龍谷大学社会学部のHP

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■自分の職場(龍谷大学社会学部)のホームページをみると、こんな写真がトップに掲示されていました。社会学部の4学科が連携して運営している「大津エンパワねっと」の学生たちの写真です。これは、エンパワが活動している2ヶ所のうちのひとつ、中央地区で活動しているチーム「わいるど・もんきー」の面々です。素敵な笑顔ですね~。

■右端になにやらジャケットの端っこが写っています。これは、私です。おそらく私がアホなことを話していて、学生の皆んなが笑っているのです。その瞬間を、取材したカメラマンが撮影したしていたというわけです。こんなことをいうと、ヤラセのような印象をもたられるかもしれませんが、実際、こんな雰囲気でいつも「大津エンパワねっと」を運営していきたいとは思っています。もっとも、ときには学生たちを叱って、シュン…とさせることもあるんですが。

第30回記念 2013びわ湖大花火大会


■知人の中野敬さんのfacebookの動画を、リンクさせていただいています。素晴らしい迫力ですね。特に、最後の演出はすごいな~!!

マザーレイクフォーラム・びわコミ会議(第3回)

20130807motherlake21.jpg ■今日は午前中大学にいってちょっとした用事をすませて、昼からは滋賀県庁にいきました。琵琶湖環境部琵琶湖政策課が所管している「マザーレイク21計画」(琵琶湖総合保全整備計画)の第2期に関連する「第2回マザーレイク21計画学術フォーラム」が開催されたからです。

■国の6つの省庁(当時の国土庁・環境庁・厚生省・農林水産省・林野庁・建設省)が1997年度から2カ年にわたり共同で実施した「琵琶湖の総合的な保全のための計画調査」をふまえて、滋賀県では、琵琶湖を健全な姿で次世代に引き継ぐための指針として、2000年3月に、琵琶湖総合保全整備計画(マザーレイク21計画)を策定しました。1999年度から2010年度までが第1期になります。私は、国土交通省の琵琶湖総合保全計画検討調査委員や、滋賀県の琵琶湖総合保全学術委員会委員としてこの「マザーレイク21計画」の第2期、2011年度から2020年度までの計画策定にかかわってきました。

■今日、開催された「マザーレイク21計画学術フォーラム」は、この「マザーレイク21計画」(2期)の進行管理(PDCAサイクル)の中で、施策の評価を、学術的な見地から琵琶湖と流域の状況について指標などを用いて整理・解析する役割を担っています。今日は、半年前に開催された第1回での議論や注目を、事務局が積極的に受け止めて、新しい方向性が示されました。もちろん、今日は基本的な方向性であり、この先、まだまだ難関が続々と続くわけですが、こういうのは気持ちがよいですね。困難なのはわかっているけれど、未来に「希望」がみてくるから。仕事は、こうでななくてはいけません。仕事は、前向きでないといけません。

20130807biwakomi.jpg ■ところで、この「マザーレイク21計画学術フォーラム」とも関係しますが、市民参加による施策の評価を行う会議も開催されます。8月31日に「コラポしが21」で開催される、「第3回マザーレイクフォーラム びわコミ会議」です。詳しくは、以下をご覧ください。

マザーレイクフォーラム・びわコミ会議(第3回)

第4回KAB国際会議

■韓国から国際会議のプログラムが届きました。
こんな内容の国際会議です。

The 4th International Conference
AG-BMP Development for Reservoir Water Quality Improvement
Korea AG-BMP Forum (KAB-4)
September 26-27, 2013, Jeonju, Korea

韓国では、これまで中央政府主導による点源汚染と処理施設中心の水質管理政策を行ってきました。しかしながら、近年、その限界が徐々に理解されるようになり、面源汚染、特に農業面源汚染削減の努力がなされています。韓国の農業は、小規模農業であり、水質管理への農家個々人の参加が不可欠です。

