7月・8月のコンサート
▪️学生オーケストラに所属していた若い頃の後輩たちは、実にまめにコンサートに通っておられます。もうそろそろ仕事もリタイアかセミリタイアになり時間的にも精神的にも(そして経済的にも)余裕があるからなのかもしれませんが、これまで羨ましく思っていました。到底そのレベルには及びませんが、私も7月と8月は偶然も重なり3つのコンサートに行くことになりました。
▪️7月5日が大阪交響楽団。指揮者は、ジェイソン・ライさん。私は存じ上げない指揮者ですが、よく知られたドヴォルザークの名曲、チェロ協奏曲と交響曲第8番です。チェロ協奏曲は、パヴェル・ゴムツィアコフさん。このチケットは身内が取り寄せてくれました。翌日は、ハンガリー・ブダペスト交響楽団。指揮者は、コバケンこと小林研一郎さんです。曲は、ロッシーニの「セビリアの理髪師」序曲、リストのピアノ協奏曲第1番、そしてチャイコフスキーの交響曲第5番です。ピアノは注目されている若手ピアニストの亀井聖矢さんです。これは家族が是非とも亀井さんの演奏を聴きたいということで、2日連続でコンサートに出かけることになりました。
▪️そこから少し飛びますが、8月23日は、京都市交響楽団です。指揮は、長年にわたり京響を指揮されてきた広上淳一さんです。曲は、マーラーの交響曲第3番です。大曲です。全部で6楽章から構成されています。演奏時間は約100分です。第4楽章にはアルト独唱、第5楽章にアルト独唱と児童合唱、女声合唱が加わります。今回は、世界的に有名な藤村実穂子さんが歌われます。ネットでなんとかチケットを手に入れることができました。すごく期待しています。楽しみにしています。
▪️このようなコンサートを楽しむことを目標に、同時に、仕事にも励みたいと思います。
龍谷大学吹奏楽部サマーコンサート
▪️龍谷大学吹奏楽部のX(6月18日)への投稿を以下に転載します。23日にびわ湖ホールで開催されるサマーコンサート、S席、A席、B席は売り切れてしまったようです。残りはC席ですね。まだの皆様、お急ぎください。また、遠方のためお越しいただけない皆様のためだと思いますが、龍谷大学吹奏楽部の公式YouTubeでも無料生配信されるようです。
▪️昨年度まで5年間吹奏楽部部長を務めてきました。今は、龍谷大学の一教員として吹奏楽部の活動を応援しています。
【B席販売終了のお知らせ】
6月23日(日) 開催 /
#龍谷大学吹奏楽部 サマーコンサート
B席のチケットが完売いたしました✨
いつもありがとうございます!
引き続き、C席は好評販売中!
ご購入を検討されている方はお早めに
「クランクレーデ演奏会2024」
▪️学生オケ時代の後輩たちが参加している市民オケ「クランクレーデ」の演奏会が、2024年9月23日(月祝)に、兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールで開催されます。12:45開場、13:30開演です。今回は、リヒャルト・ストラウス、そしてグスタフ・マーラーの作品を演奏します。大曲ですね。
クランクレーデ演奏会 2024
リヒャルト・シュトラウス作曲 4つの最後の歌
グスタフ・マーラー作曲 交響曲第9番ニ長調指揮 田中一嘉 / ソプラノ独唱 小玉 洋子 / 管弦楽 クランクレーデ
12:45 開場 13:30開演
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
全席自由 1,000円 未就学児童はご入場いただけませんチケットは以下の方法、または出演者を通じてお求めください
■メールでのお申込み:
クランクレーデ運営事務局
klangredeklangrede@gmail.com
090-3829-8230■芸術文化センターチケットオフィス(7月20日発売開始)
0798-68-0255
10:00AM -5:00PM
月曜休み
https://www.gcenter-hyogo.jp/
龍谷大学吹奏楽部「サマーコンサート2024」
こんにちは!
