卒論の評価基準

▪️4回生の皆さんに連絡です。以下のような評価基準にもとづき卒論の評価を行います。点数に幅があるのは、日本語表現からも判断するからです。
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0点:脇田ゼミでは、各自が調査をしてその調査に基づき論文を執筆することになっていますので、こんなことはまずないと思いますが…。オリジナルな原稿でなければなりません。いわゆる「剽窃」(他の人の原稿を盗み自分のものとする…)は、即刻アウトです。引用等にも十分に気をつけてください。
59点以下:規程の文字数に達してない。どうみても、卒業論文としての形になっていない、内容がない場合は単位が出ません。
60点〜69点:規程の字数には達しているが、課題設定も明確でなく、分析結果も明確でない。
70点〜79点:規程の字数に達しており、一応、課題設定はできている。ただし、先行研究の検討がなされていないか不十分、あるいは分析が不十分(多くのばあい調査不足…)、結論が曖昧。
80点〜89点:規程の字数に達しており、課題設定も明確だが、先行研究の検討が不十分。課題設定に照応した分析も一応できている。自分なりの結論に達している。
90点〜  :規程の字数に達しており、課題設定、先行研究の検討、分析、結論ともに優れている。
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ゼミ生への連絡です「卒論カードについて」

■今日の4限は、3回生のゼミ「社会学演習IB」でした。その際、3回生のゼミ生の皆さんに口頭で伝えましたが、私との面談の記録を「卒論カード」に残すようにしてください。

・ワードプロセッサ「Word」のフィルをひとつ用意してください。学籍番号と氏名を一番上に書いてください。ファイル名は、2018年4月にゼミに入ったばあいは、以下のようなファイル名にしてください。【2018脇田ゼミ面談・○○】(○○は、自分の名字)。

・学籍番号と氏名の下には、脇田と面談した日付、その指導内容をゼミ生本人が書き込んでください。このファイルに、どんどん書き足していきます(「上書き保存」してください)。新しい日付の記録がファィルの「上」にくるように書いてください。古い記録は「下」にくるようにしてください。

・自分自身が文献調査をしたばあいや、フィールドワーク等を行ったばあいも、日付を書いたあと、それらの要約を書いてください。これも、書き足します。卒論の執筆に必要な情報等も、どんどん書き込んでいきましょう。

・次回の面談の予約をe-mailでするさいには、このファイルを添付して私に送ってください。

・面談のさいに、私がゼミ生の皆さんからのメールを検索し、その添付ファイルをダウンロードします。そして、一緒に前回までの進捗状況を確認して、面談の続きを行います。

・簡単な質問や、個人的(プライベート)な相談については、このようなファイルを作成する必要はありませんし、また記録には残しません。

・卒業論文を執筆するときには、かなり「卒論カード」が長くなっているものと思われます。この内容を読み返すと、きっと卒論執筆に役立ちます。面倒臭がらずに、丁寧に記録を残していきましょう。

卒論の提出

20200107biwako.jpg ■卒論の提出が始まっています。期間は、1月6日から10日までです。私のゼミでは、全員で揃って提出することにしています。9日の13時半に研究室のあたりにゼミ生が集合して、空いている教室で、全員でお互いの卒論の仕上がり具合をチェックすることになっています。その後は、全員で教務課に移動して提出します。これはあくまで予定なのですが、実際にはどうなるでしょう。まだ、私から最後の指導を受けるゼミ生がいます。最終の指導は、明日ということになります。4月から面談の記録を取ってきました。「2019年度ゼミ面談の記録」をご覧ください。1月7日段階では、予約が残っていますが、おそらく年間で延べ100人と面談をしてきました。一部は、3回生によるゼミ発表に関する面談ですが、大方は卒論に関する面談です。延べ人数ですが、90人ほどの面談を行ってきたことになります。これが多いのか少ないのか。ゼミ生は18名なので、私としては、最低延べ130人程まではいって欲しかったのですが、そうはなりませんでした。

■昨年の11月1日に投稿した「今年度の卒業論文のこと」の中でも書きましたが、ゼミ生によって面談の回数に差があります。面談の回数が多いゼミ生ほど、しっかり調査をして、しっかり卒論を執筆する傾向が強いと思います。もっとも、調査を進めながら、時々、研究の焦点がぶれてくることがありますが、面談の回数が多い学生は、最後はきちんと卒論を仕上げます。面談とはいっていますが、基本は、ゼミ生たちが調査してきた内容や執筆してい卒論の内容を一生懸命聞くことが私の仕事になります。かなり集中します。その上で、私の方から質問をして、曖昧なところや、抜け落ちたいる点を指摘します。そのようなゼミ生とのやり取りの中で、ゼミ生自身による発見や気付きが生まれることに期待しています。もちろん、具体的なテクニカルな指導も行います。細かな修正の指摘もします。まあ、面談といってもそれだけのことなのですが、時間をかけて丁寧に指導をしていきます。

