ナカマチ夜市

20120728yoichi1.jpg 20120728yoichi2.jpg 20120718toshiyan.jpg
■昨日は、朝から、大学院社会学研究科の修士論文中間発表会がありました。社会学専攻(社会学コース・ジャーナリズムコース)と社会福祉学専攻の2会場に分かれて行われました。夕方からは、慰労会が開催されました。普段であれば、最後まで院生や教員のみなさんと歓談して過ごすのですが、昨日は途中でお暇させていただきました。というのも、夕方から、大津市の中心市街地にあるナカマチ商店街(丸屋町商店街、菱屋町商店街)で「夜市」が開催され、学部のゼミでおこなっている「北船路米づくり研究会」が野菜市の出店することになっていたからです。研究会では、毎月1回第三土曜日の朝10時から、丸屋町商店街の大津百町館前で「北船路野菜市」を開催していますが、今回は、丸屋町商店街の方から「夜市」に出店しないかとのオファーがありました。活動を継続的に行っているのをご覧になって、お声掛けいただけたのだと思います。

■さて、「夜市」とはいっても、野菜の搬入は午前中でした。北船路の指導農家Fさんの軽トラで、大量の野菜やスイカが大津百町館に運ばれました。それを学生たちが受け取り、小分けにする作業を行いました。夕方に、他のゼミ生も集まり、18時半からの開店となりました。商店街は、かなりの人手でした。商店街に賑わいが戻っています。商店街は、本来、人びとの生活のインフラ(身近な場所で買い物ができる、必要なものが揃う)であることが基本なのだと思いますが、それと同時に、人びとが集い交流するプロムナードの役割も果たしています。「あそこに行くと、買い物もできるし、何か楽しいことがある」、商店街は本来そのような場所であるべきなのです。昨日は、そのような「あるべき姿の商店街」が、眼の前に現れた感じでした。

■写真・左は、大津百町館前の様子です。学生たちは声をからして、アーケードを通る皆さんに呼び掛けをおこないました。少し前だとモジモジしていた学生たちも、積極的にお客さんとコミュニケーションしているように見えました(写真・中央)。「夜市」ということもあり、野菜市の撤収は夜遅くになりましたが、学生たちは頑張ってくたようです。また、2人の4年生は、9月2日の「かかし祭」の内容を相談するために湖西・北船路の指導農家宅にでかけたようです。「~ようです」と書いたのには理由があります。この日、たまたま以前から脇田ゼミ2期生(2007年春卒業)の同窓会が開催されることになっていたからです。ゼミ生諸君には申し訳ないのですが、開店1時間程でぬけさせていただきました。

■とっても申し訳ないので、頑張って配達もしました。大津駅前にある居酒屋「利やん」への配達です。「利やん」には、いつも「北船路野菜市」の野菜を買っていただいていますが、この日も写真・右のような野菜を買っていただけました。マスター・光山さん、ありがとうございました。ということで、記念写真(?!)。

管理者用