龍谷大学吹奏楽部第49回定期演奏会

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■ とうとう発表されました、龍谷大学の定期演奏会。いつものように、ザ・シンフォニーホールです。12月26日(月)です。ぜひ、今からご予定ください‼︎

龍谷大学吹奏楽部の演奏旅行(2)-コンサートの中止について-

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■大変残念なことなのですが、本日予定されていた岐阜県羽島市での「オータム・コンサートin岐阜」、部員の中からコロナ陽性者が出たことから中止になりました。

■今日は午前中、滋賀県庁のヨシ群落保全審議会が開催されました。審議会が終了した後、「さあ、岐阜のコンサートに行くぞ」と京都駅に向かっている途中、吹奏楽部の監督からLINEで「コンサートが中止になった」との連絡が入りました。予定ではリハーサルの途中から合流する予定でしたが、それもできなくなりました。部員の皆さんはどれほど悔しい思いをされていることでしょうね。私もとても残念です。とはいえ、この中止という判断をすることも含めて、龍谷大学の課外活動だと思っています。このような辛い経験を乗り越えてさらに成長していっていただければと思います。

■中止にあたっては、監督やコーチ、そして学生の代表である幹事長をはじめとする幹部の皆さんが頑張って対応してくださったようです。コンサートの予約をされた方達に、部員で分担して中止になったことをお伝えしお詫びをされたようです。また、副部長の栗田雅文さんが現地へ赴き、サポートしてくださいました。連絡が取れなかった方達が10名ほどホールにまでいらっしゃったようですが、副部長と幹事長とでお詫びしてお引き取り頂いたとの連絡がありました。本当に、ありがとうございました。お疲れ様でした。

第27回全国棚田(千枚田)サミット2022in高島市

20220908tanada_summit.jpg■来月、10月1・2日の両日、高島市で「第27回全国棚田(千枚田)サミット2022in高島市」が開催されます。テーマは、「棚田をつなぐ人のかけ橋~びわ湖を育む清流の輪~」。1日目の午後は分科会が開催されます。私は、第2分科会「棚田に根付く”価値”を繋げる~地域産業の振興と次世代への継承~」のコーディネーターを務めます。このテーマにある地域産業とは、高度経済成長期に入った頃まで続いていた炭焼きのことです。この炭焼きをどう継承していくのか、落葉広葉樹の森をどう活かしていくのか、後継者はどうするのか、外部の人びととの関係(移住者、関係人口等)はどのように関わることができるのか…この辺りのことをご報告いただく予定です。充実したディスカッションになるようにコーディネーターとして努力いたします。

■実は、昨晩、この第2分科会でご報告いただく皆様と事前の打ち合わせをいたしました。私は、吹奏楽部の演奏旅行と重なってしまったため、演奏旅行先の名古屋から急いで自宅に戻り、オンラインで参加させいただきました。分科会で報告いただく皆様には夜や遅くからの会議になりご迷惑をおかけしてしまいました。すみませんでした。打ち合わにご出席いただいた皆様は、昨年、高島市の委託研究でヒアリングをさせて頂いたこともあり、スムースに話が進みました。当日が楽しみです。

■今日の午前中は、滋賀県の「ヨシ群落保全審議会」でした。ヨシ群落の保全も、面積を増やしていく時代から、すなわち「量」を問題にする時代から、ヨシ群落多くのステークホルダーの皆さんと、どのように維持していくのか、活用していくのか、すなわち「質」を問題する時代に移行しています。明日は、そのような新しい時代の問題について話し合うことになりそうです。こちらもこれからの展開が楽しみです。

■さて、今日はこの「ヨシ群落保全審議会」の後、演奏旅行中の龍谷大学吹奏楽部に合流し、岐阜県羽島市で開催されるコンサートで演奏を聴かせていただくはずだったのですが、残念ながらコンサートは中止になりました。演奏旅行中の部員の中から、新型コロナウイルの陽性者が出たからです。このことは、すでにfacebookやTwitterで広く広報するとともに、コンサートを予約していただいた皆様には、部員が分担して中止になったお詫びの連絡をしました。以上のことをまずはこの拙ブログでもお知らせしておこうと思います。

龍谷大学吹奏楽部の演奏旅行(1)