■面談の回数が多いゼミ生は問題ないのですが、指導していて困ることは面談の回数が少ない学生です。なぜ面談を申し込んでこないのか。それは、面談で相談するだけの内容がないからです。研究が進捗していないからです。あるいは、真面目に卒論に取り組んでいないことが明白になってしまうのが(バレてしまうのが)嫌だからなのかもしれません。ただし、私との面談を避けたり逃げたりすることで、結局最後に困るのはゼミ生本人ということになります。今年も、最後の土壇場で困っている学生がいます。昨年12月のクリスマスの頃までに原稿を仕上げて相談に来てくれれば、赤ペンを入れつつ丁寧に指導をすることになりますが、正月休みが終わってから(昨日のことにですが)やってきても十分な指導をすることはできません。仮に「もっと、きちんと面談をしてもらっておけばよかった」と思ったとしても、もう時間がありません。せめて、この「困った経験」を、社会人になってからも思い出して欲しいと思います。もっとも、若い頃の私自身が、今学生に指導しているようなことをきちんとできていたかといえば、それはちょっと言葉を濁してしまうことになりますが…。

■写真ですが、卒論とはなんの関係もありません。琵琶湖の湖西の海岸から比良山系と琵琶湖の北湖を撮ったものです。2015年に撮ったものです。今年は、また、こんなに雪化粧の風景を見ることができていません。

【西武・そごう】わたしは、私。|炎鵬の逆転劇 スペシャルムービー


■これは面白いCM動画ですね。ネット上で大変話題になっています。最初は、「さ、ひっくり返そう」を逆に読んでいたのですが(アホ…ですね)、そうではく、動画のなかの語りを逆に読むわけですね。上から順番に読んでいくと、「どうせ何をやってもダメだよな」というシニカルな気持ちになってくるわけですが、逆に読むと何か力が湧いてきますよね。よく考えられた素敵なCM動画だと思います。上から読めば、今の日本の社会の中に滞留している雰囲気をストレートに表現しているように思うし、下から読めばそのような雰囲気を払拭していこうという呼びかけにもなります。発想の転換、気持ちの持ちかたの転換かな。このCM動画に勇気づけてもらって、身近な状況から少しずつ「ひっくり返す」ことをしていかないとな…とも思います。

■ところで、この動画に出演されているのが、小兵の力士の炎鵬関だというのも素敵だと思います。個人的な意見ですが、横綱の白鵬関ではこのCM動画は成立しないと思います。炎鵬さんがどれほどの体格なのか、日本相撲協会公式ページに掲載されているプロフィールを拝見してみました。身長168.0cm、体重99.0kg、得意技は左四つ・下手投げです。以下は、炎鵬関の取り組みです。すごい。

2020年度3回生ゼミ「社会学演習IA」について

■昨日、来年度4月から開講される「社会学演習IA」の履修者を決定し、学科の方に報告いたしました。おそらく結果は、6号館社会学部教務課の前に掲示されると思います。次のゼミの学生の中から、関係している高島の「全国棚田サミット」、大津市大石・田上の「活性化」、叶匠寿庵との「コラボ」といった取り組みに関心を持って私と一緒に頑張ってくれる学生が出てくると嬉しいのですが、果たしてどうなるでしょうね。

NHK「クローズアップ現代+」「世界中の海からプラスチックをなくす」


■NHKの「クローズアップ現代+」で放映されたものです。こういう若者の行動力。すごいなと思います。とても素敵です。
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25歳のボイヤン・スラットさんは、長さ600メートルの巨大な装置を作って、海のプラスチックごみを回収したいと挑戦しています。
クラウドファンディングなどで44億円(!)を集め、装置を載せた船は世界で最も多くのごみが集まるとされる”太平洋ごみベルト”へ…

https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0008/topic019.html

2020年 新年のご挨拶

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20190103mygarden1.jpg■昨年の1月に母が86歳で天寿を全うしたことから、新年のご挨拶もそこそこにして、今年のお正月は控えめ⁈に過ごしています。一昨年から、還暦になったことを機に、年賀状での新年のご挨拶も失礼させていただいています。もっとも、年末に東京で働く息子が帰省し、今日はこれから奈良に暮らす娘の家族や、親戚の皆さんとの新年会です。控えめなお正月ではありますが、それなりに楽しんでいます。

