シェア・モビリティ

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■私が勤務する龍谷大学社会学部は瀬田の丘陵地の森の中にあります。キャンパスができた当時は、学生たちは「緑の牢獄」と呼んでいたそうです。何もないですからね。でも自然はいっぱい。今、森の新緑がとても美しいのです。バスを降りて、そばまで行ってみました。すると、手前の駐輪場のところに、例の自転車が停めてありました。龍谷大学の関係者限定ですが、30分以内ならば無料というレンタルサイクルです。電動アシストは付いていないので、私のような前期高齢者は降り専用になってしまいますが…。今度使ってみようと思います。

■ところで、自転車って、いつから乗っていないかな〜。相当の期間乗っていませんね。転倒しませんかね。おじいさんは心配ですね。あらら…。よくよく説明を見ると、キャンパスまで瀬田丘陵の坂道を登っていくのは30分以内であれば無料のようですが、逆に、坂道を下っていくのは有料なのか。110円。バスよりは安いな。微妙に価格設定してありますね。

「図書館利用者講習会」

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■2023年度は、1回生を対象にした「社会学入門演習」を2クラス担当しています。昨日、木曜日のクラスは「図書館利用講習会」に参加しました。毎年、年度末になると、次年度「社会学入門演習」を担当する教員には、授業中の1コマを「図書館利用者講習会」に当てるかどうかの事前の問い合わせが来ます。まあ、これを断る人はいないと思うのですが…。私は、2クラスとも申し込みました。ということで、昨日は、図書館の職員の方たから、非常に丁寧に端末からの利用の仕方を学びました。職員に皆様、お世話になりました。ありがとうございました。

■この講習会の狙いは3つあります。①資料を入手する方法を理解する。②インターネットを利用した情報収集をマスターする。③図書館サービスを有効活用する。以上の3つです。具体的には、蔵書検索(OPAC)、まとめて検索(ディスカバリー検索)、CiNii Research、新聞データーベース等の利用の仕方について学びました。これらをうまく活用して学習を進めるのには、少し経験を積まなくてはいけないでしょうね。使いながらなれるしかありません。この講習会は3号館の地下にある端末が並ぶ教室で開催取れましたが、最後は、実際に図書館をご案内いただきました。図書館ツアーです。

■今や、どこの大学でもこのような丁寧で親切な講習会を開催しているのではないかと思いますが、自分たちが学生の時と比較すると隔世の感がありますね。私たちの時代は、カードで文献を検索していましたから…。今の方がもちろん便利だとは思うのですが、逆に大量の情報に溺れてしまうような状況になっているのかもしれません。何が自分にとって「本当に必要な情報」なのか、よくわからなくなっているかもしれません。

「新入生特設サイト」について

■龍谷大学の新入生の皆様。こちらの「新入生特設サイト」をご存知でしょうか。ぜひ、ご覧ください。また、知り合いやお友達にも教えてあげてくださいね。以下の項目について、動画でわかりやすく説明されています。

○履修<学修基本編>
○履修<履修登録手続編>
○履修<RYUKOKUキャリア・スタート・プログラム>
○情報環境について
○新入生対象アセスメントテストについて
○学年暦
○通学について
○障がい学生支援について
○図書館について
○教科書の購入について
○学部別問い合わせフォーム

■ひとつだけ、トップ「履修<学修基本編>」の動画を貼り付けておきます。

JR大津駅の桜

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20230402ohtsu_sakura2.jpg■今日は入学式でした。仕事が終わった後は、大津駅行きのバスに乗り、JR大津駅から帰ることにしました。毎年楽しみにしているのですが、駅に隣接したところにある桜の巨木が見事に花を咲かせていました。さて、今日の素敵な(私にとって)出来事について書いておこうと思います。

■帰宅時に、バス停に向かって歩いていると、入学の記念写真を親子で撮っておられるその横を通ることになりました。近づくと、その学生さん、そしてお母様も笑顔で会釈してくれました。入学したての学生さんなので、私が担当している1回生の入門ゼミの人かなと思って聞いたら違っていました。昨年の秋に実施された推薦入試の面接でお会いしていたのだそうです。女子ソフトボールの選手です。頑張ってください‼︎

