松本拓さんの記事と地域エンパワねっとの記事
▪️龍谷大学大学院社会学研究科に在籍されていた松本拓さんに関する「わからないからこそ面白い! 理屈じゃない障がい者アートの魅力」という記事です。龍谷大学のホームページに掲載されています。松本さんは、現在、龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターの研究員をされています。そして、学部生のときからの友人でありデザイナーである宮本賢司さんと一緒に、障がい者アートに取り組まれています。これまで、『MY WAY YOUR WAY 迷わず行けよ 行けばわかるさ(2016年)』、『TOO MUCH やりすぎ!展(2018年滋賀/2019年京都)』、『想像する文字展(2021年京都)』といった企画展に取り組まれてきました。松本さんの役目は、キューレーターということになるのでしょうね。時々、キャンパスでお会いしますが、とても溌剌とこのテーマに取り組まれています。
▪️もうひとつは、社会学部で私が担当している社会共生実習「地域エンパワねっと」の「活動フィールド「大津市中央学区」の現状を学び、実習活動の方向性を検討しました【社会共生実習】」という記事です。大津市の中央学区自治連合会顧問である安孫子邦夫さんにお話を伺わせていただきました。この日のことは、このブログの「会議用のwebカメラを使ってお話を伺いました。」という投稿にも、当日のお話の内容を少し詳しめに書いています。よろしければ、そちらもお読みください。
新しい定期券と琵琶湖疏水
▪️昨日は、授業は午後からだったので、いつもよりも少しゆっくり目に出勤しました。JR京都駅から稲荷駅まで奈良線に乗車するのですが、インバウンドの観光客に加えて、1限と2限の授業が始まる前は、たくさんの学生さんたちが乗車しているので、その時間帯は外さないといけません。行きも帰りも、狭いホームにたくさんの方達がいることになるので、「危険」だなと思うようになりました。何か事故が発生してもおかしくないからです。
▪️ということで、JRの奈良線の利用をやめることにしました。京都駅からは地下鉄を利用することにしたのです。人事課に行って通勤経路の変更の相談をしたところ、大学のポータルサイトにある「らくらくBOSS」から変更してくれとのことでした。その変更を済ませてから、今度は、今使っている定期券の解約と新しい定期券の購入です。
▪️まずは地下鉄の定期券販売所に行きました。その場所を探すのにちょっと時間が経過。まあ、「ああ、なんだ」とい場所にありましたが。そこで、初めて知りました。ICOCAにJRだけでなく地下鉄の定期券も組み込むことができるのですね。地下鉄のカウンターの職員さんに事情を説明したところ、まずはJRさんに行ってくださいということになりました。
▪️京都駅のJRの「みどりの窓口」に行って手続きをしようとすると、なんと50人を超える方達が待っておられるようなのです。仕方なく諦めて、本を読みながらじっと我慢。やっと自分の番が回ってきて、いろいろ説明して、なんとか新しい定期券が発行されました。若い方達ならば、さっさと処理されるのでしょうね。おじいさんの私はかなり時間がかかりました。疲れました。これから歳をさらにとっていくと、どうなるんだろう…いろんなことに時間がかかるのだろうなと、ちょっとそのような心配をしてしまいました。
▪️そうそう、地下鉄の定期券販売所を探しているときに、突然、不安げな若い女性から声をかけられました。スマホで電車移動のためのアプリの画面を私に見せて、大阪に行くのだけど、どこに行けば良いのか教えてと聞いてこられました。アプリの画面の文字からすると、中国の方のようでした。拙い英語で聞いてこられて、こちらも拙い英語で説明。ついでだからと、JRの改札口まで案内。定期があるから構内に入って大阪行きのプラットホームまで案内しようかと思いましたが(古い前の定期もあったし)、相手の女性もそこまでしてもらってはと思われたのでしょう、手持ちのお菓子をお礼に私に渡そうとされるのですが、渡されても困るので、そこでお別れ。きちんと大阪まで辿り着けたかな。
▪️写真は、深草キャンパスの近くを流れる琵琶湖疏水です。「くいな橋」から通勤すると、こういう風景を眺めることができなくなります。そこが残念です。
「館内ツアー」と「情報検索講習会」