■日差しが暖かいので、庭に出て春の準備をしている庭の草木をボーッと眺めています。小さな小さな庭ですが、なんとなく心が安らぎます。大学の仕事だけでなく、学外でもNPO法人「琵琶故知新」の運営、高島の「全国棚田サミット」の支援、大津市大石・田上地域の活性化…といろいろありますが、ボチボチとやっていくことにします。ご理解ください。体調のこともありますが、マイペースでやっていくことにします。どうか、よろしくお願いいたします。

■大学の仕事ですが、定年退職まであと7年となり、いろいろ考えるところがあります。龍谷大学が頑張って取り組んできた地域連携を、次の時代の教学運営の大切な軸にできればと思っています。しかし、私には限られた時間しかありません。できること/できないこと。やるべきこと/やるべきでないこと。そのあたりをきちんと峻別して、若い世代の同僚の皆さんを応援することを基本的なスタンスとして働いていければと思っています。

2019年、ありがとうございました。


■2019年、還暦を超えて61歳になりました。昨年は4年連続になりますが、長浜-南郷洗堰-大津-雄琴温泉と、徹夜で100km歩くことができました。その一方で、メニエール病の症状が出てきて、体力の衰えを実感する年になりました。また、4月から龍谷大学吹奏楽部の部長に就任し、様々な経験をさせていただくとともに、たくさんの感動を経験することができました。お世話になった皆様に、心より感謝したいと思います。ありがとうございました。それでは、皆様、良い年をお迎えください。

■動画は、NHK紅白歌合戦のtweetを貼り付けたものです。竹内まりやさんの「いのちの歌」です。

■紅白が終わったら、リンクが消えてしまいました。ということで、以下からどうぞ。

大晦日

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■新年を迎えるにあたり、やはり窓を拭いたり庭の掃除をしたりと、いろいろ仕事をせねばなりません。昨日と今日、かなり時間をかけて庭の世話をしました。我が家は道路から一段高くなった所に建っています。庭には約25種類ほどの樹が植えてあります。道路と住宅の間の法面には、ヤマボウシ、ブラシノキ、モミジ、ジューンベリー、ブルーベリー、カラタネオガタマ、ツバキ等を植えてあります。ブラシノキやツバキ、カラタネオガタマは落葉していませんが、その他は紅葉した後に落葉します。その落ち葉を集めるのが晩秋から年末にかけての庭仕事になります。結構大変ですし、楽しいわけではありませんが、嫌ではありません。きちんと世話をしなくちゃな…という感じでしょうか。

■今日は大晦日ですので、もうほとんど落葉しています。落葉した落ち葉をひたすら拾う…という感じです。すると、あることに気がつきました。モミジの枝がたくさん伸びているところに、落ち葉の小さな塊があるのです。そこには何かたくさんの紐も混じっていました。棒で引っ掛けて取り除きました。なんと、鳥の巣でした。このモミジの横に道路から玄関に向かう階段があり、日々、登り下りしているのですが、まったく気がつきませんでした。春から夏にかけては葉が繁っているので、わからなかったのです。わざと人間の暮らしに近いところで営巣したのか、それともモミジの葉が茂っているので隠れ家にはちょうど良いと判断して営巣したのか、その辺りの理由は私にはわかりません。何の鳥でしょうね。直径15cm程度なので、小鳥だと思います。落葉の掃除ばかり気になっていたので、驚きました。我が家の庭は、いろんな生き物が生息していますが、鳥にも巣をつくる場所を提供できていたんですね。とても嬉しいです。
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■9月に「アボカドとライムポトス」という投稿をしました。アボカドを料理に使ったあとの種、これを水栽培で育ててみることにした…という投稿です。種に爪楊枝を刺して、コップにたっぷり入れた水に半分ほどつけました。なかなか変化がなかったのですが、とうとう種が割れて根が伸びてきたことを、うれしがって投稿しているんですね。「そのうち芽も出てくるのではないでしょうか。楽しみです」と書いていましたが、なかなか目立った成長はありませんでした。しかし、あれが3ヶ月たって、ようやくこんな感じになってきました。なかなか嬉しいですね。今後は、これを鉢植えにして育てていこうと思います。

■小さな家ですが、庭にもたくさんの草木を植えています。室内にも、たくさんの観葉植物が。こうやって植物と一緒に暮らしていると、心がやすらぎます。持病にメニエール病にも良い影響があるかもしれません。

「時の踊り」ベルリンフルートアンサンブル


■先日の龍谷大学吹奏楽部の定期演奏会で演奏された「時の踊り」。イタリアのオペラ作曲家ポンキエッリの作品である歌劇「ラ・ジョコンダ」第3幕です。ベルリンフルートアンサンブルの皆さんが、いろんな音域のフルートで演奏しています。すごい…。びっくりです。フルートだけですが、すごいなプロは、ほんまに。

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