2022年の龍谷大学吹奏楽部
■以下のツイートは、龍谷大学吹奏楽部からの新年のご挨拶です。4回生が卒部して、新体制となりました。気合が入っています。新しい幹事長を中心に、部訓の「音楽」・「感謝」のもとで、音楽と運営ともにさらに立派に成長してくれることを信じております。今年も、有能な副部長の皆さんと力を合わせて、部長として部員の皆さんの取り組みを支援して参ります。どうか、引き続き、龍谷大学吹奏楽部の応援とご支援をよろしくお願いいたします。
■なお、龍谷大学吹奏楽部では、数多くの演奏を、YouTubeにアップしています。どうかチャンネル登録をしていただき、日本一の学生バンドの演奏をお楽しみいただけますと幸いです。
https://www.youtube.com/c/ryudaiband
あけましておめでとうございます🎍
2022年もより多くの方々に私たちの音楽をお届けできるよう、「音楽」「感謝」の心を胸に日々精進して参りますので、今後とも龍谷大学吹奏楽部をよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/YhDyExIIYC
— 龍谷大学吹奏楽部 (@ryu_windmusic) January 1, 2022
2022年の初詣
■今年のお正月、終わりました。2日に娘の家族が、一泊二日で我が家やってきました。2人の孫たちと楽しい時間を過ごすことができました。娘の家族は、奈良に暮らしているので、孫たちも雪のことがよくわかりません。というとで、大津市でも雪が積もっている鯖街道沿いの葛川まで出かけて、雪遊びをしました。とても喜んでいました。4日には、我が家に帰省していた息子も大阪の自宅に帰るとのことになりました。ということで、親子3人で地元の氏神様へ初詣に行くことにしました。
■私が暮らしているところはいわゆる新興住宅地で、近くにあるどの神社が氏神様になるのかよくわかっていませんが、勝手にこちらの神社だろうというところに毎年初詣しています。写真の神社は、少し坂を登った森の中にあります。森とはいっても、それほど大きい森ではありません。神社のお社を中心とした境内の三方が森に囲まれています。囲まれてはいますが、空に向かって空間が抜けています。この日は雲ひとつない快晴で、空と神社がつながっているように思えました。たくさんの小鳥の泣き声が聞こえました。おそらく、小鳥たちにとって居心地の良い場所なのでしょう。三方を森に囲まれていますが、神社に至る坂道は琵琶湖の方に広がっています。琵琶湖の南湖、そして有名三上山や遠くには鈴鹿の山々が見えます。ここにいると、大変清々しい気持ちになります。
■初詣を終えた後は、奈良に暮らす義父母のところへ新年の挨拶に出かけました。義理の妹にも会うことができました。今年も良いお正月だったと思います。今日は、zoomを使って朝から卒論の面談を行いました。明日6日からは授業も始まります。
穏やかなお正月
■買い物にも行きました。娘の家族がやってくるということになり、夕食の買い物をしに近くの大きなスーパーまで出かけたのです。最近は元旦から開いているようですね。まあ、そんなことはともかく、天気が良かったので、スーパーの屋上駐車場まであがって、周りの風景を眺めてみることにしました。1枚目、雪で山頂が白くなった比良山系です。手前はJRの勝ち越し堅田駅です。2枚目は、自宅近くの公園から撮った伊吹山です。手前には、琵琶湖大橋や沖島が見えます。いつも見慣れた風景ですが、今日はお正月らしい雰囲気を感じます。
■幼い頃から、父の転勤に伴い、神戸、下関、小倉、博多、広島、そして再び神戸へと12年ほどかけて西日本の港町を転々と移り住んできました。そのような西日本の気候にも関係しているのでしょう。私にとってのお正月といえば、今日のような穏やかなお天気のイメージなのです。雪が降るとちょっと困るのです。そのあたりが、雪国の皆さんとは、全く違う感覚かと思います。
■普段は、還暦を超えた夫婦で静かに暮らしていますが、昨日は、孫たちがやってきたことで大変賑やかになりました。幸せなお正月です。
2022年 新年のご挨拶
■あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。旧年中は、大変お世話になりました。
■昨日、大晦日の夕方に息子が帰省しました。帰省とはいっても、今暮らしている大津市内の家は5年前から暮し始めた家なので、息子が成長した家でもなく、実家というよりも親の家…という感じなのかもしれません。
■夕食時には、年越しそばを作りました。昆布とうるめ節で美味しいつゆを作りました。いつもは、市販の出汁の元や麺つゆを使ってしまうのですが、昨日は、大晦日ぐらいはと思い丁寧に作りました。昆布のグルタミン酸と花鰹のイノシン酸、自然の旨みを楽しむことができました。食後はNHKの「紅白」を視ていましたが、「知らない若い人たちがたくさん歌っているな〜…」と、ちょっとアウェイな感じがして(年寄りだから仕方がないのですが)、しかも年末の整理整頓や大掃除で身体が疲れてしまったせいか、眠くて仕方なくなり、22時過ぎには就寝してしまいました。
■元旦の朝。私が住んでいるあたりでは雪が降っていたので初日の出を拝むこともなく、ゆっくり起床した後は、利尻昆布と花鰹で丁寧に出汁をとり、水菜と鶏肉の雑煮を作りました。関西ですが、どういうわけか我が家は元旦だけはすまし雑煮です。お節料理も、イクラやカズノコ以外は、我が家で作った(作ってもらった)ものです。それでなくても、世の中から正月らしさが無くなってしまい、毎年、正月を迎えるという循環的な時間が感じられなくなってきています。直線的に時間が過ぎ去ってしまっているのです。せめて、ちゃんとしたお雑煮やお節料理がないと、正月を迎えた気持ちにならないのです。子どもの頃は、つまり50年ほど前までは、年が明けると、世の中全体も新しくなる(更新される)ような気持ちになりました。ある意味厳粛な気持ちで新年を迎えたものです。しかし、しだいにそのような感覚も希薄になっていきました。いつからでしょうね。
■そんなことを考えると、元旦早々、なんとなく寂しい気持ちからのスタートになります。しかし、新年を迎えて、やるべきこと、やりたいことはたくさんあるので、今年も頑張って取り組んでいきたいと思います。自分の仕事や吹奏楽部の仕事はもちろんですが、もう一度ヴァイオリンを弾いてみようかなという気持ちにも少しずつなってきました。幼い頃から学生時代まで弾いてヴォインリンですが、28歳の頃には楽器から離れてしまいました。昨年、何人もの人から「脇田さんは、もうヴァイオリン弾かないんですか」と言われ続けてきたので、そのことが少し良い刺激になっているのかもしれませんね。いろいろ言ってくださった皆様、ありがとうございます。
■そういえば、年末は龍谷大学吹奏楽部の定期演奏会の後、N響主席の辻本玲さんも参加されているチェロのアンサンブルコンサート、加えて反田恭平さんの凱旋コンサートと音楽づいてきて、ついヴァイオリンケースを開けてしまいました。大変ひさしぶりに音を出してみましたが、きちんと鳴ってくれたので安心しました。
■ということで、今年もよろしくお願いいたします。写真のお重の中身ですが、栗きんとん、牛蒡のきんぴら、ごまめ、いくら、かずの子、黒豆、五色なます、牛肉の八幡巻、伊達巻、かまぼこ、酢蓮、菊花蕪、スモークサーモンの砧巻き、庭の南天も飾ってあります。これ以外に、筑前煮も。
小佐治のお餅
■ネットで注文していたお餅が農業法人(有)「甲賀もち工房」から届きました(滋賀県甲賀市小佐治)。この「甲賀もち工房」のある甲賀市小佐治の農家の皆さんには、総合地球環境学研究所での研究プロジェクトでは大変お世話になりました。小佐治での経験は、文理融合型の「流域ガバナンス」に関する研究を進捗させていく上で、トリガーのような役目を果たしたような気がします。
■今年は例年よりもたくさんの餅を注文しました。正月の雑煮に必要な餅だけでなく、もっとたくさんの餅を注文したのです。普通の丸餅だけでなく、しゃぶしゃぶ用の餅、かき餅、様々な種類の餅が送られてきました。嬉しいです。私は餅好きなのです。この冬は、この餅を楽しむことにします。ちなみに、小佐治の餅米は、300万年前にここあった古琵琶湖の湖底に堆積した粘土で育っています。このミネラルを大量に含む粘土の土壌で、美味しいもち米に育っているのです。