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■龍谷大学吹奏楽部の演奏旅行の第1日目。A隊は西本願寺岐阜別院、B隊は名古屋別院、それぞれの本堂で小さなコンサート(秋風コンサート)を開催しました。私は日帰りでB隊の名古屋別院の方に参加させていただきました。

■コンサートは「真宗宗歌」の演奏に始まり、「クラリネットキャンディ」(アンダーソン)、「青春の輝き」(カーペンターズ)、「坂本九コレクション」など7曲が演奏されました。アンコールは「マツケンサンバ」。盛り上がりました〜。そして最後は「恩徳賛」。ご来場くださった皆様が、吹奏楽部の演奏に合わせてご唱和くださいました。

■今日のコンサートには、名古屋で働いている卒業生も来てくれました。オーボエの伊藤さん、サックスの山本さん、そしてもうお1人…。お名前が出てきません。ごめんなさい。みなさん、おそらく休暇か時間休をとってお越しくださったのだと思います。ありがとうございます。お3人には、「仲良く飲み会して帰りなさい…」って言ったけれど、実現したかな。

■明日ですが、岐阜県の羽島市にある不二羽島文化ホールで「オータムコンサート in 岐阜」を開催します。18時開演です。私は今日自宅に一度戻りますが、明日は午前中の仕事を済ませた後、リハーサルから参加させてもらいます。コロナ禍の真っ只中ですが、やっと演奏旅行が実現できました。部長としても、本当によかったと思っています。名古屋別院、岐阜別院の関係者の皆様のご支援で、このような演奏旅行が実現いたしました。心より御礼申し上げます。

抗体検査

20220907mbl.jpg ■新型コロナウイルスの感染が拡大してから、発熱や咽頭痛といった風邪っぽい症状は無くなってしまいました。不思議ですね。おそらく、マスクをして丁寧に手洗いをするようになったからなのではないでしょうか。今も、何も症状がありません。とはいえ、コロナとか風邪とは違うところで加齢に伴う様々な症状はあり、調子が万全というわけでもありません。例えば、老眼。眼鏡店に行って検査してレンズを新しくしないとなあと考えています。困りましたね。そのようなことはともかく、コロナや風邪っぽい症状はないのですが、今日から吹奏楽部の演奏旅行に同行することになっているので、部員の代表である幹事長からは「抗原検査を受けてくださいね」と言われ、キットを手渡されました。

■検査したのは月曜日。長い細い綿棒のようなものを両方の鼻の穴に突っ込んで、コチョコチョ回して粘液を取り出して、それを薬品につけて、その薬品を3滴、写真のような反応カセットの丸いところに垂らすのです。説明書通りにやっているのですが、果たしてこれでいいのかどうか、なんと自分自身が頼りなく、ちゃんと検査できたのすかどうか心配になります。幸いなことにというか、予想通りというか、とりあえず抗体検査の結果は陰性でした。このキットの場合、Cのところに1本線が浮き上がってくると陰性なのだそうです。とはいえ、抗原検査で陰性だからといって、完全に陰性であるとは言い切れないようですね。何も検査しないよりはマシ程度なのかもしれませんが。

ひさしぶりの練習見学

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■吹奏楽コンクール関西大会が終了し、ホッと一息をつく間も無く夕照コンサート。今、吹奏楽部は、今週の7・8日に実施される岐阜・名古屋の演奏旅行に向けての練習に取り組んでいます。私も部長として演奏旅行に日帰りも交えつつ同行することになっています。ということで、今日は、コロナの検査キットを受け取りに、練習場に行きました。検査キットで陰性であることを確認しないと演奏旅行に同行できないのです。そのついでと言ってはなんですが、練習の様子も拝見いたしました。見学するのは、ひさしぶりでした。みなさん、頑張っておられます。

■7日の演奏会場は、浄土真宗本願寺派の岐阜別院と名古屋別院です。浄土真宗本願寺派の本山は京都ですが、そのいわば出先機関として本山に準じて別のところに造られた寺院を別院といいます。全国各地にあります。今回、岐阜と名古屋での演奏会は、吹奏楽部OBでもある本願寺派の僧侶の皆様のおかげで実現することができました。8日の演奏会の会場は、羽島市にある不二羽島文化センターになります。新型コロナ第7波で演奏する機会が減っているなか、演奏旅行が実現できたことは非常にありがたいことだと思っています。