サマーコンサート2024のチラシが完成いたしました🦁
今年は、ゲストにトランペット奏者のLuis Valle(ルイス・バジェ)さんをお迎えし、豪華な3部構成でお届けします🎺
そして…
本日からチケットぴあにてチケット販売も開始しております🎫皆様のお越しを心よりお待ちしております! pic.twitter.com/3YvYzc9jMc
— 龍谷大学吹奏楽部 (@ryu_windmusic) April 18, 2024
通崎睦美コンサート「今、甦る!木琴デイズ」 20回記念
▪️若い頃、学生オーケストラでバイオリンを弾いていたこともあり、弦楽器やオーケストラのコンサートにたまに出かけるのですが、今回は、木琴のコンサートです。龍谷大学吹奏楽部をご指導いただいている先生のご紹介で、こちらのコンサートに伺うことにしました。「古今東西木琴傑作集」というタイルが付けられています。楽しみです。
【追記1】▪️京都文化博物館別館ホールで開催されたコンサートを楽しんできました。以下の曲が演奏されました。マリンバの演奏は聞いたことはありますが、木琴=シロフォンの演奏は聞いたことがありませんでした。マリンバとは異なり硬質な音がするわけですが、新鮮な気持ちで楽しむことができました。様々なジャンルの曲が演奏されましたが、木琴という楽器は、とても幅広い表現力を持っていることに気がつきました。もちろん、通崎さんが木琴からそれらの音を引き出しておられるのですから、通崎さんの演奏技術や音楽性が素晴らしいことは言うまでもありません。
木琴:通崎睦美
フルート:森本英希
ピアノ:松園洋二<木琴+ピアノ>
チャールダシュ(V.モンティ)
金春マーチ(奥山貞吉/松園洋二編)
アリオーソ(J.S.バッハ)
愛の悲しみ(F.クライスラー)
平城山(平井康三郎)
木琴協奏曲(紙恭輔/西邑由記子・松園洋二 ピアノ・パート編)<フルート/ピッコロ+木琴>
ソートゥーズ(J.C.ノード)
音楽時計のための小品(ハイドン)
フルート・ソナタ ロ短調 367bより(ヘンデル)<木琴独奏>
木霊 〜Kodama for xylophone solo(鷹羽弘晃)<フルート独奏>
シリンクス(C.ドビュッシー)<木琴+ピアノ>
ラ・クンパルシータ(G.M.ロドリゲス/野田雅巳編)
煙が目に染みる(J.D.カーン/松園洋二編)
月光値千金(L.シェイ/松園洋二編)
夜来香幻想曲(服部良一/松園洋二編)
ルーマニア狂詩曲 第1番(G.エネスク/平岡養一版、松園洋二編)ディーガン・アーティスト・スペシャル・ザイロフォン No.266
(1935年アメリカ製。1962年4oct.のNo.264に7つの鍵盤を加えNo.266型に改造)
ディーガン・スーパー・ライト・ウエイト・ザイロフォン No.834
(1920年代、アメリカ製)
【追記2】▪️龍谷大学吹奏楽部をご指導いただいている早坂雅子先生からも教えていただきましたが、早坂先生がお若い頃、通崎さんをご指導されたことがあるそうです。「最初に教えた一番弟子ですが、一番活躍している出世頭」なのだそうです。通崎さんは、もともとマリンバ奏者だったようですが、今では木琴にシフトされているようですね。wikipediaにはこのような説明があります。
デビュー以来、セルフプロデュースのもとマリンバ演奏のコンサートを続けてきたが、2005年2月、東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会(井上道義指揮)にて、1944年に木琴奏者の平岡養一が初演した「木琴協奏曲」(紙恭輔作曲)を平岡本人の木琴で演奏。それがきっかけで、その木琴と500曲以上もの楽譜やマレットを遺族から譲り受けることとなり、以降、木琴奏者としても活動を本格化させている。
▪️通崎さんは、戦前・戦後にかけて日本とアメリカで活躍した木琴演奏の巨匠、平岡養一さんの評伝も書いておられます。『木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』です。第36回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)を受賞された作品です。Amazoにこの評伝の紹介が行われています。