このような背景のもと、第4回・韓国農業ベスト・マネージメント・プラクティスに関する国際会議(Korea AG-BMP)では、テーマを「農業面汚染源の管理と地域共同体の発展」とし、地域共同体の視点から、統合化されたセマングム流域管理のために、制度、技術、そして地域の人々の参加をどのように促進していくのかという点に光をあてていきます。

この国際会議では、農業面汚染源を管理するための諸政策や技術を適切に指揮し、流域の利害関係者間で考え方や見方を共有し、さらには地方政府によって運営される持続可能な流域管理へのパラダイムシフトを探求する予定です。

■私は、第一セッション「流域管理のパラダイムシフト」で、お話しをさせていただきます。さて、これからサマリー、原稿、パワーポイントの準備と続きます…。こういう国際会議は全く不慣れなもので、かなりプレッシャーです〜。研究仲間からのサポートももらい、なんとかきちんと報告を終えたいと思います。

■フルマラソンに加えて国際会議…。頑張ります。

最近のラン

20130806run.png ■「大阪マラソン」に当選したにもかかわらず、練習ができていません。いけません。結局、7月もきちんと練習を積み重ねることができませんでした。「こんなんで、自分、ほんまにフルマラソン走れるんか!!」とどこからか声が聞こえてきそうな気持ちです。いけません。

■ということで、8月に入ってから真面目に練習をしています。2日、4日、5日、6日と走っています。ただし、まだ距離は5km程度です。5kmを30分程の時間をかけて走っています。6分/km程度のスピードです。今週末、金曜日からは福井大学に集中講義にいくので、できれば福井大学の近くも走りたいと思っています。切りが良いので、福井にいってから距離を7kmに伸ばそうかと思っています。福井のあとは、島根県の中海や宍道湖の調査なのですが、島根でも走ろうと思います。なんだか、付け焼き刃的な練習で、「こんなんでエエんかな…」と自分でも心配になりますが、仕方がありません。無理のない範囲で、練習を継続していきたいと思います。月末からは、週末に「ロング・スロー・ディスタンス(Long Slow Distance)」にも取り組みます。

■いや、しかし。こんなんでエエのかな…。心配です。

中央学区「夏祭」

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■日曜日、「大津エンパワねっと」でお世話になっている中央学区自治連合会の夏祭が、大津市の中心市街地にある中央小学校の校庭で開催されました。自治連合会や自治連傘下の団体の皆さん役員さんたち、それから小学校と幼稚園のPTAの役員さんたち、一致団結して夏祭を盛り上げておられました。「おお、すごい!!」と思いました。普段、この皆さん方が地域を支えておられるのですが、夏祭の会場には、一同に集まられるわけです。「地域の力」をドーンとを感じることになります。おそらく、夏祭に参加された多くの地元の皆さん方も、自分の「地域の力」を確認されたことと思います。

■夏祭の会場では、あちこちで楽しそうな会話が広がっていました。たとえば、ゲームのテントでは、PTAのお母さんが小学生の男の子に「○○くん、久しぶりやな〜。こんどは、地蔵盆の日やな」と笑顔で声をかけておられました。夏祭は、もちろん「楽しみの場」ではありますが、同時に、結果として「関係を再確認し強化する場」でもあるわけです。

■この夏祭には、中央学区の「子ども育成連絡協議会」でお世話になっている大津エンパワねっとのチーム「まねきねこ」が参加していました。彼女たちは、夏祭に集まってくる子どもたちに、自分用の「団扇」をつくってもらうブースを担当していました(写真・中段・中央)。「まねきねこ」の活動の目的は「子どもの遊びの場を作る」。前日は、この夏祭が開催されている小学校の校庭で「子ども育成連絡協議会」のサマーキャンプが開催されたのですが、そこでも活躍してくれたようです。

