「敬老の日」のプレゼント
▪️宅配便が届きました。奈良に暮らしている娘からです。今ごろどうしたんだろうと思いましたが、中身は美味しそうな魚の味噌漬けでした。好物です。それも普通の西京漬とは違って、だし醤油と酒粕味噌床を使用してあり、「吟醤漬」というのだそうです。いいですね〜。でも、なんで送ってくれたのかなと思っていたら、明日は「敬老の日」ということで送ってくれた、いやいや贈ってくれたようです。ありがとう。はい、おじいさんです。
▪️今日の夕食で早速いただきました。美味しかったなー。普段、近所のスーパーで購入する味噌漬けとはかなり違っていました。そもそも、原料の魚の鮮度というか、脂のノリがまったく違っているのでしょうね。残りは3切れです。賞味期限は20日までなので、急いで楽しむことにします。早い方が良いですね。
仕事のあと「利やん」へ
▪️今日も研究室で資料の読み込み等で頑張りました。いろいろ発見や気づきもありました。でも、疲れました。ということで、頑張った「ご褒美」に、いつもの大津駅前の居酒屋「利やん」へ。まあ、ご褒美じゃなくても「利やん」、週一で行きますけど。すると、写真のように、ご常連の皆さんがたくさんお越しになりました。
▪️一番奥の方とその手前の方は、水曜日はいつもおられます。一番奥の方は、学生時代にアメリカンフットボールの選手でした。ということで、関西学生アメフトについて教えてもらっています。一番手前の方は、本当にひさしぶりでした。この5人のなかでは、一番の古株のご常連です。山科にあった会社に勤務されているときから、わざわざ大津のこの居酒屋までこられていました。私の横の方、このブログでも時々ご登場くださる、市民団体「大津の町家を考える会」の雨森鼎さんです。社会共生実習でも、長年お世話になってきました。昨晩も、背景の異なる異業種の、それでいて親しい皆さまといろいろお話しできました。嬉しいな〜。もう前期高齢者ですから、いろんな方達とお話しをして刺激を脳みそに与えないと。認知症のリスクを下げるためにも、です。ありがとう「利やん」!!
秋刀魚と黒潮大蛇行の関係 海水温の上昇と真昆布の関係
▪️今年のサンマは豊漁なのだそうです。しかも、大きいし、脂が乗っていてとても美味しいです。昨晩は、今年「お初」のサンマでした。いやいや漢字で表現したほうがよいですね、そう秋刀魚です。昼間は暑くて「猛烈な残暑」という状況ですが、味覚については秋が到来しつつありますね。ここ数年、秋刀魚を買う気になれませんでした。値段が高いし、痩せていて小さくて、見るからに不味そうに思えたからです。そのようになったのは、海流が関係にしているのだそうです。
▪️本来ならば、日本列島に沿ってまっすぐに流れる黒潮が、大きく南に迂回する「黒潮大蛇行」という現象が起きて、温かい海流が三陸沿岸に北上して、冷たい海水が好きなサンマ(ここではカタカナ)は温まった三陸沿岸の海域を避けて、冷たい水のある沖合を南下したのではないかと言われているようです。しかし、今年の秋刀魚の豊漁は、その黒潮大蛇行が終了したため、三陸沖に冷たい海水が流れ込んできて(親潮)、サンマの豊漁につながっているという説明です。
たしかに、気象庁は「黒潮大蛇行」が今年の4月に終息したと発表しています。ただし、その余波がまだ続いているという研究者もおられますが。
▪️さて、秋刀魚は美味しくいただいていますが、最近心配しているのは北海道の天然真昆布です。温暖化で海水温が上昇したことと、真昆布をたべるウニの食害が原因なのだそうです。「水温が上がるとウニの食欲が増し、食害が進むという」ことらしいです。じゃあ、そのウニ食べてしまえばと思のですが、そういうわけにもいかないようです。
▪️こちらのブログの記事、大阪で昆布を商っておられる店主さんのブログのようです。真昆布が消えていく無限ループです。
『海藻がない』⇒『ウニのエサが足りない』⇒『ウニの卵巣が成熟しない』⇒『漁師さんが採らない』⇒『個体数が減らない』⇒『多数のウニが少ないえさを取り合う』⇒『わずかに残った未成熟な海藻まで食べられる』⇒『磯焼け』
ひさしぶりに亀甲さんと