1907年(明治40年)生まれの平岡養一は独学で木琴を学び、慶應義塾大学卒業後わずか22歳で「木琴王国」のアメリカへ渡る。NBCの専属となり、まだテレビのない時代、毎朝15分のラジオレギュラー番組をもつようになる。やがて、「全米の少年少女はヒラオカの木琴で目を覚ます」と言われるほどの人気を得て、日米開戦の朝まで10年9ヵ月もの間、放送を続けた。ラガーディア・ニューヨーク市長、ニューヨーク・フィルの友人たちに引き留められるが、日米交換船で帰国。戦中は、音楽挺身隊の一員として日本全国をめぐり、多くの人の心を慰めた。戦後も『紅白音楽試合』(NHK『紅白歌合戦』の前身)に出場するなど、クラッシックだけでなく、ポップスなど幅広いレパートリーを演奏した。そして、その踊るような独特なスタイルで日本人の心を捉え、国民的音楽家となっていく。
マリンバ奏者の著者は、「この木琴でしか弾けない」という曲の演奏依頼を受け、一世を風靡した木琴奏者・平岡養一の愛器と出会う。1935年製木琴の音色に魅せられた著者は、演奏会を縁に遺族と交流を始め、その木琴とバチ一式を譲り受けた。10歳の時、平岡と共演した経験をもつことから、平岡という人物に興味を抱くようになり、戦前に録音されたSP盤を含む音源や資料を集め、平岡養一の人生を描いていくこと考える。そのなかで、一時は日本の老若男女の心に響いた木琴が、自らが演奏するマリンバの「日本上陸」により、その時代を終焉させられたことも知る。
音楽家ならではの視線から書く、日米両国で大活躍した痛快な「音楽家の物語」。
▪️下線は私が引いたものです。マリンバの普及によりその時代を終焉させられた…。とっても気になりますね。ちなみに、通崎さんは10歳の時に平岡養一さんと共演をされているそうです。そういう平岡さんとご縁もお持ちなのですね。この平岡養一さんの評伝を読んでみようと思います。通崎さんは、音楽家なのですが、文筆家であり、アンティーク着物の収集家としても知られている方のようです。昨日のコンサートには、長年のファンの皆様が多数お越しになっているような気がしました。
▪️以下の動画をご覧いただくと、通崎睦美さんと平岡養一さんとの関係がよく理解できます。
2024年度の龍谷大学吹奏楽部サマーコンサート
▪️吹奏楽部が、今年のサマーコンサートの宣伝を始めました。ということで、私もこのプログで皆さんにお知らせします。6月23日(日)、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール(大ホール)で開催します。ゲストは、キューバ出身のトランペット奏者Luis Valle(ルイス・バジェ)さんです。私は、お名前をお聞きしても、よくわかっていないのですが、有名な方のようです。今年の連休中に高槻市で開催される「高槻 JAZZ STREET」にも出演されるようです。5月3日です。こちらをご覧ください。
▪️今回のサマーコンサートは、この4月から音楽監督が若林義人先生から外囿祥一郎先生にバトンタッチされたタイミングでのコンサートになります。今年度、私は特別研究員ということで、部長を社会学部の栗田修司先生におつとめいただいており、私自身は部長ではありませんが、時々、見学に行かせて頂こうと思っています。昨年度までと同様に、吹奏楽部を応援して参ります。
▪️チラシですが、これはマーチングステージ「オヅの魔法使い」をデザインしたものですね。4人が歩いていますが、左から臆病なライオン、主役のドロシー、ブリキの木こり、そして藁のカカシなのかな。どのようなマーチングステージになるのか楽しみです。吹奏楽部のfacebookへの投稿を転載させていただきました。YouTubeでも無料配信されるようです。
こんにちは!
サマーコンサート2024のチラシが完成いたしました🦁
今年は、ゲストにトランペット奏者のLuis Valle(ルイス・バジェ)さんをお呼びし、豪華な3部構成でお届けします🎺
そして、本日からチケットぴあにてチケットの販売も開始されております🎫
皆さまのお越しを心よりお待ちしております!