■また、すでに「大津エンパワねっと」を修了しているエンバワ4期生の枡田くんも参加していました。役員の皆さんと一緒に、焼きそばの調理を担当していました(写真・下段・右)。エンパワを終えたあとも、こうやって地域の活動に参加することを、地域の皆さんはとても歓迎してくださっています。素敵なことだと思います(枡田くんは、私のゼミで「北船路米づくり研究会」のリーダーとしても活躍しています)。

■で、私は何をしていたのか…。「大津エンパワねっと」を紹介するブースを担当していました(写真・中段・右)。といっても、夏祭ですので…。とりあえず、存在感だけでもと思っていたところ、6名程の方たちが「大津エンパワねっと」についてお尋ねくださいました。そのうちのお2人について。お1人は、「町家キャンパス龍龍」がある下百石町にずっとお住まいの方。もうお1人は、下百石町に最近になって引っ越してこられた方。3人で、大津百町のことについて、いろいろ楽しくおしゃべりをさせていただきました。地元の人の話しを、私が質問をしながら(ツッコミながら)盛り上げ、それを新しく来られた方達がお聞きになり、そこでまた質問が出てくる…。なかなか面白い展開になりました。「このパターンは使えるな!!」まちづくりの活動のヒントをいただいたように思います。

蓬莱・夏

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20130806kitafunaji1.jpg■「大津エンパワねっと」の学生たちの活動に付き添ったあとは、「北船路米づくり研究会」の活動です。北船路の指導農家宅にいきました。9月1日に開催する農村-都市交流イベントである「かかし祭」に関して、村の役員さんに相談をするためです。トップの写真は、18時前にJR蓬莱駅に到着したときのものです。向こうに琵琶湖が見えます。

■指導農家宅では、ゼミ生の安平くんが、指導農家一緒に野菜の収穫と配達の準備。村の役員さんに相談をしたあとは、指導農家ご夫妻や安平くんとともに、四条河原町にある協力飲食店に大量の夏野菜、ジャガイモ、玉ねぎを届けました。

「くれよん」と「おむすび」

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■8月3日(土)、中央地区で活動している「大津エンパワねっと」のチーム「くれよん」が、「町家めぐりツアー」を実施しました。自分たちで行った聞取り調査をもとに、「町家紹介BOOK」も作成しました。とっても残念なのですが、一般からの参加者はありませんでした。広報や募集の仕方がよくなかったものと思われます。こういう企画では、広く薄く呼びかける通常の広報のやり方とは異なる方法が必要だったようにも思います。

■今回のツアーは、チーム「くれよん」の4名、チーム「ぱずる」の3名、「大津の町家を考える会」の雨森さんと、そして私の9名でのツアーになりました。ツアーの中身自体は、とても良い感じでした。足を使って丁寧に調べた結果があらわれていたように思います。ツアーのあとは、ワンコインパーティを大津百町館で開催。もし、一般からの参加者がいらっしゃれば…。でも仕方がありませんね。

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■チーム「くれよん」の「町家めぐりツアー」が始まる前、「町家キャンパス龍龍」では、チーム「おむすび」が反省会を開きました。これまで、ご指導いただいた地域の方をお招きし、これまでの活動を振り返りました。こうやって反省会をもつことで、これまでの自分たちの活動の問題点に気がつくわけですが、それをどう今後に活かしていくか、そして後輩達(エンパワ6期生)にどのように引き継いでいくかの、そのあたりまで考えてほしいと思います。

最近の「大津エンパワねっと」

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■授業は終了しました。ただいま、試験期間中です。多くの学生は、試験も終わりかけの頃ではないかと思います。これから、「楽しい夏休み!!」になるわけですね。ですが、エンパワ5期生は頑張って、夏期休暇中のイベント等の準備に取り組んでいます。担当教員の方も、朝から3つ会議や打ち合わせをこなしました。