▪️昨日の朝、近畿大学水産学部に勤務されている亀甲武志さんから、スマホのショートメールで連絡がありました。滋賀県庁で会議があるので、会議が終わった後「利やん」一緒に飲みませんかというお誘いでした。もちろん(^^)とお受けしました。亀甲さんは、以前、滋賀県庁で水産技師をされていました。水産試験場で研究をされていたのです。滋賀県が世界農業遺産にチャレンジされたときに、私は申請をサポートする仕事をしていたのですが、その時に、亀甲さんと知り合いになりました。申請チームのお1人でした。また、総合地球環境学研究所のプロジェクトでもご一緒しました。
▪️昨日はひさしぶりに亀甲さんとじっくりお話ができました。環境保全に向けての、私の基本的な考え方についても、環境ガバナンスについてお話させて頂きました。きちんとご理解、納得していただき、ありがたかったです。私は、亀甲さんの、地球温暖化とイワナの生息域に関するお話にとても関心を持ちました。こういう呑み会から、新しい研究プロジェクトが生まれてくるといいんですけどね。亀甲さんからは、今朝、や晴れショートメールでメッセージが届きました。「昨日はありがとうございました!とても楽しかったです!またよろしくお願いいたします!今度はIさんやOさんたちもお誘いします!」。IさんとOさんは、世界農業遺産関係の仲間です。で、昨晩、亀甲さんとはLINE交換すればよかったなと。また、今度ね。
「大津エンバワねっと」の饗庭くんと増田くんのこと
▪️昨日は、研究室で18時過ぎまで仕事をして、大津に移動しました。大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」で、地域連携型教育プログラム「大津エンパワねっと」(6期生)を履修していた卒業生のお2人と再会しました。饗庭勝くんと増田純平くん。卒業されてから10年が経ちました。現在、お2人とも福祉関係のお仕事をされています。10年前は、社会学部は4学科体制で、お2人は共に地域福祉学科だったんじゃないのかな。
▪️ところで、昨晩、お2人と引き合わせてくださったのは、「大津エンパワねっと」で長年にわたってお世話になってきた「大津の町家を考える会」の雨森鼎さんです。先月のことだと思いますが、「脇田はん、8月22日、エンパワの饗庭くん増田くんと呑むから、時間空けておいて」と雨森さんから連絡があり、昨晩、10年ぶりの再会が実現しました。雨森さん、ありがとうございました。昨晩は、中央学区自治連合会の顧問で「人権・生涯」学習推進協議会会長の安孫子邦夫さんもお越しくださいました。安孫子さんにも、饗庭くんと増田くんは大変お世話になっています。
▪️さて、お2人が「大津エンパワねっと」でどのようなプロジェクトに取り組んでいたのか、少し紹介をしておこうと思います。饗庭くんが活動したチーム「こけし」では、中央学区に転入されてきたマンション住民の皆さんに、大津の良いところを知っていただけくために、「プチ体験型まちづくりカフェ」を開催しました。ジャズバー「パーンの笛」のママ神之口 令子さんに相談をして、大津の酒蔵「平井商店」さんで、日本酒とジャズを楽しんでもらうなんてことを実現しました。神之口さん、その節はお世話になりました。他にも老舗の漬物店「八百与」さんで水茄子の糠漬けを作ってみるとか、大津絵の絵師さんから指導を受けながら自分でも大津絵を描いてみるとか、そのようなプチ体験を通して、自分が暮らしている大津の街の良さを知っていただくプロジェクトに取り組みました。
▪️増田くんが活動したチーム「めろん」では、中央学区に転入されてきたマンション住民の皆さんを対象に、大津の町のことを知ってもらい、また住民の皆さん同士の、そして地域との交流を深めるきっかけ作りとして、まちなかツアーを実施しました。その時も、雨森さんや安孫子さんにツアーのガイド役としてご協力をいただいたように記憶しています。これはこのブログへの過去の投稿ですが、きちんと残っています。