【追記】■最後の写真は、パーカッションの…なんというか、デスクですかね。いろんな楽器が置いてあります。私が吹奏楽部の部長になって一番最初に気になったのは、打楽器の多さです。私自身は、学生時代にはオーケストラに所属していました。自分の楽器はバイオリンでした。で、オーケストラで演奏するクラシックの作品では、こんなにたくさんの打楽器を使いません。よく見ると、ホイッスルまでありますね。

The Planets - Jupiter / Gustav Holst 組曲「惑星」より木星


■龍谷大学吹奏楽部では、YouTubeにチャンネルを持っています。その最新の動画が、ホルストの「惑星」の木星です。昨年、12月25日にザ・シオフォニーホールで開催された定期演奏会で演奏されたものです。ぜひ、お聴きください。

第29回夕照コンサート

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20220828sekisyou_concert3.jpg■昨日は、龍谷大学瀬田キャンパスにある瀬田ドームで、「第29回夕照コンサート」が開催されました。この「夕照コンサート」は、近江八景「瀬田の夕照(せきしょう)」にちなんで夏のおわりの季節に開催されるコンサートです。地域住民の皆さんとの音楽を通じて交流することを目的に、1993年に始まりました。毎年、瀬田キャンパス周辺地域の学校の吹奏楽部と龍谷大学吹奏楽部が共同でコンサートを運営しています。今年もたくさんの皆さんにお越しいただきました。ありがとうございました。

■私は2019年に吹奏楽部の部長に就任しました。その時は、瀬田学舎開学30周年を記念して、ゲストに龍谷大学の同窓生でもある つじあやの さんがご参加くださいました。ところが、翌2020年は新型コロナ感染拡大による中止、2021年は開催はできましたがオンラインによる配信でした。今年は、やっと「夕照コンサート」本来の趣旨に相応しく、再び、瀬田キャンパスの「SETA DOME」で開催できることになりました。

■今年は、コロナ感染の中でも、瀬田北中学校、石山高校、大津東高校、草津東高校、近江兄弟社高校、比叡山高校の吹奏楽部ご参加くださり、加えて、龍谷大学バトン・チアSPRIITSと龍谷大学が演技と演奏を行いました。昨日は、吹奏楽に関していえば、吹奏楽を始めたばかりの中学1年生から吹奏楽を中高大と10年取り組んできた大学4回生に至るまで、多くの皆さんが演奏されたことになります。日本には、多くの学校に吹奏楽部があります。そのような国は、なかなかないと思います。「夕照コンサート」のような地域のイベントが開催できるのは、素人考えですが、日本だからこそのような気もします。

■龍谷大学は4曲演奏しました。そのうちの「September」(Earth, Wind & Fire)。私のような年齢の者には懐かしい曲です。冒頭、エレトリックピアノ(電気ピアノ)の電源が抜けてしまったらしく、音が聞こえない「あれれ…」という瞬間があったのですが、学生指揮(来年から正・学生指揮者に就任予定)の判断で、なんとかなりました。すばらしい。アンコールは「エル・クンバンチェロ」 (El Cumbanchero)。こちらも印象に残りました〜。最後は、学長が指揮をす入澤崇学長が「ふるさと」を指揮されました。毎回、「夕照コンサート」の最後は、学長がスピーチと指揮をすることになっています。

■来年は、コロナ感染のことなど、何も心配することなく、もっと多くの学校の吹奏楽部にご参加いただき、さらに「夕照コンサート」が盛り上がることを期待しています。

オータムコンサートin岐阜

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■2019年に龍谷大学吹奏楽部の部長に就任しましたが、その翌年、2020年からは新型コロナ感染が始まり、なかなか部として演奏旅行を実施することができませんでした。今年度は、なんとか、短期間ではありますが演奏旅行を実施できることになりました。9月8日(木)、岐阜県羽島市にある不二羽島文化センター・スカイホールで「オータムコンサート in 岐阜」を開催いたします。前日には、二手に別れて、岐阜と名古屋のでも小さなコンサートを開催いたします。ちょうど、8日の午前中は滋賀県庁で会議(審議会)が入っていたので、前日7日は日帰りで名古屋の小さなコンサートに行き、8日は滋賀県庁の会議終了後に羽島市に移動して「オータムコンサート」で演奏を聞かせていただく予定にしています。