■帰りは、繰り返しになりますが、大津駅行きのバスに乗りました。大津駅に着くと、同じバスに乗っていた今度は男子学生さんが挨拶してくれました。やはり1回生のゼミの方かなと思いお聞きしたところ、違っていました。やはり推薦入試の面接でお会いした方でした。私の方は、お2人とも記憶にないのですが、それでもわざわざ挨拶をしてくださると、嬉しくなりますね。ありがとうございました。

瀬田キャンパスでのパレード

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■先端理工学部と社会学部の入学式の合間に、学友会宗教局主催のパレードで、吹奏楽部が演奏をさせていただきました。

2023年度の入学式

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■朝、少しだけ庭の世話をし、弁当を作り、出勤しました。今日は入学式です。社会学部の入学式は14時から。早く到着したので、某自治体との地域連携のことなど、社会学部教務課の課長さんに少し相談をした後、樹心館の前で、今度は宗教部の課長さんからLGBT関連の取り組みについてお話を伺いました。今日は、13時半から吹奏楽部のパレードもあります。いよいよ新年度が始まった(始まってしまった…)という感じですね。でも、気持ちの切り替えができなかったな〜。大きな赤ちゃんですが、生まれたばかりのお釈迦さまです。

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■新年度になりました。あまり気持ちの切り替えがうまくできません。春期休暇でしっかりとリフレッシュできれば良かったのですが、そういうわけにもいかず、ずっと仕事をしながら、気持ち的にはずるずると新年度に突入してしまいます。まあ、仕方がありません。とはいえ、時々、近所の植物を鑑賞したり、自宅の庭でガーデニングをすることで自分を癒しています。特に、自宅のガーデニングは気軽にできるので、庭があって良かったと思っています。またまた、そのような内容の投稿です。

■写真ですが、昨日、撮った自宅近くの桜です。SNSでは、たくさんの方達が桜の風景や桜の花をアップされているのをお見かけします。ということで、私も投稿いたします。写真には映っていませんが、桜の向こうには琵琶湖の北湖や伊吹山を見ることができます。もっとも、この季節はその景色も霞んでいますけどね。ところで、我が家には桜の樹はありませんが、桜の盆栽はあります。娘が母の日にプレゼントしてくれたものです。今年はたくさんの蕾を膨らませています。昨日の午後、ひとつ、開花しました。嬉しいです。心の中で桜の盆栽に「咲いてくれてありがとう」と感謝します。

■今日は、深草キャンパスの入学式で、明日は私が勤務する社会学部のある瀬田キャンパスの入学式になります。瀬田キャンパスにもたくさんの桜が植えてありますが、明日はまだ散らずに桜の花が残っているかな。残っていたらいいのですが。

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■先日の投稿で、お世話になっている庭師さんに、庭の法面に芝桜を植えていただいたことを書きました。芝桜が満開になることを期待しています。でも、芝桜のように「派手」な花だけでなく、庭の片隅で静かに花を咲かせているものもきちんと気遣っています。写真はハナニラです。嬉しいな。毎年、咲いてくれます。日陰の場所なんですが、「頑張ってね」と応援しています。

■そのすぐ近くに咲いているのは、タチツボスミレです。どこにでもある、ごくごく普通の野生のスミレなんですが、他のいわゆる雑草は抜き取ってしまうのに、このタチツボスミレについてはそのままにしています。依怙贔屓しています。すると、このタチツボスミレが少しずつ増えてきました。小さい小さいスミレなんですが、とっても嬉しいです。あとホタルブクロもそのままにしています。花が咲くのは夏ですが、葉っぱを見ただけで「これは、ホタルブクロだな」とわかるようになりました。だから、抜かずに残してあります。夏になったら、たくさん咲いてくれるかな。