▪️それぞれが異なるプロジェクトではありますが、中央学区に転入されてきたマンション住民の皆さんと地域社会を、どのようにつないでいくのかという問題意識は共通していますね。このような「大津エンパワねっと」の経験は、社会人10年目の今、お2人の中ではどのように記憶されているのか、どのような影響を自分自身に与えていると思うのか、その辺りのことについてもお聞きするべきでしたが…、昨晩はちょっとした同窓会だったことあり、話に夢中になって忘れていました。ということで、写真についても撮り忘れていました。駅に近づいてからそのことに気がつきました。というわけで、このような写真しかありません。写真には、目付きの悪いお爺さんも一緒に写っていましたが、それはカットさてせいただきました(^^;;。
【追記】▪️本日、雨森さんが、10年前に撮った写真を送ってくれました。左から増田くん、饗庭くん、雨森さん、最後は五十嵐くん。五十嵐くんは、今、九州で暮らしています。元気にしているかな。卒業前に、この4名と私とで飲み会をした時に撮ったものです。この時は、京都駅のそばだったかな。写真を撮ったのは、私なのだと思います。
異業種のミーティング
▪️今日は特定非営利活動法人「琵琶故知新」の理事の皆さんと一緒に、滋賀県庁総合企画部DX推進課で行われたミーティングに参加しました。DX推進課さんと連携されている大阪府の職員の方達も参加されたミーティングです。NTT西日本の職員さんも参加されていました。異業種のミーティングです。こういう経験は大学や学会の中にいるだけではできない経験です。もちろん、「同業者」とのコミュニケーションでも大いに刺激をいただくのですが、異業種の皆さんとはやはり刺激の「質」が違います。今日は、参加された皆さんに、頭の中を「醸して」もらった感じで、「琵琶故知新」の理事長としては楽しく有意義な時間でした。ありがとうございました。異業種の方達との交流って、大切ですよね。自分の発想の壁を越える経験ができます。本当にそう思います。
▪️ミーティングのあとは、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」へ。お店は盆休みで1週間閉まっていてご無沙汰でした。今日はいつものご常連お二人ともお話ができました。こちらも異業種の皆さんとのコミュニケーションです。感謝。でも、一斉休暇は今日までなので、明日からは大学に行って仕事をします。ということで、18時半過ぎにお店をお暇しました。写真は、お店を出て大津駅に向かうときに撮ったものです。
岩手県の生雲丹
▪️昨日は、研究室で仕事をしていたのですが、大津市で開催される「琵琶湖花火大会」が開催される日だったので、電車が混み合うことが予想されました。ということで、駅や電車が混み合う前に、大学から早目に帰宅しました。すると、帰宅後すぐに宅配便が届きました。中身は雲丹でした。岩手県の業者さんにお願いして送っていただいたものが届いたのでした。
▪️ずっしり重い発泡スチロールの箱に入っていたのが、この写真の瓶詰めの生雲丹です。重さは、氷の重さでした。牛乳瓶いっぱいに生雲丹が詰まっていました。嬉しいですね。今から四半世紀近く前に、岩手県に暮らしていましたが、その頃は、家族へのお土産としてこの瓶詰めの生雲丹をよく買っていました。そういう意味で、私には懐かしさもあります。そういえば一昨日も、雲丹をいただきました。昨日の雲丹は、確か北海道産だったと思います。毎日贅沢ですね。まあ、そういう贅沢も昨日までです。
気温40℃・散髪・「利やん」
▪️昨日は、12時15分から13時15分まで、担当している「地域再生の社会学」の試験でした。採点はこれからですが、履修している学生さんたちのうち約2/3の方たちは、しっかり準備をして試験に臨んでくださったのかなと思います。そういう印象でした。たしか、この授業を担当するのも、今年度までだったと思います。そういう意味でもしっかり準備をして試験に臨んでくださったこと、嬉しく思います。
▪️試験の後は研究室で事務的な仕事をして、夕方前に退室して京都駅構内にある理髪店に向かいました。散髪をしたいなとずっと思っていたのですが、授業も試験も終わったタイミングで、散髪をしました。スッキリしました。でも京都駅構内の理髪店、こんなに代金が高いのですね。昔に比べると1000円高くなっています。自宅近くの理髪店よりも1500円ほど高いように思います。それじゃ、自宅近くの理髪店に行けば良いということになるのですが、そこは予約制で、帰宅時に急に思いたって「今日は、散髪してもらおうかな」というわけにはいかないのです。
