大学院の自己点検・評価

■最近、フルマラソン完走にむけて、朝のジョギングに取り組んでいます。今日も、朝5時半に起床し、6時過ぎから近くの「周回コース」を4周、5kmほどの距離を走りました。朝のジョギング=朝ラン、気持ちが良いですね。それに気持ちがリフレッシュして頑張って働こうとする意欲が体のなかから湧いてきます。ということで、朝ランを終えて大学に出勤。朝10時からさっそく会議に入りました。

■今日の会議は、大学院社会学研究科の執行部会議でした。社会学研究科には、社会学専攻と社会福祉学専攻の2専攻があり、それぞれに専攻主任と教務主任が1名ずつ、あわせて全体としては4名の教員が、研究科長である私を支えてくださっています。その4名の教員の皆さんと、教務課長さんと課員のCさん、そして私の7名での会議を始めました。今日の議題の中心は、龍谷大学の大学評価支援室が中心となって実施している「自己点検・評価」の結果や、社会学研究科内に設置されている制度整備検討委員会(社会学研究科執行部と両専攻の複数の教員から構成)の答申をもとに、社会学研究科の改革をどのように進めていくのかということでした。

■ふだん大学院の運営に従事していると、「ここが困った点だよね」、「ここをなんとかしないといけないよね」という事を、しばしば教員仲間で話すことになります。しかし、忙しい日常の業務に流されて、「わかってはいるけれど、なかなか取り組めない」状況に陥りがちです。大学評価支援室が実施している「自己点検・評価制度」は、そのような状況のなかでも、一端立ち止まって、改めて研究科という組織全体のことを見直し検討する(せざるを得ない)チャンスを与えてくれるものです。まさに狙いは「支援」にあるわけです。組織のもっている課題を整理し、潜在力を引き出すこと、いわば改善・改革に向けての自己組織性の活性化を側面から支援している…といってもよいのかもしれません。私たち執行部が思っていることは、この「自己点検・評価」の作業を梃に、さきほど述べた制度整備検討委員会の答申を具体化していこうというものです。

■これから夏期休暇に入りますが、執行部の先生たちには、作業を分担していただき、まずは改革にむけての「基本計画」づくりから取り組んでいただくことになりました。大凡のアウトラインは見えているので、教務課の皆さんの心強いバックアップをいただきながら、夏期休暇中に基本枠組みをつくってしまう予定です。さあ、頑張ろう!!

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