龍谷大学吹奏楽部 第46回定期演奏会

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■昨日は、龍谷大学吹奏楽部の第46回定期演奏会でした。素晴らしい演奏に、大変感動いたしました。今回は、私もよく知るクラシックの曲がプログラムに入っていました。最後の曲は、ワーグナーの歌劇「リエンツィ」序曲。学生時代にオーケストラで演奏しているので、個人的にも格別な感動がありました。アンコールの「ダニーポーイ」も心に音が染み込むようでした。部員の皆さん、ありがとうございました。龍谷大学吹奏楽部は、このようなクラシックから現代曲、そしてポップスに至るまで、非常に幅広い音楽的表現のできる素晴らしバンドだと思います。若林監督をはじめとして、指導者の先生方が、全国屈指の学生バンドに育て上げてくださったおかげです。

■今年の4月に部長に就任して、できるかぎり吹奏楽部の活動に伴走してきました。とはいっても、基本は「ただ、いるだけ…」の部長です。どれだけ実質的に吹奏楽部に貢献できたのかなあ、その辺りのことはよくわかりません。長い目で見てください。とはいえ、4月から12月までの9ヶ月で、ずいぶんたくさんのことを経験させていただきました。たくさんのステージを拝見することができました。降誕会の提灯行列にも一緒にくっついて京都の街中を歩きました。練習場にも何度も通って、部員の皆さんの練習の様子を見守ってきました。吹奏楽コンクールの京都府大会、関西大会、そして全国大会へと進んでいくプロセスを部員の皆さんと一緒に体験できました。部員の皆さんが、演奏だけでなく運営に関しても相当な努力や苦労をされていることを知ることになりました。だからでしょうか、最後の演奏会を終えて、ステージ上で涙を流す4回生皆さんの気持ちが伝染してちょっともらい泣きしてしまいました。まあ、元々、涙脆いということもありますが…。

■今年の演奏会、昨日の定期演奏会が最後になりますが、新年になりますと、アンサンブルコンテスト、京都府精華町の中高生とのジョイントコンサート、関東の大学吹奏楽部とのジョイントコンサートと、いろいろ演奏活動が予定されています。ちなみに明日は、他大学との吹奏楽関連の会議があります。コンクールを中心に大変盛り上がっている中高の吹奏楽部とは異なり、大学の吹奏楽部は全国的にやや停滞気味です。大学の吹奏楽部の数自体も減少しているそうです。また、吹奏楽部として活動をしていても、コンクールには参加しない大学多数あります。個別の大学を超えて連帯しながら、もっと大学の吹奏楽を盛り上げて行こう…明日はそのような会議です。もっとも私は吹奏楽の世界は超初心者でしかないので、関係者の皆さんのご意見から学ばせていただくことになります。

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