【チケット】
▼チケットぴあ
(Pコード:266-686)【配信】
当部YouTubeにて無料生配信
14:30 開演(13:30 配信開始)
※ぜひ、チャンネル登録をよろしくお願いいたします!【お問合せ】
▼電話番号
070-6929-3909
〈受付時間 10:00〜21:00 日曜・祝日を除く〉
▼メールアドレス
contact@ryukoku-windmusic.com
龍谷大学吹奏楽部からのお知らせ
▪️龍谷大学吹奏楽部の2024年度のサマーコンサートは、6月23日です。場所は、例年と同じく、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホールです。
【演奏会のお知らせ】
今年もサマーコンサートを開催いたします!
皆さまのご来場を部員一同お待ちしております🌻【日程】
2024年6月23日(日)【時間】
開場 13:30
開演 14:30【場所】
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール pic.twitter.com/Cn7A4TRYWe— 龍谷大学吹奏楽部 (@ryu_windmusic) April 4, 2024
鼻歌検索
▪️「あの歌の曲名はなんやっかな〜、歌の一部しかわからへんわ〜」という場合はどうしたらいいんでしょう。調べみるとGoogleが簡単に教えてくれることがわかりました。「こんなの常識の部類やん」と多くの皆さんに言われそうですが、私は初めて知りました。以前は、鼻歌で検索できるアプリがあったように思うのですが、仕組み的には同じなのかな。その辺り、よくわかりません。こういうことらしいです。「鼻歌検索では、歌われた曲のメロディーの固有の特徴を抽出し、機械学習モデルで「指紋」(数列)に変換。Googleのデータベースに登録された、鼻歌やハミング、口笛から生成された「指紋」と照合することで検索を実現する」。AIの技術なのでしょうね。
▪️やり方は簡単です。スマホでGoogleを立ち上げ、「マイク」のアイコンをタッチして、「曲の選択」をタッチ。そこでフフフンと鼻歌を歌うと、すぐに教えてくれ流のです。今回、Googleが教えてくれた曲名は「白銀は招くよ」でした。メロディーが頭に浮かんできても、歌詞は一部しか浮かんでこなかったのです。しかし、頭の中に浮かび上がってきたのは、ダークダックスさんでした。早速、YouTubeで検索してみると、動画が出てきました。動画を拝見すると、間違って記憶していたことに気がつきました。私の記憶にあるのは「エーヤッホー」でしたが、そうではなくて「ヤーヤッホー」でした。しかも、この歌はもともとは映画なんですね。トニー・ライザーですって。オーストリアのスキー選手。この方のお名前は存じていましたが、映画のことまでは思い出せませんでした。ダークダックスのパクさん、マンガさん、ゲタさん、ゾウさん、それからトニー・ライザーさんも亡くなってしまいましたね。この「白銀は招くよ」をダークダックスが歌い始めたのは、私が1歳の時の1959年のようです。wikipediaで恐縮ですが、以下のように説明されています。
『白銀は招くよ!』 12 Mädchen und 1 Mann (1959年)
主演であり、主題歌は(原題「Ich bin der glücklichste Mensch auf der Welt」。邦題は同じく「白銀は招くよ」)が日本で大ヒットし、日本語の歌詞も作られ、日本の歌手達にも歌われた。また、「みんなのうた」(NHK)でも紹介されたり、「第22回NHK紅白歌合戦」では当時1972年札幌オリンピックを翌年に控え、有名なウィンターソングとしてダークダックスの出場曲にもなった。近年では「そう言えば あの時このうた」(NHK BS-2)でも放送された。今でも日本ではそのメロディーが広く知られている。