▪️今日の1限の「基礎ゼミナールA」の時間は、まずはいつもの教室に集合しましたが、少しだけ授業をした後、一緒に9時半過ぎに515教室を出て、図書館に向かいました。9時45分から図書館の「館内ツアー」が始まりました。図書館に勤務されている方が、ツアーの最初に説明があり、そのあとはクイズ形式で、館内をめぐるようになっていました。私も同行しました。その後、10時15分からは、地下1階のPCコーナーで、「情報検索講習会」が始まりました。
▪️事前に、「図書館オリエンテーション」に用意された3つの動画、①深草図書館の概要、②深草図書館 館内紹介、③蔵書検索方法を視聴しておいてくださいとmanaba(クラウド型の学習管理システム)で伝えたおいたのですが、はたしてみてくれたのかな。不安です。チェックしたところ、事前に視聴した人は半分程度でした…がーん。まだ、manabaに慣れていないから…ということにしておきます。
▪️写真は、「情報検索講習会」の様子です。昔の学生さんたちとは異なり、キーボードの操作には皆さん慣れておられますね。
健康に留意して1年を過ごします。
▪️昨日は、67歳の誕生日でした。たくさんの皆さからお祝いのメッセージを頂戴いたしました。ありがとうございました。
▪️母親からの遺伝で、糖尿病という持病を抱えることになりましたが、一生懸命、そしてある意味「楽しみ」ながらコントロールするようにしています。身体は正直で、そうやって日々のコントロールを積み重ねることが、毎月の血液検査の結果にきちんと現れてきます。それを励みに、ストイックにコントロールを続けています。この辺りは、スポーツアスリートの心理と感覚的に似ているかもしれません。
▪️この病気は舐めてかかると、大変なことになります。癌、心臓疾患、脳疾患、認知症のリスクを高めることが知られています。また、合併症等の恐ろしさについてもよく知られています。よく知られているのに、この病気は痛くも痒くもないので、知らない間に病気が進行してしまうのです。ただし、このような持病を抱える身になりましたが、きちんとコントロールすれば健康寿命を伸ばすことができることもわかっています。名前が健一ですから、名前のごとく「健」康第「一」に過ごしていきたいと思います。健康に留意して、この1年を過ごします。平均寿命までは健康を維持しながら、成人した孫と酒を酌み交わすことを目標にしたいと思っています。ただし、糖質を含む日本酒やビールではなくて、私は蒸留酒で。
▪️今日も5時半に起床して、ルーティンの風呂の掃除と弁当作り、それから朝食作りと洗い物をして出勤しました。今日は、自宅最寄駅の7時半前の電車に乗りましたが、すでに満員でした。京都駅からは奈良線が混雑で大変な状況でした。稲荷駅には8時過ぎに到着しましたが、その前の東福寺駅でも、稲荷駅でもたくさんの高校生が電車から降ります。これはきついですね。やはり、京都市営地下鉄の方に切り替えなければなりません。帰りは、よく大学から京都駅まで歩いています。そうすると、1日の歩数が1万歩を超えます。できれば、週末に20~30km程度歩けば良いのですが、今はそれを行う時間的・精神的余裕がありません。せめて通勤時にと思い、歩いています。
▪️写真は、私の研究室の一部です。ごちゃごちゃしているのは、性格のせいですね。京都にキャンパスが移転しても、滋賀のことを大切に仕事をしていきます。ということで、滋賀県の地図を貼り付けました。また資料を並べてあるブックトラックの横には、岩手山に登頂した時の記念の手拭いを飾ってあります。滋賀愛、岩手愛。大切にしています。デスクの上にあるマグカップは、岩手県立大学に勤務していた時の記念品です。愛用しています。ここにも、岩手愛がさりげなく。
キャンパス移転に伴う多少の戸惑い
▪️深草キャンパスに社会学部が移転して、多少、戸惑うことがまだあります。瀬田キャンパスも深草キャンパスも、両方とも龍谷大学のキャンパスですが、キャンパス管理上のルールがいろいろ違っているからです。早く、慣れないといけませんね。
▪️瀬田キャンパスは、学部棟があり、あまり歩かなくても大丈夫だったのですが、深草キャンパスは学部棟がありませんので、結構、キャンパス内を歩くことになります。また、近くにホームセンターやスーパーマーケットもあるので、ちょっとした買い物をすることもあります。そういうこともあってだとは思いますが、連日、ベルトに装着している歩数計の数値が1万を越えます。確実に瀬田キャンパスで働いていた時よりも歩数が増えています。昨日から授業が始まりましたが、一昨日は使用する教室の機器が使えるかどうか、鍵を借りてあらかじめ「予行演習」をしてみました。最初は、慣れないもので、戸惑いがありましたが、なんとか使えることがわかりました。
