高時川の濁水問題について・村上悟さんのnote

▪️滋賀県で環境問題に取り組まれている村上悟さんのnoteです。先日(8月9日)に開催された「高時川濁水問題に関する報告会」の報告です。
▪️滋賀県で環境問題に取り組まれている村上悟さんのnoteです。先日(8月9日)に開催された「高時川濁水問題に関する報告会」の報告です。
あの豪雨から一年。滋賀県主催「高時川濁水問題に関する報告会」に参加して(解説・レポート・感想)

昨年(2022年)の8月4日から5日にかけて高時川源流域で豪雨があった後、高時川では濁水がながらく続いている。この問題について昨日(2023年8月9日)、滋賀県庁主催の「高時川濁水問題に関する報告会」が長浜市高月市所で開催され、出席してきた。
 この報告会に至る経緯の整理と、この日の記録、そして今、感じていることを記しておく。

▪️この高時川に関しては、このブログの以下の投稿も併せてご覧いただけると嬉しいです。濁水の問題だけではないと思っています。

流域治水の真空地帯
「被害引き受けた農地の苦悩」という記事
高時川の氾濫に関してご教示いただきました。
流域治水に関連して
高時川氾濫の動画
高時川の氾濫に関連して-「遊水池」の受苦-

巻き肩対策

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▪️私は、デスクワークでパソコンの前に座って仕事をすることが多いせいか、巻き肩の癖がついてしまっています。その巻き肩が肩凝り、首凝りの原因になっています。そのままほうっておくと緊張性の頭痛になり、さらにはメニエール病にもなってしまいます。過去に2回ほど強い目眩で立てなくなりました。その上、血糖値と血圧も上がり、ここ数年は本当に体調が良くありませんでした。

▪️先日、肩こりの症状が出てきて、いつもお世話になっている鍼灸院で先生に施術を受けながら、アドバイスをいただくことができました。丸い柱のようなものを出してこられて、その上に寝てみるように言われました。同じものではありませんが、じつは、写真のようなヨガポールを持っていたのです。娘に「誕生日プレゼントは何がいいかい」と聞いたところ、ヨガポールをリクエストされました。その時に、なんとなく自分のためにも買っておいたのです。でも、イマイチ使い方がわかっていなくて…。鍼灸院の先生にやっと使い方を教えていただいたというわけです。このヨガポール1mほどの長さで、直径は15cm。この上に上手に寝て、転がらないように足を少し広げて身体を支えます。すると、自然に胸を張るような感じになって、巻き肩になってしまった肩が広がってくる感じなんですね。気持ちが良いです。

▪️ところで、先日鍼灸院に入った時のことです、受付で、先生から「愚息がお世話になっています」と言われたのです。そうなんです、受け持っている演習のクラスの学生さんのお父様が、こちらの鍼灸院の先生なんです。先生と同じお名前の方がクラスにいて、4月、演習が始まった頃に、「ああ、お世話になっている鍼灸院の先生も、同じ名前なんですよ」というと、「それ、僕の父さんです」と。世の中いろいろありますね。

【追記】▪️老眼鏡が目に合わなくなっているのも、凝りの原因かなと思っています。よく見えないから、首で微調整するようになり、そのことが凝りにつながっているのではないかと思っています。

しばらくご覧いただけませんでしたが、復活しました。

▪️昨日8月11日から基幹情報ネットワークのリプレイス作業を行っていたようで、その関係かと思いますが、このホームページもご覧いただけない状況になっていました。リプレイスの結果、見られなくなったらどうしようと心配していましたが、杞憂だったようですwww。

▪️現在、このホームページ(そして日々の様子をお伝えするブログ)は、社会学部のサーバーの中に置かせていただいています。ただ、2025年は京都の深草キャンパスに移転するのですが、その際、吹けば飛ぶようなこのホームページはどういう扱いを受けることになるのだろう…と心配しています。退職後も、このホームページを継続していくとして、社会学部が深草キャンパスに移転するタイミングで在職期間は残り2年になりますし、民間のサーバーに移すこともありなんじゃないのかなと思っています。でも、その基本的な知識がないもので、よくご存知の方のお世話にならなくてはいけません。困りました。

ホール練習

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▪️今日は、来週19日(土)に開催される第73回関西吹奏楽コンクールに備えて、会場となる守山市民ホールで「ホール練習」に取り組んでいます。練習は朝10時半に始まりました。ホールの響きに合わせて、楽器の配置や音量や表現等について実に細かな調整が行われています。今日は監督とコーチ以外にも、学外の5人の先生方に指導にお越しいただいています。今日は、午前中、近江兄弟社高校吹奏楽部の生徒さたちも見学されていました。