夏原グラントと全日本アンサンブルコンテスト

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■土曜日は、朝から、平和堂財団「夏原グラント」の一般助成1年目の審査会でした。20団体のプレゼンテーションを拝見させていただきました。いつも同じことを言っていると思いますが、とても勉強になりました。実際に、改めて調査に伺いたい(社会学的に興味深い…ってことですかね)と思う団体もいくつかありました。写真は、会場のピアザ淡海のまえから撮ったものです。今日は、朝は雨が降っていましたが、少し天気が回復してきました。

20230320ensemble_contest1.jpg■審査会終了した16時半でした。そのあとですが、静岡県の浜松に移動しました。翌日の日曜日に、吹奏楽アンサンブルコンテストの全国大会が浜松で開催され、吹奏楽部の1年生4人によるクラリネット四重奏のチームが出場するからです。全員1年生です。1年生ですが、京都府大会、関西大会を突破し、全国大会に出場しました。すごいことだと思います。チームの皆さんは、すでに昼過ぎからコーチ、サポートの部員の皆さんとともに浜松に入り、最後の練習に取り組まれました。土曜日は、浜松出身の部員が卒業した高校の教室をお借りして、そして翌日の日曜日は、午前中、同じくその部員が卒業された中学校の教室をお借りして最後の練習にとりくみました(右の写真ですが、宿泊したホテルの窓から撮りました。遠州鉄道、カワイピアノ、静岡新聞・静岡放送。「ああ、浜松だ…」という感じですね)。

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20230320ensemble_contest3.jpg■「全日本アンサンブルコンテスト」の会場は「アクトシティ浜松」でした。大学の部は、午前の高校の部が終了したあと、昼過ぎから始まりました。龍谷大学吹奏楽部のクラリネット四重奏の出番は4番目です。演奏したのは、「Six Pieces d’audition pour Quatre Clarinettes en Si♭ オーディションのための6つの小品」(作曲:ジャン・ミシェル・デゥファイエ)です。素人が感想を述べるとすぐにボロが出るので言いませんが、立派な演奏でした。チームの皆さんが大切にしてきた世界観がきちんと表現されていたと思います。何より、4人のクラリネットの音色が見事に溶け合っていました。結果ですが、ゴールド金賞を受賞しました。立派です。私は日曜日の午前中から練習を拝見していますが、全然緊張している様子もなく、コンテストの本番でも自分たちの音楽を楽しみながら演奏できたようです。素晴らしいと思います。大学の部は、全国の地区大会を勝ち抜いてきた11団体が演奏を行いました。そのうちの3団体が金賞を受賞しました。審査の詳しい中身を拝見すると、金賞を受賞した中でも一番高い評価をいただいたようです。実質的に、大学の部で日本一ということになります。部訓である「音楽・感謝」を大切にしながら、今回の経験でさらに成長してほしいと思います。後で、チームのリーダーからメッセージをいただきましたが、多くの皆さんに支えられての金賞であることを感謝されていました。いいですね〜。

■土曜日は、練習を拝見できませんでしたが、チームの皆さん、コーチ、付き添いの部員の方達と一緒に、鰻をいただきました。チームの皆さんのご希望でした。鰻を食べても食べなくても立派な演奏をされたとは思いますが、せっかく浜松にきたのでいただきました。私は、鰻重を奮発しました。ちょっと気張りました。そして翌日。コンテストが終わったあと、副部長のお1人と一緒に、今度は、ひつまぶしをいただきました。2日連続で鰻です。少し、心が痛みました。
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【関連記事】「【吹奏楽部】第46回全日本アンサンブルコンテストで金賞を受賞 日本一に輝く」

卒業式(2)

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■一昨日、2月17日(金)、ひとつ前の投稿にも書きましたが、2022年度の卒業式が行われました。その投稿にも書きましたが、私のゼミから卒業した方たちは、2006年の春に1期生が卒業してから現在までの合計で、230人になりました。この230人という人数、長年大学に勤務されている方であれば、たいした人数ではないのかもしれません。また、小中高に勤務されている教員の方であれば、卒業生の人数は軽く超えるのではないか思います。