▪️昨日の2限は「地域再生の社会学」の授業でした。履修者は84名だったと思います。ちょうど良い人数でしょうか。そのようなわけで、昨日は早く大学に到着できるように、早起きをしました。気合いが入りすぎたのか、まだ暗いうちに目が覚めてしまいました。でも、もう一度眠ることはできず、目をつぶってじっとしていました。5時半前に起床し、毎朝のルーティンである風呂の掃除を行い、弁当をつくり、朝食を準備して、食べて、洗い物をして7時頃に自宅を出ました。大学には8時少し前に到着しました。守衛さんが東門を開けている最中でした。ということは、8時前にはキャンパスの中に勝手には入れないわけですね。夜の11時から朝の8時では機械警備しているのでしょうか。また、聞いておこうと思います。そのことはともかく、この時間帯だと電車は比較的空いていて、混乱なく通勤できました。
▪️今日は、1限に「基礎ゼミナールA」(1回生のための入門ゼミ)の授業がありました。今日は、全体授業です(トップの写真)。「基礎ゼミナールA」は、社会学部の新カリキュラムでは1回生の必修の授業になります。全部で28クラス。木曜日の1限と2限に分かれて開講されています。私のクラスは、1限の方です。今日は全体授業でしたので、特に、たくさんの学生さんたちの前でお話をする必要もなく、準備の必要もないので、8時40分にJR稲荷駅に到着する電車で通勤したのですが、電車は大変な混み合いでした。駅からキャンパスまでの道も、学生さんたちで溢れていました。もちろん、「基礎ゼミナール」の学生さんたちだけではなく、他学部や上回生も含めてです。新学期の最初は、めちゃくちゃ混み合うのです。やはり、通勤はもっと早めの時間帯にしなくてはいけませんね。また、京都駅からはやはり地下鉄に変えたほうが良いようですね。
通勤時に花見ウォーキング
▪️今日は、地下鉄十条駅から、お花見をしながら大学まで歩きました。鴨川を渡り東に進みました。そして、インバウンドの観光客で大変混雑している伏見稲荷をちょっとだけかすめて、琵琶湖疏水沿いを北から南へ、いつもよりも少しだけ長く歩きました。まだ、汗をかくほどではありませんが、かなり暖かくなりましたね。
▪️大学の近くで、「稲荷の家 ほっこり」という古民家を利用した施設の前を通りました。1階が高齢者のための介護施設(通い・訪問・泊まり)で、2階が子育て支援の場のようです。サイトを拝見すると、「呼吸器や酸素、吸引や注入など 様々な医療的ケアの必要なお子さんとそのご家族のための居場所づくりを行っています」との説明がありました。こういう介護施設が地域の中にあると、安心できますね。
▪️深草キャンパスの界隈のことをあまり知りません。もう少し歩いてみないといけませんね。このあたりは、「ガチ中華」の店が多いことでも有名です。そのうちに、どこかに行ってみようと思います。
「トークイベント”TREP TRIPs vol.0”『龍大OGの先輩起業家に 聞いてみよう!』」
▪️先週の金曜日、私が龍谷大学のすべての部屋の中で一番素敵だなと思っているREC深草の「創業支援ブース」で武村幸奈さんのトークイベントがあり、参加させていただきました。「トークイベント”TREP TRIPs vol.0”『龍大OGの先輩起業家に 聞いてみよう!』」です。
▪️武村さんは、龍谷大学政策学部の学生だったときに、株式会社「はたけのみかた」を起業されました。武村さんは、政策学部の深尾昌峰先生の授業から強い刺激を受け、また地域連携の活動に参加することのなかで知り合った有機農家を「笑顔にしたい」と考えるようになりました。有機農業の農産品は、市場と相性が悪いのです。安定的な販路がない…、そろそろ直売所を閉める時か…と悩んでおられた有機農家を「笑顔にするため」に、起業することにされたのです。未来に購買が続いていくもの、一時的な流行ではなく、何か文化を形成するような事業、誰かの困りごと解決するような事業に取り組もうと何度もビジネスプランを考え直されました。そして、4回生の秋に、「はたけのみかた」を起業して、赤ちゃんに有機野菜の離乳食を届ける事業に取り組まれるようになりました。