▪️先日の京都府大会は招待された演奏でしたので、審査を受けるのは来週の関西吹奏楽コンクールからになります。私はいつものように「すごいな〜」と感動しながら練習を聞かせてもらっている、ただいるだけの部長なのですが、これも部長の仕事だと思っています。練習時や休憩時の部員の皆さんの表情を拝見することも、なんとなくですが、何か伝わってくる藻があるので大切なことかなと。

4年ぶりの県人会

20230809narakenjinkai.jpg▪️このブログに残しておくことを忘れていました。県人会のことです。私は、奈良県人会、兵庫県人会、滋賀県人会の3つに参加しています。いずれの県人会も、出身者だけでなく居住経験者も参加資格があることになっています。そのようなわけで、奈良、兵庫、滋賀の順番に参加してきました。ところが、このいずれの県人会も、新型コロナ感染拡大以降は開催できなかったのですが、先月になってやっと開催することができるようになりました。4年ぶりです。

▪️7月21日に、まず奈良県人会が開催されました。場所は、京阪祇園四条駅のすぐそばにある「菊水」です。暑い中ですしたが、屋上のビアガーデンで開催されました(写真は、ビアガーデンから撮った鴨川)。事務局の津秋博之さん、ありがとうございました。この日は、本当に、ひさしぶりに、ご退職された中川法城先生にもお会いすることができました。嬉しかったです。他学部の教員で退職された方だと、こういった「場」がなければ、なかなかお会いすることができません。県人会、ありがたいことです。

▪️7月31日には、滋賀県人会も大津市内の琵琶湖疏水側の疏水亭で開催されました。滋賀県人会、正式名称は淡水会です。ここでもやはり「おひさしぶり〜」という人が圧倒的に多かったですね。こうやって、学内のいろんな部署におられる方と、ひさしぶりにお会いして話ができるって、幸せなことですね。

多文化共生


▪️この本を購入しました。手元に届いています。夏期休暇中に読みたいと思います。以下の記事では、この本の著者である岡崎広樹さんが、多文化共生のためのポイントなついて語っておられます。

「ヘイトスピーチもあった埼玉の団地で外国人と共生。大切なのは世代間交流でした」

草ぼうぼうの土地から考える

▪️私が暮らしているところは、もともと丘陵地(地元の農村地域の里山)だったところを戸建住宅団地として造成した、よくある住宅地になります。里山が住宅地になったところは、「〜ヶ丘」、「〜平」、「〜台」という地名が付けられていることが多いように思います。燃料革命や化学肥料の登場で資源採取の場としての里山が必要で亡くなったことに加えて、高度経済成長期以降、都市の人口増加に伴いその周辺地域に住宅地を求める需要が生まれたことで、結果として都市郊外の鉄道駅の周囲の里山は住宅地として売却され住宅地が造成されていきました。地域によって時間差はありますが、ほぼそのような理由で都市郊外に住宅地が生まれていきました。もちろん、農村の市街地化とともに農地が売却されて住宅地になっていったところも多数あります。

▪️ところが、最近は、新規の住宅地の造成はあまり行われていないのではないかと思います。それどころか、高度経済成長期が終わった後に造成された住宅地であっても、子どもが成長し、老夫婦2人だけになった世帯、そして高齢者の独居世代が増えてきました。さらには、独居されていた方が高齢者施設に入ったり無くなったりすると、空き家が生まれてきます。人口減少、都心回帰の傾向の中で、子どもの世代は、もう実家には戻ってきません。私が暮らしている地域は、まだまだ小学生よりも小さな子どもたちが暮らしていますが、開発が1980年代に始まった隣接する住宅地では、少しずつ厳しい状況が生まれていると聞いています。

▪️私が暮らしている地域の話に戻りましょう。たくさんの戸建て住宅が立ち並んでいる中に、たまに住宅がまだ建設されていな土地があります。おそらくは、造成後、元々の地主さんに配分された土地なのではないかと推測しています。農地として使っておられる場合もあります。柑橘類や梅などの樹木を植えておられる場合もあります。草はぼうぼうですが一応農地として使っておられるような土地もあります。しかし、何もせずに草がぼうぼうを通り越して大変なことになっている土地もあるのです。

