土曜日の瀬田キャンパス
全国大学の地域貢献度ランキング
■ある方が「日経グローカル」最新号に「特集 全国大学の地域貢献度ランキング(上)迫られる「地方創生」への機能強化」という記事が掲載されていることを教えてくださいました。大学の仕事の関連して、情報提供してくださったのです。まだ一部しか読んでいないのですが、我が龍谷大学の「大学地域貢献度ランキング」は、全国747大学中の「27位」。私立大学では、長野大学、松本大学、立命館大学についで「4位」なのだそうです。地方の国公立大学が上位にならび、都市部の大規模私立大学は下位になる傾向があるなかで、しかも上位30大学のうち16大学がCOC採択大学だということからすると、龍谷大学は、けっこう頑張って高位にランキング入りすることができている…ということになります。社会学部の地域連携教育プログラムである「大津エンパワねっと」や「北船路米づくり研究会」も、龍大が「27位」や「4位」に位置づけられることに、なんらかの貢献ができているのではないかと思います(…そう思いたい)。
■もっとも、こうやって新聞社に「ランキング」をしていただくのはよいのですが、実際に指導している担当教員からすると、まだまだ…という感じがします。まだまだ…というのは、まだまだ伸びる可能性が眠っているということです。他大学の取り組みについても、「実際の中身」をもっと知りたいと思います。もっと相互に交流して勉強をするべきかとも思いました。もうひとつ付け加えれば、「国の高等教育の政策動向」、「地域の実情とニーズ」、「大学の戦略」、「教育プログラムの中身・カリキュラム等のテクニカルな事」、それから「教員評価」(これが重要なのだ…と思うのですがね〜)、それらをトータルに視野に入れて考えないといけないと思うのですが、そういうことに賛同してくれる人はあまりいない…と思います。残念ですが。
■しかし、学内に分散する地域貢献・地域連携への様々な「志」をもった教員がコツコツと頑張ってきた結果が、このランキングの数字に示されている…ように思います。学外の新聞社のランキングで、勇気と元気を与えてもらえるとは思ってもみませんでした。そういえば、大学基準協会の評価でも、地域貢献の部分は高い評価を得ていました。今回も、ちゃんとした評価を新聞社からもいただけたと喜んで良いのではないかなと思っています。ここから、どのようにしてまだ眠っているシーズを掘り起こしながら、全体のグランドデザインを描き、そこにちゃんと実質を与えつつ(絵に描いた餅の類いはもうやめにしたい…)飛躍していくか…。まだまだ先は遠いですが、頑張ります。
龍谷大学社会学部の職務限定職員(専門職務職員Ⅰ)募集
■龍谷大学社会学部では、「実習指導サポート等業務」に従事する「職務限定職員(専門職務職員Ⅰ)」を募集しています。応募資格は、「龍谷大学の建学の精神(浄土真宗の精神)を理解し、以下の条件に該当する方・地域活動やボランティア・市民活動、企業等による社会貢献・地域貢献活動に関する、活動経験、推進支援経験、または強い関心・熱意を有していること」です。詳しくは、以下のページをご覧ください。
http://www.ryukoku.ac.jp/employment/jimu_ts_20141128.html
龍谷大学吹奏楽部第41回定期演奏会
■今年も龍大吹奏楽部の定期演奏会に参ります。これで何回目だったかな…。さきほど申し込みました。もう、すでにC席しか残っていませんが、なんとかセーフ。早めに申し込んでいなかったので、わざわざ吹奏楽部の関係者の方が、研究室の扉にメッセージを残してくれました。ありがとうございました。手分けして、営業活動にも励んでおられるのですね。
■ところで、今回のプログラムのなかには、「吹奏楽のためのラプソディ」(外山 雄三)が入っています。「管弦楽のためのラプソディ」を吹奏楽部版に編曲したものでしょうかね。楽しみです。
【プログラム】
《Ⅰ部》
フライト
作曲:C.T.スミス《Ⅱ部》
トランペット協奏曲変ホ長調
作曲:J.N.フンメル客演/菊本 和昭(トランペット奏者)
吹奏楽のためのラプソディ
作曲:外山 雄三
【追記】■後日談。毎年通っているということで、どういうわけか招待されることになりました。ありがとうございます。
晩秋の瀬田キャンパス
■今日は、入試業務があり、朝10時から午後2時頃まで大学の入試本部に詰めていました。試験監督をするわけでもなく、面接をするわけでもなく、何か問題が生じたときの為に、本部で控えている…そういう仕事です。研究科長のお仕事です。入試の業務が完了して、少しキャンパスの中を歩いてみました。
■来年の4月に開学する農学部の新校舎がだいぶ出来上がっていました。素人目には、「ほんまに来春開学なん?」とい感じなのですが、事務職員の方に伺うと、予定通り、工事は進行しているようです。工事現場からバス停に向かう途中、何枚か写真を撮ってみました。朝は、小雨が降るような状況でしたが、入試業務が終わったあたりから、晴れてきました。紅葉も終わりですね。明後日は、いよいよ12月、師走です。
第50回環境社会学会大会(龍谷大学)
■職場で、環境社会学会が開催されます。今回は、龍谷大学で開催されます。といっても、会場は京都の大宮キャンバス、担当は政策学部の先生です。私はといいますと、学会誌の編集委員会が企画した書評セッションでコメンテーターをつとめます。書評の対象となるのは、茅野恒秀さん(信州大学)が今年出版された『環境政策と環境運動の社会学―自然保護問題における解決過程および政策課題設定メカ ニズムの中範囲理論』(ハーベスト社)です。著者である茅野さん自身が解題をおこない、そこにコメントをしてディスカッションをすることになっています。初めての企画らしく、はたしてどれだけの人たちが来てくださるのか不明です。同時に、複数の自由報告の部会が開催されていますし…。当日、環境社会学会に参加される皆さんには、ぜひお越しいただければと思います。よろしくお願いいたします。