
▪️西村さんとは、龍大の事務職員の皆さんと一緒に「龍谷大学餃子研究会」を立ち上げました。私が会長で、西村さんが副会長です。西村さんとのつながりは、西村さんが龍大の研究事務部長で、私が社会学部の研究主任だった時からになります。その時、西村さんには、仕事上の困りごとの相談に乗っていただきました。そのようなつながりがあった上で、ひょんなことからお互いに餃子が大好きということがわかり、研究会を作ることになったのです。西村さんは大変研究熱心で、私が「西村リスト」と呼んでいる京都を中心とした餃子店のリストを整備されています。研究会では、その「西村リスト」から選ばれた餃子店で真面目に餃子を味わい(もちろん呑みながら)、餃子について語り合い、その勢いで「龍大がこんな大学になったらいいね〜」と放談してきました。
▪️楽しい研究会だったのですが、「西村リスト」の西村さんが体調を崩されてからは、研究会の活動が中断していました。しかし、体調を徐々に復活させておられるようで、いよいよ研究会復活の時期が近づいてきたように思っています。今日、西村さんとお話をしていて驚いたことは、あれだけお好きだったお酒をやめられたということでした。驚いたというか、私は安心しました。今日、西村さんからは退職後の夢を聞かせていただきました。若い頃にやっていたことの続きをやり遂げたい。素敵ですね。そのためには、体力と健康を維持しなければなりません。これからも、西村さんを応援していきます。夢を実現していただきたいです。
この投稿、西村さんに「写真、SNSにアップしてもよいですか」とお尋ねして確認をとっています。安心してください、確認していますよ(「とにかく明るい安村」風)。
社会学基礎ゼミナールとクラウド型教育サービスmanaba
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▪️金曜日1限は、2回生の「社会学基礎ゼミナール」です。このクラスの皆さんは、1年生の前期、1セメスターのときに「社会学入門演習」のときに同じクラスだった皆さんです。でも、お互いに名前さえも知らない状況でした。忘れているというよりも、もともときちんと覚えていないような感じでした。しかも、自分はこれから何を研究するのかはっきりしていない状況でした。火曜日1限に開講されている、もうひとつの「社会学基礎ゼミナール」も同じような状況でした。ということで、グループワークを軸に、少しずつ自分自身の問題意識をクリアにしていくことを目指しました。そのようなワークのなかで、3回生になったとき、どの教員の「社会学演習」に所属して、どのようなテーマで指導を受け自分自身の研究を深めていくのかに、自覚的であってほしかったのです。
▪️1回目は自己紹介。2回目はうまく言語化できないけれど気になるキーワードを複数あげてもらいました。グループワークでは、うまく言語化できないモヤモヤをグループのなかで語ってもらいました。だいたい4名か5名のグループです。もちろん、グループワークを始めるときは、お互いの名前を言う極々簡単な自己紹介から始めてもらいました。3回目は、ひとつのキーワードに関して、自分の問題意識を400字程度の文章にしてもらいました。2回目のキーワード、3回目の短い文章、いずれもクラウド型教育サービスのmanabaのレポート機能を使っています。レポートとして提出してもらいます。ただし、全員がお互いに閲覧できるように最初から設定してあります。
▪️前述したように、3回目では、グループワークのなかで400字をもとに語ってもらいました。そして同時に、コメントや質問をしてもらいました。過去の投稿でも書きましたが、学生の皆さんは、このような経験をしたことがないので(学生同士で研究に関して語りあったことがないので)、新鮮な経験になっているようでした。今日は4回目です。自分の問題関心に関連する論文や書籍を選んで、その内容をグループワークで説明してもらいました。コメントや質問もしてもらいましたが、コメントに関しては、クラウド型教育サービスのmanabaの掲示板を使って短いコメント(なおかつポジティブな)を書き込んでもらいました。そうすると、同じような問題関心をもっている人の存在もわかってきました。そろそろ、お互いの名前を覚えてくれたかな…という感じです。
▪️次は5回目です。少しずつ、ハードルの高さをあげていきます。グループワークとmanbaの活用がうまく噛み合っているように思っています。ちょっと教師の自己満足なのかもしれませんが…(^^;;。最後につけ加えることになりますが、写真では学生の皆さん、下を向いて自分のスマホを見ているわけですが、これはmanabaに投稿されたものを読んでいるのです。学生の皆さんには、manabaに投稿した文章をそのまま読み上げるのではなくて、その文章をもとして、自分の言葉で話してくださいと伝えています。まあ、まだ不十分ですけど。それから、聴く側の学生さんたちにも、スマホばかり見ていないで、笑顔で相手の目を見て頷きながら話を聞いてくださいねと、伝えてあります。
【追記】▪️大切なことを書き忘れていました。1コマの演習の中で、グループを2回か3回、シャッフルします。グループ替えします。これも大切なことです。
4つの演習
▪️1回生の「基礎ゼミナール」(新カリキュラム)、2回生の「社会学基礎ゼミナール」(旧カリキュラム)2クラス、3回生の「社会学演習」、4クラスの演習を受けもっています。4回生の「社会学演習」がないのは、昨年度、特別研究員でゼミを担当していなかったからです。来年度は大学教員最後の年度になりますので、3回生の「社会学演習」のゼミ生が、私とって最後のゼミ生になります。