■このブログというか、ホームページでは、指導してきた学生の皆さんの氏名と卒業論文の題目のリストを公表しています。タイトルを見て、社会学に関心のある方であれば、私のゼミの特徴がご理解できるかと思います。私は、龍谷大学社会学の学部のモットーである「現場主義」を、自分なりにではありますが生真面目に捉えて、その「現場主義」をゼミの学生の皆さんにも徹底するようにしています。そして、どのようなテーマであるにしろ、フィールドワークにもとづく実証的な事例研究(ケーススタディ)により卒業論文を執筆してもらいたいとお願いをしています。ゼミ生を募集する時から、そのことを伝えています。なぜかといえば、その理由は簡単です。社会学部のりカリキュラムでは、社会調査に関連する授業を大切にしてきたからです。さまざまな社会調査関連の授業に加えて社会調査実習という授業もあります。教員の指導の元、実際に調査を経験して報告書を執筆する授業です。ここからは私の個人的な考えですが、そのようなカリキュラムで社会調査を勉強してきたのであれば、自分の大学時代の研究のキャップストーンとして、自分一人で社会調査を実施して卒業論文を執筆してほしい、そのようにずっと思っているのです。もっとも、このようなゼミの教育方針は、学部や学科で共有されているわけではありません。実際の卒業論文は、文献にもとづくものが圧倒的に多いように思います。ですから、個人的な考え…なのです。

■フィールドワークにもとづく実証的な事例研究(ケーススタディ)により卒業論文を執筆してもらいたい…このような教育方針を貫いている背景については、「現場主義」に加えて、もうひとつの理由があります。大学の外に出て、これまで出会ったことのない、「知らない方達」に自らお願いをして、お会いして、お話を伺う…(インタビューのことですが)、そのようなことがゼミ生の成長にとって大変大切なことだと思っているからです。もちろん、「知らない方達」にお会いすることは、勇気がいることかもしれません。人によっては少しストレスになるかもしれまん。ただ、230人をそのような教育方針で指導してきて確信を持っていますが、フィールドワークを行い、これまで書いたことのないような長い文章を社会学の論文として執筆することで、ゼミ生の皆さんは成長され、多くの皆さんが、そこのとを自分でも確信されているように思うのです。繰り返しになりますが、このようなことはあくまで個人的な考えでしかありません。私のゼミ運営の裁量のなかでやっていることです。

■2023年度は、ゼミ生を募集していません。来年度は4回生だけになります。というのも、2024年度は「特別研究員」に就任する予定だからです。次にゼミ生を募集するのは2024年度の秋になります。決定したら2025年度に3回生として私のゼミに所属することになります。また、2025年度はゼミ生(2026年度に3回生)の募集をしません。2026年度(2027年3月)で定年退職するからです。ということからすると、2025年度の3回生が、脇田ゼミ18期生で最後のゼミ生になる予定です。ここまで維持してきた教育方針を最後まで貫くことがなんとかできそうです。

■写真ですが、一昨日卒業されたゼミ生の皆さんとの集合写真です。龍谷大学に在籍していた4年間でさまざまな経験をされたことと思います。凡庸な言い方でしかありませんが、そのような経験が、社会人になってからもなんらかの形で役立ってほしい、そのように願っています。そのような経験の中に、私のゼミでのフィールドワークの経験が、もし大切な位置を占めているのであれば、大学教員としては大変幸せなことだと思っています。ゼミ生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

卒業式(1)

■勤務している龍谷大学で卒業式(学位記、卒業証書・学位記、修了証書授与式)がおかなわれました。昨日は、深草キャンバスの7つの学部と留学生別科の卒業式が京都の「みやこめっせ」で、本日は瀬田キャンパスの3つの学部の卒業式が行われました。社会学部からは、534人の皆さんが卒業されていきました。計算してみると、私のゼミからは、2006年の春に1期生が卒業してから現在まで230人の方達が卒業されていきました。1期生は今年で40歳になるはずです。ところで、式は2日間で5回行われました。それぞれで、龍谷大学吹奏楽部が演奏を行いました。部員の皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。リンク先は大学広報のtweetです。ゼミ生が2人写っていますね。今、気がつきました。

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