年末の買い出し
■昨日の午前中、大津の街中に向かいました。お正月の買い出しです。
■まず、乾物の千丸屋さんで、上等の利尻昆布、花鰹、ウルメ節、味付け鰊、それから蕎麦を購入しました。昆布のお菓子もおつまみも。そのあとは、平井商店さんで、「熊蟄穴(くまあなにこもる)純米吟醸無濾過生原酒」と「純米吟醸北船路」。これは、正月のお酒です。次に、九重味噌さんで上等の白味噌。雑煮用ですね。商店街の八百屋さんで海老芋、蕪、そして蓮根を購入。あとは商店街の花屋さん花宗さんで正月の飾り(スワッグ)の材料を買って(私が作るわけではありませんが…)、尾花川の漬物屋さんでは千枚漬けと赤松蕪の漬物を購入しました。あとは、近所のスーパーでなんとかなりそうです。そうそう、正月の餅ですが、甲賀市小佐治の甲賀もち工房から送ってもらっています。本日、届く予定です。正月の準備を地産地消で行うって、気持ちが良いですね。
■あとは、書斎の整理整頓、庭の世話をして、フローリングを綺麗にして、窓を拭いて、風呂を徹底的に掃除する…だけです。だけ…と書きましたが、めちゃくちゃ大変です。
反田恭平凱旋コンサート
■25(土)は大阪のザ・シンフォニーホールで「龍谷大学第48回定期演奏会」、26日(日)大阪のいづみホールで「奇跡のチェロアンサンブル」、そして昨日、27日(月)は奈良県文化会館国際ホールで「反田恭平凱旋コンサート」でした。3日連続で演奏会を楽しむことができました。
■反田恭平さんは、皆さんご存知の通り「2021年第18回ショパン国際ピアノコンクールで」2位を受賞されました。日本では半世紀ぶりの2位なのだそうです。ショパンコンクールは5年ごとに開催されます。半世紀ぶり、つまり50年前はどなただったかと調べると、第8回で2位を内田光子さんが受賞されていました。ちなみに、第7回の1位はマルタ・アルゲリッチさん、第6回の2位はウラディーミル・アシュケナージさんです。世界中が注目する国際コンクールなのです。そのようなこともあってか、反田恭平さんは、最近頻繁にマスコミに登場されます。まるで、アメリカ大リーグの大谷翔平選手と同じような感じです。反田さんも、太田に選手と同じく、ひとつの「社会現象」になっているのだなと思います。ちなみに、反田さん大谷選手も共に27歳です。そうそう、アイススケートの羽生結弦選手も27歳ですね。
■私ごときが反田さんの演奏について感想を述べることはできませんが、反田さんの演奏にびっくりするだけでなく、昨日は、ファンの皆さんの熱狂ぶりにもびっくりしました。プロ野球の応援のように、名前を書いたタオル(おそらくSORIDAと染められていると思いますが)を最前列で掲げる人もいました。アンコールも6曲と、ファンサービスにも熱心な方です。どのコンサートでも、同じようにアンコールをたくさん演奏されるのかどうか…その辺りのことはよくわかりません。最後は、ご自身でピアノの蓋を閉められました。もちろん、反田さんのユーモアです。ホールのなかは大爆笑でした。ちなみに、アンコールの中では、グリークの「抒情小品集 第8集 トロールハウゲンの婚礼の日」が印象に強く残りました。
■反田さんは、日本の管弦楽団史上初となる、ジャパン・ナショナル・オーケストラを株式会社化するなど、起業家でもあります。今日もコンサートの最後のスピーチで、奈良の鹿と同じくらい、街中を楽器を持った子どもたちが歩くようにしたいと語っておられました。日本のクラシック音楽シーンをボトムアップに変えていきたいのでしょうね。
■今回のコンサート、チケットは奈良県に住んでいる知人が用意してくレました。奈良県在住者先行の枠で、チケットを確保してくださったのです。非常にラッキーでした。なかなか手に入るチケットではありませんからね。以下の動画は、「第18回ショパン国際ピアノコンクール受賞者リサイタル」での演奏です。
「奇跡のチェロアンサンプル」
