福井の鉄道(2)「福井電鉄」

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20130813fukui8.jpg■前回のエントリーでは、福井大学での集中講義をすませ、最寄りの駅から福井駅まで移動したときのことをアップしました。昨日は、そのあと、「福井電鉄」で福井駅前から越前武生まで移動したのでした。もちろん、JRでもよいのですが、私鉄ローカル線をもっと味わいたい…という願望があり、また武生のある越前市にも行かねばならない…用事があり、「福井電鉄」を利用したのでした。

■「福井電鉄」、以前は、現在運行している福武線の他に、鯖浦線と南越線があったようですが、経営難で廃線になっています。現在も運行されている福武線は、その名前からもわかるように福井と武生をつなぐ路線です。福井の中心市街地から郊外にかけては路面電車、途中からは通常の鉄道になります。「一粒で二度美味しい」わけですね。

■トップの3枚の写真は、郊外の田園風景のなかを走っているとき、車内から撮ったものです。素敵ですね~。すでに水田は黄金色に染まり始めています。こういう風景を味わうのが、私鉄ローカル線の醍醐味なんじゃないでしょうか。本当は、きちんとしたカメラで田園風景のなかを走っている電車を撮りたいのですが、そんなことをしている時間的余裕もありません。私のばあい、出張のついでにチョコット「プチ鉄」をすることが好きなものですから…(と、少し強がり)。

■右の写真は、私が乗車した電車です。ここは福井駅前の停車場ですから、どうみても路面電車ですね。しかし、新しい電車だけあって、少し形に特徴があります。トップ3枚の写真のうち、一番右側をご覧ください。車内が少し傾斜しているのがわかります。入口は前後と中央、3ヶ所ありますが、中央のところが低くなっているのです。ノンステップによるバリアフリー対応です。

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■終点の「越前武生」が近づいてくるとなにやら古めかしい車庫が見えてきました。現役です。素敵な味を出していますね~。こういうの、好きです。大切に保管していほしいです。車庫を。鉄道模型をやる人たちには、ジオラマを製作するさい、格好のモデルになるのではないでしょうか。終点「越前武生」に到着すると、右のような電車が止まっています。なにやら、古めかしい車体ですが、通勤・通学の朝夕に利用されているようです。

【追記1】

■途中、「FUKURAM」という最新の電車とすれ違いました。この「FUKURAM」は「ふくらむ」と読みます。「FUKUI=福井」と「TRAM=トラム」をかけあわせたネーミングのようです。街や夢が膨らむとの意味が込められているようです。うっかりしていて、気がついたのが遅かったので、撮影している時間は短いですが、3車両連結されていることがわかります。けっこう長いですね~。今年の3月31日に営業運転を始めたようです。


■きちんと撮影されたものも、アップしておきます。

【追記2】

■私が乗車したのは、新しい車両ですが、多くの皆さんは「福井電鉄」といえば、むしろこういう車両が街中を走っていることを特徴にあげられるのではないでしょうか。

【追記3】

■いいですね~。うっとり…。こういう鉄旅をしたいものです、本当は。

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