▪️その後は、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」へ。自分へのご褒美です。「お疲れ様、自分」ということですね。お店にはす仲の良いご常連のお二人がすでにおられました。お2人とおしゃべりをしながら、楽しい時間を過ごすことができました。ありがたいですね〜。とても良い気分転換になりました。そうしているうちに、お若いグループが来店されました。お聞きしてみると、滋賀県庁の皆さんでした。一番年長の方でも、私の子どもの世代です。滋賀県庁には7年間勤務したので、ついつい話しかけてしまいました。あちらからすると、迷惑ですよね。でも、皆さんお優しく、きちんと対応してくだしました。ありがとうございました。
▪️あとで、お店から教えていただきましたが、このグループのお1人のお父様は、私のゼミでプロデュースした日本酒「北船路」(平井商店)の原料となる米を生産されている農家さんなのだそうです。ということで、お父様は私のことをよくご存知とのこと。どなたでしょうね。昨日は、そのような話になる前にお店を出たので、お名前をお聞きすることができませんでしたし、日本酒プロデュースの話で盛り上がることはできませんでした。ちょっと、残念。「利やん」という居酒屋は、今回のように、いろいろ「ご縁」をつないでくれる不思議な居酒屋なんです。
▪️話は変わりますが、昨日は、ものすごく暑かったです。漢字としては間違っていますが、熱いといった方が正しいのかもしれまん。「自衛」のためには、日傘を利用していますが、さすがに40℃になると地面からも相当熱が伝わってきます。きつかったです。職場最寄駅は、地下鉄「くいな橋」になります。その近くに、大きな温度計が気温を電子表示するようになっています。トップの写真がそうです。この写真を撮る直前までは、40℃でした。これまで67年生きてきましたが、40℃を超える気温をたぶん経験したことがないように思います。ということで、撮ったのですが、撮る直前に39℃になってしまいました。本当に暑いです。もうこれからは、半ズボンの方が健康のためには良いのではないでしょうか。「くいな橋」から研究室まで歩くと、ジーンズだと汗で湿ってしまいます。夏期休暇中、自分の研究室に出勤するだけならば、これからは半ズボンにしようと思います。
修士課程の中間発表会
▪️今日は、社会学研究科の修士論文中間発表会でした。社会学専攻、ジャーナリズム専攻、社会福祉学専攻にわかれて中間発表会を開催しました。私は、ジャーナリズム専攻の知り合いの院生さんの発表だけ聞いて、そのあとは社会学専攻の発表を聞かせていただきました。
▪️うちの大学院だけではないのですが、多くは中国からの留学生です。また、特定の分野の研究をしたいというよりも、修士号の学位を取得したいという感じの人が多く、まあ日本の学部生と似たような感じかなと思います。背景には、現代中国の現実があります。中国では、今や大学を卒業しても就職できません。大変な就職難なのです。若者にとって、大変生きづらい社会になっています。
▪️そのようなこともあってか、社会学専攻の院生の皆さんの中間報告は、現代中国社会の若者の生きづらさを背景にしたものが多いように感じました。今日、初めて知りましたが、現代の中国社会では「専業子供」という概念が登場しているのですね。それから「断親」。ここでは説明しませんが、ぜひネットの情報を検索してみてください。急激に圧縮した形で、つまり短期間で近代化したことが大きく影響しているのです。
▪️中間発表会の後は、キャンパス内にあるスターバックスのコーヒーで交流会を開催し、そのあとはキャンパスの近くにある四川料理店で開催しました。社会学部教務課の近藤 裕彦さんが中間発表会、交流会、懇親会の全ての準備を丁寧にしてくださいました。その結果、いずれもとても盛り上がりました。近藤さん、ありがとうございました。さすがKGボーイ。“Mastery for Service”ですね。
▪️写真は、中国の淡水魚を使った四川風の料理です。龍大の近くには、こういった「ガチ中華」(日本風になっていない、大陸の現地の中華料理)嬉しいです。まあ、確かに辛いのですが。美味しいです。