▪️自分の子どもに安心・安全な離乳食を食べさせたいけれど、それができない方達。自分自身の子どもに対する責任感を強く感じておられる方達。離乳食に手間をかけたいけれど、共働き等でそれができない方達。そのような方達を「笑顔にするため」に、通常では廃棄される規格外の有機野菜を農家から高値で買い取り、その野菜を原料に、不必要な添加物等を使わすせ、味付けはシンプルに塩だけにして、素材の味を活かした安心安全な離乳食を製造販売されたのです。武村さんは、会場の学生の皆さんに次のように語りかけました。ちっぽけな私。そんなちっぽけな私でも、たくさんの人とのつながりの中でも、目の前の困っている人たちを「笑顔にするため」に、大きな役割を担うことができるのだと言います。そのためには、心を動かし続けることが大切だとおっしゃっていました。
▪️そして、大学生だからこそできることがあるとも語っておられました。まず、大人(大学教員=周りにいる専門家)に聞くことができる。第一線で活躍する研究者が目の前にいるというのです。それが大学です。大学生には時間があります。トライ&エラーに時間を使うことができます。そして学びを即実践に活かせるのも大学生なのです。全力で遊び、いろんなところに行ってみる。素晴らしい仲間と出会える。大学は、起業するのに最高の場所なんだと。とても素敵なお話でした。
▪️私からも質問をさせていただきました。赤ちゃんは離乳食の段階をいつか終えるわけですが、その後、離乳食を食べなくなった段階で、有機農家と消費者の関係はどうなっていくのかという質問です。たくさんの有機農家と契約されているそうなので、子どもが成長した後も、市場に 出回らない、規格外の野菜を届ける事業もできるのかなと思ったのです。今は、離乳食で手一杯の様子でしたが、そのような事業にも展開されている意欲をお持ちのようでした。いろいろ武村さんの言葉が心に残りました。目の前の人のことを考える。顔を知っている人のことを考える。そこにニッチがある。誰かの困りごとをなんとかする。誰もやっていないから自分がやるしかない。
▪️政策学部からはたくさんの方達が起業されています。社会学部の学生の皆さんも、せっかく深草キャンパスで学ぶようになったのですから、こういった先輩たちから良い刺激を受け取ってほしいと思います。この日は、どういうわけか政策学部の学生さんは一人もおられませんでした。フロアから質問されたのは、文学部、経済学部といった他学部の学生さんたちでした。社会学部の学生さんについても…いなかったかな。これからですね。
▪️社会学部の瀬田キャンパスから深草キャンパスへの移転に伴い、深草キャンパスを「目まぐるしく変化する社会環境において社会科学の叡智を結集し新たな知や価値を創出するキャンパス」にしていくことが決まっています。キャンパス単位で、学部を超えた様々なレベルの交流が活発化して、創発的にさまざまな予想を超える動きが生まれてほしいです。この創業ブースは、そのような新たな展開の一翼を担うのではないかと思っています。
「基礎ゼミナール」のクラス会
▪️今日は、新入生が必修の「基礎ゼミナール」の「クラス会」が行われました。勤務する社会学部が、瀬田キャンパスから深草キャンパスに移転し、3学科体制から改組を行い1学科体制となり、カリキュラムも一新しました。そのカリキュラムのもとで、新入生全員が「基礎ゼミナール」に所属することになっています。今日は9時半から、その「クラス会」の前に、新校舎である慧光館の大講義室に全員が集まりました。まず、9時半から新しいカリキュラムの体系や資格課程についての説明が、教務主任や担当教員からありました。10時半からはいよいよ「クラス会」です。新入生が28クラスに分かれて、それぞれの担当教員のいる演習室へと移動しました。自己紹介等は、来週以降の授業で行うとして、今日は少しだけやりとりをしたあと、キャンパスツアーに出かけることにしました。