▪️これも私も想像ですが、資産的保有をされていても面倒なので土地の管理ができていないのではないでしょうか。現金が必要になった時、子ども世代が住宅地として利用する時のために、配分された土地を農地として活用しながら保有しているのではないかと推測しています。あくまで私の想像です。ある土地は、年に1回か2回、軽トラックでやってこられた地主さんらしき方が草刈機で草を刈り取っていおられます。しかし、全く何もされていない土地がありました。ところが昨日、そこの横を通りかかった時に、複数の高齢者の方達が生い茂った草の刈り取りをされていました。5人くらいだったかな。刈り取った草を大きな立方体の袋に詰め込んでおられました。その袋には、「シルバー人材センター」と書かれていました。地主さんは自分ではもうできないので、「シルバー人材センター」に依頼されたのかなと、これもまた勝手に想像しています。

▪️どのような事情があるかは別にして、「シルバー人材センター」にご依頼されるのもひとつの方法でしょうね。これまでは、なんとか自助努力して欲しいよなと、心の中では思っていました。そういう土地の横にお住まいの方は、いろいろ辛い思いをされているではないかと思ったからです。公道沿いの並木の剪定、その下にある低木の管理等については行政がされているのでしょうが、剪定や管理の回数が限られているので、ここからはすぐにススキの類が生えてくるのです。これも困ったことだなと思っています。勝手に刈っても良いものやら…。どうなんでしょう。できれば、自治会の活動である公園の草刈りと同じように、こういうところも手をつけたいなと思うのですが、どうでしょうか。社会全体として高齢化と人口減少が進み、財政難で行政サービスが低下していくことは必至な状況で、コミュニティとしてそのような社会状況にどう対応して世代交代や新陳代謝をはかっていくことが大切だと思うのです。個々の世帯が、住民同士がバラバラのままだと、いわゆる限界ニュータウンに向かっていくスピードは速くなってしまいます。

▪️高齢になりご自身ではできない庭の剪定を地域のボランティアグループが代わりにされているコミュニティを知っています。そういうコミュニティが草津市にあります。そのボランティアグループは、高齢者の住宅の庭の剪定だけでなく、コミュニティ内部の公共空間にシバザクラを植栽されるなど、コミュニティ全体の景観の維持にも努めておられました。そうやってコミュニティの整備をしていくことが、結果として空き家にならずに不動産の売買にもつながっていく可能性が高まると考えておられるようです。荒れ放題の庭だらけ、あるいは不快な場所が散見されるコミュニティの住宅は不動産として売れないからです。こういうことに危機意識を持つことはなかなか大変です。長い時間の中でじわじわっと進んでいくからです。このような景観の維持に限らず、子どもや高齢者にも優しいコミュニティづくりの活動をされているところもあります。そのような様々なコミュニティづくりの活動が、生活のQOLを高めるとともに、持続可能性を高めていくことにもなるように思います。コミュニティの評価につながっていけばとも思います。仮に「ここは地域活動があまりなくて楽ですよ」というような状況だと、短期的にはそう感じられても、中長期的には困ったことになるのではないかと思います。

吹奏楽コンクール京都府大会

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20230808concours2.jpg▪️ 今日は京都コンサートホールで、京都府吹奏楽コンクール大学の部が開催されました。龍谷大学吹奏楽部は特別演奏で、審査を受けず、次の関西大会に進出します(正しい説明かどうか自信がありませんが…)。贔屓目でしょうが、若林義人監督の指揮での演奏、圧倒的でした。すごいな〜。

▪️写真は、演奏の後の写真撮影の様子です。2枚目は、トランペットパートの指導してくださっている早坂宏明先生(元京都市交響楽団)ですね。トランペットパートの皆さん、とても素敵な笑顔ですね。先生からの丁寧なご指導で、納得のいく演奏ができたのかな。

▪️明後日は、関西大会前のホールを借りての練習。15日から18日までは合宿で、19日は関西大会当日になります。今年から関西代表は1校から2校になりました。龍谷大学はきっと全国大会に行くと信じていますが、いつものように隙のない磨き上げた圧倒的な演奏で会場を感動させて欲しいです。関西代表になると、次は、10月28日に宇都宮で開催される全国大会になります。

審議会・NPO

20230807insect_cage ▪️今日の午前中は滋賀県環境審議会自然環境部会に出席しました。私は、この審議会の委員ではないのですが、今回の議題が「(仮称)次期生物多様性しが戦略について」ということで、専門委員として出席しました。これまで滋賀県の「滋賀生物多様性地域戦略策定に係る専門家会議」や「生物多様性しが戦略推進専門家会議」で一緒にいろいろ議論をしてきた滋賀県立大学の上田洋平さんや琵琶湖ホテルの菊地玲奈さんも一緒です。