■昨日は、大阪の「いずみホール」で開催された「奇跡のチェロアンサンブル2021」に出かけました。NHK交響楽団の首席チェロ奏者である辻本玲さんが一番年上で39歳。まだお若いわけですが、他の皆さんはもっとお若いのです。様々なコンクールで入賞されている若手名手がずらりと揃っておられますが、まだヨーロッパの大学で研鑽を積んでおられる方もおられます。
■今回は、1曲を除き、全て小林幸太郎さんが編曲した作品が演奏されました。小林さんの編曲は、通常の弦楽四重奏や室内弦楽合奏のように楽器ごとに音楽的役割が決まっているわけではなく、例えば、主旋律についても6人で順番に「回しながら」演奏を行うような編曲になっていました。ときには、チェロを手でパーカションのように手で叩くようなこともされていました。特に印象に強く残ったのは、超絶技巧を必要とするバイオリンの名曲、サン=サーンス「序奏とロンドカプリチオーソ」、そしてピアソラの「ブエノスアイレスの四季」でした。
トンカツとインデアンカレー
■先週の23日の午前中、大津市役所で仕事があったので、昼食は、市役所の向かいの豚カツ屋さんに行きました。お気に入りのお店ですが、コロナのせいか、値段が約1.5倍になってしまったのがね…。でも、超ひさしぶり。美味しゅうございました。
■24日は、龍谷大学吹奏楽部の定期演奏会のリハーサル。ザ・シンフォニーホールに行く途中、阪急梅田三番街の「インデアンカレー」で昼食を摂りました。この前このカレーを食べたのはいつになるでしょうね。亡くなった母親のところに介護で毎週通っていた頃は、気合を入れるためにこのカレーを食べていました。介護には気合がいるのです。その母が、介護保険でヘルパーさんに入ってもらっても、もう一人では暮らせなくなって、次は介護老人保険施設に入りました。しばらくしてその老健も難しくなって滋賀の有料老人ホームに移ったのですが、その滋賀の老人ホームに移るまでは、ほぼ毎週のようにインデアンカレーを食べていたように思います。
■今回も、もちろん、以前と同じように「ルー大盛り&卵」を注文しました。ただ、ずっと食べていなかったので、その辛さに胃袋が少しびっくりしたようです。
龍谷大学吹奏楽部「第48回定期演奏会」
■一昨日、大阪のザ・シンフォニーホールで開催いたしました第48回定期演奏会、無事に終演いたしました。コロナ禍で十分な練習時間が取れなかったにもかかわらず、部員の皆さん方の頑張りと集中力、そして音楽監督を中心とした指導者の先生方のお力により、今回も素晴らしい演奏を披露することができました。ご来場くださった皆様、オンラインでご視聴くださった皆様、ありがとうございました。
■終演後のことについて少し。今回の定演で卒部される(吹奏楽部を引退される)4回生の皆さんが、楽屋で、指導者の先生方に挨拶をされていました。なかには、涙を流しながら感謝の気持ちを伝えているリーダーもおられました。プロの音楽家・演奏家でもある指導者の皆さんの丁寧なご指導と、ご本人の日々の努力がうまく結びつき、楽器の演奏のレベルが格段に向上したのです。また、下回生の部員を音楽的にまとめてリードする重責も全うすることができたのです。そういう経験ができるって本当に幸せなことだと思います。おそらく、非常に濃い4年間を過ごしてこられたのではないかと思います。
■龍谷大学は、課外活動は、「正課授業とあいまって大学教育の重要な一環である」ということを基本理念としています。そのような基本理念のもと、課外活動は、「人格形成・人間形成に役立つ教育の場であり、学部の枠を越え、多様な人間性を有した集団生活の場、社会的訓練の場である」との考え方にも立っています。私も、吹奏楽部の部員の皆さんが、日々の練習や運営の中で、様々な課題や大きな困難と格闘されている様子を拝見したりお聞かせいただきながら、「課外活動は若者たちが自ら成長していく場でもある」ということを実感しています。
■以下、最初の2枚はリハーサル時の写真です。リハーサルは2日に及びました。最下段の写真は、ミーティング時のもの、そして広報用動画撮影時のものです。
【追記】■卒部された前・幹事長の方から報告をいただきました。人数制限したホールにお越しくださった皆様、オンライン配信でご視聴いただいた皆様、あわせて1223人の皆様に演奏をお楽しみいただけました。