▪️これから18歳人口がどんどん減少していきます。それに合わせて、教員数も減らしていかなければなりません。もちろん勤務している教員に辞めてもらうわけにはいかないので、新規に採用する教員の採用計画を丁寧に行うことになります。このあたり、なかなか難しい問題があります。私のような定年退職前の教員が、たくさん演習を担当している背景には、このような事情もあるようです。
▪️さて、それぞれの演習に20名ほどの学生さんがいますので、4クラスだとだいたい80名ほどの学生さんを受けもっていることになります。念のためにきちんとカウントしてみると、びったり80名でした。困っているのは顔と名前を覚えるのがなかなか大変なことです。さすがに1回生の「基礎ゼミナール」と3回生の「社会学演習」は、前期の4月に始まっていますからまだ大丈夫なんですが、後期から始まった2回生の「社会学基礎ゼミナール」では苦戦しています。名前を覚えたころには、後期の授業が終わりかけているような気もします。
▪️ということで、そうならないように、教室の壁に学籍番号順に2列に並んでもらって、クラスの集合写真を撮ってプリントアウトしたものに、名前付け加えて演習に持参するようにしています。加えて、そのプリントアウの名前には、人によってふりがなをつけています。最近の若者のお名前は、なかなか読むのが難しいのです。
▪️さて、写真ですが、本文とはな〜んにも関係ありません。昨日、朝、弁当を作ることができなかったので、大学生協の学生食堂で、自分の昼食を撮ったものです。大皿が豚と野菜の生姜炒め。あとは、小松菜わさび和え、だし巻き、冷奴、豚汁。ご存知の通り糖尿病なので、糖質制限をしています。これで682円。ご飯を食べないので、お腹にドンとくることはないのですが、それでも昼からも働くことができます。野菜、タンパク質、脂質はしっかり摂っています。これだと、夕方前にお腹が減ってしまうのですが、それは仕方がありませんね。
定期健康診断
▪️昨日は定期健康診断の日でした。火曜日は、朝1限から2回生対象の演習「社会学基礎ゼミナール」があります。健康診断はは、そのあとの11時からでお願いをしました。予約制なんです。昨日診断を受けたなかで一番ショックだったことは、身長がまた少し縮んだことです。大学生のときと比較して、2.5cmほど縮んでしまっています。まあ、加齢とともに身長は縮むのが普通であることはわかっていても、やはり嫌だな〜と思います。縮むというか、数字が低くなるのは姿勢にも問題があるからだと思っています。
▪️最近、歩くときの姿勢に気をつけています。通勤では、京都の深草キャンパス近くでパチスロ店の前を通ります。お客さんは、地下に降りてパチスロをするらしく、1階はガラス張りの自転車駐輪場になっています。パチスロには用事も関心もないのですが、そのガラス張りは利用させてもらっています。歩いている自分の姿が映るからです。そこに映った自分の姿を見て、がっかりしてきました。姿勢が悪いというか、とてもカッコ悪いのです。猫背で、ストレートネック。これ健康にも悪いと思います。
▪️数日前、朝、通勤の準備をしていたとき、NHKのテレビ番組「あさイチ」から歩き方のポイントを教えてもらいました。こういう内容です。ひとつ自分でも工夫して付け加えるのならば、臍の下の丹田を少し意識する感じでしょうか。この番組からヒントをいただき、自分の歩き方を意識すると、パチスロ展のガラス張りに映った自分の姿は、ずいぶんマシになっていました。歩き方を変えて、これ以上姿勢が悪くなり、身長が縮むことがないようにしたいと思います。
①壁から3センチほど離れたところに立ち、お尻、肩甲骨、後頭部がふれる程度に壁につけます。
②歩く時は自分の身長より少し上を見ます。
③前に前にという気持ちをゼロにして、かかと全体で着地し、前へ出した片足でまっすぐ立つことを意識します。
④腕を少し後ろにふるようにして歩きます。
▪️昨日の定期健康診断で一番辛かったことは、最後の胃の健診でしょうか。バリウムを飲んで、あの狭い、硬い、撮影のための台に乗せられて、「ぐるぐる2回転してください」とか言われてやるやつです。X線を通さないバリウム(造影剤)を飲んでから撮影するわけなんですが、「ぐるぐる2回転してください」というのは、胃壁にバリウムを塗りつけるためなんでしょうね。きついですね。身体も痛いし。こんなこと、何歳までできるんやろと思いました。このことをfacebookに投稿したところ、多くの皆さんからコメントをいただきました。早期胃がんは粘膜表面が微細に変化しているような場合が多く、バリウム検査で検出することかなり難しいとのこと。コメントをくださった皆さんは、胃カメラできちんと確認したほうが良いと書かれていました。今のところ、胃になにか問題があるようには感じていないのですが、初期の胃がんの可能性だってありますからね。
▪️今日は、退職された教員の皆さんも健診を受けておられました。名誉教授も定期健康診断を受診できるんですね。人間ドックを受診するのと比較すれば、経済的にはありがたいわけですが。自分はどうしますかね。胃カメラでの診断を強く勧められたので、きちんと考えないといけませんね。
小さな自然再生 ビワマス魚道を設置して地域を盛り上げよう!!
▪️滋賀県立琵琶湖環境科学研究センターの佐藤祐一さんによるFacebookへの投稿です。本当に残念、この事業が開催されるのは木曜日なんですね。土日でないと参加できません。定年退職したら、こういう活動にも参加できるのかなと思います。どんな感じになるのでしょうね。楽しみです。ただし、75歳になったら運転免許を返納する予定なので、時間は限られています。しかも、健康に生きていることを前提にしています。
▪️こういった様々な環境に関わる市民活動で、理事長をしている特定非営利活動法人「琵琶故知新」が発行するデジタルポイント、「びわぽいんと」が、いつか使われるようになって欲しいと思っています。ポイントの「贈与」を通じて、活動間のつながりや連帯がネットワーク化していくことを夢見ています。