▪️RECの創業支援ブース、キャリアセンター、情報メディアセンター、教学部/教職センター、社会学部教務課、グローバル教育推進センター、ラーニングコモンズ、図書館、生協、学生部、保健管理センター、セブンイレブン、社会学部プロジェクトワークルーム…順番に回りました。創業支援ブース、キャリアセンター、社会学部教務課では、職務でお忙しい中職員さんが簡単な説明をしてくださいました。ありがとうございました。特に、創業支援ブースの野澤さんには特別にお世話になりました。大学の中には、学生の皆さんを支援するための様々な部署があることを知っていただけたかと思います。少しずつ大学に慣れていただくしかないのですが、キャンパス内をご自身でも「探検」していろんな「発見」があったらいいなと思っています。
▪️午後からは、社会学部の先輩たちが「新入生歓迎会」を催してくれました。私も最後までではないですが、参加させていただきました。私の基礎ゼミナールは、7割ほどの方達が参加して歓迎会のアトラクションでを楽しまれました。私も一緒に楽しみました。すぐに打ち解けた雰囲気になって、これからのゼミナールも楽しくできるのではないかと思います。最後は、ビンゴゲームだったようですが、「基礎ゼミナール」の担当者会議が開催されるため、途中が抜けさせていただきました。新入生と楽しい時間を共有できて有意義でした。
▪️「基礎ゼミナール」は新カリキュラムの新しい授業なので、予想外のこと、至急に対応しないといけないこと、そのようなことが発生するでしょう。また、授業を行いつつ気がついたことやアイデアについては、担当者間で共有して、この授業の運営をさらに良い方向に持っていかねばなりません。これからのこの授業の展開を楽しみにしています。私は定年退職まであと2年なので、今年の新入生の皆さんが卒業する時には、大学にはいません。少し寂しい気持ちもありますが、大学入学後の初年時の教育はとても大切なので、そんなこと言っていられません。
【追記】▪️教務課の職員さんとのやりとりで、「午前の学生を前にしての先生方の姿がとても生き生きとしていたのが印象的でした」、「先生が生き生きとすると学生さんも生き生きとしてるなぁと見ていて思いました」と語っておられました。その通りですね。教師は、学生に活かされているし、その気持ちは全ての人にではないけれど学生さんたちにも伝わるのだと思います。
年度がかわりました。
▪️昨日は、2024年度最後の日で、辞令公布式でした。もちろん、私は出席しませんが、この年度末で退職される教職員の皆さんが出席されました。この辞令公布式のあと、何人かの知り合いの先生方にお会いしました。東門を入ったところで、経済学部の西垣泰幸先生にお会いしました。副学長をはじめとして大学の要職を勤められました。これからも龍谷大学の教職員により組織されている滋賀県人会でお会いすることになるのではないかと思います。
▪️私の研究室がある聞思館に、社会学部の高松智画先生と川中大輔先生がやってこられました。お2人は昨日で龍谷大学を退職するということで、新校舎を見学に来られたのです。高松先生は、定年退職までにはもう少し時間がありましたが、ご高齢のお母様のこと心配され、これからは実家でお母様とお暮らしになります。川中先生は、先生の母校である関西学院大学の人間福祉学部に移られます。川中先生と私とは親子ほど年齢の違うわけですが、ずいぶん仲良くさせていただきました。いろいろお話もさせていただきました。ありがとうございました。2025年度は、社会学部に非常勤講師としてやってこられます。4回生のゼミのご指導のためです。その時にも、またお話をさせていただければと思います。
▪️今日は、2025年度、新年度です。学長は、文学部の安藤徹先生が就任されました。副学長は、理事長をしているNPOのことでいろいろご相談に乗っていただいている政策学部の深尾昌峰先生が留任。あとは、いろいろ仏教に関して素人の質問をさせていただいてきた文学部の玉木興慈先生、誕生日が偶然にも同じ政策学部の村田和代先生、そして先端理工学部の岸本直之先生が就任されました。新しい体制で、大学の運営をリードしていただきたいと思います。
▪️キャンパスでは、すでに学生の皆さんが新歓の活動を始めておられました。明日2日は入学式、明後日3日は新入生が履修する基礎ゼミナールのクラス会が開催されます。これまでは3学科でしたが、新社会学部は総合社会学科1学科です。その中が、現代社会領域、文化・メディア領域、健康・スポーツ社会領域、現代福祉領域の4領域に別れています。ただし、学科ではなく、それぞれの領域の学生の皆さんが交流しながらそれぞれの学びを進めていきます。クラス会では、全領域の学生の皆さんが集まります。まずは、社会学部教務課から、3年生から始まるプロジェクトについて、社会調査士資格について、福祉関連の資格について、海外研修についてなど、大切なことに関して説明があります。そのあとは、クラスごとに分かれて、クラス会が開催されます。昨日は教務課から名簿が送られてきました。全員で19名。素敵なクラスになるように教員として頑張ろうと思います。クラス会のあとは、先輩たちが開催する新入生歓迎会。そして、そのあと、まだまだ続きます。基礎ゼミナールを担当する教員が集まり運営に関して会議を開催します。