■演奏旅行って懐かしいな〜。自分も学生時代、北陸、九州、岡山、四国、ソビエト…いろいろ行きました。懐かしい思い出です。吹奏楽部の皆さんにとっても、このひさしぶりの演奏旅行が、良い思い出になるではないかな。岐阜羽島の近くにお住まいの方、おられますでしょうか。いかがでしょうか。ぜひ、お越しいただければと思います。ただし、予約が必要です。

関西吹奏楽コンクールを終えて

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■トップの写真は、昨年の関西吹奏楽コンクールで金賞を受賞した時のものです。昨年のコンクールは22日だったようです。会場は、奈良文化会館でした。いろいろ思い出します…。

■私は、2019年に吹奏楽部の部長に就任しました。私が就任時に監督にお願いをしたのは、「絶対に全国で金を取ってくださいね」ということでした。失礼というか、なんというか、今から思えばひどいこと言っていますね。でも、その時過去2年間(2017年、2018年)、関西代表は近畿大学でした。どういうことかというと、2019年の段階で、全国大会に出場した経験のある学年は4年生だけ…ということだったのです。

■同い年で、高校・大学とも同窓の吹奏楽の世界をよく知っている知人からは、「全国大会を経験した部員がいなくなると、演奏のレベルを維持するのはなかなか大変だ」という話を聞いていました。もし、2019年に全国大会に行けないと、全国大会に行くためには、どれだけ練習を積み重ねて、どれだけ組織をまとめて、どれだけ最後まで神経を研ぎ澄ませて演奏を磨き上げなければならないのか…そういうことを経験した部員がいなくなってしまう…ということなのです。そういう経験をした部員がいなくなると、後輩にとっては、全国大会に挑戦していくためのモデルとなる先輩がいなくなってしまうということになります。知らない間に、無意識のうちに先輩から後輩へと伝えられていく習慣や知恵や技術…、それはそれぞれの吹奏楽部の伝統といえるものと思いますが、その中には、「コンクールの壁を乗り越えるための習慣や知恵や技術」も含まれていると思っています。

■部長に就任した2019年の翌年、2020年は新型コロナ感染拡大によりコンクールは中止になりました。そして昨年、2021年、コンクールは再び開催され、この時も全国大会に出場することができました。2019年と2021年、両年とも全国大会で金賞・全ての審査員がAという高い評価をいただくことができました。私は、過去3回(2022年も入れて)、そのような全国大会に行くまでの過程を拝見してきました。最後の集中力は、ものすごいものがあるなと本当に驚きました。

■では関西は龍谷大学吹奏楽部の独壇場かといえば、そうではありません。特に、今年は、関西大会で同じく金賞を受賞された近畿大学と立命館大学が、相当頑張っておられるというお話を伝え聞いていました。実際、関西大会では金賞を受賞されました。「打倒、龍大」と実際に言われたかどうかはわかりませんが、自分たちこそが全国大会に行くのだと思って仕上げてこられたのではないかと思います。そのような意味で、龍大は追われる立場でした。部員の皆さんも、そのことをよく理解しておられたのではないかと思います。その上で、本番に向けて仕上げてこられました。よく頑張って練習に取り組まれてきたと思っています。

■普通、部長はこんなことは書かないと思います。常識的には、なんだか自慢話みたいで、嫌な感じ…そう思われたかもしれませんね。でも、多くの皆さんに、金賞という結果だけではなくて、そこに至るまでの普段の部員の皆さんの努力の過程を、部長としては理解していただきたいという思いもあるのです。

■最後に、もうひとつ。この季節、感謝、喜び、反省、吹奏楽コンクール関連のいろんなツイートをTwitterで拝読しています。素敵だなあと思います。どの団体の皆さんも、金賞が良いでしょう。しかし、どんな色の賞かと同時に、誰かのためや組織のためではなく(指導者のためでも悪しき成果主義でもなく)、コロナ禍が続く中で大切な仲間と共に音楽の楽しさや素晴らしさを共有できたことが大切なんだと思います。

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