▪️なるほど、私が記憶の井戸からメロディーを汲み上げてきたのは、大ヒットしたからなんですね。具体的な体験や記憶と結びついていませんが、このメロディーは、何か幸せな気持ちにさせてくれるのです。で、このGoogleの鼻歌検索ですが、「ほんじゃクラシックはどうや年」と思って歌ってみました。マーラー交響曲第2番「復活」の冒頭、ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界」の冒頭、プロコフィエフの「ピーターと狼」の有名なフレーズ、全部ダメでした。でも、ショスタコーヴィチ交響曲第5番4楽章の冒頭は理解してくれました。歌い方が下手くそなんですかね。
▪️もう1曲。「長年の謎」が鼻歌検索で解決しました。何十年もの間、時々、この曲のサビの部分のメロディーが頭の中に浮かんできたのでした。でも、女性の歌手であること、特徴のある歌声ということしかヒントがありません。せめて歌詞がわかったら調べることもできたのでしょうが…。それが今回は、鼻歌検索で一発で解決しました。柴田まゆみさんというフォークシンガーの「白いページの中に」という曲でした。調べてみました。1978年に開催された第15回ヤマハポピュラーソングコンテスト(通称ポプコン)で入賞した曲でした。この時は、長渕剛さんも「巡恋歌」で入賞されています。この「白いページの中に」は、ポプコンと関連するラジオ番組「コッキーポップ」のオープニングに流れていたようです。たぶん、この番組を通して記憶するようになったのではないかと思います。ただ、柴田さんは、この1曲だけで芸能界を引退されていました。その後の曲はありません。知らなかったな〜。
▪️柴田まゆみさんは、私と学年は同じだということも今回初めて知りました。引退後は、ずっと音楽の世界から離れておられたようです。近年はご病気もされたようですが、友人の皆さんと一緒に初ライブを開催されたことが神戸新聞のネット記事になっていました。この記事では、そのライブの様子をYouTubeで視聴できます。
発見された資料
▪️我が家で発見された、学生時代の資料です。能登半島を学生オケで演奏旅行した時のものです。ガリ版刷りですね。時代を感じます。ちなみに、学生オケとは、関西学院交響楽団、通称「関オケ」のことです。
▪️この資料というか演奏旅行の「しおり」は、能登半島で演奏旅行を実施した年のものです。1979年(昭和54年)。45年前のことになります。まず、大阪から夜行列車(急行立山)で金沢まで行き、そのあとはローカル線で七尾市まで移動。その日は、七尾市で1つの中学と2つ高校でコンサートをして、夕方は輪島まで移動しています。翌日は、輪島から船に乗って舳倉島へ向かっています。舳倉島の分校でコンサートです。船酔いが大変だったことを記憶しています。舳倉島の場所ですが、この資料の表紙をご覧ください。ここには能登半島が描かれています。その北の方、この資料のタイトル「能登方面演奏旅行」の「演」の字のすぐ下のあたりが舳倉島です。船で舳倉島に渡るのに、当時は2時間半ほど時間がかかったと思います(今は、1時間25分)。そして3日目は、輪島の小・中・高であわせて3回のコンサートを開催して金沢まで移動。4日目は私立学校(中・高)で午前中コンサートを開催して、午後からは一般公演。リハーサルと本番。そして最終日の5日目は急行立山で大阪まで移動して解散。
▪️よくこんなことができたものだと、65歳の私は思ってしまいます。日程スケジュールの前に、演奏旅行マネージャーが何やら文書を書いています。その年毎の演奏旅行マネージャーが工夫を凝らして文章を書く伝統になっていたように記憶しています。この年のマネージャー氏はちょっと気取っているのかな。学術的な雰囲気の文章にしたかったようです。
ラジオ、ステレオが普及し、今日テレビの音もステレオ放送で聞ける時代となった。地方にいても、ウィーンフィルの「運命」がホールで聴いているのと同じような音響効果で聞けるのだ。また、各地にプロ、アマのオーケストラが結成され、昔の「庶民には縁のないもの」というイメージは通用しない。こんな中で18,000円もの参加費、それに高い交渉費を出して演奏旅行を行う価値があるのだろうか。このことを頭において「演奏旅行」について検討してみたいと思う。
▪️「この時代に演奏旅行をすることの意味はどこにあるのか」と部員に問うています。ちなみに、後輩たちは、今も演奏旅行を続けているようです。