▪️写真ですが、私の研究室からの風景です。新入生の入学を祝うかのように、良いタイミングで桜が咲いています。窓際には、研究室に潤いが欲しいなと思い、小さな観葉植物の鉢を置きました。その横は、携帯ラジオです。瀬田キャンパスではうまく聞こえませんでしたが、こちらの深草キャンパスではガンガン受信できます。弁当を食べながら、ラジオを聴いています。
【追記】
▪️研究室で、朝作った弁当で昼食を済ませたら、来客がありました。今日から、情報メディアセンターの部長に就任された岡田雄介さんと、高大連携推進室の課長に就任された齊藤明さんでした。新しい校舎を見学されているようでした。私の名前を見つけて、話をしに来てくださったのです。嬉しかったですね。せっかく同じキャンパスになったのだから、また呑みましょうという話になりました。
花に癒され出勤と素敵な報告
▪️今日は日曜日ですが、出勤しました。引越しで取られた時間を取り戻そうと頑張っています。ということで、朝、少しだけ、庭の花を眺めて癒されました。上段左、ヒカゲツツジ。上段右、イカリソウ。冬の間に、昨年の枯れた葉を刈り取っていませんでした。春を迎え、慌てて枯れ葉を取り除いたら、一緒に花芽も少し刈り取ってしまったみたい…残念です。中段左、ヒメツルニチニチソウ。中段右、ヒマラヤユキノシタ。下段、スミレ。正確な品種、わかりません。栽培品種です。野生の小さな小さなスミレも、もうじき庭で咲き始めるはずです。
▪️こんなふうに書くと、庭が花でいっぱい…みたいな感じではありますが、そうではありません。ところどころで可愛らしい花を咲かせてくれています。でも、本当は庭中に花が咲いて欲しいです。特に、春は。まあ、それは定年退職後の楽しみにしておくことにします。それから、室内ですが、コーヒーの木を観葉植物として育てています。下段右、実がなったのですが、それが赤く熟してきました。どうしましょうかね。
▪️新しい研究室は、なかなか快適です。引っ越しも終わったし、仕事のペースをあげます集中していきます。大学の図書館にない書籍を滋賀県立図書館で探して借り出したりしています。『油脂石鹸洗剤工業史-最近10年の歩み-』(1981年)。なかなか興味深いですね。滋賀県立図書館には、また近々行かねばなりません。
▪️そんな中、素敵な報告がありました。私は2004年から龍谷大学社会学部で勤務しています。昨日は、最初のゼミの卒業生、脇田ゼミ1期生から連絡がありました。その卒業生は、卒業後すぐに結婚されました。この学年とは、過去に2〜3回、同窓会を開催したように記憶しています。今回の連絡の中身は、お子さんが、この春から龍谷大学に入学されるということでした。そのお子さんが、まだ赤ちゃんだった時に、私は抱っこしているのです。なんだか、感慨深いものがあります。時間が経つのは、本当にはやいです。
▪️ もう少し、今日のことを書いておきます。今日は研究室に入る時、私の研究室の前にある共用の洗い場の横の備え付けの大きなテーブルで、1人の学生さんが勉強されていました。お尋ねすると、法学部の学生さんとのこと。新しい校舎に、勉強するのに良い場所を見つけてられたようです。ここは、コンセントがあるのです。日曜日だと、人があまりいませんしね。私が帰宅する時も、まだ勉強をされていました。頑張っておられます。
▪️帰りは冷たい風が吹く中、JRの稲荷駅まで歩きました。駅のプラットホームで電車を待っていると、吹奏楽部の部員さんが向こうからやってこられました。コントラバスの主席奏者、4回生の方です。今まで瀬田キャンパスで練習だったとのこと。これから、京都駅の近くでアルバイトをして、晩遅く、遠くのご自宅まで帰宅されるのだそうです。慣れているとはいえ、大変ですね。
▪️勉強にしろ、課外活動にしろ、頑張っている学生さんと話ができて嬉しかったです。元気をいただきました。