■ひとつめは、成績判定の会議です。教育プログラム「大津エンパワねっと」コースのなかにある「地域エンパワねっとⅠ・Ⅱ」は、通常の大学の教室で行う授業とは違います。簡単にいば、地域の皆さんと学生との連携のなかで「まちづくり」を実践するわけです。評価もなかなか難しく、評価の仕組みも工夫しなければなりません。私たち教員の方も、常に学生の指導や評価の方法をめぐって悩みながら改善の努力を行っています。

■ふたつめは、9月からはじまるエンパワ6期生の「地域エンパワねっとⅠ」の引き継ぎや打ち合わせです。「地域エンパワねっとⅠ・Ⅱ」の取り組みは、社会学部のある瀬田キャンパスに隣接する瀬田東学区と、浜大津駅を中心とした中心市街地の中央地区(中央学区が中心になります)の2カ所で行われています。前者の瀬田東学区では、9月から始まる6期生から担当教員がかわります。そのため、特に、授業開始の導入部分については、丁寧に引き継ぎや打ち合わせを行いました。

■そして、最後は「大津エンパワねっと」のカリキュラム改革に向けてのワーキング会議です。「地域エンパワねっとⅠ」は、現在、3セメスターである2年生の後期から始まります。地域の皆さんからは、地域の行事は4月から始まっていることから、できれば「地域エンパワねっとⅠ」の開始を半期早めてもらないか…というご要望をこれまでもいただいていました。また、学部内でなも、時間割が込み合うことから、「地域エンパワねっと」開始のセメスターを早める議論を行ってきています。ただし、セメスターを移動させるということは、新しいカリキュラムを再構築しなければなりません。また、これまでの旧カリキュラムと新カリキュラムとの調整にも相当苦労することになります。というわけで、現在、「必死のパッチ」になってエンパワ担当教員でセメスター移行に伴う対応策をどするかということに取り組んでいます。

■ところで、明日は「町家キャンパス龍龍」で13時からチーム「おむすび」が反省会をひらきます。お世話になりご指導くださった地域の皆さんも出席されます。自分たちの活動のどこに問題があったのか、改めて振り返りを行い、問題点を改善して、残りの活動に取り組みます。15時からチーム「くれよん」のまち歩きのイベントが開催されます。明日は、この2つの活動に付き添うことになります。そのあとは、ゼミでおこなっている「北船路米づくり研究会」のイベントの打ち合わせで、湖西の蓬莱にある北船路という集落までいきます。そして明後日は、お世話になっている中央学区自治連合会の夏祭りに「大津エンパワねっと」ブースを置かせていただき、地域住民の皆さんに「龍大のエンパワ」に関する情報提供を行います!!というわけで、本日は、ブースにおく「町家キャンパス龍龍」に関係資料や看板を持ち込みました。

近鉄特急「しまかぜ」


■鉄道ファンではなくても、近鉄特急「しまかぜ」のことをご存知かと思います。それほど有名ですね、この特急。「しまかぜ」は、大阪難波駅・近鉄名古屋駅・三重県志摩市の賢島駅の間を1日1往復する特急です(水曜を除く)。定員も限られています(従来の特急列車の半分以下138人)。贅沢にできています(個室とサロン席を除く全席がプレミアムシート、カフェ車両も備える)。予約するのもなかなか大変だそうです。近鉄の公式サイトでは、次のように説明されています。

伊勢志摩の晴れやかな空をイメージして、車両はブルーを基調にカラーリング。先頭車両の6枚のガラスを用いた多面体のフロントデザインは、シャープさと躍動感を表現しています。

志摩に吹く風の爽やかさをイメージして命名しました。颯爽感と上質さを兼ね備えたこの特急を多くの方にご利用いただくことで、伊勢志摩地域へと新しい風を呼び込みたいと考えています。

■素朴な表現ですが、カッコいいです!! 子どもみたいですが、本当に、カッコいいです!! いつか、乗ってみようと思っていますが、いつのことになりますかね〜…。


■こちらの動画も、エエ感じですね~。「しまかぜ」と「アーバンライナー」が並んでいます。すばらしい!!

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