▪️ただ、いろいろ思うところもありました。戦略策定がまとめられたとして、その戦略を展開していく戦術や作戦にあたる取り組みが具体的にはどういうものなのか。今あるさまざまな施策とどう関連づけていくのか、その辺りのことがとても気になりました。策定はこれからです。期間が短い中で大変な作業だなと思いますが、事務局の皆さんに頑張って取り組んでいただきたいと思います。この点に関して付け加えれば、次期の「生物多様性しが戦略」が、すでに動き始めているMLGs(マザーレイクゴールズ)とどう連関していくのか、その具体的な姿も知りたいなと思いました。もうひとつ、地域の金融機関にも関心を持っていただき、生物多様性に取り組む民間企業を応援するような事業に取り組んでいただきたいとも思っています。

▪️午後からは、特定非営利活動法人「琵琶故知新」の仕事でした。以前から、NTT西日本滋賀支店さんと、地域の課題解決に関してご相談を積み重ねてきたのですが、支店長さんが交代されたということで、ご挨拶と意見交換の場を作っていただきました。お会いできて良かったです。

▪️そのあとは、引き続き特定非営利活動法人「琵琶故知新」の用事でした。事務局長さんのと藤澤栄一さんと一緒に法務局に行き、法人登記に関して提出すべき書類の指導をしていただきました。こういった一連の事務作業を全て藤澤さんにやっていただいていたのですが、結構、複雑で煩雑であることに驚きました。NPOの実務に長けておられる方からすれば、どうってことのないことなのかもしれませんが、私には複雑で煩雑に感じられてしまいました。慣れないといけませんね。

▪️ 写真は、この投稿の中身と全く関係がありません。中心市街地を移動している時に、丸屋町商店街の花屋さんの前を通りかかった時、虫の鳴き声が聞こえてきたのです。虫籠がぶら下げてありました。中にいるのは、キリギリスかな。まだ真夏ですけど。秋がもうじきやってきますかね。

中央学区夏祭

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20230807summer_festival3.jpg▪️昨日は、「地域エンパワねっと・大津中央」(龍谷大学社会学部・社会共生実習)で学生さんたちと一緒に、中央学区(大津市)で開催された「中央学区夏祭」に参加しました。場所は、中央小学校の校庭です。以前にも夏祭に参加した経験がありますが、以前にも増して、若いご家族の皆さんの参加が多いことに驚きました。素晴らしいですね。マンションがどんどん建設されて、マンションに転居されてくる家族が増えたからです。今は、教室が足らないくらい。知らない間に建物が増築されていました。

▪️たくさんの屋台というかテントが並んでいました。子ども向けのテントには、長蛇の列ができていました。私はというと、生ビールや缶のハイボールを購入して、校庭の真ん中のテントの下で、地元の古老の皆さんといろいろお話をさせていただきました。たくさんのテントでゲームや飲食のサービスを提供しているのは、体育振興会の皆さんです。頑張っておられます。素晴らしいですね。でも、こういう地域活動の担い手不足には困っておられるようです。もっと正確にいうと、これまで頑張ってこられた方達が高齢化しているのに、後継者が現れない…ということのようです。

▪️私が校庭の真ん中にある休憩用のテントで地元の古老の皆さんと地域の現場についていろいろお考えをお聞きしている時、学生さんたちは会場で子ども会育成連絡協議会で開催している「キッズクラブ」の活動について、アンケート形式でお話を伺っているようでした。この活動も後継者の問題を抱えています。で、ようでしたというのは、人が多すぎて学生さんたちを見つけられなかったからです。見つける前に、知り合いの方と話を始めてしまったのです(飲み始めてしまったのです)。

▪️すると、後ろから2名の学生さんに声をかけてもらいました。思っていたのと違って、大変そうでしたが、「自分たちが思っていた仮説みたいなんが違ってたとわかって、修正をかけることができて、むしろ良かったや〜ん、君らもビール飲んでええよ〜」と気分が良くなっていたおじいさん(私は)は言ったのですが、飲んでいるような余裕はなかったようです。

▪️夏祭が終わったあと、テントでお世話をされていた若いお父さんにも少しお話を伺うことができました。やはりマンションに転居されてきた方でした。こういった地域活動に参加されて、大変だけど充実感があるとお話ししてくださいました。「大変さ」と「充実感」を天秤にかけてみると若いお父さんの心の中では、「充実感」の方が重かったのかなと思います。いろいろな考えがあるのでしょうが、個人的には、大変だけど充実感がある…と感じる方が増えていけばと思いますし、そのような気づきが生まれる何か仕組みや仕掛けって、どのようなものなのかなと思っています。

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